2015/05/12 - 2015/07/17
239位(同エリア507件中)
おくさん
歩く歩く歩く2015 フランス人の道7
出発から22日目 やっと半分 サアグン
6月2日。6時50にカサルディージャ・デル・クエサを出発、この時間でもアルベルゲ内では最後の方で皆さんとても早い。今日は累計400kmを突破する日だ、足のマメ以外は大した故障もなくコンポステラまで半分を歩き続けて来られたので感謝だ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
町を出るまでは舗装路だったが、やがて土の道がずっと続くようになった。土の道は足に優しいので歩きやすい。ずっとこう願いたいものだが、結局、舗装された道と交互に歩くようになった。
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面白い井戸があったので写真を撮ってみる。日本の井戸とは形が違うが妙に愛嬌のある形をしていた。まさか巡礼の為じゃないだろうが、付近に家もないし家畜もいないので何のための井戸なんだろう。まぁこの地方ではれっきとした使い道があるんだろう。
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また誰かの墓碑が寂しい草原に建っていた。2013年の5月に亡くなったと書かれているので今からたった2年前に亡くなった人だ。英語で書かれているのでスペイン人ではないのは確かなので、遠く外国からやって来た巡礼者らしい。こういうとき、遺族はどうするのかなーと漠然と考えを巡らす時がある。自分がこうなったら家族はスペインまで引き取りに来なくちゃならないのかな。それは大迷惑かけてしまうので困るな。普通に考えれば火葬して遺骨を持ち帰ることになるのだろう。この人もそうして貰えたのかな、合掌。
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途中の村にはとても面白い住居があった。ロード・オブザ・リングに出てくるホビットの家みたい。小さな丘に入口があって、丘の上には煙突がニョッキリ立っている。今は人は住んでなくて倉庫として使っているようだが、煙突があるのだから初めは人が住んでいたのだろうか。土の中なので夏は涼しく冬は暖かいのだろうと想像する。ただ、窓がないので明かりはどうするんだろうとの疑問は残った。この村を過ぎるとこういった洞窟住居をたびたび目にするようになった。同じスペインでも何百キロも歩いていると地方地方での違いが目の当たりに見られて楽しい。もっとも、スペイン国内と言っても昔は別々の国として存在し、文化どころか言葉も違ったそうだ。しかも、それぞれの地域はスペインから独立したがってマゴマゴしているらしいので驚きだ。
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最初の村のバルでカフェコンレチェを頼んで持参のリンゴを食べる。隣のテーブルでもコーヒーを一杯頼んで持参のパンで朝飯にしている女性がいるし、みんな節約に精を出している。私もこの辺りに来ると徐々に節約巡礼術が身に付いて来たような来ないような。バルから少し離れたところにある長イスに昨日の宿で一緒だったコリア親子が休みだしたので手を振って挨拶する。
次に小休止を取ったところで楽しみにしていたトマトジュースを飲んでみたら、ドロンドロンしているし塩辛すぎる。まるでケチャップのようだがケチャップでないのは何となく分かる。書いてある文字が分からないので絵だけ見てトマトジュースと思い込んで買ってみたが、ジュースでないのだけは確かのようだ。パスタソースにしては薄いし飲むには濃すぎる。半分近く飲んだあとは蓋をして取っておく。あとでパスタに入れるか水で薄めて飲むかしかないかな。でも捨てない。 -
チョコのクロワッサンはボリュームたっぷりで美味い。値段も安いし携行食としては優等生。オレンジは日本のと違って皮が薄く中身がぎっしり詰まっているので食べ応えがあり嬉しい。オレンジが好きで日本でも良く買って食べるのだが、日本のは皮が1cmもあって剥いてしまうと中身はふた回りくらい小さくなって悲しい思いをするが、スペインのオレンジは皮が2mmくらいしかないので、剥いても中身はそのままだから頼もしい。
