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この日は朝から雨。<br />雨の中の富山市内散策です。<br /><br />ホテルで朝食を終えて、老舗薬屋さんである池田安兵衛商店へ。<br />富山の薬売りの歴史を知り、反魂胆の製造工程を知り、反魂胆を購入しました。<br />その後は薬と共に発展した富山の飴文化を知るために島川飴店に寄った後、近くの寺巡り。<br />雨の中でしたが、富山寺、光厳寺、日向山妙国寺と歴史あるお寺を巡りました。

GWは初めての富山へ!9日間でくるっと廻ってきました。 その8 雨の中の富山市観光 富山と言えば薬売り。この日は老舗薬屋さんからお寺巡りへ。

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2022/04/29 - 2022/05/07

202位(同エリア1464件中)

nichi

nichiさん

この日は朝から雨。
雨の中の富山市内散策です。

ホテルで朝食を終えて、老舗薬屋さんである池田安兵衛商店へ。
富山の薬売りの歴史を知り、反魂胆の製造工程を知り、反魂胆を購入しました。
その後は薬と共に発展した富山の飴文化を知るために島川飴店に寄った後、近くの寺巡り。
雨の中でしたが、富山寺、光厳寺、日向山妙国寺と歴史あるお寺を巡りました。

旅行の満足度
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 朝起きたらホテルの窓の外は生憎の雨。

    朝起きたらホテルの窓の外は生憎の雨。

  • かなり降ってます。<br /><br />残念。

    かなり降ってます。

    残念。

  • ホテルのレストランへ。

    ホテルのレストランへ。

  • 窓の外はあいにくの雨。

    窓の外はあいにくの雨。

  • 残念。

    残念。

  • 今日はビュッフェレストランで朝食を戴くことにしました。<br />でも、オーダーがあります。<br />下記3つの中から選択です。<br /><br />オムレツ(紅ズワイガニのソースか白エビのソースを選)<br />厚切りベーコンステーキ<br />富山湾のお魚漁師風<br /><br />の3つの中から選択します。

    今日はビュッフェレストランで朝食を戴くことにしました。
    でも、オーダーがあります。
    下記3つの中から選択です。

    オムレツ(紅ズワイガニのソースか白エビのソースを選)
    厚切りベーコンステーキ
    富山湾のお魚漁師風

    の3つの中から選択します。

  • ビュッフェで選んできました。<br />富山の地の食が多く楽しみです。

    ビュッフェで選んできました。
    富山の地の食が多く楽しみです。

  • 私がオーダーした<br />富山湾のお魚漁師風<br />です。

    私がオーダーした
    富山湾のお魚漁師風
    です。

  • 家内がオーダーしたオムレツ。<br />白エビソースです。

    家内がオーダーしたオムレツ。
    白エビソースです。

  • 富山名物のマス寿司。

    富山名物のマス寿司。

  • 当然ホタルイカも。

    当然ホタルイカも。

  • みそ汁は富山湾で捕れたカニ爪入りです。

    みそ汁は富山湾で捕れたカニ爪入りです。

  • 富山の蒲鉾は昆布入り。<br />これ、ずーっと食べてました。<br />東京や横浜のスーパーでは売ってない。。。

    富山の蒲鉾は昆布入り。
    これ、ずーっと食べてました。
    東京や横浜のスーパーでは売ってない。。。

  • ホテルで大きな傘をお借りして、富山市内散策開始。

    ホテルで大きな傘をお借りして、富山市内散策開始。

  • トラムに乗って、移動します。<br />レトロ車両がやってきました。

    トラムに乗って、移動します。
    レトロ車両がやってきました。

  • レトロ車両はなんかワクワクします。

    レトロ車両はなんかワクワクします。

  • この雰囲気。<br />子供のころによく乗った玉電や都電を思い出します。

    この雰囲気。
    子供のころによく乗った玉電や都電を思い出します。

  • 西町でトラムを下車。

    西町でトラムを下車。

  • 目的地は道路の反対側に見えるあの建物です。

    目的地は道路の反対側に見えるあの建物です。

  • 富山と言えば薬売り。<br />老舗薬局の池田安兵衛商店です。

    富山と言えば薬売り。
    老舗薬局の池田安兵衛商店です。

  • この池田谷安兵衛商店の創業は昭和11年ですが、戦後まもなく江戸時代に一世を風靡した「反魂丹」の製造販売を始めました。

    この池田谷安兵衛商店の創業は昭和11年ですが、戦後まもなく江戸時代に一世を風靡した「反魂丹」の製造販売を始めました。

  • お見せに入ったら、丁度入り口で「反魂丹」についての説明が始まりました。

    お見せに入ったら、丁度入り口で「反魂丹」についての説明が始まりました。

  • 越中富山藩の二代目藩主であった前田正甫公は、薬草の研究家で、富山城内には薬草園までありました。<br />そして備前の医師から製法を伝授された反魂丹を、城下の薬種商に命じて製造を始めました。<br />富山の薬売りは、置き薬という独自の販売方式で、全国津々浦々まで薬を届けました。

