2015/05/12 - 2015/07/17
69位(同エリア132件中)
おくさん
歩く歩く歩く2015 フランス人の道19
出発から56日目 ビーゴへ向けて
7月6日。ポルトのホステル、今日の電車は8:15と早いのでオチオチ寝てられない。カミーノでは自分の好きなタイミングで起きて歩き出せば良かったので時間は気にしないで済んだが、乗り物利用の旅は制限が付くので面倒だ。とても面倒。
6時に起きだして出発準備をしていたら、朝食用のパンが大量に届いたのでスタッフに断って1個貰っておく。1個と言わず2・3個もらっときゃ良かったな、他は食べないんだから。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エールフランス ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
歩き出してから万歩計の時計を見たら7:42なのでギョッとする。カンパネラ駅まで35分必要なので突然忙しくなった。おっかしいなぁ、ちゃんと昨日のうちに今朝のタイムテーブルを作って行動してたのになぁと思いながら走ったり早歩きを10分ほどしていたところ、あれ?そう言えばポルトガルはサマータイムを導入してないので1時間遅かったかなと気づく。ポルトガル時間を登録してあるタブレットで確認したら、やっぱりまだ1時間以上の余裕があったので、やっとホッとしてゆっくり歩きに変更する。びっくりしたなぁもう。
-
駅には余裕で到着し構内のバルでカフェコンレチェを頼みホステルで貰って来たパンを食べる。コーヒーはビッグカップを頼んだが、スペインなら普通サイズだ。他の人のコーヒーを見てみると、昨日飲んだのと同じ極小サイズだった。やっぱりポルトガルとスペインはこんなとこも違ってる。駅のトイレには入り口におばさんが座っているのが見えるので有料のようだから利用しないでおこう。
ポルトガルでもスペインでも駅のホームには改札と言うものがないのでチケットがなくても自由に行ったり来たりできる。自分のビーゴ行きのホームは13番だけど、改札口から入った所からは、どう見てもホームの本数は6番しかなくて、実際に地下通路を歩いてホームの端まで行っても6番しかない。近くに居たポルトガル人に聞いてもさっぱり要領を得ないし出発時刻の10分前になっても解決しないので、焦ってチケット売り場まで聞きに行くことにする。 -
そしたら、13番ホームは1番ホームをずっと奥に行けと手で教えてくれるのでその通りに進んで行ったら改札口を出たところからは見えない死角になった所に新しいホームが沢山できており、そこにちゃんと13番のビーゴ行きと書かれたプレートも発見できたので一安心する。まぁ言葉が分からないから何事にも苦労があるよ。写真のホームはその13番で、近くまで行かないとまったく見えませんでした。
足掛け三日をポルトで過ごしたが、やっぱり一般のドミトリーの客は知らない人には誰も挨拶しないし話し掛けもしないことに接し、改めてカミーノの素晴らしさが分かった。来る前からカミーノの魅力は人との繋がりと思っていたのだが、それは来て見て想像以上に素晴らしいものだと実感することが出来た。カミーノでは誰に話し掛けてもそれが普通だし、むしろ出会って挨拶しないことの方が不自然にさえ思えた。巡礼はそれぞれ助け合いの精神に溢れ、怪我をすれば助けてくれるし道に迷っていれば聞かなくても教えてくれる。言葉は通じなくても「ブエンカミーノ」と言うだけで友達だ。みんな同じ目的を持って何百キロという道のりを一緒に歩く同士と言う意識を全員が共有しているように思えた。昨日、ドンルイス一世橋の上を歩きながらこの事を思ったら、何故か涙がポロポロ流れた。まだ日本に帰るには相当あるのに、もうおセンチになってたのかね?
