抜海駅レンタサイクルの旅

2021/06/23 - 2021/06/23

抜海駅のレンタサイクルを利用し、日本海オロロンラインをサイクリングしました。

利尻富士を眺める絶景を満喫しました。

エリア 稚内(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自転車 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

幌延駅からスタートです。駅前の旅館に宿泊しました。

幌延駅 駅

時刻表です。北に向かう列車は普通列車が3本、特急列車が3本。抜海に止まるのは普通列車だけです。という訳で7時00分初の列車に乗ります。

ホームで列車を待ちます。ちょうど通勤通学の時間帯で、利用者もそれなりにいました。

いざ抜海駅に向かって出発。

写真は幌延の隣駅、下沼です。
秘境駅の一つと言われています。
実は昨日行くか迷った駅です。ヒグマが怖いのと疲れたのとで行かずじまい。

遠くに民家が見えました。

下沼駅 駅

車窓はこんな感じ。サロベツ原野の先に利尻富士が見えます。

豊富駅。路線バスで10分程の場所に豊富温泉があります。
実は2018年に訪れています。

豊富駅 駅

豊富の隣駅、兜沼です。駅名の通り、近くに沼があります。兜の形をしているので兜沼。

兜沼駅 駅

車窓からも少しだけ見えます。

兜沼 自然・景勝地

これが限界でした。
沼は見えづらいですが、ダイナミックな車窓。なぜか印象に残っています。
いよいよ最果てが近づく感じがして好きです。

兜沼を過ぎると牧場が広がります。運が良ければ牛も見えます。

そして、抜海駅に到着。列車を見送ります。
前置きが長くなりましたが、それくらい素敵な車窓だったんです。

ついにやって来ました抜海駅！

抜海駅 駅

駅舎に入ります。開業当時の木造駅舎が残っています。
が、レンタサイクルの受け取りがあるので見学は後程。

時刻表。上りが4本、下りが3本しかありません。観光に使えそうなのは7時台、10時台、11時台の3本でしょうか。という訳で、選択肢は以下の通り。
①7時台の列車でやって来て、10時台、11時台の列車で離脱する(幌延か豊富辺りに前泊)
②10時台の列車でやって来て、11時台の列車で出発する(稚内に前泊)

私は07時50分の列車でやって来て、10時46分の列車で出発します。滞在時間はおよそ3時間。

貸し出し手続きと自転車保険の加入を終えて出発します。
サイクリングルートも丁寧に教えてくださいました。

駅前には数件の民家のみ。

駅舎です。こっちから見るとそんなに古そうには見えませんね。

駅を出てすぐ分岐があります。海沿いに出たいので右を選択。

日本海に出ました…！
突き当たりを左に進みます。利尻富士が存在感あります。

駅から3キロ程で抜海の集落に着きます。
こちらは抜海小学校。現在は休校中だそうです。

抜海の漁港に到着しました。冬場はアザラシが見られるとか。
利尻富士を見ながら少しだけ休憩。

さらに南に進んでいると、キタキツネがいました。かわいいですが、エキノコックスがあるので触るのは厳禁。

集落の外れに神社がありました。

集落を抜けると一面の草原。最高の見晴らしの中を進みます。

右手には利尻富士。雲一つなく綺麗に見えます。

エゾシカがいました。この辺はエゾシカが多いようで「線路にシカがいるので列車が減速する」という事態がたまに起こります。

目的地が見えてきました。

ちょっとした展望台と休憩所があります。

展望台からの景色。抜海方面です。

遊歩道を少し歩いて見ました。利尻富士が綺麗です。

戻ります。帰りは利尻富士を後ろに見ることになります。

時間が余ったので、稚内方面に少し行ってみました。この先にノシャップ岬があります。

駅に戻ってきました。自転車を返却。

駅舎の展示物を確認しました。抜海駅がロケに使われた映画の解説や、近くにあった芦川駅の写真等がありました。

抜海駅 駅

廃止の話が出ながらもなんとか存続した抜海駅。しかし安心はできません。せめて通学等の利用者がいる間は存続して欲しいですね。