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町が遠くに見えているのだが、そこから巡礼路はカクンと右に折れた。どうやら古い遺跡を見せたくて回り道させるようだ。ローマ時代の橋を渡ると朽ちかけた古い教会と昔の人の立像があったが、興味もないので素通りする。一周してまた元の道に戻されたのでムカッとした。
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暫く歩き、12時半、サアグンのクリュニュー修道会運営の大きなアルベルゲに到着。ここもすこぶる歴史のありそうな建物だった。教会に見えなくもないが、元は何だったのだろう?今日のアルベルゲは事前の情報「線路をまたぎ右に折れるとアルベルゲ」のとおりだったので簡単に辿り着くことができた。いつもこうだと有難いが、町によってはとても難しい所があって閉口する。
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正面入口に鉄製の等身大巡礼オブジェが立っている。アルベルゲ自体は外から見ても古いが中に入っても時代を感じさせる建物だった。受付まわりも雰囲気のあるものだったが、建物は古いのに受付テーブルの隣にはインターネットのできるパソコンが備わっていて、巡礼が利用していた。
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受付を済ませてベッドルームに行こうとすると、見たことも無いようなギクシャクした高い階段を上るのだった。上がり切ってしまえば広いベッドルームとキッチンに食堂まで備わっていたので使い勝手は良さそうだ。でも、こんな背の高い建物って、元はなんだったのだろう?1階部分の天井の高さは通常の2倍は優にあった。
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西欧のご婦人が建物の中を見渡してアメージングと言っている。そうか、アメージングとはこういう時に使うのかと自分も今仕入れた言葉をそのままご婦人に言ってみる。「あ、あめーじんぐ」。外は中世だが中は近代的に改装されていてシャワーもトイレもベッドもみんな使い勝手がいい。ただし、物干し場だけは中世のままでとてもお粗末なのが建物外の薄暗い所にあったのが残念。写真はそのベッドルームだが、アメージングには見えないか知れないが、天井付近は中世の壁があって、それを見た婦人がアメージングと言ってました。
買い物がてら町の探検に出かける。どんな店がどこにあるのかも分からずに行くので、こういうのがRPGゲームみたいで毎回楽しい。この位の規模の町だとスーパーは確実にあるので、人通りのある道を行けば必ずスーパーにたどり着けます。 -
アルベルゲ前の通りにゴツイ鉄柵を取り付けている人たちがいて、それを延々と長く伸ばしているので不思議に思ったら、ここサアグンの町でも牛追い祭りが催されるのがポスターで分かった。牛追い祭りってパンプローナだけじゃなかったんですね。
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鉄柵がどこまで続いて行くんだろうと追って行くと丸い闘牛場がちゃんとあった。この中に牛を追い込むのか。是非とも見てみたいが、今日催さなければ明日はもう出発でこの町を後にしなければならないから無理だ。残念~。買い物は毎度お馴染みになった生ハム、トマト、ビール2、カステラ、スパゲティで5.36ユーロ。
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アルベルゲでスパゲティを茹でて正体不明のトマトジュースもどきを掛けてみたけど、パスタソースとしては薄味なので、また別の用途があるようだ。コリアの二人組とまた一緒になったので片言英語同士で会話を楽しむことができた。余りに相手が流暢な英語だと困るが、片言同士だとゲームみたいで逆に楽しいのが分かった。この二人は親子だった。父親はパク・スンズンさんで息子はトンデさんとのこと。父親は57歳で、自分は65だと言ったら驚いていた。年下と思っていたらしい。昨日はジャガイモを貰って、今日はワインを飲ませてくれたので、夕飯の買出しに出た時に自分も白ワインを買い、飲ませて上げることにした。そのほかヨーグルト2、オレンジ、オリーブのピクルス、コーラ、菓子パン2とパスタ用にマギーのスープの素を買ってみる。5.1ユーロ。オレンジとパンは明日の朝飯用だ。
