2018/03/17 - 2018/06/03
75位(同エリア1547件中)
+mo2さん
箱根のポーラ美術館で『エミール・ガレ 自然の蒐集』展が開催中ですが、開催日の3/17と6/3の2回行ってきました。
エミール・ガレは、植物学や生物学、鉱物学など博物学的な知識を駆使して作品を製作した、フランスのガラス工芸家ですが、「エミール・ガレ 自然の蒐集」は、ガレの作品を、「森」と「海」というふたつのキーワードを通し初期から晩年まで辿ることがテーマとなっています。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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日本全国の美術館から集めた約70点と、ポーラ美術館収蔵のコレクションから厳選した60点を合わせた約130点のガレの作品が展示されています。作品は一部を除き写真撮影OKでした。
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ガレ展の入り口で、出迎えてくれるのが、この 「犬型陶器」
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「草花文脚付杯」1860-80年代 ポーラ美術館蔵
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「コンポート」1867年頃 ポーラ美術館蔵
透明色のガラスを素地としたエナメル彩が美しい。 -
「女神文香水瓶」1884年 ポーラ美術館蔵
金彩と青いエナメル彩による縁飾りが描かれた表裏のメダイヨンの表面に、白と黒のみを用いたエナメル彩によって女神が描かれています。 -
「蓋付コンポート」1870年代 ポーラ美術館蔵
全体の輪郭は円に近い12角形で、白、赤、青のエナメル彩によって繊細な連弧文や花文が描かれています。 -
「風景文花器」 1874-89年 ポーラ美術館蔵
口縁をフリル状に加工しており、金彩を平面的に塗って二人の人物が乗った帆船が浮かぶ水辺の光景をシルエット的に描き、さらに黒と緑色のエナメル彩によって細部を素描風に仕上げています。 -
(左)「徽章文花器」1878-79年 ポーラ美術館蔵
(右)「徽章文蓋物」1880年代 ポーラ美術館蔵
淡褐色の透明な素地に、エナメル彩と金彩で獅子と龍、ユリなどが描かれています。 -
「人物文酒器」1880年代 ポーラ美術館蔵
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「アラベスク文花器」1884年頃 ポーラ美術館蔵
紫色の透明地にオパール色の乳白色を重ねて型吹き成形した花器。正面中央の亀甲形の枠の中にスーラリーの詩句が刻まれてます。 -
「水の妖精文鉢」1884-89年 ポーラ美術館蔵
水面から上半身を覗かせた水の妖精エコーが描かれています。 -
「水の妖精文鉢」の内側
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水差「トンボ」1874-89年 飛騨高山美術館蔵
大胆にも胴を曲げたトンボが把手そのものになっています。 -
(左)「蜻蛉文鉢」1884年頃 個人蔵
(右)鉢「喫煙の楽しみ」1884年頃 個人蔵 -
「アザミ文花器」1884年頃 ポーラ美術館蔵
フランス北東部のロレーヌ地方は18世紀まではロレーヌ公が統治する独立国家であったが、アザミは「それに触れれば刺される」の格言によって、ロレーヌの自立を象徴する花。 -
「草花昆虫文花器」1884-89年 ポーラ美術館蔵
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「昆虫文花器」1884年頃、「昆虫文水差」1884-1900年頃 ポーラ美術館蔵
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「ダリア文テーブルウェア」1898年頃 ポーラ美術館蔵
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「雪景文花器」1897-1900年頃 ポーラ美術館蔵
松に鷹など狩野派の絵画などの影響を感じるジャポニズムの作品。 -
「ヤグルマギク文水差」1879-82年 ポーラ美術館蔵
エナメル彩でヤグルマギクが描かれています。 -
「菊にカマキリ文花器」1880年代 ポーラ美術館蔵
褐色の透明地を型吹きした花器。リンドウの花のように口を開いた器の形状は古代中国の殷の青銅器「觚」の形態を模倣したともいわれています。 -
「菊花文花器」1900年 ポーラ美術館蔵
透明地にエナメル彩と金彩を併用して八重咲の菊の花を描いています。 -
