2017年 ドイツ周遊 (19 days) =DAY 14= ～ケルン⇒カッセル⇒ハンブルク～

2017/05/03 - 2017/05/03

・4月20日：名古屋 ⇒ 香港
・4月21日：香港 ⇒ フランクフルト ⇒ ミュンヘン
・4月21日～25日：ミュンヘン
　＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
　・4月23日：ヘレンキームゼー城 & ザルツブルク

・4月25日：ミュンヘン ⇒ フュッセン
・4月26日：フュッセン ⇒ ミュンヘン
・4月27日：ミュンヘン ⇒ アウクスブルク ⇒ ネルトリンゲン ⇒ ローテンブルク
・4月28日：ローテンブルク ⇒ ヴュルツブルク
・4月29日：ヴュルツブルク ⇒ シュトゥットガルト
・4月30日：シュトゥットガルト ⇒ ホーエンツォレルン城 ⇒ ハイデルベルク
・5月1日：ハイデルベルク ⇒ ジンスハイム ⇒ マンハイム ⇒ アーヘン ⇒ ケルン
・5月1日～3日：ケルン
　＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
　・5月2日：エッセン & ドルトムント

・5月3日：ケルン ⇒ カッセル ⇒ ハンブルク
・5月3日～5日：ハンブルク
　＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
　・5月4日：シュヴェリーン & リューベック

・5月5日：ハンブルク ⇒ ブレーメン ⇒ フランクフルト
・5月5日～7日：フランクフルト
　＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
　・5月6日：リューデスハイム & ザンクト・ゴアルスハウゼン & ヴィースバーデン

・5月7日～8日：フランクフルト ⇒ 香港 ⇒ 名古屋

エリア カッセル(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

8:00起床。今日も大聖堂の鐘が鳴っている。

8:20にホテルをチェックアウトし、大聖堂の脇を通過し、駅へと向かう。

ケルン大聖堂 寺院・教会

昨夜調べた8:55フランクフルト経由の電車が無くなっていて、8:48発のハノーファー経由でカッセルに行くことにした。7分早くなったことにより、朝食を買い損ねた・・・。

緑豊かな草原地帯を列車は進む。

風力発電のための風車がいくつもあった。

電車は定刻に出発したが、11分遅れて11:39にハノーファーに到着した。

そのため、11:41発の電車には間に合わず、次の12:01の電車に乗ることになり、少しだけ駅舎の外に出てみた。

駅前はのんびりした雰囲気で、人が集まっている。

時間が迫ってきたので、駅のヌードルバーでブランチを購入しホームへ向かう。階段がとても派手な装飾になっている。

4番ホームで列車を待つ。

3分遅れの12:04に出発。

ハノーファーで購入したヌードルとピーチ・ティーでブランチ。
ヌードルはちょっと足りなかったのでLサイズを買えば良かった。

再び緑豊かな大地を走り抜ける。

列車内の雰囲気。

定刻より2分早く12:59にカッセル・ヴィルヘルムスヘーエ駅に到着。

カッセルヴィルヘルムスヘーエ駅 駅

ロッカーは見つかったが2.5ユーロとなっている。0.5ユーロコインがないので、2ユーロと1ユーロコインを入れてみたが、丁度じゃないと受け付けてくれないみたい。近くのカフェ両替してもらい、無事ロッカーに預けることができた。

