深谷駅から旧日本煉瓦製造の専用線跡の散策

2018/04/02 - 2018/04/02

ＪＲ高崎線の深谷駅は何度となく通過していましたが今回初めて下車しました。
今回は深谷駅から旧日本煉瓦製造（株）の専用線を旧中山道を交差する地点までを散策しました。
廃線跡のレールは撤去されていましたが遊歩道と自転車道になっていました。

エリア 深谷・寄居(埼玉)

深谷駅構内から見た深谷駅舎
上野、東京方面

深谷駅構内から見た深谷駅舎
高崎方面

東京駅そっくりです。
いつも通過するだけでしたが下車して正解でした。

深谷駅 駅

東京駅は深谷駅経由で日本煉瓦製造で製造された煉瓦が70km以上離れた東京駅まで鉄道輸送されて使われた訳です。

しかし、深谷駅に使われてあるのは一見するとレンガに見えますがレンガ風のタイルを貼っただけです。

関東の駅百選に選ばれている由緒ある駅なのです。

橋上駅なのでレンガが線路上に剥落する可能性が指摘されたためレンガ風のタイルを使用したそうです。

駅前の自販機もレンガ風です。

駅前の花壇には旧日本煉瓦製造（株）のレンガが使用されています。

駅前の像はもちろん渋沢栄一です。

レンガ一色の深谷駅前です。

渋沢栄一ゆかりの地

深谷駅を後にして旧日本煉瓦製造（株）の専用線の散策を続けます。

駅前から延びる旧日本煉瓦製造（株）の専用線は線路こそ撤去されていますが跡地は残されています。

要所には当時の写真と共にかつては鉄道があったことを示しています。

歩行者と自転車をレンガで道を別けています。

専用線の鉄橋は当時のまま使用されています。
架線のある方は高崎線です。

手すり等を付け加えているので普通の橋のようになっています。
手すりもレンガ風になっています。

橋の横には説明案内板が

微妙にカーブしているのが鉄道線路跡の特徴です。

自転車と歩行者用に分かれた線路跡は続きます。

中央に緑の植え込みがあり市民の生活に役立っています。

専用線は旧中山道と交差します。
ここには深谷宿東の常夜燈がありここからが深谷宿の宿場内となります。

私はここから深谷宿の宿場内の散策を続けます。

ここにも専用線と常夜灯と踏切の写真が掲示してあります。
昭和の風景が大変懐かしく思いました。

旧深谷常夜灯横の専用線は工場まで続きますが私はここまでとします。