やっと行けたけど。北海道乗りつぶし2022夏の陣は大アクシデント祭り vol.2 【まったく予定になかった道南未乗路線乗りつぶしへ】

2022/08/10 - 2022/08/13

ご覧いただきましてありがとうございます。

昨年からコロナ、大雪、地震と延期しまくっていた北海道乗りつぶし。いよいよ実現の運びとなりました。
お盆休みを最大限使って全行程4泊5日。きっぷも無事手配し、2年越しの実施に喜びもひとしおです。
だがしかし、出発して次々に私を襲うアクシデント。こうなるなんて予想もできませんでした。
私は北海道に嫌われているのか？それとも何かの暗示か？行く先々で予定を変更しながら進む、私史上、初の大迷走となりました。全6話構成でお送りします。

前回、八戸から「予定通り」にシルバーフェリーで苫小牧へ。無事、渡道を果たせた所までお送りしました。
さて、鉄道不通により当初の予定の道北への道は絶たれてしまい、思案に次ぐ思案の結果、別な機会にと思っていた道南地区の未乗路線の乗りつぶしへと切り替えました。こういう時はいつまでも悩んでいてもしょうがないんです。
急きょ、時刻表をめくって組んだプランを乗りつぶします。

それでは参りましょう。

※表紙：室蘭本線母恋駅にて

エリア 苫小牧(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

シルバーフェリーで苫小牧に着いた。
本当ならば、今日は稚内を目指していたのだが、ご覧の通り、宗谷本線は大雨で土砂流出で不通。乗る予定だった特急列車も運休。おまけに夕べ、宗谷地方で震度5強の地震も発生しているのでここは冒険しないほうが良いと判断。
やむなく列車、ホテルを急きょキャンセルした。
出鼻をくじかれた格好。
まあ、私らしい旅行記といえばそうかも　笑

※画像はJR北海道のウェブサイトの運行情報より引用。

「おれの行程は無問題」と手稲ゆきの電車に意気揚々と乗り込む、ここまで同行して来た「タマちゃん」
石投げたろか　怒

彼とは苫小牧で別れた。

私はどうするかと言うと・・・

苫小牧駅 駅

気持ちを切り替え、道南未乗路線乗りつぶしをすることにした。
まずは、室蘭本線の末端区間である東室蘭～室蘭間をつぶしに行こう。
幸い、特急以外は今回は18きっぷを持っているので気ままに乗り降りできるのだ。
まずは、おあつらえ向きに苫小牧7時1分発の室蘭ゆきがあったからこれに乗る。
50系客車を改造して気動車にしたキハ143系。これも置き換えが決まった。

車内はセミクロスシート。
ボックス席は4人用と2人用の組み合わせ。

おい、JR北海道、窓が汚いぞ。

苫小牧発車。
がらがらなのでローカル線の模範的な乗り方で行こうか。

外は霧が濃い。のではなく、窓が汚い。
もう汚れと言うよりは染みになっている。雪害もあるのだろう。車両はかなり痛んでいた。

7時27分、白老。
車内は室蘭へ向かうと思しき、高校生で混んで来た。

白老駅 駅

8時10分、東室蘭へ。
ここで10分停まる。乗客はごそっと降りた。

東室蘭駅 駅

未乗区間へ入る。
御崎(みさき）駅。

ここまでお見苦しい画像、失礼致しました。
廃車前提なのか汚れが取れないのか車窓を楽しむ乗り鉄には厳しいJR北のクルマだった。
(ちなみに東の701系や東海の211なんかも汚かった）

