トカラ列島旅行記(ブログ) 一覧に戻る
トカラ列島は南西諸島の中で奄美大島より北にある島々を指し,全ての島が十島村という一つの行政区域の中に入っています.戦後は一時期南方にある7つの島が米国の管理下に置かれたそうですが,1952年に返還され,十島村になったそうです.ウィキによれば,現在は7つが有人島で,中でも一番小さくて人口も少ないのが,今回訪れた小宝島です.小宝島の先には宝島という少し大きい島が見え,その先は奄美大島です.トカラ列島には常設の飛行場がないので,訪問するにはフェリーしかありません.鹿児島と那覇の間にはマルエーフェリーという大型のフェリーが運行していますが,トカラ列島には立ち寄らず,トカラ列島を訪れるには,トカラの有人島を全て巡り,鹿児島と奄美大島の間を往復しているフェリーとしま2が唯一の手段となります.フェリーとしま2は,2,000tくらいの船で,マルエーフェリーと比べると見た目からして小さいです.これはトカラの各島の港が小さいので,大型フェリーは着岸できないからのようです.それでも,昔と比べると,現在のフェリーは劇的に大きくなったようで,海が荒れていなければそんなに揺れることもない?と思います.船は夜出港するので,私は指定寝台を予約し,出港と同時にベッドに潜り込んで爆睡してしまったので,船酔いすることはありませんでしたが,マルエーフェリーのように「快適」ということはありませんでした.でも,チョットでも時化ると欠航になるそうで,実際,私も鹿児島で1日余計にフェリーの出港を待たなければいけなくなり,結果として小宝島での滞在が短くなってしまいました.夜11時に鹿児島を出港したフェリーとしまは,朝11時に小宝島に到着します.小宝島は余りにも小さい島なので,飲食店や商店はありません.島の人は必要な物を予めネット?注文しておいて,フェリーで運んで貰っているそうです.そのため,宿では朝昼晩と3食が提供されました.また,民宿の数もとても少なく,私が訪れた時には,たぶん湯泊荘しか営業していなかったと思います.湯泊荘で自転車を貸して貰ったので,自転車で回ってみましたが,1時間もかからずに一周できました.この島を訪れた理由は,湯泊温泉という温泉があるからで,海岸に湧き出たお湯を岩場に溜めただけの天然温泉で,入浴するにはかなり勇気がいりますが,一応入り口に「入浴中」という札があるのと,結果的にほぼ観光客がいない時期だったので,他の人に出会うことはありませんでした.私が訪れてからしばらくして,トカラは群発地震が発生し,小宝島の方々の多くも避難せざるを得なくなったのはとても残念ですが,また機会があれば,もっとゆっくりと訪れてみたい島でした.<br />

猫探し【鹿児島】小宝島 編

2いいね!

2025/03/29 - 2025/03/31

82位(同エリア81件中)