素晴らしい巡礼者同士の交流だが、コンポステラまで100km地点のサリアから歩き始める人たちは少し違うように感じたので、本当のカミーノの魅力を体験したい人は是非、それより前から歩き始めるか、コンポステラから始まるフィステラルートをお勧めします。 -
再々コンポステラ
ポルト、カンパネラ駅。ビーゴ行きの電車は10分遅れでのんびりとホームに入ってきた。まぁ外国の列車はと言うより、時間に正確なのは日本の鉄道が突出して優秀なのかも知れない。スペインもポルトガルも時間にはアバウトだしフランスに至っては新幹線なのに20分前にならないとどのホームから出るのか発表されないと来てるのだから少し遅れるくらいはご愛敬というところだ。 -
早速乗り込み、窓側で進行方向に向いた席をゲット。列車では後ろ向きの席はどうも気持ちが悪いのだ。でも、この席は陽が当たるのが分かったので反対側の日陰席へさっさと移動する。四人掛けに一人だけだから快適だ。
ビーゴではホテルも決まってないし見るような所もまったく知らないので取り合えずビーゴに着いたらやるべきことを手帳に書き出してみる。
1、ビーゴに泊まらない場合も考慮して
次のサンチャゴ行きの列車をまず確認。
(乗ろうとしたら10分前に出ていて
次が3時間待ちだと洒落にならないから)
2、インフォメーションを見つけてビーゴ
のホテル情報を調べる。
(20ユーロなら宿泊し、30ユーロ以上なら
サンチャゴへ行く)
3、駅からビーゴ空港行きのバスを確認する。
ないようならタクシー乗り場を確認しておく。
(2日後にエールフランスに乗るので) -
12時、ビーゴ駅到着。まず「1」次のサンチャゴ行きを確認すると午後4時過ぎなので乗るとしても時間はいっぱいある。安いホテルを探そう。つぎは「2」近くにインフォメーションがあるかと駅の売店で聞いてみるが言葉が通じないので要領を得ない。ガードマンがいたので、この人に聞いたらスペイン語しか話さないものの市内地図をくれてインフォメーションの場所を教えてくれる。だが駅からは大分離れたところにあるのでインフォメーションでホテルを探す作戦は諦める。
-
ネットで探したホテルが近いところにあるようなので、歩きで探してみたが見つからないし面倒になってきたのでビーゴ泊は中止にしようかな。こっからサンチャゴへは鉄道なら1時間で、サンチャゴへ行けばお馴染みになったメノールのアルベルゲがあるし、あそこなら12ユーロと分かっているから列車の往復料金を入れてもまだ安く泊まることが出来るし、慣れているという気安さもある。2泊するので宿泊代が安いことは大きい。よっしゃ、サンチャゴへ戻ることに決定する。
早速、切符売り場に行き16:03のサンチャゴ行きを買おうとしたら、その前に15:10があるそうだ。列車番号で推測すると、その列車はサンチャゴ行きじゃなくて「A coruna」行きらしい。タブレットの地図で確認したら、これはサンチャゴを通り越した先にある町と分かった。なるほどそれは都合がいい、親切な駅員さんありがとう。9.25ユーロ。 -
まだ時間は大分あるので、駅前のバルで昼飯を食べよう。何軒か見て廻り一番安いメニューを出している店に入りボカディージョとビールで5.5ユーロ。ここんちはメニューにサンドイッチしかないので軽食の店だったようだ。ビールにはピンチョス(小皿料理)が付いてきたのでちょっと嬉しい。ボカディージョにケチャップとマヨネーズが付いてきたのを初めて見たので折角だから両方試してみるとどちらも旨い。
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店内には珍しくジュースの自販機があったので覗いてみる。コーラが一番安くて、それでも1.8ユーロもしていてポカリは2ユーロ。高いジュースは2.3ユーロもしていた。日本でも自販機のジュースは高いけど、スペインはそれ以上だ。コーラが250円(1ユーロ140円)ってバカ高いな。スーパーならこの3分の1で買えるし缶ビールなら50円程で買えてしまう。
