2015/05/12 - 2016/07/17
162位(同エリア505件中)
おくさん
歩く歩く歩く2015 フランス人の道3
出発から8日目 ワインの泉 ロスアルコス
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
5月19日。エステージャを7時前に出発。多くの人はその前の暗いうちに出ているので、自分はいつもぐっと遅いほうだ。昨日はずっと痛かったマメが今日は今のところ痛くないので、この状態が続いてもらいたい。
-
暫く歩いていると、スペインに来る前からずっと楽しみにしていたワインの泉があった。ワイン工場のイラチ社が巡礼のためにずっと続けてくれているサービスで、二つある蛇口からは片方は水、片方からは赤ワインが無料で出てくる有難い名所なのだ。コップは持ってないので直接蛇口からアグンと飲ませてもらい、昨日の残りのパンに赤ワインを浸して食べてみる。願いが叶って超嬉しい。ここを通る巡礼は全員寄って行くし、みんなニコニコ顔でここはまるでパーティー会場のようなひと時を味わう。
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建物の上にはビデオカメラがあって、ライブ映像を世界にネット配信している。日本にいるときに何度も羨ましく見ていたが、とうとう自分もここに来ることが出来た。感激ー。
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この辺りから膝に大きなサポーターを巻いて足を引きづりながら頑張って歩いている女性を良く目にするようになる。あんな状態で歩き続けて大丈夫かなぁと心配になるほどだ。仲間なのか、数人の人達と一緒に歩いているようだが、あんな状態で元気な人と歩調を合わせると悪化するんじゃないのかね。
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9時過ぎに次の村のバルで朝飯にする。スペインの田舎にいるんだから当たり前だろうが、本当にスペインンの田舎そのものの風景がしょっちゅう見られる。チーズとトマトのボカディージョとオレンジジュースで3.7ユーロ。オレンジはどこのバルでも丸々1個をその場で専用の機械に入れて絞るのでフレッシュそのものだ。フェイスブックを見てくれている友達の進言を聞き入れ、お腹の調子を悪くしないように、なるべく果物を食べるようにしている。
次の村に巡礼者向けの小さな食料品店があったので寄ってみる。オレンジジュース、乾燥バナナ、干しぶどうを買ってザックに入れて置く。ピレネー越えをしていたとき、食べるものが無くて懲りたので、こういうのを持っていると助かるときがきっとある気がする。 -
ブドウ畑が延々と続くなだらかな道を延々と歩く。もう何でも延々。この辺りは何ていうのか知らないが、きっとワインの名産地なのかも知れない。もしかしてこの辺りはリオはと言うのかな?私の住む地域にも少し離れるとワインを作っている所があるが、ブドウ畑の規模を比べると数百倍ほどの違いを感じる。これだけ大量にワインを作っているんだから、ワインと水は同じという感覚になるのかも知れないな。日本人は水は無料と思っているので決してそういう感覚にはならないけど。
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途中、休憩を入れながらロスアルコスの公営アルベルゲに到着。ここに来るまでに二つの私営アルベルゲがあったが、10ユーロとやっぱり高い。今日の公営は6ユーロだ。公営は私営アルベルゲを圧迫しないように、町を通り越す辺りに建っていた(想像です)。まずはベッドを確保したらシャワーだ。二つしかないシャワールームに入ってキョロキョロしていたらご婦人が入ってきて「レディー」と言っているのでドアを見たら確かにレディーと書いてある。アルベルゲは男女ミックスのトイレ・シャワールームが多いので確認せずに入ってしまった。ソーリーと言って出た反対側にちゃんと男性用があった。シャワーを浴びながら洗濯も済まし外に干す。風が強いので簡単に乾くだろう。