8時32分、終点の室蘭へ。苫小牧から１時間半で来た。
まずは室蘭本線末端区間を完乗。室蘭本線は未だ、苫小牧～岩見沢間が未乗。

室蘭駅 駅

乗って来た列車は、折り返し東室蘭ゆきとなる。
この区間は比較的、列車本数が多いが、この先寄りたい駅があるのでこの列車で折り返す。

さて、ちょっと時間があるので駅舎を見に行こう。

駅舎は円形だ。
有人駅でみどりの窓口もある。

外から見るとこんな形。
ちょっと駅には見えない。

折り返し時間が11分なのでそそくさと戻る。
スロープのある頭端式ホーム。

乗り込む。

降りたのは室蘭の次の駅、母恋(ぼこい）

母恋駅 駅

一度、降りてみたかった駅。
フォローさせていただいている「ステファニーさま」の旅行記を見て気になっていた。

2020夏～秋　北海道プチ移住【休日のお出かけ編】①まずはJR北海道全線完乗しとく　ラストは室蘭本線・前編
https://4travel.jp/travelogue/11666721

まずは跨線橋からかじってみる（かじる言うな）

おお～、いい感じで廃れているぞ。

そして駅舎側のホーム上屋。
この重厚な造り。まさに「本線」にふさわしい。

北海道おなじみ、ホーロー看板。
あれ？なんか変。あ、下にあったサッポロビールの広告がない！

なんでも。2022年から主要駅だけデザインを一新して再掲載し、それ以外の駅のものは撤去する方針だとか。

「本場の味　サッポロビール」が無いなんてなんのために北海道に来たんだ（おおげさ）

さて、気を取り直して駅舎へ。
だるまストーブを囲むベンチ。これは冬に訪れたい。絶対、あったかいヤツだ。

「母恋めし」の売店は閉まってた。
「母恋めし」は北寄貝の炊き込みご飯のおにぎりを中心としたお弁当。製造元のサイトによると、現在、北寄貝が禁漁とのことで安定供給が出来ず、一時的に販売を停止しているそうだ。食べてみたいね。

駅舎も撮っておこう。
味のある木造駅舎だ。

ラッチ外から1枚。
18きっぷのポスターにもなっただけあってなかなか良い雰囲気だ。

9時1分発の登別ゆきに乗る。
あ、デクノボー、いや、デクモが来た。(H100形）
電気とディーゼルエンジンで走るディーゼルエレクトリック方式を採用した、JR東のGV-E400と同じ設計。前照灯が4灯なのは北海道らしい(雪の日の視認性確保のため）
JR東のいわゆる「文鎮列車」の寒冷地仕様。

ドアがコーポレートカラーの萌黄色なのはJR北海道の車両の特徴。
あとは、漂うJR東感。

よかったよ、母恋駅。

やがて本線と合流。

9時14分、東室蘭へ到着。
この先、苫小牧方面の適当な普通列車がないので・・・

東室蘭駅 駅

すずらん5号で苫小牧までワープする。
昆虫顔のJR北の特急車両好き。

がらがら。席は選びほうだい。

北海道に来たら「うらら」だよね。
「うらら」はJR北海道キヨスクのオリジナル商品。
今日は熱中症予防もあるのでアルコールは夜まで控える。

DF200「レッドベア」に見送られ東室蘭発車。

登別。

登別駅 駅

白老。
さっき、鈍行でだらだら走って来たルートを特急であっという間に戻る。

白老駅 駅

40分ほどで苫小牧に戻って来た。
やはり特急は速い。

苫小牧駅 駅

あ、苫小牧駅のホーロー看板には「サッポロビール」が残ってる。
やっぱり北海道の駅名標はこうじゃないと。

さて、今度は「北斗」で函館へ。んなこたない。
下の日高本線、鵡川ゆきに乗る。
ちょうど30分の乗り継ぎで鵡川ゆきに乗れる。急ごしらえにしては、うまくダイヤが繋がって嬉しい。