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アルベルゲで夕飯用にスパゲティを茹でていると、隣でコリア親子は大々的に料理を始めた。中くらいの鍋いっぱいにサイコロ肉をゴロンゴロン煮ているので、二人だけなのに韓国人ってこんなにいっぱい肉を食べるんだぁと驚く。それらをテーブルにセットし出したら私の席も用意してくれて一緒に食べようと言ってくれる。あらま、大量の肉は3人前だったのか。肉の他に緑のでっかい唐辛子も皿にたっぷりあって、このまま食べればいいそうなので試してみる。うん、想像に反して大して辛くないので何本か食べさせてもらう。肉は小さな白菜みたいのに包んで食べるのが韓国流らしい。イチゴにリンゴまであり、赤ワインも出してくれたので自分も買ってきた白ワインとオリーブのピクルスを提供する。
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食後、父親の方が巡礼用の便利なアプリを教えてくれたので早速タブレットにインストールしてみる。Camino Pilgrimというとても便利なアプリでWiFiなしでも使えるので、これからスマホやタブレット持参で行く人は要チェックです。無料です。
ここでも若い身長差カップルと一緒になった。日本から持参のファスナー付きビニール袋がいらなくなったので2枚とも上げたら「えっ、いいんですか~」と、とても喜ばれた。折角持ってきた百均の袋だが、これよりスーパーのレジ袋の方がかさ張らずに使い勝手がいいのが分かったので、処分したかったのだ。喜んでもらえて良かった。
エミールからメールが入り、化膿した足の心配をしてくれていた。ネットの翻訳では細かいところまでは分からないけど、想像でそう理解する。こちらからも翻訳を使い、今日のアルベルゲの写真を添付して返事を出しておく。エミールは2晩キャンプしたそうだけど、そんな装備があったのか? -
コンポステラ到着をざっと計算すると、やっぱり歩き40日目に着いてしまいそうだ。少なくとも5日間は間に挟まないと後半、日にちが余りすぎて困ることになりそうだ。年齢を考えて必ず膝や腰に故障が出るだろうと予想し、そうしたら途中の町で回復を待つための予備日をうんと取ってあったのだが、嬉しい誤算でマメが出来た以外は故障なしで歩き続けていられる。このまま調子ずいて歩き続けると、コンポステラ直前になって日にちをどう埋めるかで困りそうだ。同じ町に連泊するのは面倒だしやりたくないので思案のしどころになりそうだ。アルベルゲは基本的に連泊できないので、もしそうしたいなら他の宿泊施設に泊まることになる。それは高いのでヤだな。一番現実的なのは一日の距離を短くして小刻みに進む方法だが、それもアルベルゲ次第なのでどうなるか。まぁ歩きながら考えて行こう。
出発から23日目 ジョアンナ エル・ブルゴ・レネロ -
6月3日。6時40にサアグンを出発。10時ころから暑くなって来て、ぐんぐんスタミナを奪われて行く。もっと早く暗いうちから歩き出さないとダメかなぁ?途中、オレンジとチョコパンを食べて朝飯にする。今晩の村が近くなってきた辺りで、数日前から顔見知りになったイタリアおばさんと前後しながら歩くようになった。元気で賑やかなおばさんで、これぞイタリア人って感じだ。着ているものもアラビアぽくて風貌とともに独特の雰囲気がある。半月刀が似合いそう。
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分かれ道があった。ガイドブック持ってないからこういうのは困るんだよな。どっちに行けばいいのか見当もつかないので、後からやって来る人がどちらへ行くのか観察して、同じ方へ付いて行く。
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草原の中にポツンとあった教会前にベンチがあったので、オレンジを食べながら小休止にする。こんな旅をしているけど土の上にペタンと座るのは嫌なので、ベンチはありがたい。オレンジも安定の美味しさで嬉しい。ただ、水がない所で食べると手がべた付くのが玉に傷。