旅行記グループ 離島

0

53

猫探し

猫探しさん

この旅行記のスケジュール

2025/03/29

  • フェリーとしま2 鹿児島23:00発~小宝島11:30着

2025/03/30

この旅行記スケジュールを元に

トカラ列島は南西諸島の中で奄美大島より北にある島々を指し,全ての島が十島村という一つの行政区域の中に入っています.戦後は一時期南方にある7つの島が米国の管理下に置かれたそうですが,1952年に返還され,十島村になったそうです.ウィキによれば,現在は7つが有人島で,中でも一番小さくて人口も少ないのが,今回訪れた小宝島です.小宝島の先には宝島という少し大きい島が見え,その先は奄美大島です.トカラ列島には常設の飛行場がないので,訪問するにはフェリーしかありません.鹿児島と那覇の間にはマルエーフェリーという大型のフェリーが運行していますが,トカラ列島には立ち寄らず,トカラ列島を訪れるには,トカラの有人島を全て巡り,鹿児島と奄美大島の間を往復しているフェリーとしま2が唯一の手段となります.フェリーとしま2は,2,000tくらいの船で,マルエーフェリーと比べると見た目からして小さいです.これはトカラの各島の港が小さいので,大型フェリーは着岸できないからのようです.それでも,昔と比べると,現在のフェリーは劇的に大きくなったようで,海が荒れていなければそんなに揺れることもない?と思います.船は夜出港するので,私は指定寝台を予約し,出港と同時にベッドに潜り込んで爆睡してしまったので,船酔いすることはありませんでしたが,マルエーフェリーのように「快適」ということはありませんでした.でも,チョットでも時化ると欠航になるそうで,実際,私も鹿児島で1日余計にフェリーの出港を待たなければいけなくなり,結果として小宝島での滞在が短くなってしまいました.夜11時に鹿児島を出港したフェリーとしまは,朝11時に小宝島に到着します.小宝島は余りにも小さい島なので,飲食店や商店はありません.島の人は必要な物を予めネット?注文しておいて,フェリーで運んで貰っているそうです.そのため,宿では朝昼晩と3食が提供されました.また,民宿の数もとても少なく,私が訪れた時には,たぶん湯泊荘しか営業していなかったと思います.湯泊荘で自転車を貸して貰ったので,自転車で回ってみましたが,1時間もかからずに一周できました.この島を訪れた理由は,湯泊温泉という温泉があるからで,海岸に湧き出たお湯を岩場に溜めただけの天然温泉で,入浴するにはかなり勇気がいりますが,一応入り口に「入浴中」という札があるのと,結果的にほぼ観光客がいない時期だったので,他の人に出会うことはありませんでした.私が訪れてからしばらくして,トカラは群発地震が発生し,小宝島の方々の多くも避難せざるを得なくなったのはとても残念ですが,また機会があれば,もっとゆっくりと訪れてみたい島でした.

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
同行者
一人旅
交通手段
自転車
  • フェリーとしま2は鹿児島港を夜11時に出港します.小宝島までは約12時間です.

    フェリーとしま2は鹿児島港を夜11時に出港します.小宝島までは約12時間です.

  • 船内の見取り図.

    船内の見取り図.

  • 船内はこんな感じで,

    船内はこんな感じで,

  • 自販機がありました.

    自販機がありました.

  • こちらはコイン式のシャワー.

    こちらはコイン式のシャワー.

  • トイレ.

    トイレ.

  • こちらは二等.普通のフェリーと違って,二等でもきちんと寝るスペースが確保されているようでした.

    こちらは二等.普通のフェリーと違って,二等でもきちんと寝るスペースが確保されているようでした.

  • 私は二段式ベッドの指定寝台を予約しました.カーテンが閉まる分プライバシーが保たれます.1部屋8人くらいでしたが,実際には2人しかいませんでした.

    私は二段式ベッドの指定寝台を予約しました.カーテンが閉まる分プライバシーが保たれます.1部屋8人くらいでしたが,実際には2人しかいませんでした.

  • 中はこんな感じ.シーツもありました.小さなデスクライトもあるので,就寝まで本を読んだりもできます.料金は12,170円でした.

    中はこんな感じ.シーツもありました.小さなデスクライトもあるので,就寝まで本を読んだりもできます.料金は12,170円でした.

  • 鹿児島港を出港.私は船酔いが怖いので,直ぐに爆睡.

    鹿児島港を出港.私は船酔いが怖いので,直ぐに爆睡.

  • フェリーは各島に立ち寄るので,途中で目覚めることが多かったですが,結構揺れていたので,小宝島が見えてくるまではずっとベッドの中にいました.小宝島は妊婦さんが横たわったような形をしています.

    フェリーは各島に立ち寄るので,途中で目覚めることが多かったですが,結構揺れていたので,小宝島が見えてくるまではずっとベッドの中にいました.小宝島は妊婦さんが横たわったような形をしています.

  • 予定通り11時に到着.

    予定通り11時に到着.

  • こちらが着岸したフェリー

    こちらが着岸したフェリー

  • 待合室.小さいです.最初に荷下ろしをするので,それまでこちらで待っていなければいけませんでした.

    待合室.小さいです.最初に荷下ろしをするので,それまでこちらで待っていなければいけませんでした.

  • 荷下ろし作業が終わってから,宿泊先の湯泊荘まで送っていただきました.船が入ると,島の人が総出で働いているみたいでした.

    荷下ろし作業が終わってから,宿泊先の湯泊荘まで送っていただきました.船が入ると,島の人が総出で働いているみたいでした.

  • こちらが湯泊荘のお部屋.6畳くらい.

    こちらが湯泊荘のお部屋.6畳くらい.