10時32分発、鵡川ゆき2225Dは、恐竜(むかわ竜)ラッピングのキハ40。
幸先よく、キハ40に乗れる。釧路地区では全廃されたが、まだまだ道内で活躍中。

単行(1両)気動車はほぼ満員の盛況。時節柄、同業者が目立つ。かろうじて２人掛けのボックス席にありつけた。

ベンチレータ―があった。
レバーの穴に長い棒の先端をひっかけて車掌が操作していたな。今も使っているんだろうか。

「おつまみ」つき

苫小牧発車。
かつて様似まで伸びていた長大ローカル線の日高本線もいまや、鵡川まで。わずか30分ほどのショートトリップになってしまった。

苫小牧から次の勇払までの駅間が半端なく長い。10分かかった。調べたら13kmもある。

勇払駅 駅

厚真川を渡る。

原野のような景色だ。

THE 北海道な貨車駅は浜厚真。
貨車駅も最近は数を減らして来ている。

浜厚真駅 駅

浜厚真といえば、新日本海フェリーの苫小牧東港への隠れた最寄り駅。
ただ、公共交通機関は一切ない。タクシーも居ない。徒歩のみ。

フェリー利用者の間では結構メジャーみたい。
ちなみにわが、フォートラの「オーヤシクタンさま」もこの駅から歩いてました。
さすが～

↓参考までにオーヤシクタンさまの浜厚真駅が登場する旅行記。
SHKフェリー日本縦断旅・その6.虎杖浜→苫小牧→浜厚真ケチケチ移動記
https://4travel.jp/travelogue/11751704

何処の国ですか？って雰囲気の浜田浦。

浜田浦駅 駅

苫小牧から30分で終点、鵡川へ。

鵡川駅 駅

終点になってしまった鵡川駅。

様似方は、草ぼうぼう。
もう二度と列車が走ることはない。
様似から国鉄バスで襟裳岬へ。さらにバスで広尾線の広尾へ抜けていたのはもう昔語り。

乗って来た人たちの同業者はほとんど折り返すようだ。

エンド交換しているうちに既に帰りの列車の乗車列が出来ていた。
同業者オンリー。全国からの精鋭たちであろう。

かろうじて車端部のロングシートに座れた。
運転席の扇風機にJNRマーク。

ちょっと昼寝しているうちに苫小牧へ。
片道30分の短い「本線」であった。

苫小牧駅 駅

北海道の駅の好きなところ。
「列車別改札」
いまは自動改札でスルーなのだが、いまだに「ただいまより11時59分発、特別急行北斗5号札幌ゆきの改札を始めます」という放送が流れ、発車標に「改札中」の橙色のランプが点灯するのが良い。

その北斗5号は、9月で引退するキハ281系だった。
函館～札幌間3時間切りを達成したスーパー北斗は記憶に新しい。いまの北斗はだいたい3時間40～50分程度かかっているようだ。

