猫探し【沖縄・与那国島（Yonaguni Is.）】崎元酒造所・アヤミハビル館・与那国交流館・海底遺跡編

2020/02/05 - 2020/02/05

　与那国島レンタカー2日目は，前日に回れなかった施設訪問を中心に，与那国交流館，アヤミハビル館，崎元酒造所などを回り，午後は海底遺跡へ．

　飲んべえの私は，沖縄に来る度に泡盛の醸造所を回るのがすっかり習慣になってしまい，今回も満を持して崎元酒造所へ出かけました．与那国島は泡盛の中でも最高のアルコール度数を誇る花酒の醸造が許可されている唯一の場所です．蒸留酒なので，本来アルコール度数の調整はいくらでもでき，最近ではコロナ対策で70%以上のお酒も醸造されていますが，これはあくまで緊急対策としての例外．通常入手できる日本のお酒としては，60%が最もアルコール度数の高いお酒です．

　アヤミハビル館も楽しみにしていた施設の一つで，日本で最大のガであるヨナグニサンの保護活動をしています．この時は生きている幼虫（モスラ）は見られませんでしたが，ヨナグニサンの標本は常時展示されていて，とても興味深く見学することが出来ました．

　レンタカーはお昼までで返却し，午後からは海底遺跡へ．こちらはEさんのご所望．実は私は極端に船に弱いので，出来ることなら「ボートツアー」は遠慮したかったのですが，Eさんのたっての願いもあって，やむなく同意することにしました．料金は5000円で決して安くはありません．船に強いEさんはここを訪れるのが念願だったので，ずっとアドレナリンが出まくっていましたが，私は案の定途中でほぼダウン．何とか耐えることは出来ましたが，「早く帰りたい」モードが一杯で，とても海底遺跡を楽しんでいる余裕はありませんでした．

エリア 与那国島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー

朝食後に近くにある久部良（クブラ）バリへ．ここは日本で最後に夕日が見られる場所という触れ込みで観光地化を図っているようですが，誰もいませんでした．

昨日から今日のお昼間で借りたレンタカー

民宿もすら 宿・ホテル

見上げるとJALの一便が着陸する所でした．

久部良バリに置いてあったシート．カップルで夕日を眺めるには良い場所だと思います．

後ろから見るとこんな感じ．

久部良バリ 名所・史跡

もっとも，久部良バリというのは，この先にある岩の裂け目のことで，人頭税を納めるのが大変だった時代に，妊婦を飛び越えさせたという場所のようで，結構おぞましい場所でもあります．それにしても，この廃墟のような建物は何なのか？最後まで謎でした．

続いてダンヌ浜へ．海水浴場の一つですが，希望の碑という与那国の民謡の歌詞を記した碑が建っていました．

ダンヌ浜 ビーチ

こちらが浜．この時期はまだ流石に誰も泳いでいません．

与那国空港の滑走路．この辺りでチョット雨模様になってきました．

DiDi与那国交流館．DiDiは「でぃー」で，与那国語で「行こう」という意味だそうです．

こちらは無料のスペースと有料スペースに分かれています．有料スペースの入館料は僅か200円で，与那国の歴史・民族についての各種展示がありました．

展示品の類いは本土の博物館とは比べ物になりません．そのため，つまらないという評価も多い施設ですが，私はとても興味深く見学することが出来ました．特に与那国島と台湾との関係は，私が想像していた以上に深い関係があり，とても勉強になりました．

神衣タナチ

色々な日用品．

ランプ類

交流館の一角にパネスという名前のパン屋さんがありました．日本最西端のパン屋さんだそうです．

ハンマーヘッドシャークのパンなど，与那国島らしいパンも．ここで食パンを購入し，翌日から朝はずっとこのパンを食べ続けました．美味しかったです．

DiDi与那国交流館を後に，念願だった崎元酒造所へ．

入口がショップになっていて，各種珍しい泡盛を購入することが出来ます．

こちらの醸造所は，見学することも出来ます．泡盛は原料は同じなので，水と蒸留の仕方が味に大きく影響します．そのため，蒸留塔の写真撮影を断られる醸造所もあるのですが，ここでは，「どうぞご自由に」ということで，写真撮影を許可して頂きました．

一通り見学した後で，念願の花酒を購入しました．

続いて，アヤミハビル館へ．アヤミハビルとはヨナグニサンの与那国での呼称だそうです．

入口に長命草の鉢植えが置いてありました．

アヤミハビル館の番猫．思わず見とれてしまいました．

ヨナグニサンを見るには有料サイトへ．料金は500円でした．他に見学者はなし．

アヤミハビル館 美術館・博物館

与那国島は蝶の宝庫です．

こんな大きなカミキリムシ？も．

こちらはヤンバルクロギリス．洞窟のような所で暮らしているらしいです．

ハブ．これは本物．

レンタカーはお昼で返却し，海底遺跡ツアーの送迎バスを待ちました．お昼を食べている時間がなかったので，レンタカー屋さんの隣りにあったお弁当屋さんでお弁当を購入．

こちらが海底遺跡ツアーのボート．結構大型でした．

海底遺跡の案内図．

船は半地下．海底遺跡に着くと，こうして地下に下りて，窓から遺跡を眺めます．

こちらが海底遺跡．正直，この辺りでほぼダウン．これ以上は写真も撮れませんでした．

海底遺跡 名所・史跡

やっと帰り．ドクターコトーの診療所が見えました．

西崎灯台を回って今日の観光も無事終了．

宿に帰って購入しておいたお弁当を食べました．それにしても沖縄のお弁当は本当に大盛りです．つづく．