  • 窓の外にはパパイヤが実っていましたが,まだ結構寒く,電気ヒーターを使いました.

    窓の外にはパパイヤが実っていましたが,まだ結構寒く,電気ヒーターを使いました.

  • 食堂.BSも写っていて,メジャーリーグの試合を見られました.

    食堂.BSも写っていて,メジャーリーグの試合を見られました.

  • 小宝島には商店や食堂はないので,宿で3食提供されます.こちらは昼食.ボリューム満点.

    小宝島には商店や食堂はないので,宿で3食提供されます.こちらは昼食.ボリューム満点.

  • 夕食.

    夕食.

  • 朝食.どれもとても美味しかったです.

    朝食.どれもとても美味しかったです.

  • 宿で自転車をお借りしたので,島を一周してみることにしました.

    宿で自転車をお借りしたので,島を一周してみることにしました.

  • こちらが小宝島の地図.マァ,地図がなくても迷うことはありませんが・・・

    こちらが小宝島の地図.マァ,地図がなくても迷うことはありませんが・・・

  • 宿を出るとすぐに,へほ地蔵というお地蔵さんがありました.Google mapでは雑草の中に埋もれていますが,きちんと草刈りがされていました.

    宿を出るとすぐに,へほ地蔵というお地蔵さんがありました.Google mapでは雑草の中に埋もれていますが,きちんと草刈りがされていました.

  • 暫く進むと,権現神社跡に出ました.説明文によると,湯泊温泉に行く際には,ここで一度立ち止まって参拝してから向かうのだそうです.

    暫く進むと,権現神社跡に出ました.説明文によると,湯泊温泉に行く際には,ここで一度立ち止まって参拝してから向かうのだそうです.

  • なので,私も奥に進み,

    なので,私も奥に進み,

  • この標識の前でお辞儀をしてから向かいました.

    この標識の前でお辞儀をしてから向かいました.

  • 権現神社の先に湯泊温泉に下りる道があります.

    権現神社の先に湯泊温泉に下りる道があります.

  • この岩(小宝島泥火山と言うらしいです?)の割れ目から熱水が湧き出ていて,岩の裏側が浴槽になります.一応,手前に入浴中か否かを示す標識があるので,それを回転させて,入浴中であることをアピールします.

    この岩(小宝島泥火山と言うらしいです?)の割れ目から熱水が湧き出ていて,岩の裏側が浴槽になります.一応,手前に入浴中か否かを示す標識があるので,それを回転させて,入浴中であることをアピールします.

  • 温泉は岩の間から流れ出しています.入浴するのは奥の方の緑の場所ではなく,手前の白濁した場所でした.水道もありました.湯加減は少しぬるめですが,とても気持ちが良かったです.

    温泉は岩の間から流れ出しています.入浴するのは奥の方の緑の場所ではなく,手前の白濁した場所でした.水道もありました.湯加減は少しぬるめですが,とても気持ちが良かったです.

    小宝島 湯泊温泉 温泉

  • 温泉の先は荒波が押し寄せる海岸です.着替えるような場所はないので,脱いだ衣類やタオルは,適宜岩場の窪みなどに入れておく必要があります.入浴には勇気がいりましたが,そもそも人が来るような気配は全くありませんでした.

    温泉の先は荒波が押し寄せる海岸です.着替えるような場所はないので,脱いだ衣類やタオルは,適宜岩場の窪みなどに入れておく必要があります.入浴には勇気がいりましたが,そもそも人が来るような気配は全くありませんでした.

  • 城之前港.小宝島にはたぶん小宝島港と城之前港の二つしか港がないと思います.

    城之前港.小宝島にはたぶん小宝島港と城之前港の二つしか港がないと思います.

  • こちらの港はかつて艀で小宝島とフェリーを結んでいたときに使われていたようです.

    こちらの港はかつて艀で小宝島とフェリーを結んでいたときに使われていたようです.

  • 港の手前には,日本最後の艀という看板と,その当時使っていた艀が展示されていました.1990年頃までは艀が使われていたようです.

    港の手前には,日本最後の艀という看板と,その当時使っていた艀が展示されていました.1990年頃までは艀が使われていたようです.