課題のキャッシングに挑戦の時間がやってきた。まずは銀行を探すのにスペイン語初級講座で習ったフレーズがそのまま役に立った。「ドンデスタ エル バンコ セルカデアキ?(近くの銀行はどこですか?)」日本人の喋るカタカナスペイン語は大体そのまま通じるらしい。ただし、スペイン人が早口で喋るスペイン語はお手上げ。教えて貰う時に、トドレクト(真っ直ぐ)、アラデレチャ(右)、イスキエルダ(左)だけは聞き取れるので、右と左と言う単語が聞こえたらグラシアスと言ってその地点まで行き、そこでまた同じフレーズを言って教えてもらうを繰り返し、4度目に聞いたところは銀行のすぐ前だった。こっちの銀行は前に立っても銀行と分からないようだ。中に行員がいるが、扉は開かないので、教えてくれた人がガラス越しに行員を呼び出してくれる。クレジットカードを見せて、キャッシング?と言うと通じたようで、外に設置してあるATMを指差す。それが使えないから呼び出してるんだよ。こっちの意図をすぐ理解してくれ、さっさとATMを操作してくれ、暗証番号だけ自分で入力する。幾ら欲しいのかと聞くので、ムーチョと言ったら600と数字を打ち込んでくれたが、リミットが300らしい。何とか無事に300ユーロをゲットできる。キャッシングしたのはこれが初めてだったので、本物の現金が銀行の無料サービスで貰えた感覚が嬉しくてムチャスグラシアスと握手をしてもらう。ユーロの残りがまだ100あって、合計400ユーロになった。贅沢しなければ一日の出費は25ユーロとして、16日間は持つ勘定だ。残り100になったらまた同じように銀行でやってもらおう。(一度の失敗で怖くなったから) -
アルベルゲに戻る途中の広場を歩いていたらドイツのカレーンがやってきた。彼女はもう少し先まで進むそうなので、泊まる村がひとつ違うともう会うことがないかも知れないな。実際、カレーンとはこのときを最後に一度も会うことはなかった。毎日が一期一会の連続だ。
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アルベルゲの自販機に生ハム1.25ユーロと缶ビール1ユーロがあったので買って飲む。生ハムは自販機のでもとても美味しい。5時近くなりシエスタの終了時刻なので食料の買出しに出かける。歩いている女性をつかまえ「ドンデスタ メルカード」と店の場所を聞いてみるとちゃんと教えてくれる。ドンデスタはとても便利なスペイン語だ。きっと日本語で「どこですか、スーパーマーケット?」と言っても通じる気がする(いやマジで)。
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スパゲティ1袋に良く分からないソースと、明日用にパンを買って帰る。時々一緒になるコリアの女の子二人も買出しにやってくる。みんな知らない土地なのに良く店を見つけるよな。アルベルゲに戻って早速人生初のスパゲティ作り。日本でもやったことないけど、要するに食べる硬さになればいいんだ。1本摘んでは硬さを確認して、ここぞと思ったところでザルに取ればオーケー。皿に移してバーベキューソースらしいのを掛け、朝買った干しぶどうをトッピングしてみる。まずくはないけどスパゲティらしくもないな。やっぱりトマト味のソースの方がいいようだ。
出発から9日目 文化財のようなアルベルゲ ビアナ -
5月20日。ロスアルコスを7時過ぎに出発。アルベルゲの外に出たらSJPPの宿で一緒の部屋になったブラジルのカルロスがやって来た。カルロスは町の中からやって来たので私営アルベルゲに泊まったようだ。一言二言言葉を交わして別れる。またすぐ会うだろうと思ったが、カルロスとはこれ切り会うことはなかった。
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ここんところ毎日、丘を上ったり下りたりしながら夢の世界のようなカミーノを歩いていられる。歩いている時はそんなに感じなかったが、こうして写真を見返してみると、本当に毎日まいにち素晴らしい風景の中を歩いていたんだなぁと思う。実際に歩いている時は、ひたすら前へ前へと思っているので勿体ないと言えば勿体なかった気がする。もっと歩くのを楽しめれば良かった。
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パッキングの時に石鹸だけ見つからなかったので途中の雑貨屋に石鹸を見つけたので仕入れておく。四角く角張ったしゃれっ気のない石鹸で昭和の洗濯石鹸のようだ。買ったりんごはその場で食べてしまう。
私は買い物しただけだったが、同じバルで昨日から時々見かけている膝を痛めて足を引きずっている女の子も一緒に休んでいる。あんだけ痛そうでこの先大丈夫なんかなぁと、また心配になる。歩きながら並んだ時に自分の膝を指して、アーユーニーOK?と声を掛けると通じているようだ。こんな英語でも通じるんだなぁと感心する。調子付いてスローリー、スローリー、ドントムーブ コンポステラと言ったら、アイノウと返してくれるので通じているらしい。きっと想像力を発揮して理解してくれてるんだろうが。 -
その後、道端に座って休んでいたら隣に座ってきてミントのガムをくれたので、こちらからも持参の和風マリア様のカードを上げる。オランダの近くの小さな国らしいがハッキリと聞き取れない。今日はビアナに泊まりたいそうなので少しの間一緒に歩く。町が見え出したのでニュータウン?と言ったところ、アイシンクソー、アイホープソーと言っている。ニュータウン?何の積りでこう言ったんだろう?