さて今度は、苫小牧12時14分発の普通列車ほしみゆきに乗って札幌まで行く。
ゲンコツのような厳ついマスクの733系。

北海道もロングシート増えたね。
でも、なぜだろう。JR東の車両程、嫌悪感がない。座り心地も良いし。

片開きドア萌え。

苫小牧、発車。
この区間は何度も乗っているので札幌まで寝て行こう。

ドアが気になってしょうがない　笑

ぷしゅ～、がらがらがら～

南千歳。
むかしの千歳空港駅。
快速エアポートに乗り換えれば札幌へはこの普通列車よりは早く着くのだが、急ぐ旅でもないしこのまままったり座って行こう。

南千歳駅 駅

札幌が近付くにつれ、車内も混んで来たのでいよいよもって爆睡体制に入る。
気が付けば札幌。乗り心地よかった。

札幌駅 駅

さて

7年ぶりの札幌駅。
腹減ったなあ。あの店はまだあるかな？？

あった～
7年前にはまなすに乗る前に腹ごしらえしたラッチ内の蕎麦屋。まだあった。

北海道そば 蕎麦紀行 グルメ・レストラン

幌加内そばを使ってるそうだ。
有名だよね、幌加内蕎麦。

このクソ暑いのに前回の福島に次いで、温かい蕎麦を食らう。
でも、駅そばって真夏でも暖かい蕎麦食べるよね？共感いただけますかね？

お腹も満たされて、次の路線行きます！
これもまた予定にない路線。

次回へ続く。

この旅行記へのコメント （12）

• フロンティアさん 2022/09/10 18:06:54

  いろいろ

  　こんにちは。久々にコメントします。
  　まずはせっかくの道北訪問、不幸にも行けなくなってしまい残念に思います。お見舞い申し上げます。
  　その為、室蘭本線・日高本線にご乗車されたようですね。
  　室蘭本線では電化前の札沼線(主に札幌～北海道医療大学間)で活躍していたキハ１４３系が活躍していますが、ロングシートの電車に置き換えられるそうで、活躍中にご乗車できて良かったと思います。
  　ただ母恋で母恋めしを入手出来なかったようで、ただ昔と製造業者は異なるそうで、それでもよければ室蘭駅改札外の売店や東室蘭駅改札外の売店でも売っていたのを見掛けましたので、機会があればいかがでしょうか？(僕は既に頂いたことがありますが、敢えてコメントは控えます。)
  　あと東室蘭から苫小牧までの「すずらん」は７８９系に当たりましたか・・・行程重視の為仕方ないですが、あの列車、基本的には７８９系の他、札幌～旭川間で運転していたかつての特急スーパーホワイトアロー(特急カムイの一昔前の列車名)で使用されていた７８５系という車両が使用されていて、その７８５系は特急すずらんでしか乗ることが出来ないので、稀少価値が高いと思います。かなり古いので引退の可能性はあるかもしれません。
  　Akr様がランチで利用された「蕎麦紀行」、北海道に行くとよく利用します。ランチでは利用しませんが(苦笑)、夕食後さらに軽く頂きたい時に訪れ、その際は僕も温かい蕎麦を頂きます。但しかき揚げではなく、かしわそばをチョイスしますが・・・(あっさりしたものを頂きたい時に利用するので・・・)
  　少しだけ脱線しますが、横浜駅の濱そばや千葉駅の菜の花そば等ではかき揚げうどんを頂きます。(揚げたてのかき揚げを頂ける可能性が高いので・・・)
  　ただてっきり、ホーム上にある札幌駅立売商会の立ち食い蕎麦を利用するかと思っていたので、意外でした。(気を悪くしたら申し訳ありません。)
  　なお、蕎麦紀行、１～２年位前までは幌加内のみではなく、時期により道内いろんなところの蕎麦を使用していましたが、理由はわかりませんが、幌加内そばのみを使用するようになりました。
  　例のごとく、長くなり恐縮ですが、ご容赦戴ければ幸いです。
  
  トラベラーネーム　フロンティア
  

  Akrさん からの返信 2022/09/11 08:33:00

  RE: メインが乗りつぶしなので代案もすんなりと。

  フロンティアさま
  
  おはようございます。
  早速、旅行記をご覧いただきましてありがとうございます。
  
  道北は残念ではありましたが、大雨、地震と自然災害には逆らえませんので潔く諦めました。リカバリー案として何れ訪問しようと思っていた道南地区の未乗路線を乗りつぶしすることに決めました。この案にたどり着くまではさほど時間を要さずに決まりました。乗りつぶしがメインなもので必然的にこうなります。
  
  わが宮城県も北寄貝の産地でもあり、県南の亘理町ではほっきめしが名物であり、北寄貝は馴染みの食べ物なので、母恋めしは一度、食べてみたいと思っていました。まあ、母恋は駅舎メインで降り立ったので、十分見学が出来たので満足です。
  
  すずらんの785系運用は苫小牧で見かけました。
  あの低運転台の顔の方が好みです。スーパーホワイトアロー、懐かしいですね。旭川の地上駅に停まる姿を思い出します。
  
  札幌駅の「蕎麦紀行」は旅行記本文でも書きましたが、以前、はまなすの乗車する前に腹ごしらえで寄った店で駅構内の蕎麦屋にしては味が良かったので再訪問しました。私は温かい蕎麦というとかき揚げが定番ですね。ナントカの一つ覚えとも言いますが　笑
  
  今年の北海道の夏は暑かったですねえ。
  当初の予定では稚内や根室へ行くので長袖も持って行ったのですが半袖で十分でした。それでも朝晩はひんやりとした風が吹き、秋が近いことを体感しましたね。
  