トラムの乗車券を購入。

13:18に駅前から1番のトラムに乗車。

思いのほか早く、10分かからずにヴィルヘルムスヘーエ公園に到着した。

カッセル・ヴィルヘルムスヘーエ駅から1番のトラムで10分かからずに到着する世界遺産ヴィルヘルムスヘーエ公園。

ヴィルヘルムスヘーエ丘陵公園 広場・公園

公園内にヴィルヘルムスヘーエ城やレーヴェンブルク城、そして公園の目玉でもある"水の芸術"がある。

1番のトラムの終点で下りてから、丘陵地帯にある公園を麓から登っていく形になる。

最初に登場するのがヴィルヘルムスヘーエ城。

ヴィルヘルムスヘーエ城 城・宮殿

とりあえず目的の水の芸術を目指すため、お城はスルー。

奥には植物園もある。

お城の周りをぐるりと回るように道が整備されている。

ちょうどお城の正面に来た。

振り返ると目の前に池があり・・・

・・・池の向こうの高台の上に目的と思しき建造物が見える。

そのてっぺんにはヘラクレス像が立っている。

今度はこの池の右奥に続く道を歩く。

水路の横を上っていく。

すると次に表れたのが水道橋で、ローマ時代の遺跡かと思いきやこれは近代になってから作られたものらしい。

どことなく、哀愁漂う水道橋。

奥にも続いている。

その後もひたすら坂道を上り続ける。

45分ほどでようやく頂上へと到着。

14:30から"水の芸術"と呼ばれる、5か所のポイントを時間と共に流れて落ちていく水のショーが始まるはずだったが、スタート地点のヘラクレス像の下のカスガーデンと呼ばれる人工の滝型水路が工事中!!

巨大なクレーンまで出動している・・・。

階段のところにズームすると作業をしている人が見える。

てっぺんのヘラクレス像。

本来ならこの階段を水が流れ落ちていくショーが見れたのだが・・・。

振り返ると・・・

・・・ヴィルヘルムスヘーエ城越しにカッセルの町が一望できる。

工事現場にあった案内によると・・・

・・・6月まで工事は続くらしい。
しかし第2ポイント以降はきちんとやるみたいだ。不幸中の幸いとはこのことか?

第2ポイントに向かう途中、雨が降ってきた。

15:05、第2ポイントのシュタインホーファー滝に到着。

本来であれば第1ポイントのカスガーデンでの噴水ショーを見た後に、こちらに移動するらしい。

このあたりにも水が流れてくるのだろうか？

徐々に人が集まってきた。

しばらくすると水が流れてきた。

おぉ、滝になってきた！

第1ポイントで見れなかったが、ちょっとだけ感動する。

先ほど見た水路にも水が流れていく。

普通に撮影したバージョン。

シャッタースピードを遅くしたバージョン。

第3ポイントへ移動するため、最後に第2ポイントのシュタインホーファー滝を後にする。

第3ポイントへと向かう。一斉に大勢の人がポイントからポイントへと移動する。なかなかない体験。

第3ポイントが見えてきた。

15:20、第3ポイントの悪魔の橋へ到着。

悪魔の橋とは、すごいネーミングだが、橋の下の部分がギザギザになっているのを見てなんとなく納得した。

そしてその時がやってきた！第2ポイントから流れてきた水が橋の手前で滝になって落ちていく。

こちらもシャッタースピードを遅くして撮影してみる。

滝の下の巨大な岩に水が打ち付ける。

悪魔の橋を後にして第4ポイントへ向かう。

上りの時には見られなかった階段状の水路に小さな滝がいくつも生まれていた。

15:30第4ポイントの水道橋へ到着。

上りの時はなんでこんな場所にローマの水道橋が？と思ったが、まさか噴水ショーの1つの演出だったとは！？

スペインのセゴビアで水道橋を見たが、当然こんな風に豪快な滝にはなっていなかった。

続いて最後の第5ポイントへ向かう。

こちらも上りの時にはなかった階段状の小さな滝ができている。

池の向こうにヴィルヘルムスヘーエ城が見えてきた。

15:45に最終ポイントとなる大噴水池へと戻ってきた。

ほどなく大噴水が水を噴出し始めた。

50mまで吹き上がるらしい。

こんな小さな噴出口から大量の水が50mの高さまで吹き上がるとは目の前で起きていることが信じられない。

移動しながら水の流れを楽しむという今までに見たことも聞いたこともなかった新しい形の水の芸術作品だった。

この木、何の木、気になる木～♪が流れてきそうな雰囲気の木。

木の幹が上ではなく、横に伸びている。
そのため、子供たちの格好の遊び場になっている。

遠くから見るとその高さがより際立つ。

行きは時間の関係で素通りしたヴィルヘルムスヘーエ城へ戻ってきた。

ヴィルヘルムスヘーエ城 城・宮殿

破風部分には彫刻が一切ない。
柱はイオニア式。

しかしこの宮殿は近くから見るとかなりつぎはぎ感がある。壁にしろ、柱にしろ、1つ1つの石の塊が隣の石の色と違っているので、そういう風に見えるのだが、これは意図してこういう感じにしたのだろうか？