「菊花文花器」1900年頃 ポーラ美術館蔵
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「タンポポ文耳付花器」1890年代 ポーラ美術館蔵
下の作品と同じデザイン、同じ材料で作っています。 -
「タンポポ文耳付花器」1890年代 ポーラ美術館蔵
蜂蜜色の透明素地に金彩を焼きつけた上にエナメルを塗り重ねるエモー・ビジュー技法を使用して、タンポポの花や白い冠毛をつけた種子、カミキリムシのような昆虫を描いています。 -
次のコーナーは、東京大学総合研究博物館の協力で、ガレが作品のモチーフにした植物や昆虫の標本を森に生きる植物や昆虫をモチーフにした作品と並べ、見比べることができるようにしていました。
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「ケマン草文花器」1895年頃 ポーラ美術館蔵
淡緑色の透明素地にはウランが混入されているそうです。 -
「蘭文花器」1893年頃 ポーラ美術館蔵
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「大麦文花器」1900年頃 ポーラ美術館蔵
型吹き成形した緑色透明地をエッチングで彫刻し、正面に風に揺れる2本の大麦の穂をエナメル彩と金彩を併用して大きく描いています。 -
「ナラ文花器」1900年頃 ポーラ美術館蔵
流れ落ちる滴形のアプリカシオンを3カ所に溶着しています。 -
「モクレン文花器」1896-1900年 ポーラ美術館蔵
白いぼかしの入った素地に赤いモクレンの花が咲く情景が浮彫になっている美しい作品。 -
作品の前に昆虫の標本が展示されています。
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「蜻蛉文香水瓶」1878-1890年頃
月光色ガラスと呼ばれる、酸化コバルトの混入で淡青色に着色された透明地の上にエナメル彩と金彩によって、レース状の装飾の間を飛ぶ蜻蛉が描かれています。 -
「蜂文花器」(2点)1900年頃 ポーラ美術館蔵
蜂蜜色の透明素地の上に蜂が描かれています。 -
「セミ文花器」1900年頃
船形に加工した花器の全面を研磨してつや消し加工を施し、グラヴュールによってセミを浮き彫りにしています。 -
「ナルコユリ文花器」1895年頃
エナメル彩によって蝶とナルコユリを描いています。 -
「昆虫文花器」1892-1893年
茶褐色透明時にエモー・ビジュー技法によって、羽を左右に広げた昆虫が大きく描かれています。 -
「草花文耳付花器」1895年頃
ガラスの肌をエッチングを用いて浅く削り、網目模様を廻らせ、菊や蝶、風になびく野草などを、厚めに盛り上げたエナメル彩と金彩を併用して描いています。 -
「菊にカマキリ文花器」1884~1904年 ポーラ美術館蔵
本展にも出展されていたサントリー美術館蔵の「バッタ文花器」と類似するデザインの作品。 -
ガレの作品と標本、モネの絵画が並ぶ展示。
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クロード・モネ「グラジオラス 」1881年
日本の掛物を思い起こさせる縦長の画面に、一輪のグラジオラスの花が描かれています。 -
こちらはドーム兄弟の作品。
(左上)「蜘蛛の巣文花器」1910年頃(中上)「樹林文花器」1917年頃(右上)「葡萄とカタツムリ文花器」1904年頃(右下)「鶏文花器 」1893年頃 -
ピエール・ボナール(左)「山羊と遊ぶ子供たち」「りんごつみ」1899年頃
ここから背景が森を感じる緑となりました。 -
「鬼百合文花瓶」1890年頃 飛騨高山美術館蔵
オニユリも19世紀後半に日本から輸出された植物の1つ。 -
「ユリ文花器」1895‐97年 ポーラ美術館蔵
エッチングによってユリの花が彫刻されている大きな作品。
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「アジサイ文花瓶」1900年頃 ポーラ美術館蔵
アジサイも日本が原産の植物です。 -
「骨と犬」1880年代 ポーラ美術館蔵
断面が「く」の字型の煙草入れ。裁断された牛骨などの形状を模したものだそうです。 -
「ヘチマ文脚付花器」1884‐89年 ポーラ美術館蔵
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「ケシ文花器」 1900年頃 ポーラ美術館蔵
全体がケシの実の形をイメージして造形され、ブロンズ製の台座も開いた花弁の様子を写しています。
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