やるべきことの3番目だが、バス乗り場は見つからないがタクシー乗り場は駅前に何台もタクシーが横付けしているのでここが既にタクシー乗り場のようだ。日本の駅もタクシー乗り場は近くに控えてあるが、ここは目の前だった。これでビーゴ空港に行くための道筋が確認できたので明後日の心配はなくなった。 -
今度の列車は30分前にやってきた。ビーゴが終点になっているので早めに到着するのだろう。チケットには座席番号が書いてあるので今度は指定席のようだ。3号車の149席。乗り込むとエアコンが効いていて快適だ。
スペインの鉄道は発車のアナウンスはないしベルも鳴らないので注意してないと知らない内に発車されてしまいそうだ。途中駅のアナウンスもないし、駅にも駅名は申し訳程度に1か所しか表示されてない。次の駅名なんて勿論ない。だから乗客は自分が降りる駅を注意してないと乗り越してしまうだろう。サンチャゴ駅は途中の通過駅なのでやっぱり注意が必要だ。つくづく日本の鉄道の親切なのが分かる。次の到着駅のアナウンスは勿論、出口はどっち側だとかドコそこへの乗り換えは何番線から何時何分が出るとか、忘れ物のことまで心配してくれる。スペシャルなのは上野から前橋行きに乗った時に前橋まで12km手前の高崎駅で10数分の停車時間があったとき「お急ぎのお客様は○番線から○時○分に小山行きが出発しますので、お乗り換えてください」なんてド親切なアナウンスがあったのには驚いた。おもてなしが流行語になっているが、日本はそんなのを殊更言わなくても元から立派なおもてなしの国だったのだ。外国にいると日本の良さが再確認できる。
ポルトガルの道を歩いている巡礼が見えないかなと窓の外をずっと見ているが、線路沿いは巡礼路にはなっていないようで一人もいなかった。ポンテベドラと言う駅からは私の隣にお兄ちゃんが座るようになって、チケットを前の座席に挟んだので横目で見たところ、私と同じサンチャゴで降りるらしい。お兄ちゃんが降りる素振りをしたら私も一緒に降りればいいので、こりゃ便利だ。そのサンチャゴ駅には4時半に到着。すぐ切符売り場に行って明後日のビーゴ行きチケットを購入する。これも紙に日時と行き先を書いたのを見せれば間違いなく買うことが出来る。注意するのは月日が日本とは逆の書き方をするところか。
タブレットのGPSを頼りに20分でメノールのアルベルゲに到着。2日後にアルベルゲから駅まで歩くのでしっかり所要時間を計っておいたが20分掛かった。こういうのがとても大事だ。
メノールはいつもと同じ2泊分で24ユーロだった。「シングルルーム?」と聞いてきたけど、安さにつられてわざわざやって来たんだから値段が高いシングルルーム何てとんでもない。受付のお姉さんは、前にも来たわよねと言ってくれた。そうです、これで3回目ですとは言わなかった。
シャワーを浴びようとしたらタオルをポルトの宿に置き忘れたことに気づく。やっちゃったよ、ポルトの宿でタオルを乾かすのにベッドを上り下りする為のハシゴに掛けて置いたのを回収し忘れたのだった。タオルの他に豆絞りの手ぬぐいを持って来ていたので、これでもないよりはマシだろう。 -
メノールの食堂では外で買ってきた食材で食事する人が多く、キッチンも良く使われている。作る料理はお国柄が出ていて面白い。子供の頭ほどもある巨大なピーマンが売られていて、どうやって食べるのか興味があったが、あるグループはナイフで細切りにしながらそのまま食べていた。日本でも食べたことなかったので、これは大いに参考になった。
夏休みに入ったのか、20名ほどの小学生を引率しているグループもいて沢山のボカディージョを作るのに大忙しだ。私が隅に座っていた長いテーブルと隣のテーブルを使い食事にするらしく、料理を並べ出したので別のテーブルに移ろうかと手真似で言ったら、あちらも手真似で「詰めるから大丈夫」と言ってるが、テーブルを移って上げたらお礼を言ってくれる。やっぱりこの方が良かったようだ。小学生の団体は高校生と違って可愛らしく、無邪気な様子は見ていて飽きない。