  Akr
  
  
  

• とのっちさん 2022/09/10 11:40:53

  急ごしらえとは思えない！

  Ａｋｒさま
  
  こんにちは。周回遅れですみません。
  
  急遽仕立てたリカバリー案がすばらしい！窓が汚い（しかも２重窓）のは仕方がありませんが、いよいよ先が見えたキハ１４３形に当たってよかったです。乗りつぶしがてら母恋駅も押さえていらっしゃいますね。昔、名前に惹かれて地球岬に歩いて行くときに降りたことがあるのですが、列車はなくなっても岬がなくなることはまずないので（笑）観光せず手ごろなところで「北斗星」撮っとけばよかったとたいへん後悔しております。母恋めしは私も食べてみたいです。ホーロー看板の下のサッポロビールがなくなっていたのは私も衝撃的でした。それにしてもＨ１００形が増えましたね～当たらないように気をつけたつもりですが、たくさん当たりました（笑）。
  
  「すずらん」ワープはまるで最初から計画を立てていたかのようにきれいでした。船の中で急ごしらえしたとは思えません。日高線はあんな感じだったんですね～（この時点では？）晴れてうらやましいです。真っ暗だし雨だし何も見えなかったので、浜田浦のどこの国ですか感も一切味わうことなく、時間帯の割には妙に混んでる（関係者ばかり）キハ４０で鵡川ピストンしたのでした。全国から集まった強豪たちを後目にベンチレーター、扇風機、窓のつまみなど高レベルの取材をありがとうございます。新車は送り込まれるは営業キロは減るはで、キハの運用がいつどうなるかわかりませんからね。最後の「スーパー北斗」は日本一かっこいいキハでしょう。最後の活躍を見られてよかったです。去年の５両は拍子抜けしましたが、今年のお盆前はちゃんと７両だったので特急としての見栄えが全然違いました。
  
  とのっち

  Akrさん からの返信 2022/09/10 14:36:24

  RE: うまく繋がりました。

  とのっちさま
  
  こんにちは。
  コメントありがとうございます。
  
  行けなくなったのはもう仕方ないので現地へ向かっている限り、さっさとリカバリー案を作らないと時間が勿体ないですよね。そこで思いついたのが乗ってない路線を片っ端からやっつけよう。でした。おかげで終焉間近のエンジン付き50系客車に乗れて良かったです。
  
  一般人ですと「どうして室蘭まで行って地球岬行かないのか？」と言われますが、地球岬行ってる暇あったら1路線でも多く乗りつぶしたいんです。有名観光地の最寄り駅まで行って折り返したり電車の乗り継ぎだけだったりは「組合員あるある」です。
  母恋駅はよかったです。降りる価値はありますね。幹線ならではの長いホームと古びた駅舎＆跨線橋がいい味出してました。
  
  駅のホーロー看板の「サッポロビール」が無くなったのはかなりショックです。アレで北海道に居るんだ！という実感が湧いたのに。新しいヤツはピンと来ませんでした。新しいデザインは大きな駅にしか付けないようですね。
  今回の旅では、私はH100は1回だけであとは回避できました。むしろキハ40にたくさん乗れて良かったです。
  
  「すずらん5号」のおかげで日高本線が繋がりました。
  ローカルでは鈍行でうまく繋がって行くのは日に数本だけとかありますね。
  日高本線は様似まで乗ってみたかったです。札幌から急行えりもで(いつの時代だ）
  お盆である程度覚悟はしていたのですが凄い数の同業者でした。ほぼ全員鵡川ターンというのも。よく考えてみたら一般人は数名でした。これがローカル線の現実なんでしょうね。じゃなければ災害でも復旧させますから。
  