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1時半、ビアナのアルベルゲ到着。えーっ、こんな文化財みたいな所に泊まれるのーっ!!今までも年代物のアルベルゲはあったが、ここはまたレベルが違う古さで、文化財として保存されるようなアルベルゲだった。でも中はちゃんと生活に困らないようにリニューアルされている。シャワー、洗濯といつものルーチンをこなすが、買った石鹸でシャンプーしたら髪が油ギトギトのようで嫌な感じがする。でも乾くと違和感はないようだ。ずっとこの石鹸使い続けるのかなぁ。
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今日は栄養を取りたいのでアルベルゲ前の看板にあった巡礼定食8ユーロの店に行ってみる。確かに8ユーロで栄養たっぷりの感じで嬉しい。特記すべきはワインがフルボトルで出てきたのと、デザートにフルーツを頼んだら、青りんごが皿に載ってゴロンと一個出てきた。これは明日の行動食として持ち帰らせてもらおう。カットするためのナイフも付いてこないので、丸かじりして食べろと言うことらしい。マスターは私がワインを全部飲んだことに少し驚いたようで「えっ全部飲んだの!?」らしいことを言ってるが、えっ普通は残すものなの?
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アルベルゲの前には今は使われてないらしい古い教会があって、間の通路を奥へ行くと広い中庭があった。ここもアルベルゲのと言うか教会の所有らしいが、庭はテラススタイルで、その向こうは高い崖になっていて遠くまで見渡すことが出来た。明日のカミーノも見えてるのかな?ここへはアルベルゲの人以外はやって来ないようだ。数人の巡礼がイスに座ってまったりしている。古さと言い広いテラスと言い、とても特殊なアルベルゲの気がした。
出発から10日目 オチェンタは80 ナバレッテ -
5月21日。ビアナを7時ちょっとに出発する。この町も古い建物が盛りだくさんで、道沿いには興味深い年代物が幾つもあった。所々で中世の時代の中を歩いている感じがして楽しい。
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今日はログローニョまで短めの9.2キロにしようと思っていたのだが、10時に着いてしまったので、さすがにもっと先を目指す。ログローニョの街は大きく、古くて立派な教会もあったのでお参りしていく。大きな街にありがちな、道を示す黄色い矢印が少ないので脱出するのに一苦労する。分からずに困っていると、地元の人が聞きもしないのに3回教えてくれた。みんな巡礼の格好してる人には優しいようだ。
田舎の道端で巡礼関連の小物を売っているお婆さんがスタンプを押してくれたので、何も買わないのでマリア様のカードを上げる。このカードを上げるとみんな喜んでくれるので持ってきた甲斐がある。 -
小さな公園があったので、昨日仕入れたパンと干しぶどう、水で朝飯にする。干しぶどうは食べやすく栄養もありそうなので便利だ。なくなったらまた仕入れよう。
堰止湖のような沼のほとりにあったバルでオレンジジュースを飲ませてもらう。ウノ・オチェンタと言われたがすぐには分からないので、こいうときは大体5ユーロ札を出すとお釣をくれる。オチェンタは80なのが分かった。でもまたすぐ忘れそうだな。 -
高速道路を隔てている金網フェンスには小枝で作った十字架が無数にあったので、日本から持ってきた木の箸で自分も十字架にしてみる。箸があれば何かの時に便利かと持ってきたものだが、いままで一度も使ってないのでこの後も使う機会がないだろう。だったら少しでもバックパックを軽くするためにここに置いて行くことにした。これ、箸だと気づくのは日本人くらいかな?