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また墓標があった。こういうのに良く書かれているのは、何年に生まれて何年に亡くなったという数字がないけど、上にはペレグリノ(巡礼者)とあって、下の方には聞いたこともない名前があるので、馴染みのない国の人がここで亡くなったと想像する。墓標を見るといつも写真を撮って、見ず知らずの人に少しだけ思いを馳せることで供養になる気がする。合掌。
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この辺りは舗装路があって、巡礼路はその隣に土の道がずっと続く。巡礼路に沿って木が植わっているが、まだ日陰に成長するには十年くらい掛かりそうだな。早く成長して巡礼が休めるような木陰を作ってください。時折、舗装路の方を自転車巡礼達がブエンカミーノと言いながらピシューッ追い越して行く。ちょっと羨ましい気もするけど、こちらは王道の歩きだと言う誇りも少しある。
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11時半、エル・ブルゴ・レネロ村の入口に到着。村の通りにあるバルではコリア親子が寛いでいるが、一休みしたらもっと先まで進むそうだ。アルベルゲへの道をちょっと迷って村の人に教えてもらい、今日の公営アルベルゲ前に到着する。調度、別方向からやって来たイタリアおばさんと同時だった。
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受付が始まる迄にはまだ時間が大分あるので外のベンチで待っている間にイタリアおばさんが自分から名乗ってきたのでノートに名前を書いてもらい、自分の名前も書いてあげる。写真もお互いのカメラで一緒に撮りあう。おばさんの名前はジョアンナ、自分のことは「みっちゃん」と呼べと頼んでおく。言葉は分からなくても3日間も一緒に歩き同じ宿で寝泊りしているので何となく心が通じて楽しい。ジョアンナは珍しくニコニコ顔をしているが、怖い顔の方がかっこいいのにな。
時間とともに続々と巡礼たちが集まりだして来て、玄関前で待っている人は十人近くになってしまった。早めに受付を始めればいいのにと思うが、オスピタレロはボランティアなので勝手なことは出来ないのだろう。まだ時間はあるので近くの雑貨屋に行って取りあえずビールを飲んでおく。 -
時間になり受付が始まった。ジョアンナが「みっちゃんがプリメーロ(一番)で自分がセグンド(2番)」と回りに主張している。こういう所は日本人は流れで曖昧にしそうだが、欧米の人はハッキリしているようだ。でも本当はジョアンナが一番なのでジョアンナに最初に受付させる。宿代は寄付だったので5ユーロを寄付の受入口になっている壁の穴に入れる。
白い髭のじいさんがバカに親しげにハイタッチを求めてきたので、どこかで挨拶したか話したことのある人なのだろうがさっぱり覚えが無い。東洋人で珍しいからあちらは覚えているのだろうが、こちらは欧米人の顔を覚え切れない。こういうことがたまにあるので想像以上に日本人の顔は覚えられているようだ。みっともない真似はしないでおこう。 -
このアルベルゲで初めてル・ピュイから歩き続けている青年と会った。映画「サンジャックへの道」の出発点のル・ピュイでコンポステラまでは1400キロくらいあるだろう。勇者に出会った気になって大いに誉め称え、握手をして写真も撮らせてもらう。
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ときどき顔を合わせる女性と小さな男の子の二人連れと洗濯場で隣あったので話し掛けてみる。親子かと思ったらブラザーと言ったので姉と弟だったのか。欧米人の顔は子供でも大人の顔をしているので年が分からない。スイス人で、弟11歳は宿の中でいつも姉のあとばかり不安そうに追いかけているし、この時期に学校を休んで長期の巡礼をするのには深い理由があってのことなのだろう。最初に会ったころは弟も小さなナップザックを背負っていたが、数日後に会ったときには何も背負ってなくて木の杖を持っていただけだから、姉が弟の分も全て背負ってやってるようだ。アルベルゲに着くと姉が甲斐甲斐しく食事を作って食べさせてるし、道中も弟が元気がでるようにゲームぽいことをやってる時もあったし、とても健気な姉ちゃんだ。弟はいつもビクビクしてるようなので、ブルゴスで買った小さなナイフにスイスのマークが付いているのを見せて和めるよう気遣ってみたり、会うたびに声を掛けていたら数日後にはあちらからブエンカミーノと声を掛けてくれるようになった。