食堂の隅には売店もあって、そこそこの規模だからここで食料を調達する人も沢山いるからちゃんと商売になっているようだ。でもやっぱり外で買うほうがずっと安いので、私は殆ど外まで買い出しに行くようにしている。 -
ここのキッチンを使ってやることと言えば、トマトを切ることとゆで卵、それにスープを作る位だったが便利に使わせてもらった。キッチンは節約する人の強い味方だ。写真のビールはずんぐりしていて中瓶に見えるだろうが1リットルの大ビンだ。パンはこのサイズでも百円もしなくて凄く安い。
出発から57日目
7月7日。6時半までぐっすり寝られて、カミノに来て一番良く寝られたんじゃないかな。メノールに泊まるのはこれで3回目(5泊目)だし、だだっ広い大部屋にシングルベッドなのでとても落ち着く。プライバシーがないので嫌だと言う人もいるらしいが、私は何てことない。今日は特に予定がないし、あるとしたらまたカテドラルに行って人間ウォッチングとミサに与るくらいだ。 -
朝飯にはキッチンでゆで卵を作って大きな桃缶とパン。タンパク質にビタミン、炭水化物とバランスのとれた朝食(かな?)。塩はキッチンに幾つも置かれている。
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メノールからカテドラルへの道順もすっかり慣れた。この辺りは旧市街なので殆どの道が歩行者専用なので、車を気にすることなく呑気に歩いていられる。サンチャゴではこの旧市街がまるごと世界遺産になっているそうだ。確かに、最近建てられたような新しい建物は見たことがなく、全てが石つくりで趣のある物だ。
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10時にカテドラル前の広場に行ってみる。もうすっかり見慣れた光景だが、明日はメノールから直接サンチャゴ駅に行くのでこれで見納めだ。ミサには1時間早めの11時に聖堂に入る。さすがに特等席はガラ空きだ。1番前の席は言葉が分からないので立ったり座ったりが不安だから2番目の席をゲットする。今は空いてるが時間近くなると必ず満席になってしまうのが分かっている。1時間待ちだが最後のミサなので待っているのも苦にならない。
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ミサの前には恒例のソプラノシスターの聖歌指導が始まった。この人の歌声は本当にきれいなので、デジカメの録画でなくもっと高機能の機材で録音したいようだ。
今日は司教さんから聖体拝領できたけど、ボタフメイロの儀式は無かったので残念。でももう2度見られたからいいや。最後なのでもう一度ヤコブの棺にお参りする。 -
少し離れた巡礼博物館と言うのに行ってみたが、今日は閉館だった残念。何か食べたいなぁと歩いていると、丁度そこに旨そうな手作りパン屋があったので白いクリームがたっぷり挟まったのと、チョコの甘そうなのを買って近くの銅像の所に手頃な石段があったので座って食べる。すっごいボリュームで腹いっぱい。本当はスペイン最後なのでチュロスとホットチョコレートをもう一度食べたかったのだが、似ているのでこれでもいいや。
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メノールのキッチンでスープを作る。今日のはいつもとは少し違うスープを作ってみた(違うスープの素だけど)。卵も投入して何となく豪華に見える。ハムにヨーグルトとパン。それと欠かせないのがトマトだ。トマトは好きなので毎日食べていても飽きることがない。私は贅沢な料理とか名物とかには余り興味がないので、こういう節約旅には向いている。
出発から58日目 これで本当にさよならコンポステラ