町外れの小屋に巡礼達が何人も集まっているので寄ってみる。髭も髪もボーボーに伸びた爺さんが果物や巡礼グッズを売っているようだ。売っていると言うより寄付でプレゼントしているらしい。欲しいものは無かったので、スタンプを押してもらいマリア様のカードを上げたら自分が持っているカードをくれた。マルセリーノと言う爺さんで、コンポステラで中世の巡礼コスプレをやっている姿を写真で見たことある人だった。私のスペイン語の先生はマルセラだとか、マルセリーノ・パン・イ・ビーノと、昔見た日本名「汚れなきいたずら」の映画のことを言ったら、耳の横で指をぐるぐる回してペリクラ(映画のこと)と言っているので通じてる。ハポンで観たと手まねで伝えたら理解してくれて嬉しそうだった。別れるときにキャラメルや小さなリンゴをくれたけど、歩き出してから一緒に写真を撮ればよかったと思った。
ナバレッテのアルベルゲに2時40到着。ここに来るまで30分くらい町の中をグルグルと探し回った。とても分かりづらい。この宿は公営かと思ったが、チェックインしたら私営だった。同じ棟続きでバルも経営している。どうりで10ユーロだ。でも、私営はとても綺麗なのでこれも悪くないなと思った。一部屋に2段ベッドが4台置いてある部屋が幾つかあり、この部屋に入ったのは3人だけだったので快適。2段ベッドの上段に人がいないと雑音がないのでシングルベッドのようだ。それに、寝ている目の前に板が覆いかぶさっているベッドと言うは妙に落ち着くようだ。 -
いつものルーチンのあと、併設のバルでビールを2杯飲ませてもらう。つまみにポテチを出してくれたが、こっちのポテチはカラッカラに乾燥していて美味い。パンも空気もみんなカラッカラだ。
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町の中を探検していると、あれほど探して見つからなかった公営アルベルゲを発見する。昔のビルの一角をアルベルゲが同居している作りで、ちょっとやそっとでは見つからない建物だった。こっちなら半額で泊まれたのになーと思うが後の祭りだ。
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何度も一緒になる男性巡礼がいたが、この辺りが日記に書かれていないので誰だったか覚えが無い。その時は覚えていても、文字で残しておかないとザルのように忘れてしまう。一緒に写真を撮るくらいだから結構仲良くしてたんだと思うんだが。
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こちらは良く覚えている。白髪をなびかせて髭も長くしているのでインパクト大だ。スーツ姿でリュックを背負っているので、最初は巡礼とは思わなかったが、何度もアルベルゲで一緒になるのでやっと巡礼だと分かった。なんでこんな格好で始めたのか、着の身着のままフラッと巡礼を始めた感じなのかな。
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これは大きな教会で、中に入ると金きらきんだった。大航海時代に世界のあちこちからかっぱらってきた金をふんだんに使っているようだ。黄金の国ジパングはそうは問屋が卸さなかったので残念でしたね。
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近くの雑貨屋に行ってみる。アルコール度数8.6%というビールがあったので500ミリ缶と生ハム、それとカステラみたいのを買う。これだけ買ってたったの3ユーロ。それを食べてもやっぱり満腹にはならないので手作りパン屋に行ってパンを4個買ってくる。パンは1個幾らじゃなく、目方で売っていた。表の看板の文字は意味不明だが、大きくパンの絵が描かれているので文字が読めなくても間違いようがないのが有り難い。
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水について
フランスもスペインも日本と違って硬水と言う事なので、腹を壊すのが心配だから最初は少し飲んで様子を見ていました。2ヶ月以上もいるのだからミネラル・ウォーターを買って飲み続ける訳に行かないので最初から現地の水を飲んでいましたが、何事もなくて良かった。今まで行った海外ツアーでは添乗員さんは必ずミネラル・ウォーターを勧めていたが、ヨーロッパならまったく問題ないのが分かった。水は安いところで0.5ユーロ。缶ビールも同じくらいの値段だし、コカコーラ等も同じ値段なのにはビックリ。当然、ビールを毎日2本は飲んでいました。そのうち、1リットルビールがスーパーなどでは1ユーロ前後なので、1リットルがあると必ずこっちを買っていました。1リットルビールは飲み出があって最高でした。
出発から11日目 コリアのカップル ナヘラ -
5月22日。ナヘラの私営アルベルゲ、私のベッド上段は空なので自分の荷物を広げて置けるので生活し易い。上に居ないとベッドも揺れないし快適。公営アルベルゲは巡礼が集中するので、なかなかこうは行かない。これも私営の良い所でしょう。コンセントも独占できるので充電も困りません。ちょっと高いだけのことはあります。なるべく泊まりたくないけど。