  もう何日かでキハ281も引退ですよね。
  やはり特急車の形式の十の位は「８」なんですね。「６」や「７」じゃダメなんだなあ。今後、281が少しだけ絡んで来ます。
  
  お楽しみに。
  
  Akr
  

• つららさん 2022/09/07 19:36:49

  駅そばは匂いにつられるので、温かいお蕎麦に

  Akrさま
  こんばんは。
  
  衝撃の変更後行程が始まりましたね。
  ホテルも変えないといけないし、乗りつぶしの計画とJR北海道の路線全体を俯瞰できていて、かつ迅速な判断と手配が必要だったのでしょう。まさに神対応です。
  そこで道北はやめて、まずは室蘭本線でしたか。
  
  母恋駅は私も行きたい場所でした。
  もっとも、「母恋めし」目当てですけど。
  ほっき貝が大好物なので、冷凍の母恋めしおにぎりをお取り寄せしようとしたことがありますが、北海道から関西までの送料におじけずいてやめました。（え、そこまで 笑）
  母恋駅はあの待合室の感じから田舎にポツンとあるのかなと勝手にイメージを膨らませていだのですが、そういうのではなくて、大企業の工場や住宅地があるような街中にあることを最近知りました。立派で素敵な駅というカテゴリーなんですね。
  
  私は「すずらん」に反応してしまいましたが、変でしょうか？　室蘭とか苫小牧のあたりは電化されているのに走っているのは気動車がほとんどの中、「すずらん」は電車ですよね。ちょっと応援したい。
  
  日高本線は複雑な気持ちになりました。JR北海道から留萌本線の廃止についての発表があったこともあり、北海道の鉄道網がどんどんズタズタになっていくことを、あの草ボーボーで目の当たりにしている感じがあります。キハ40のJNRマーク付き扇風機は和みますけれど。
  
  札幌で温かい駅そばを召し上がってご自身に充電、次はどのような展開になるのでしょうか。
  たしか、お盆は豪雨やら台風やら…。
  
  つらら

  Akrさん からの返信 2022/09/08 14:25:49

  RE: 現場対応は大変ではありますが楽しい？

  つららさま
  
  こんにちは。
  コメントありがとうございます。
  
  もう道北へは行けない事が決まったのでぐだぐだしていてもしょうがないので速攻で道南乗りつぶしプランに変更です。もともと、道南地区の未乗路線は乗りつぶしに行く予定でしたのでそれが今回になったと思えばいいかなとポジティブ志向で行く事に。そこで苫小牧から比較的近い室蘭と日高本線に目を付けました。
  
  母恋駅は降りるつもりでいたので今回も列車を１本遅らせて降りてみることに。
  結果、よかったです。幹線らしくホームも長いのですが雰囲気が最高です。駅前は普通に街並みが形成されていまして駅構内とのギャップが良かったです。
  私も母恋めしは一度食べてみたいです。北寄貝の炊き込みご飯なんて美味しくない訳がないでしょう。
  
  「すずらん」は確かに道南地区では唯一の電車特急です。
  そして東室蘭〜苫小牧間は電化区間にもかかわらず、ここを走る「電車」はなんと「すずらん」のみなんですよ。鈍行はすべてキハなんです。貨物もＤＬ牽引ですし、なんとも勿体ない感じがしますね。789系、かっこいいです、昆虫顔は緑より銀のほうが好みです。
  
  この「すずらん」があって日高本線もうまくダイヤが繋がりました。
  あんなに長い日高本線がいまや鵡川止まりになってしまったとは・・・以前から北海道乗りつぶしでネックになるのは日高本線だなあって考えてみましたが、ごっそり無くなってしまうとは夢にも思いませんでした。寂しいですね。
  
  札幌駅では以前、はまなすに乗った際に発車前に寄ったラッチ内の蕎麦屋さんが営業していたので思わず入ってしまいました。なぜか真夏でもあの出汁の匂いを嗅ぐと温かい蕎麦を食べたくなります。以前も甲府で37度くらいの酷暑日にもかかわらず山菜蕎麦を食べたことがあります。意外と、駅そば屋では冷たい蕎麦を食べたことがないのです。面白いものですね。
  
  次回は札幌のあの未乗区間をやっつけに行きます。
  まだまだトラブル続きます　笑
  
  Akr
  
  

