スロバキア旅行では中部にあるポプラドに宿泊し、周辺の見どころをいくつか回るスタイルにしました。<br />（1日目）ドブシンスカ氷穴　←今回はこれ<br />（2日目）スピシュ城とレヴォチャ、ケジュマロクの教会<br />（3日目）ロムニツキー・シュテート<br /><br />ドブシンスカ氷穴は世界遺産で、ハンガリーとの共同で「アグテレク・カルストとスロヴァキア・カルストの洞窟群」として登録されています。

スロバキア旅行(1)　真夏のひんやり世界遺産ドブシンスカ氷穴

10いいね！

2022/08/12 - 2022/08/12

19位(同エリア27件中)

エリア

その他の観光地(スロバキア)

旅行の満足度: 4.0

今回はロンドン・ルートン空港からスロバキアポプラド・タトリ入り！

今回利用したWIZZ airの備忘録。
・事前にネットでチェックイン（All Inチケットは30日前から可）＆搭乗券を要プリントアウト
・2時間前空港必着
・預け荷物がなければチェックインカウンター立ち寄らず直接セキュリティチェックへ行ってOK
・鞄の個数は要注意
・優先搭乗できるチケットでも搭乗時結局バス移動だった。それでも荷物入れる場所がなくなるので優先搭乗にした方が無難。

ちなみに、コロナ禍を終了したヨーロッパの大きな空港ではあちこちで人員不足による大混乱があると報道されていましたが、今回利用した空港はすべて混乱なし＆大幅な遅延等もなしでした。
ロンドンはストも企画されていましたが、滞在日がたまたま外れていて何の影響もなく過ごせました。
個人的111ヶ国目スロバキア入国！
なぜか今まで来る機会がありませんでした。
空港はザ・地方空港のいでたち。後ろにはタトラ山脈がおめみえ。
この日にロムニツキー・シュテートに行ければよかったのですが、ロープウェイの予約を別日にとっていて行けず残念。
空港からは公共交通機関はなく、タクシーで移動のみ。

ドライバーは英語の通じないオッサン。ポプラド駅まではメーターは回さず10ユーロといいます。
ペラペラのふざけたマスクをしていますが咳き込んだりして、まだこの時は帰国時PCRが必要だったため緊張が走りますｗ

駅近くのホテルエウロパで降りましたが、メーターは5.9ユーロ。まあまあぼってますね。

タクシー
9:47 ポプラド空港→9:52 ホテルエウロパ
EUR 10（言い値）

今回はホテルエウロパに宿泊。隣がバスターミナルで本当に便利。
荷物を置いて、早速ドブシンスカ氷穴に向かいます。
ドブシンスカ氷穴行きの時刻表はこちら（2022年訪問時）。
Stratená, Dobšinská Ľad.Jask.(Ľadová Jaskyňa)がそれです。

いろいろなマークが例外事項を表しているので非常に厄介。
現在10:00すぎなので11:15がありますが、56というマークは・・・？

凡例を見ると12月24日・25日運休という意味なので、この日は運転します。よかった！
チケットは運転手から買うスタイル。現金のみ、1セントと2セント硬貨は使用不可でした。

バスは5分遅れで出発。

バス
11:20（5分遅れ）ポプラドAS→12:06 ドブシンスカ氷穴
EUR 2.10
一応こんな張り紙もありました。
バス車内ではFFP2マスクを着用してくれという話ですが、運転手からして着用していない状態です。

私は一応FFP2マスクを着用していました。
山道をのぼり、ドブシンスカ氷穴バス停に到着。
着いてすぐに帰りのバスの時刻をチェック。
15:20, 15:25, 16:03あたりが使えそうですが・・・。

15:20
日・休日運行、12/24,12/25,4/17は運休

15:25
金運行、ただし12/24-1/7, 2/4, 2/25, 4/15, 7/1-9/2, 10/28は運休し、2/3, 4/13, 6/30, 10/27は運行