    越中富山藩の二代目藩主であった前田正甫公は、薬草の研究家で、富山城内には薬草園までありました。
    そして備前の医師から製法を伝授された反魂丹を、城下の薬種商に命じて製造を始めました。
    富山の薬売りは、置き薬という独自の販売方式で、全国津々浦々まで薬を届けました。

  • これは丸薬製造機。

    これは丸薬製造機。

  • 職人さんは説明しながら器用に作業していきます。

    職人さんは説明しながら器用に作業していきます。

  • 整然と並んだ「反魂丹」。

    整然と並んだ「反魂丹」。

  • これを大きな板で綺麗に丸くしていきます。

    これを大きな板で綺麗に丸くしていきます。

  • じゃーーーん。<br />完璧。<br />綺麗に小さく丸くなった「反魂丹」。<br /><br />これ、体験できますが、素人ではこうはいきません。<br />流石職人さん。

    じゃーーーん。
    完璧。
    綺麗に小さく丸くなった「反魂丹」。

    これ、体験できますが、素人ではこうはいきません。
    流石職人さん。

  • 越中反魂丹と売薬の歴史についての説明書きです。<br /><br />元禄時代に入り、前田正甫が参勤交代で訪れた江戸にて、某大名の急患を「反魂丹」にて救い、その効き目に驚いた各藩の諸大名は売薬を勧められ、富山の薬売りは全国で行商を行うようになったようです。

    越中反魂丹と売薬の歴史についての説明書きです。

    元禄時代に入り、前田正甫が参勤交代で訪れた江戸にて、某大名の急患を「反魂丹」にて救い、その効き目に驚いた各藩の諸大名は売薬を勧められ、富山の薬売りは全国で行商を行うようになったようです。

  • 店内を見て回ります。

    店内を見て回ります。

  • 越中反魂胆<br />今でも売られていました。<br /><br />但し、江戸時代とは薬事法の問題もあり、成分は少し異なるようです。<br />買っちゃいました。<br />胃腸薬です。

    越中反魂胆
    今でも売られていました。

    但し、江戸時代とは薬事法の問題もあり、成分は少し異なるようです。
    買っちゃいました。
    胃腸薬です。

  • 見たこともない薬が並んでます。

    見たこともない薬が並んでます。

  • 古い看板見っけ!<br /><br />健脳丸は脳神経薬<br />今治水は目薬<br /><br />だそうです。

    古い看板見っけ!