• 毛利慎太朗さん 2022/09/06 20:49:25

  駅看板に食いつきます。

  Akrさま、こんばんは。
  前回は宗谷本線の長期運休で、計画変更を迫られ、見てるこちらも冷や冷やしましたが、ラインで先月ご教授いただいたやうに、母恋と日高本線行かれたんですね、なるほろ、札幌ってなわけです。
  ところで、稚内のホテルをキャンセルされたってことは、泊（古宇郡）、いや、泊まりはどうなったかちょっときになりますね、お盆時だから余計に
  某大物トラベラーさまみたいに「快〇クラブ」かな～なんて予想しましたが…
  
  それはさておいて文中で気になったのは「サッポロビール」の看板です。
  今年度から順次置き換えられているとのこと、紺の駅名と赤い「サッポロビール」ってのがなかなかインパクトありますね。
  本州のホーロー看板だと、紺の看板だけですもんね。
  調べてみると、何パターンか存在し、札幌市内だと「札」の字が入ったり、苗穂駅では「サッポロビール園」仕様で、函館に行くと従来型のほか、浅黄色のものもあります。
  函館の浅黄色に関しては、「北海道日高ヨーグルッペ」みたいな塗装です。
  
  参照
  http://pupupukaya.sblo.jp/article/188919984.html
  
  北海道日高ヨーグリッペ
  http://www.hidaka-milk.co.jp/product/yoghurppe
  
  ＝毛利慎太朗＝

  Akrさん からの返信 2022/09/08 14:09:08

  RE:ホーロー看板も北海道の鉄道旅の楽しみ

  毛利慎太朗さま
  
  こんにちは。
  コメントありがとうございます。
  
  いやあ、今回は本当に振り回されます。トラブルは慣れていますがこれだけ多いとさすがに焦ります。移動中は寝てるか時刻表とにらめっこしてるかといった感じでした。でも、駅に着くと写真撮っちゃうんですよね。習性でしょうか　笑
  
  でも、アタマの切り替えを素早くしたおかげで道南未乗路線乗りつぶしが出来ました。ダイヤもうまく繋がりニンマリです。稚内は行けなくなったのでキャンセルしました。代替のホテルは無事取れました。コロナ禍以前のお盆の北海道ならば絶望的でしたでしょう。さすがにネカフェで泊まるほど若くはないです　笑
  
  北海道の駅といえば、ホーロー看板とサッポロビール。これ定番ですね。
  この駅名標で北海道に来たと実感するのです。が、無くなってるではないですか！よく調べたら随時、小さい駅からは外して行く方針なんだそう。大きな駅にはリニューアルしたものが残るらしいですが新しいデザインは「それなり」で阿藤快さんならば「なんだがなあ」と嘆かれるレベルです。でも私はビールは断然、サッポロ派なので許しましょう。
  
  宮城の駅にある「む●び丸」よりいいか。
  
  次回もタダじゃ済みません。
  
  ネタ祭で嬉しいAkr
  
  

• Tagucyanさん 2022/09/03 19:56:43

  リカバリー

  Akrさま
  こんばんは
  
  道北がダメなら道南方向へ･･･　なるほど。室蘭本線のあの区間が未乗だったんですね。
  私はあの区間は大学１年の初めての北海道旅行の時に乗ったきりです^^;
  
  それにしても窓の汚れがひどいですね。置き換えが決まっているからですかねえ。数年前北海道に行ったとき、特急とかちの窓もひどいもんでした。が、その後乗ったキハ40の窓がとてもきれいでしてね。ということはまだ残る？（笑）
  
  母恋駅の駅名標を見て私もステさんの旅行記を思い出しました。よさそうな駅ですね。この区間は比較的運転本数が多いので、途中下車もできたのでしょう。
  
  一方、日高地方を走らない日高本線。個人的には国内鉄道線完乗を果たした思い出深い路線ですが、今や短いローカル線に成り下がってしまいました。同業者さんがそんなに多かったんですね。しかもみなさんそのまま折返すとは。夏休み中あるあるなんでしょうか。
  
