シニアの2024　富山、あさひ舟川「春の四重奏」見学と地魚の「銀八鮨」を堪能＆福井足羽川の桜並木鑑賞

2024/04/07 - 2024/04/08

ずーっと一度見たいなと考えていた、富山県あさひ舟川の、チューリップと菜の花と桜と背景の雪山が同時に見ることができる「春の四重奏」に行ってみました。抗癌剤点滴の関係で日程が少し早くなり、残念ながらまだ少し早く綺麗な四重奏は見ることができませんでしたが、充分景色を堪能できました。また富山市内では松川沿いの桜並木が満開でした。しかし富山でさえあちこちに地震の被害を目の当たりにし、その被害の大きさに驚きました。夜は富山の地物しか出さない「銀八鮨」にお邪魔しましたが、久しぶりに富山では当たりでした。宿泊先のエクセルホテル東急では、北陸割のキャンセルが出たとのことで半額でよい部屋に泊まることができラッキーでした。
翌日は先週に引き続いて福井で新幹線を下車、桜100選に選定されている足羽川の桜並木を鑑賞して帰宅しました。

エリア 富山市(富山)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回はサンダーバード1号に間に合うように、楠葉（京阪）→丹波橋（近鉄　写真）→京都駅と乗り継ぎました。

京都駅では、京阪神と鳥取・倉吉を結ぶ特急列車、「スーパーはくと名探偵コナン号」が停車していました。第三セクターの智頭急行(株)が運行しています。1両だけがコナンバージョンです。

運転席

特急サンダーバード1号が入線です。京都（6時59分発）→敦賀（7時54分着）→北陸新幹線に乗り換え、つるぎ2号（8時06分発）→富山（9時13分着）

敦賀駅構内。やっぱり加賀温泉郷や金沢にダイレクトに行けなくなったのは、これまでに比べ随分不便です。しかも乗り換えはコンコースの上下移動が必要、加賀温泉など東京からの客がそんなにも多く訪れるとは思わないし、かえって関西からの客が敬遠するんじゃないかなー。

つるぎ2号

つるぎ2号車内

富山到着後、四重奏往復割引切符を1000円で購入、泊駅まで行きます。

あいの風とやま鉄道乗車です。

翌朝の新聞で知りましたが、途中魚津ではこの日は蜃気楼が綺麗に見られたそうです。知ってたら途中下車したのになー。

車窓風景

泊駅到着、約1時間弱かかりました。

ここから直江津方面へは、えちごトキめき鉄道にバトンタッチです。

えちごトキめき鉄道車両。こうして停車していると乗車して直江津まで行きたくなります。

泊駅正面

駅前からは無料送迎バスが出ています。

四重奏到着です。残念ながらまだ少し早かったようです。

それでも、チューリップと桜と雪山のコラボ綺麗です。

菜の花がまだ少ししか咲いていませんでした。

舟川べり桜並木

チューリップは赤と白が満開でした。

傍の広場では露天がオープンし、カニ汁などを販売していました。

富山駅では桜が満開です。

富山は新旧取り混ぜて路面電車が面白い。

レトロなトラムと最新鋭のトラム

駅前「マルート」1Fに入る「バール・デ・美富味」で日本酒で休憩です。
ここは多くの種類のお酒をそろえています。「勝駒」もここで初めて飲みました。

昔からよく利用している今日の宿泊、エクセルホテル東急です。ラッキーにも北陸割のキャンセルが1部屋だけ出て、3万円の部屋が半額で宿泊できました。

一番広い部屋です。

窓からの眺望

ホテルで少し休んでから、まずは鱒寿司の「庄右衛門元祖関野家」さんに明日持ち帰りの、船上活〆のサクラマスを使用した鱒寿司の予約に伺いました。

直ぐ近くには、やっぱります寿し協同組合というのががあるんですね。

ぶらぶらと歩いて帰ることにします。富山城跡に立つ富山市郷土博物館

松川べりの桜並木

まさに満開です。

しかし地震の被害の改修で川べりの歩道には入ることができませんでした。

あちこちでこのような状態が見られました。富山でもこんな状況、能登半島ではすざましい状況だったんだろうなと、一日も早い復興を望むのみです。

松川べりを散歩していると、珍しいことに、昔懐かしいチンドン屋さんが、街中を練り歩いていました。

富山でチンドン屋の競技を競う大会があったそうです。

「青い山脈」等、昭和歌謡のオンパレードでした。

夕食は「銀八鮨」です。

ネタケースには美味しそうなものが一杯。この店は全て地物しかだしません

刺身は　ヒラメ、マトウダイ昆布締め、あら、赤いか、黒ムツetc

バイガイの焼
蛍烏賊の沖漬け

黒ムツの焼き物、脂がのって旨い！

あら、蛸、鯵

鮪、甘エビ、蟹身、さより

煮穴子、雲丹、白海老、赤貝
他にもありましたが酔っぱらってもうわかりません。全部で富美菊酒造の「羽根屋」など5合ほど飲んでいます。ここの鮓大変美味しく、今まで全く駄目だった富山では久しぶりに大当たりで大満足です。