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このアルベルゲは定員26名なのですぐ一杯になってしまい、入り口にはコンプリートの札が掲げられてしまう。でも、近くに私営があるので、溢れた人たちはそちらを紹介してもらっていた。溢れてしまった女性二人と話した後、雑貨屋で再会した時に聞いたら無事に私営にチェックインできたと喜んでいたのでホッとした。
新しいコリアのグループがいたので、朴親子の写真を見せたら名前を呼んで知っている人たちだった。ゆるゆるアンニョンズも朴親子は知っていると言ってたし、コリアの人たちはグループが違っても皆知り合いのようだ。そういうものなのか!?このグループは6人の大所帯で金髪青年もいるが全員が感じが良く、片言の日本語を話す人もいて話し掛けてくれる。 -
受付前にビールを買いに行った店にいつものように買出しに行く。少し厚手の靴下があったので買ってみるが、これは履いたら大きすぎて足に悪影響がありそうで失敗。この店には袋入りの生ハムが無かったので塊をスライサーで切って貰う。こういうのは初めて見たので、切っている所を撮らせてもらった。そんなことする人は居ないのか、おかみさんは少し照れているようだった。その他食料を色々買って合計7.19ユーロ。
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今日もスパゲティを作って食べる。取りあえず自炊と言うとこれしか出来ない。もっと色々できれば栄養も偏らないで済むだろうが、扱える食材が限られているので手詰まり状態。日本ならインスタントラーメンや炒飯が作れるが、スペインにそんな物はない。
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キッチンで食後の洗い物をしていたらアゼルバイジャンの女性がご飯が余ったので食べないかと声を掛けてくれる。自分も食べたばかりなのでいらないかと思ったが、持っている釜にはグリーンピース入りのご飯がたんまり入っていた。腹はいっぱいだが米の飯なのでこれは食べとかないとだ。薄い塩味が付いていて結構旨い。「日本人は毎日米を食べる」とカタコトで言ったら通じてるようで、それを知っているから声を掛けたみたいなことを言っていた。適当な発音と文だし、おまけに過去形にしなくても問題なく通じるんだなぁ。若いころのアグネス・チャンがテレビで良く「わたしそれ昨日食べる」と言っても通じるのと同じで、聞く側にしてみれば大した問題ではないのかも知れない。と、益々何ちゃって英語に気を良くする私です。
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外をぶらぶらしていたら、毛布を着こんだ夫婦がいたので、そのひょうきんな姿が面白いので写真を撮らせてもらう。私にとっては暑いと思われる日でも、国によっては寒いと感じることがあるのだろうか。逆に、涼しい日なのに日陰で寛いでいる人に「そこは寒いでしょう」と声を掛けたら、自分の国は太陽が出ないのでここが良いと言われたこともあった。サンチャゴ巡礼は世界中の人がやって来るので、体感温度も様々だ。
明日の朝飯用にまた買出し。小さなパンとオレンジで0.87ユーロ。もうすっかりバルやレストランでの食事は不経済に思えてきて食べようと思わなくなった。同じお金を掛けるなら商店で買って宿で食べれば2食分が食べられ、定食が格安の8ユーロとあっても安いと思わなくなった。これからも早い時間に公営にチェックインして店から食料を仕入れて食べるのが最良の手段の気がする。今日の支出も宿代含めてたったの12.94ユーロ。円なら1800円ほどだ。この調子で毎日過ごせれば言うこと無いがどうかな?