7月8日。今日はとうとうコンポステラ最後の日だ。何ちゃって、数日前にもそう思ってポルトを目指したんだっけ。今日は列車でビーゴに移動してパリ行きの飛行機に乗るので入念に立てておいた計画に基づいて行動を始める。エールフランスからネット上でチェックインが出来るとメールが入っていたが、ビーゴ空港では出来ないから空港で直接チェックインするように但し書きが付いている。なんだこれ、こんな内容でお知らせする意味があるのか?何はともあれちゃんと私の予約が生きているようなので安心する。 -
近くのベッドで寝ている女子二人は、互いのベッドの間にうず高く私物を積んでいた。まるで自宅に帰ってきて脱ぎ散らかしたまんまって感じ。まぁ誰に迷惑を掛けている訳ではないが、私から見たらエライことやってるなと言う感じだ。暗いので写真は激しくピンボケ。
ゆっくり起きて食堂のある地階まで降りて行く。ここは3階だが、日本で言えば4階なので食堂までの行ったり来たりは結構面倒くさい。食堂入り口の大きなゴミ箱の上に見慣れたイーデンの赤い水筒を発見!滅多にないタイプなので間違いなくイーデンが忘れてった物だろう。夕方までここにあったら持ち帰ってメールで教えてやろう。イーデンが発ってからもう何日も経っていると言うのに良くずっとここにあったもんだ。ホントにイーデンのかな? -
朝ごはんにはスープを作りゆで卵を挟んだボカディージョもどきを作って食べる。昨日とほぼ同じようだが材料が限られているので仕方ない。卵がちょっとごつ過ぎて食べづらい。こんな朝飯でも最後にインスタントコーヒーを飲めば何となく充実した感じになるからコーヒーは便利だ。
残りのユーロは約400あって、ヨーロッパに居られる残り日数が9日なので一日40ユーロで収まるならOKだが、パリは物価が高いから、スペインのように一日20ユーロで賄うと言う訳には行かないだろう。カードで支払えるところはカードを使って、現金はなるべく温存する作戦にしよう。 -
9時15、サンチャゴ・デ・コンポステラ駅に向けて歩き出す。20分掛かる予想だったが今回は下り坂が多いので15分で到着。構内の列車表示板にはビーゴ行きはあるが何番ホームかはまだ発表されてないようだ。いつものことともう慣れた。1時間前になったら1番線と発表された、20分前のパリより優秀だ。スペインには改札がないけど1番なら改札の一番近くだ。
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三人の子どもを連れた家族がやって来たが、この子ども達が全員子どもサイズのコロコロを曳いていたのが可愛かった。こんな小さいコロコロが売られていたんだな。中には玩具でも入ってるんだろうか。
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電車は5分遅れでやってきた、これもいつものパターンだ。スペインの国鉄マンは日本の鉄道会社じゃ勤まらないだろな。「5分遅れたって?少し遅れて着くのが礼儀じゃないか」と言い出しそうだ。でもこっちの方が人間的で良いような気もする。1分遅れたと上司から叱責される日本の鉄道マンも気の毒だ。これらを考えるとスペインは過密ダイヤなんて関係ないのかも知れない。
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いつものように時間が来たら何の前触れもなしに列車はスルスルと発車したので、また少しギョッとする。スペインの人達はもう慣れっこになってるので、早めに乗車して乗り遅れないようにしてるんだろな。前触れなしに発車されて乗り遅れたとしても、それは自分が悪いことに誰もが共通理解してるのだろう。日本では発車が近づくとアナウンスがあって、直前にはベルが鳴るのが当たり前なので、アナウンスがあったら乗り込めば間に合うと刷り込まれている。その感覚のままスペインの鉄道に乗ろうとすると危険だ。
コンポステラ駅は途中駅なので、発車したらすぐ検札がやってくる。車掌さんはこの駅から乗り込んできた人をすべて把握してるようで、そこんところは大したもんだ。