夜の富山駅前、どこかもう一軒とも思いましたが、足元もふらつき我慢してホテルに帰りました。

旅行2日目
このホテルのブッフェはいつも混むので、今回は和食の部屋が設けられていました。
こちらは随分とすいていました。朝食内容はごくありきたりのものだったので記録しませんでした。

朝食会場から富山駅前を望む。ホテルヴィスキオ富山とマルートの入るビルです。

今日はまず、昨日予約しておいた鱒寿司を受け取りに行きます。
店舗の横の部屋でさくら鱒の調理をしておられました（写真許可済）。

帰宅してから夕食にいただきました。

次に以前にも訪れた「石谷もちや」に寄り道です。ここは苺大福が好評なのですが、いつ行っても朝早い時間に売り切れています。今回もゲットできず、みたらし団子などを買いました。富山でも一番の繁華街と言われる総曲輪の一部でさえシャッター通りのようになっています。

最後はホテル近くの海産珍味の「小島屋」さんです。奥さんが今日は蛍烏賊のいいのが入っているというので、500グラムを小分けにして150グラムのパックで購入しました。
帰宅後蛍烏賊の炊き込みご飯を作りましたがなかなかうまかったです。

1週間前に福井の恐竜に挨拶に行ったところですが、そろそろ足羽川の桜が満開なので寄ってみることにしました。
富山（12時30分発　かがやき509号）→福井（13時22分着）

このような女性専用シートがあるんですね。何年か前一人旅の女性が被害にあった報道がされていました。これなら少しは安心かな。

福井駅前を走る、福井鉄道福武線

柴田勝家を祭る、柴田神社入口鳥居

北之庄城跡
画家平山郁夫氏は柴田勝家の末裔ということでこの石碑に揮毫されたとのこと。

柴田勝家像

柴田勝家築城の北庄城の石垣遺構

足羽川桜並木、これを見るために福井で下車しました。先週の旅行時はまだまだ満開という状態ではありませんでした。

立派な並木が続きます

九十九橋まで歩き、駅に引き返しました。

歩き疲れたので、駅構内でビール休憩

やっぱりお土産のクッキーなども恐竜押しですね。

駅周辺の恐竜には先日既に挨拶をしているので、孫に送る恐竜のクッキーを購入、この辺で帰宅することにしました。

この旅行記へのコメント （2）

• travelさん 2024/04/19 08:38:26

  春の四重奏

  masaさん、雪山～チュ－リップ～菜の花～桜が一度に楽しめるとは素晴らしいですね。
  関西の桜も先週まで楽しめたので富山の桜も今年は何時もより少し遅れたのでしょうか。気象予報士が今年の桜開花の時期が全く読めなかったと嘆いていましたが自然の事を予測するのは至難の業ですね。
  やはり敦賀乗り換えは関西人にとっては不便なのですね。
  運賃も高くなって不便になるのは困ったものです。
  
  たくさんの旅行記に訪問頂き本当にありがとうございます。
  1ドル70円～100円の頃の旅だったから実行できたので今の円安では考えられないです。
  
  　　travel

  masaさん からの返信 2024/04/19 09:28:54

  RE: 春の四重奏

  travelさん、コメント投稿有難うございます。
  
  四重奏がまだまだ有名になる前から一度訪れてみたいと思っていました。昨年は見事に四つがそろったようですが、今年は訪れるのが少し早かったようで残念です。でも人も少なくとっても綺麗ですよ。
  
  北陸新幹線の延伸は関西に住む僕にとっては随分不便になりました。新幹線が開通したところは在来線を廃止、第３セクターに移行するということが決められているようです。
  
  来週はここも一度行ってみたかった弘前の桜を見に行く予定ですが、今朝の天気予報の弘前中継を見ると既に満開、なかなかぴったりとはいかないようですね。せめて花筏を楽しみに訪れようと考えています。
  
  travelさんのイタリアなどの訪問先、本当に僕と好きな所が似ているようで、楽しく拝見させていただいています。ご指摘のようにこんなに円安になると旅行も躊躇してしまいますね。マクドナルドでお昼を食べたら4000円！！考えられません、卒倒しそうですね。友人は一切外食レストランにはいかず、日本から持参のレトルトと現地スーパーの安い食材で３月のヨーロッパ旅行を乗り切ったと言っていました。
  何だかなー・・・。これからも旅行記を楽しみにしております。
  
  　　masa