出発から24日目 最初で最後の絵葉書 マンシージャ
歩き22日目の6月4日。昨日買ったソックスはやはり大きいので、ウォーキング用靴下の上に重ね履きしてみる。さすがに靴がきつくなったが、試しなので今日はこれで歩いてみる。 -
暑くなってきたので皆の出発も益々早くなってきて、早い人は5時ころに出発し、殆どの人が6時前に出て行く。自分も今日は6時10にエル・ブルゴ・レネロを出発する。スペインの朝は遅く、まだ太陽は上がってなく真夜中のようだ。近くの交差点で西欧人の夫婦が道に迷っていた。「こっちから来たからこっちじゃないの?」と日本語で言い残し、さっさと歩き出したら付いてきた。巡礼はこうやって前の人に付いていく習性がある。私も良くやるが、時には前を行く人が急に迷いだし違う道を歩いてしまったことに気づくこともあるのだが今日は大丈夫。
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ようやく朝日が昇ってきたので写真を撮ってみる。その後は休みたくなったり飽きたりするとジュース、パン、オレンジ、干しぶどうなどを飲み食いしながら歩き続ける。この辺りにはコンクリートで作られたベンチが所々にあって休むには便利。
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11時過ぎにマンシージャの公営アルベルゲ前に到着。受付は12時半からなので時間つぶしに500ミリの缶ビールを買って広場で人間ウォッチングしながら飲み始める。つまみは干しぶどうしかないけど、悪くもない取り合わせかな。同じ広場では自転車巡礼の親父達がでかいスイカを買ってきて食べている。お互いに自由な時間を過ごしてるなー。
スペインでは50代60代と思われる人達がド派手な自転車用ウェアを着てグループでツーリングを楽しんでいるのを良く目にする。日本ではその年代の人がグループで自転車ツーリングするのを見たことないのでこれも文化の違いと言うものなのか。ヨーロッパにはツールドフランスがあるので、その影響があるのかも知れない。 -
扉の前にバックパックを立てかけて順番を確保していると、歩きの巡礼者に英語で話し掛けられたのでアルベルゲのことを質問してるのかと思い、ムニチパル アルベルゲ 12:30オープンと教えてみるが、本当は何を言おうとしてたのか不明。的外れの答えだったら「こりゃダメだ」と諦められたのかな?まぁ何を言われてるのか良く分からないのに、良く分からない英語で応えてるんだから仕方ないよ。
イタリアのジョアンナおばちゃんもオープンを待っていた筈なのだが、ここにはチェックインしなかったのか見当たらない。あとで会ったときに聞いたら、時間が早かったので次の村まで行ってしまったそうだ。自分を含め、みんなこういうことを良くやっていて、その日どこに泊まるかはとても自由。基本的に公営アルベルゲは予約不可なので、みんな到着順にチェックインになります。私営アルベルゲは予約できるので安心だろうが、予約なしで歩いていると体調の都合、時間の都合でフレキシブルに行動できる利点があります。私は公営の一択なので予約したことはありません。 -
アルベルゲに絵葉書があったので、日本の友達に絵葉書を出すのを約束してたのを思い出す。切手はどこで買うのかなぁとオスピタレロに聞いたら、なんとここでも売っているそうだ。郵便局を探す手間が省けた。何て便利なんだろう。早速どちらも10枚ずつ購入してテーブルで書き出す。絵葉書10枚3ユーロ、切手10枚10ユーロと、一日の目標金額の半分以上を使ってしまったので、絵葉書出すのはこれ一回で勘弁してもらうことにしよう。案の定、今日の支出は合計31ユーロと一日分の予算額を大幅にオーバーしてしまう。キッチンのテーブルで絵葉書を書きながら居眠りが出てしまう。やっぱり疲れているんだな。
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このアルベルゲでは珍しくまともにお昼と夕飯を食べてみる。アルベルゲの通り沿いにスーパーがあって、とても便利な環境だった。お昼にはスペイン風焼きそばと言うか、カップ麺を食べてみた。味が薄くて美味くない。
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夕飯もだいたい昼と似たような物を食べる。どうしても味が想像できる物しか買わないので食生活が貧弱だ。買ってきて皿に並べれば食べられるものばっかり。何か新しい技を仕入れたい。
このアルベルゲには特筆すべき所があって、木製の階段がすり減って傾いていた。残念ながら写真はありませぬ。撮っときゃ良かった。
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