列車とホームの間は60cmほども隙間があって、その為の渡り板が電車からニューッと出てきたようだ。ここも日本とは大分違っている。たまにはこの隙間に人が落ちるんじゃないかな。驚いたのは自転車が何も手当をすることなくそのまま乗り込むことができるようだ。混んでていても関係ないのかな?色々面白いことに気づかされる。
乗り込むと、殆ど全ての席は進行方向と逆向きのままになっている。乗客もそれが普通と思っているのか、席を回転させることもなしに多くの人が普通に逆向きに座っている。こんなところも日本はつくづく丁寧だ。前に日本のニュースで見たけど、列車が到着するとわずかな時間で列車内の清掃やイスの向きをテキパキこなす作業を外国からの視察団が驚いた顔で見学していた。その時は何を当たり前のことをと思っていたが、スペインの鉄道事情をこの目で見て、やっぱり日本のサービスは特別で、海外から視察がわざわざやって来るほどなのだと分かった。凄いぞ日本の鉄道マン。 -
今回の列車は通路に下がっているモニターに、次の駅名に加え気温と時間まで表示されている。しかも車内放送でも次の停車駅をスペイン語と英語でも言っているので、またちょっと違う列車なのかな?前のときはまったく気が付かなかった。
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ほぼ時間通りにビーゴ駅に到着。飛行機は夕方の6時発なので時間はたっぷりあるのだが、ビーゴの地理も見所も知らないのでさっさとタクシーで空港に行くことにする。すごくすっ飛ばす運ちゃんで、最高135kmも出していた。スピードメーターも撮っときゃ良かったな。スペインのタクシーは凄く安い情報だったけど、18ユーロだったから驚くほど安くはなかった。タクシーはトヨタのプリウスだったので降りてから写真を撮っておく。
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ビーゴ空港は小ぶりで分かり易い。その代わり、売店もレストランも幾つもないので安いのを選ぶことができない。取り合えずパリ行きを祝ってビールを飲んでみる。肴はイーデンがくれてったチョコビスケットだ。甘いのは酒の肴にはしないのだが、これしかつまむ物がない。今日はあっという間に20ユーロを突破したし、まだこんなもんじゃ済まないだろう。一日の経費を20ユーロに設定してた頃が既に懐かしい。
とうとうやった
早すぎるのでチェックイン・カウンターに係員はまだ誰もいない。2つしかないレストランの安めの方で朝飯のようなものにしておく。ボカディージョとカフェコンレチェで7.35ユーロ。今までの倍でめちゃ高い。空港は何でも全て高く、免税店が安いなんてのは幻だ。 -
ボカディージョは珍しく鳥のササミのカツが挟まっていて普段より倍の硬さだった。こいつをかじったら前歯の差し歯がポロッと欠けてしまった。あぁ~、とうとうやってしまったよ。大ショック。スペインのパンは美味いけど目茶目茶硬いので注意していたのだが、とうとう恐れていたことをやってしまった。どうしようかな、前歯だし目立つしな。前歯なしのひょうきんスタイルで8日間の花のパリ観光も辛そうだ。ダメ元で靴の修理用に持って来ていた強力ボンドを薄く塗って貼り付けてみたら、なんとこれが具合が良さそうだ。もしかしたら日本まで持つかも知れないとヌカ喜びをする。
これで思い出したが、崩壊寸前だったエアーマックスだけど、苦肉の策の草履を切り取って穴を塞ぐ作戦は草履のウレタンが弱すぎて持たなかったが、接着剤が頑丈でウレタンは消滅してもボンドはそのまま残っている。それが分かったので接着剤を厚く塗り続ける作戦が功を奏して今に至っています。接着剤は自分の靴の為はもとより、何百人と出会う人の中には靴底がはげた人に出会うだろうと持参したのだが、結局自分のためになった。 -
この飛行機に乗ってパリに移動します。スペインとフランスは隣なので、今まで乗ったどの飛行機よりも小さいようです。
これにて「歩く歩く歩く2015 フランス人の道」はいったん終了です。
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