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ちょっと遅めの7時半にナバレッテ出発。近くの広場には水飲み場があって、スペインにはこういう水飲み場を良く見かけます。なんでかな?水道が整備されない時代の名残なのかな。
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道端には大きな墓地があった。こっちの墓地はぐるりと塀で囲われてるのが普通のようで、この墓地も塀で囲われていた。その塀にすごくポエムな彫刻が施されていた。墓地の彫刻としては夢がある魅力的な物だったので写真に撮っておく。きっと意味のある物語と思うがその意味を知ることなど不可能だ。もしかしてスペインでは良く知られている物語なのかな。
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2時間歩いたところで昨日仕入れた干しぶどう入りのカステラを食べる。これは干しブドウのお陰で水分も適度にあるしとても美味いのでまた買いたい。今日は既に予定の3分の1を歩いたので、あと4時間も歩けば目的地に着くだろう、余裕の一日だ。
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今日の宿に予定しているナヘラの町に入るための大きな橋を渡りきった川岸の芝生の上で何人もの巡礼達がごろごろと寛いでいる。取り合えずチェックインしたいので公営アルベルゲを目指すが、前を歩く二人連れに付いて行った所、入ったのは図書館だった。道を聞くために入ったらしい。自分も受付に公営アルベルゲの場所を教えてもらう。おかげでアルベルゲには12時半に着いたが、何人もの巡礼が入り口近くで開くのを待っている。昨日のコリアペアも既に待っていて、2時オープンだと教えてくれる。1時間半もあるので巡礼メニューを見に行ってみるが12ユーロと高いので止めておく。昼飯は受付してから考えることにしよう。
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結局、缶ビールとパンにポテチを買ってきて、アルベルゲ前のベンチで昼飯みたいなことをする。栄養的にはどうかと思うが、毎日こればかり食べているわけではないのでいいだろう。安いし。
今日のアルベルゲは寄付制だったので、公営だから5ユーロを貯金箱みたいのに入れて、これは使わないだろうと想像して予備に持ってきた新品の単3乾電池2本とマリア様のカードを受付している人に上げる。何しろバックパックを軽くするために、どんな小さな物でも不要な物は持ちたくない。日本で準備している時に、あったら便利かなと言う物は持って行かないと決められれば良かったが、それも実際に来ないと分からなかった。 -
キッチンが使えるのでスパゲッティ作りに再挑戦だ。電磁調理器の使い方が分からないので近くにいたアメリカの女の子に教えてもらう。アルベルゲに沢山ある食材は前の人たちが置いていった物なので後の人が自由に使っていいのがありがたい。ハム1枚と小豆にニンジンみたいのを入れてソースらしいのを作り、味付けは冷蔵庫に残っていたトマト味のチューブを使わせてもらう。今回は前より大量に作り、そこそこの味になった気がする。隣でコリアの女の子がオリーブ油はもっと入れた方がいいと教えてくれる。そんな基本的な事も知らないので教えて貰えるのはありがたい。カムサハムニダ。
持参のバーベキューソースはスパゲティに合わないし、スパゲッティ麺も持ち歩くには重いので後の人に使って貰おうとキッチンに置いておく。誰かが使ってくれるかな? -
食べ終わったらコリアの二人がワインを勧めてくれるので一杯いただく。女の子の方は日本語が上手に話せるので聞いたら、大学で取ったそうだ。男性の方はコリアには珍しく英語も私並の片言だった。二人は婚約者同士で、今回はブルゴスまで一緒に歩いて韓国に帰るそうだ。日本語を喋ってくれる外国人は貴重なので、また会えると嬉しいのだがな。
二人は私と同様に、フランスのサンジャンを5月9日に出発し、一日に15kmくらいしか歩かないそうだ。自分が4日遅れの13日に出発したと言ったら早いと驚いていたが、二人が遅すぎるんだよとは言わなかった。明日はサントドミンゴ・デラ・カルサダ迄行くというのでまた会えるかも知れない。楽しみが出来た。
このアルベルゲは2段ベッドが40台で80人が泊まれると言う大きなものだったが、それが全て一部屋に収まっていると言う戦場のようなアルベルゲだった。昨日もいたスーツで歩いている老人巡礼も私のベッドのすぐ近くでイビキを掻いて寝ている。イビキはなー、みんなが寝静まって静かになるとでかく聞こえるようになるんだよな。これだけ沢山の人が一緒に寝る部屋なので、イビキも一人二人じゃ済まないだろう。今晩の運命やいかに。
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