柱の間からヘラクレス像のある第1ポイントを眺める。

両翼に伸びるお城。

ヨーロッパのお城と言えば・・・ということでお約束のライオンが鎮座している。
だがライオンというよりは毛並みが長い犬に見える。

同じ公園内にあるもう1つの城であるレーヴェンブルク城を見に行こうと思った・・・

レーヴェンブルク城 城・宮殿

・・・が、こちらも遠くから見てもわかる工事中だった。

お城の裏側に来てもやはり、1つ1つの石の塊が隣の石の色と違っている。

丘の上に建つお城。しかも円形のカーブを描いて綺麗に見える。

トラム駅に戻る途中、草原の中に黄色いまばらの点が見える。

綺麗に咲き誇っていた。

駅前の信号にアンペルマン発見!!

もしかしてここカッセルは東ドイツだったのだろうか？

16:21にトラム駅に戻ってきた。

しかし自動券売機がない!!トラムが来たので運転手に聞くと車内に券売機があり、駅まで1.60ユーロだと教えてくれた。

行きは訳も分からず、とりあえず2.90ユーロのチケットを購入してしまったが、払い過ぎだったようだ。

16:29に乗車し、5分で駅に到着した。

すぐにロッカーから荷物を取り出し、スケジュールを確認すると16:36の電車が10分遅れている。

カッセルヴィルヘルムスヘーエ駅 駅

ちょうど良い感じに遅れているということで、それに乗車し、ハンブルクへ向かうことに！

17:40頃ハノーファーでブレーメン行きの列車とハンブルク行きの列車に分かれる作業があったが、驚くほどの一瞬のできごとだった。

列車の上部には到着駅と到着予定時間が載っており、赤いのは遅れていることを示している。

2分遅れの18:55ハンブルク中央駅到着。

ハンブルク中央駅 駅

ドイツ第2の都市・ハンブルクの中央駅ということでかなり大きな駅。

ドイツ最大の港町であり、かつ「キャプテン翼」のカール・ハインツ・シュナイダーの出身地でもある・・・ということでテンションが上がる！

ハンブルク中央駅 駅

出口が東西に2つあり、一瞬迷った。

しかし、無事19:20ホテルに到着。
中央駅からは徒歩で15分と少し遠い。また道のりも決して治安が良さそうな雰囲気ではない。

ノーヴム ビジネス ホテル ベルモンド ホテル

なぜそんなところに泊まったのか？というと、何かのイベントと被ったためか、中央駅周辺のホテルが全く空いてなかったから。
駅からの距離も問題なのだが、もう1つ問題なのが、ホテル周辺に何もないこと。レストランもファーストフードもスーパーも何もない。そして部屋にはバスタブもない・・・。

iPhoneの充電ケーブルが見当たらない!!と思ったら、カバンの一番外側の普段使わないファスナー付きのポケットにあった。しかし携帯の時計(特に目覚まし)機能がなくなると非常に困ることに気付いた瞬間でもありました。

19:50ホテルを出て、HRCのフリーギフトのカードを探しに行く。

5軒ほどホテルを回ったがどこにも見当たらない。

ハンブルク中央駅 駅

駅の時計塔をよく見ると意外と古い？

この後、観光するか？迷ったが、今朝から少し痛かった背中の痛みが大きくなってきたのとホテル周辺の治安が不安なため、駅の2Fで見つけたスーパーでレモン・ティーの1.5lを、バスターミナルのマックでBIG TASTY BACONのセットを買い、21:20にホテルに戻った。

歩いて思ったのが、この街の黒人比率が他のドイツの都市に比べると異常に高い!ということ。それと駅前にはインド、イタリア、中国など各国の料理屋も並んでいた。
24:30就寝。

ノーヴム ビジネス ホテル ベルモンド ホテル