16:03
12/24,12/25は運休

ということで16:03になりそうです。4時間もある・・・！
写真手前側がポプラド側です。
右の建物はレストラン2軒、トイレ（有料。50セント）などがあります。

ツーリストインフォもあるにはありますが、行ったときは特に何のインフォもありませんでした・・・。
門をくぐって中に行きましょう！
ドブシンスカ氷穴は世界遺産に登録されています。
夏のみのオープン（2022年は5/15から9/15まで）かつ月曜休なので要注意。
こんな山道をのぼっていきます。
受付なども特にないので、知らなければ本当にこの道で合ってるか心配になるかも。

途中、小さなジップラインなどがあり、お子さんがいても楽しめるようです。
洞窟入口はまだまだ先・・・。
このあたりから本格的に山道っぽくなります。

道は整備されているのでスニーカーで十分ですが、まあまあ急な坂道が続くのでそれなりの体力は必要と思います・・・。
12:30

上り始めて17分。チケット売り場に到着です。
自由に入ることはできず、時間制のグループで入ります。訪問時はどのグループに入ってもOKでした。

撮影料は別に取られ、ステッカーを服に貼るスタイル。1人であれば撮影ステッカー1枚でカメラ・ビデオ・スマホすべてOKです。

ドブシンスカ氷穴
入場料 EUR10
撮影料 EUR10
現金のみ
12:40はスロバキア語、12:50はポーランド語、13:00はまたスロバキア語・・・。
英語のはいつなんだと思い受付に聞くと、40人以上集まらないとやらないとのこと。

もう適当にポーランド語ツアーに参加しちゃいます。
こちらが入口です。前のグループが出てきましたが、結構な着込みよう！

中は氷があるわけで当然氷点下なのですが、実際は動いていればあまり寒くなく、長袖（薄目なら2枚）＋パーカーで十分でした。30分だけだし、ダウンはいらないかな。
中はこのような金属の通路の上を歩きます。
濡れている箇所もありすべりやすいです。
下り始めたばかりですが、すでに右に氷が！
氷のトンネルみたいになっています。
人の背丈をはるかに超える氷の塊！
イチオシ

氷の世界遺産の看板！おしゃれ！
こんなの初めて見ましたｗ
氷の壁を横目に今度は上り・・・。
氷のトンネル！
グループの最後尾から振り返ってみたところ。
そういえばライトはグループが去ると消していました。溶けちゃうのかな？
13:15

後半になって徐々に氷の柱が登場。
かなり立派なのもありました。
やや広めのスペースもありました。コードがちょっと残念ｗ

ドブシンスカ氷穴は1946年まで市民のスケート場だったというのもわかる気がします。
13:27

30分のグループ行動が終了。
歩いたのは全長1.5kmのうち500m程なのですが、ちょうどいいくらいの長さかな。
下山すること17分。
バスは16時頃ですが、このときは14時前。

食事でもしますか。
レストランは2軒、ソーセージなどを売るキッチンカーもあります。

屋外の席が空いていたのでこちらのビストロをチョイス。
Gemerské guľkyというゲメル地方伝統の豚肉のミートボールにしてみました。
やさしい塩味にやさしい胡椒がやさしいアクセントになっています。肉は若干ポロポロするのでつなぎは使っていないのかも？
キャベツの千切りはやさしい酸味があり、ドイツのザオアークラオトのような、東欧でよくある味。

おいしかったです。ごちそうさま。

ランチ＠BISTRO（クレカ可）
Gemerské guľky　EUR 7.50
紅茶　EUR 2
だいぶ時間が余っちゃいましたが、バスの時間までのんびりするしかありません。

廃墟・・・。
16:07

2分遅れでバスが登場。ポプラドに戻ります！

バス
16:07 ドブシンスカ氷穴→16:56 ポプラドAS
EUR 2.10
この日は本当に晴れていていい気持ちでした。
ポプラドのバスターミナル（AS）に到着。

ドブシンスカ氷穴は車がなくても行けますが、この日（金曜日）は13:00ポプラド発で行き、16:05氷穴発で帰るのがちょうどよかったかも。
ポプラドのバスターミナルのインフォでは英語で時刻を聞けるので、ベストの時刻を聞いてみるといいと思います。