    健脳丸は脳神経薬
    今治水は目薬

    だそうです。

  • ガラスの向こうの部屋は調剤室。<br /><br />なんか効きそう。。。

    ガラスの向こうの部屋は調剤室。

    なんか効きそう。。。

  • 天井は吹き抜け。<br /><br />富山の中心市街地では最も古い木造建築物の一つです。

    天井は吹き抜け。

    富山の中心市街地では最も古い木造建築物の一つです。

  • 古い看板が店内に展示されています。

    古い看板が店内に展示されています。

  • 昭和29年のこのお店の写真です。<br />柳行李に薬を入れて、まさにこのお店の前から行商に出るところの写真のようです。

    昭和29年のこのお店の写真です。
    柳行李に薬を入れて、まさにこのお店の前から行商に出るところの写真のようです。

  • 越中富山の丹魂胆<br />鼻くそ丸めて万金丹<br />それを飲む奴ぁあんぽんたん<br /><br />これ、有名ですよね。

    越中富山の丹魂胆
    鼻くそ丸めて万金丹
    それを飲む奴ぁあんぽんたん

    これ、有名ですよね。

  • ココにも古い看板が展示されています。<br /><br />百毒下し<br />これ、便秘薬ですね。

    ココにも古い看板が展示されています。

    百毒下し
    これ、便秘薬ですね。

  • 大学目薬<br />これ、今でも参天製薬から発売されています。<br /><br />トリート<br />淋病新薬と表記があります。

    大学目薬
    これ、今でも参天製薬から発売されています。

    トリート
    淋病新薬と表記があります。

  • 家庭配置薬の預け箱です。<br /><br />昔、私の実家にもありました。<br />家内の実家にもあったそうです。

    家庭配置薬の預け箱です。

    昔、私の実家にもありました。
    家内の実家にもあったそうです。

  • 一角獣の角がありました。<br /><br />白く長い直線の角です。<br />昔はこれも薬の原料だったんですね。

    一角獣の角がありました。

    白く長い直線の角です。
    昔はこれも薬の原料だったんですね。

  • 順血五香湯<br /><br />産前産後の子宮病<br />との表記があります。

    順血五香湯

    産前産後の子宮病
    との表記があります。

  • 売薬承認の荷物入れであった行李です。<br />当時はこれ持って全国に薬を売り歩いていたんですね。

    売薬承認の荷物入れであった行李です。
    当時はこれ持って全国に薬を売り歩いていたんですね。

  • 薬を作る道具ですね。

    薬を作る道具ですね。

  • 飴が売られています。<br /><br />飴と薬の関係は深く、子供にも薬を飲みやすくするために薬売りは飴を持ち歩いていたようです。

    飴が売られています。

    飴と薬の関係は深く、子供にも薬を飲みやすくするために薬売りは飴を持ち歩いていたようです。

  • お店を出ました。

    お店を出ました。

  • 近くの飴屋さんへ。

    近くの飴屋さんへ。

  • 島川飴店です。<br /><br />創業寛文3年。<br /><br />ひえ~~ これも老舗の飴屋さんなんですね。

    島川飴店です。

    創業寛文3年。

    ひえ~~ これも老舗の飴屋さんなんですね。

  • 桜飴本舗

    桜飴本舗

  • 試しに戴いた飴です。<br />麦芽飴です。<br /><br />麦芽とでんぷんだけでこの水飴を造っているそうです。<br /><br />薬を飲みやすくするために生まれた飴です。

    試しに戴いた飴です。
    麦芽飴です。

    麦芽とでんぷんだけでこの水飴を造っているそうです。

    薬を飲みやすくするために生まれた飴です。

  • 飴を造る工程。<br />昔から変わらない手作りなんですね。

    飴を造る工程。
    昔から変わらない手作りなんですね。

  • 雨が降ってましたが、飴屋さんを出て、近くの寺を巡ってみました。<br />この辺りは寺町でもあるんです。<br /><br />最初に訪れたのは、富山寺。

    雨が降ってましたが、飴屋さんを出て、近くの寺を巡ってみました。
    この辺りは寺町でもあるんです。

    最初に訪れたのは、富山寺。

  • 富山寺は「ふせんじ」と読みます。<br /><br />奈良時代にひらかれたお寺です。<br />富山の地名はこのお寺の名前に起因するとのことです。

    富山寺は「ふせんじ」と読みます。

    奈良時代にひらかれたお寺です。
    富山の地名はこのお寺の名前に起因するとのことです。

  • 小さな小さなお寺でした。

    小さな小さなお寺でした。

  • 次に訪れたのは光厳寺。

    次に訪れたのは光厳寺。

  • 建物は全て戦後に再建されたコンクリートの建物ですが、

    建物は全て戦後に再建されたコンクリートの建物ですが、

  • この寺はそもそも越中前田藩の菩提寺です。

    この寺はそもそも越中前田藩の菩提寺です。

  • 戦後建てられたコンクリートの三重塔ですが、そもそも由緒あるお寺なんですね。

    戦後建てられたコンクリートの三重塔ですが、そもそも由緒あるお寺なんですね。

  • 次に訪れたのは、日向山妙国寺。

    次に訪れたのは、日向山妙国寺。

  • 何とかのお寺は富山の薬売りからしたら背を向けて寝ることができないお寺だそうです。

    何とかのお寺は富山の薬売りからしたら背を向けて寝ることができないお寺だそうです。

  • 反魂胆の製法を伝授した備前国の医師、万代浄閑の墓があります。

    反魂胆の製法を伝授した備前国の医師、万代浄閑の墓があります。

  • そしてこちらは、売薬行商人の祖と言われた方の墓もあり、まさに富山の薬売りにしてみたら聖地みたいなもの。

    そしてこちらは、売薬行商人の祖と言われた方の墓もあり、まさに富山の薬売りにしてみたら聖地みたいなもの。

  • 遠い地まで行商の旅に出る前に、富山の薬売りはこの寺に参り、無事に帰国した際にはこの寺に参拝していたそうです。<br /><br />まさに聖地ですね。

    遠い地まで行商の旅に出る前に、富山の薬売りはこの寺に参り、無事に帰国した際にはこの寺に参拝していたそうです。

    まさに聖地ですね。

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