  • ばんや.小宝島は小さいですが,あちこちに大きな岩があります.こちらはその一つです.特に番屋として使われていたのかどうは判りません.

    ばんや.小宝島は小さいですが,あちこちに大きな岩があります.こちらはその一つです.特に番屋として使われていたのかどうは判りません.

  • 横瀬海岸.小宝島で歩いて行ける数少ない海岸.

    横瀬海岸.小宝島で歩いて行ける数少ない海岸.

  • この辺りには沢山の漂着物がありました.殆どが外国製.

    この辺りには沢山の漂着物がありました.殆どが外国製.

  • 横瀬海岸の近くには,複数の神社の跡がありました.その一つが丘の宮神社跡.

    横瀬海岸の近くには,複数の神社の跡がありました.その一つが丘の宮神社跡.

  • こちらは神壇神社跡.

    こちらは神壇神社跡.

  • 暫く進むと小宝島ヘリポートがありました.小宝島には空港がないので,緊急の場合にはドクターヘリがこちらに来るのだそうです.

    暫く進むと小宝島ヘリポートがありました.小宝島には空港がないので,緊急の場合にはドクターヘリがこちらに来るのだそうです.

  • 大岩屋.

    大岩屋.

  • 入り口は小さいですが,実は中は結構広いです.平家の落人が隠れ住んだという伝説があるそうです.戦争中は島民がこの中で避難生活を送ったそうです.現在,穴の中には艀として使われていた丸木舟が置いてあります.

    入り口は小さいですが,実は中は結構広いです.平家の落人が隠れ住んだという伝説があるそうです.戦争中は島民がこの中で避難生活を送ったそうです.現在,穴の中には艀として使われていた丸木舟が置いてあります.

  • 小宝島と宝島にはトカラハブがいるので,大岩屋の中には怖くて入れませんでした.

    小宝島と宝島にはトカラハブがいるので,大岩屋の中には怖くて入れませんでした.

  • 小宝島港へやって来ました.フェリーが入港した時は賑やかでしたが,誰もいませんでした.

    小宝島港へやって来ました.フェリーが入港した時は賑やかでしたが,誰もいませんでした.

  • 水は澄んでいてとても綺麗でした.ウミヘビが泳いでいました.

    水は澄んでいてとても綺麗でした.ウミヘビが泳いでいました.

  • 小宝島の主要産業は畜産.現在,漁業は余り行われていないとのことでした.

    小宝島の主要産業は畜産.現在,漁業は余り行われていないとのことでした.

  • 赤立神.

    赤立神.

  • 小宝島のシンボルで,遠くからでも見ることが出来ます.

    小宝島のシンボルで,遠くからでも見ることが出来ます.

  • 赤立神には赤立神海水浴場という,小宝島で唯一の海水浴場があります.夏は多少泳ぎに来る人がいるのかも知れません?

    赤立神には赤立神海水浴場という,小宝島で唯一の海水浴場があります.夏は多少泳ぎに来る人がいるのかも知れません?

  • 小宝神社.説明文によると,1971年に島の周囲にあった十社をここに合祀したのだそうです.昭和20年代までは,初穂を供えに宝島から沢山の人が参拝に来ていたそうです.

    小宝神社.説明文によると,1971年に島の周囲にあった十社をここに合祀したのだそうです.昭和20年代までは,初穂を供えに宝島から沢山の人が参拝に来ていたそうです.

  • こちらが小宝神社の社殿.

    こちらが小宝神社の社殿.

  • 民宿のすぐ近くにある聖なるガジュマルの森

    民宿のすぐ近くにある聖なるガジュマルの森

  • 以前は島中にこうした大きなガジュマルがあったそうです.小宝島は歩いても簡単に回れてしまうほど小さいですが,今まで私が訪れた離島の中でもとても印象に残る場所でした.小宝島に滞在した後は,次のフェリーの到着を待って,隣の宝島に向かいました.つづく・・・

    以前は島中にこうした大きなガジュマルがあったそうです.小宝島は歩いても簡単に回れてしまうほど小さいですが,今まで私が訪れた離島の中でもとても印象に残る場所でした.小宝島に滞在した後は,次のフェリーの到着を待って,隣の宝島に向かいました.つづく・・・

2いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

旅行記グループ

離島

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

トカラ列島の人気ホテルランキング

PAGE TOP