2021/09/26 - 2021/09/26
75位(同エリア1547件中)
+mo2さん
ポーラ美術館で9月18日により開催されている「ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」に行ってきました。朝一番の箱根とういうこともあり、人は少なくゆっくりと鑑賞することができました。
ーポーラ美術館HPより参照ー
本展は、国内の美術館におけるロニ・ホーンの初個展となるとともに、2002年の開館以来、ポーラ美術館における大型企画展としては初めて、同時代の作家を単独で取り上げたものです。写真、彫刻、ドローイング、本など、ロニ・ホーンの作品の形式は多岐にわたります。テムズ河の水面を切り取った写真のシリーズや、6週間にわたりアイスランドの温泉で女性の表情の微妙な変化を記録したポートレート、島の地図をモチーフにしたドローイング、水鏡を思わせるガラスの彫刻など、作品の多くは自然と密接に結びつき、ユーモアを含みながら、極めてシンプルに削ぎ落された形式で展開されていました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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HPより作家のプロフィールです。
ロニ・ホーン/Roni Horn
1955年生まれ、ニューヨーク在住。写真、彫刻、ドローイング、本など多様なメディアでコンセプチュアルな作品を制作。1975年から今日まで継続して、人里離れた辺境の風景を求めてアイスランド中をくまなく旅してきた。この中で経験した「孤独」は、彼女の人生と作品に大きな影響を与えている。
近年の主な個展は、ポンピドゥー・センター(パリ、2003年)、テート・モダン(ロンドン、2009年)、ホイットニー美術館(ニューヨーク、2009-2010年)、バイエラー財団(リーエン、 スイス、2016年、2020年)、グレンストーン美術館(ポトマック、アメリカ、2021年)などで開催。ポーラ美術館 美術館・博物館
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《無題(「実際には、巧みな恩恵がある。」)》2018-2020年
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木々に囲まれたポーラ美術館。その自然を体感でき展示室には「ガラス彫刻」シリーズ(2018-20)が展示されています。
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水を湛えた器のように見えるこの作品は、実は数百キロものガラスの塊です。気の遠くなるような時間をかけて、ガラスがゆっくりと鋳造される過程は、透き通った水が器に静かに満ちてゆく様を思わせると同時に、溢れ出る灼熱のマグマが流れて固まり、地面を形成したアイスランドの大地や地層をも想起させます。
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窓のある開放的な展示室と、屋外の森に設置される計9つのガラス彫刻は、周囲を映し出しながら、また巨大なレンズとして光を拡散しながら、静と動、穏やかさと荒々しさ、表層と深淵、透明感と重量感といった、相反する性質を内包しています。
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《エミリのブーケ》(部分)2006-2007年
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言葉と文学は、ホーンの作品にとっての重要な要素。アメリカを代表する詩人のエミリー・ディキンスンが書いた手紙の中から言葉を選び、純粋な「形」として作品化された《エミリーのブーケ》(2006-07)は、ドナルド・ジャッドらミニマリズムの影響がうかがえる作品です。
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《ゴールド・フィールド》 1980/1994年
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《トゥー・プレイス》(部分)1989-2011年
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「You Are the Weather」1997年
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出版プロジェクト「トゥー・プレイス」シリーズです。
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アイスランドの女性といえば、まず浮かぶのはビョークですね。
この女性はビョークではありませんが(笑) -
灯台の中に2ヶ月滞在して手がけた水彩ドローイング集『ブラフ・ライフ』より
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『ブラフ・ライフ』よりアイスランドでしょうか。
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《円周率》1997-98年
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北アイスランドで7年にわたり撮影した45点の写真からなり、作家が「循環し繰り返される出来事の集積」と語る作品。
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各作品が高い位置に展示され、頭上に作品を見上げるよう促す空間です。
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「静かな水(テムズ川、例として)」1999年
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テムズ川の水面を写した15点の作品群です。
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今回の展覧会タイトル「水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」は、この作品群に書かれたものです。
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「静かな水(テムズ川、例として)」より
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第2会場へ移動します・・・
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《または 6》2013-2014年
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ドローイングは、ホーンにとってもっとも身近な表現手段です。「日々呼吸するように」実践されるドローイングは、1982年から今日まで一定して継続される唯一の形式です。
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抽象的な線や形、あるいは引用された言葉などモティーフは様々ですが、それは手の運動であるとともに、彼女の思考や記憶と強く結びついています。
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本展の一室を占める7点の巨大なドローイング作品は、高さ約3メートルにおよびます。
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細部に目を凝らすと、手書きの記号や印、紙の切れ目によって、それが一度ばらばらに切断され、繊細な手作業によって再び組み合わされたものであることが分かります。
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《犬のコーラス?地球の果てまで滑り出せ》(部分)2016年
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コラージュ作品「犬のコーラス」シリーズです。
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言葉遊びの要素もあるようです。
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朝1番で行ったこともあり、観客は少なめです。じっくり作品の世界に浸れます。
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《あなたは天気 パート2》(部分)2010-11年
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真っ直ぐな視線を投げかける100枚ものポートレートが、展示室の四方を取り囲むこの大作は、アイスランドの温泉で、6週間にわたって女性の表情を記録し続けたものです。
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一つとして同じ表情はなく、「曇った顔」「気が晴れる」「霞を食う」「称賛の雨」など、私たちは人間のあり方や経験を気象に見立てています。時に激しく時に穏やかに、天気のように移り変わる、一人の女性が見せる唯一無二の100の表情を追いながら、同じように見えるものの中にこそ、絶え間ない変化が潜むことに気付くことになります。
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10代の頃、父親からペトリのカメラを与えられて以来、写真はホーンにとって重要なメディアです。
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微細な表情の違いは刻一刻と様相を変える空のようであり、タイトルの「あなたは天気」の意味がありのまま実感できる展示スペースとなっていました。
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