  ここの苫小牧－勇払間は１駅区間が長いですよね。
  うちの会社に、勇払出身で高校時代この区間を通学していたという人がいて、以前その話をしたら「地元以外でその話をされるとは思いませんでした」と言われました（笑）
  
  それにしても、当初の予定と全然変わりましたね^^;　次は、あの路線かなあ･･･
  
  ---
  Tagucyan

  Akrさん からの返信 2022/09/04 08:56:36

  RE: 何れ乗りに来る予定だったので

  Tagucyanさま
  
  おはようございます。
  早速ご覧いただきましてありがとうございます。
  
  もう渡道の時点で道北はダメだったので諦めました。こういう時は悪足掻きするより諦めが肝心です　笑　いずれ道南地区にぽつぽつ残る未乗区間をやっつけに行く予定でしたので今回、回収しちゃえという結論になりました。室蘭本線のあの飛び出し区間は用事がないのでずっと未乗でした。途中、特急を挟みましたがうまいこと日高本線にも繋がったのでラッキーでした。
  
  キハ143の窓の汚れは尋常じゃないです。二重窓の内側を上げてもあの有様で。後から乗った721系電車も相当なものでして・・・雪害のせいなのかちょっと本州ではあまりお目にかかれない汚れでした。言われてみればキハ40はどれも窓が綺麗でしたね。どうしてでしょ。
  
  母恋はステファニーさまの旅行記で見て一度行ってみたいと思っており、今回も後続の列車が20分後だったのでちょうどいい散策の時間が取れました。
  日高本線は様似まで行ってた頃は乗りつぶすの大変そうだなと思っていましたがいつのまにか鵡川止まりに。あっけなかったです。あの海沿いぎりぎりを走る列車に乗ってみたかったですね。
  
  札幌で切ったということはあの路線です。
  次回もお楽しみに。
  
  Akr
  

• HAPPINさん 2022/09/03 18:22:16

  深名線

  Akrさん、こんばんは。
  
  まずは幌加内の響きに反応！お懐かしや深名線
  
  前編が苫小牧で終わっていたから、日高本線かな？とは思ってましたが、室蘭を絡めてきましたね。50系改のキハ。まだいたんですね。
  
  特急に乗ったりキハ４０に乗ったり、汚い窓を見たり笑、蕎麦を食べたり、ホーロー看板を見たり・・・・・、リカバリー行程にしては中身が濃いですね。
  見ていて楽しい旅行記です。
  
  続きも楽しそうです。
  ありがとうございました。
  
  追伸
  11月中頃「快速湯けむり」に乗りに行こうかともくろんでいます。
  また色々とご教授ください。
  
  ありがとうございました。
  
  Happin

  Akrさん からの返信 2022/09/04 08:44:30

  RE: 深名線懐かしいですね

  HAPPINさま
  
  おはようございます。
  幌加内と聞いてみなさん、蕎麦を思い浮かべますが、鉄道好きならばやはり深名線が出て来ますね。廃止は1995年と意外に最近まで走っていたんですね。
  
  今回はもう道北は無理と分かったんで早々に気持ちを切り替え、道南地区未乗路線の乗りつぶしにシフトしました。室蘭本線の支線が未だだったので早速乗りに行き、うまい具合に日高本線も繋がったので一気に乗りつぶしました。急ごしらえのプランでもダイヤが繋がると嬉しくなりますね。
  
  JR北海道の車両は窓の汚さが尋常じゃないです。たまに特急車両でも見受けられます。特急料金を取る車両くらいは綺麗にしてほしいところです。
  次回もまだまだ彷徨います　笑
  
  ぜひ、湯けむり号に乗りにいらしてください。
  たまにイベント列車に駆り出される時があって、その時は一般車で代走して全席自由席(セミクロスシート）になるので注意して下さい。詳しくはJR東のHPで臨時列車の所に運転日が掲載されています。えきねっとでシートマップ対応ですので好きな席が選べます。
  
  Akr