県をまたぐ移動の自粛解除直後の京都/嵐山の竹林と、三室戸寺の紫陽花を楽しむ～嵐山編

2020/06/21 - 2020/06/23

2020年6月19日に県をまたぐ移動の自粛が解除。
用事も溜ったので来月(2020年7月)あたりに京都・大阪入りしなきゃなとJR系の旅行サイトを見ていたら、今月内(6月)京都1泊2日1万円台というものを発見。
そりゃあ、お安い。
では２泊ならどうなるの？と調べれてみるとなんと２万強。
これまたお安い。新横浜⇔京都の新幹線片道が約1万３千円なのでめっぽうお得。ちなみに日帰りはほぼ片道料金だった。

ならば、と京都に二泊して用事を済ませつつ、三室戸寺の紫陽花でも愛でに行くかと急遽京都入り。
前回、緊急事態宣言下に一度日帰りしましたが街がどう変わっているのか興味津々の二泊三日。

新幹線の指定ってソーシャルディスタンスはどうなってるの？
とちょっと心配でしたが、行き帰り共隣には誰も座らず。
周囲を見渡してもグループ以外の隣席は空いてました。
ＪＲも考えてチケットを発行しているみたいです。
もっとも前後には人は居ましたが。
車内販売も普通にやって来るし、緊急事態宣言下のような緊張感はなし。

コロナ第２波のことを頭に置きながら、久しぶりの旅、楽しませていただきました。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

日曜日の午前中に京都へ入り用事を済ませて四条大橋あたり。

今夜の宿は四条堀川。
時間も早いし堀川までぶらぶら歩いていくことに。

鴨川 自然・景勝地

四条大橋の上は思いのほか人が多く。

今年は葵祭、祇園祭が中止。
心配していた「五山送り火」は規模を縮小して実施されるそうな。

四条大橋 名所・史跡

今宵の宿はアーバンホテル京都四条プレミアム。

サウナとジムがあるということが選択理由。

アーバンホテル京都四条プレミアム 宿・ホテル

部屋はダブル。
京都のホテルってシングルってあまりないですよね。

まあしかし、体の大きな人には向かないなあ。

カーテンを開けると1/4は隣のビルの壁。
右隣の部屋は窓が無いに等しい。

部屋の空調温度を少し下げ、冷蔵庫に缶ビールを突っ込んで向かったのはホテル併設のジム。宿泊客は550円で利用可。

エアロバイクを1.5時間。

誰も来ず密とは無縁。
日曜日の午後。
京都に来てホテルのジムで汗を流す変わりモンはそうそう居ないわな。

汗をかいて向かうは同じ階のサウナ。

そう、汗をかいてお風呂に入って、部屋で冷えたビールを飲もうって魂胆。
ちょっと温度が低いな、ここのサウナは。
サウナー道は奥が深い。

お風呂は貸し切り。

この日、
埋まっていたのは3以上10室以下と推察する。
まだ休館しているホテルもあるようだしのホテル業の苦難はまだ当分続きそうだ。
修学旅行を中止した、という話も耳にするし・・・

ビールにも飽いて近くの王将へ。

ここ四条大宮店は餃子の王将一号店として知られる。
今までも何度かチャレンジしたもののいつも並んでいたので諦めていた。

王将、好きだがに並んでまで行く気はない。

餃子の王将 四条大宮店 グルメ・レストラン

本日は流石に待ち時間ほぼなし。

一人なのでカウンターに案内された。
隣席とはビニールシートで隔てられている。
王将のカウンターで隣り合った人と会話することはないがここも一蘭仕様である。

※一蘭というのはコロナ問題以前から仕切りがあるのがデフォルトのとんこつラーメン店

王将と言えば餃子

そしてチャーハン。
王将発祥の店(1号店)だから特別美味しい、
なんてことは無かった。

長年の夢(というほどたいそうなものではないが)はこれにて終了。

一応立ち飲み庶民も覗いてみる。空いてるナ。
さすがに客は少ないが見る限り普段通り。
立ち飲み店は一蘭仕様にはできないようだ。
普段なら迷わず突入するところだが自粛。

独り飲みのお姉さんと目が合った・・・
ちなみにこの店、女性に声をかけてはいけないっていうルールがある。

この辺りのイメージはなぜか夕焼け。
この日もきれいでした。

あぁ、嵐電で嵐山に足を延ばすのも悪くないな。

嵐電 乗り物

ということで翌朝。

宿をチェックアウトする前に嵐山に向かうことに。

嵐山の竹林の写真でも撮ろうかと愛機をチェック。

カメラの電源が入らない・・・・
このタイミングで壊れるか・・・・

しゃーない。今回はスマホで通すことに。

嵐電 乗り物

天龍寺

紫陽花開花中
空いているであろう天龍寺の庭を眺めるのも悪くないけれど今日はスルー。
一度門を潜ったものの引き返す。

天龍寺 寺・神社・教会

きれいな白壁も裏から見ると結構雑。
歴史が感じられて面白いんですけどね。

さて竹林。平日の朝とはいえちょっとこんな景色なかなか見れないな。
いいねぇ、誰もいない。

聞こえるのはウグイスの声と風の音のみ。

嵐山 竹林の小径 自然・景勝地

しかし、いかに観光客が多かったかがよくわかりますね、
静かなモンです。

あれ、何かがころりんと出てきた。
ネズミにしちゃあでかいな。
リス・・・鎌倉じゃないしねぇ・・・

おっと向こうから近づいてきた。

猫か？違うな。
ハクビシンか？
タヌキか？

その実はアナグマでした。

この後思いだしたかのようにグワァッって威嚇されたんだけれど、近づいてきたのはそっちだぞ。

しかし、観光客が少なくなれば色んなモノが出てきますねえ。

突き当たりまで来て振り替える。
前に人なし、後ろに人なし。

数年前に歩いた時は、人しか見えなかったが・・・

来た道を引き返して。

なぜかアナグマは同じ場所で空を睨んでました。

野宮神社に立ち寄り。
おっ茅の輪がありますね、穢れを落として災厄を払わせていただきましょう。

野宮神社 寺・神社・教会

野宮神社の黒木鳥居

どうもねえ、今は木じゃないみたいでしたよ。

野宮神社 黒木鳥居 寺・神社・教会

次いで渡月橋。

この春、嵐山は人より猿の方が多い、という自虐的なコピーが飛び交っていましたが少なくとも宿泊しての観光客はまだ戻ってはいない様子。

渡月橋 名所・史跡

渡月橋にもほとんど人の姿はなし。

このボート、この夏は活躍するんだろうか。

その昔、汚い恰好でラフティングしていたらこのボートに乗ったカップルに白い目で見られたことがありましたねえ。

鮎釣りの解禁直後のはずですが、釣り師の姿もなく。

その昔、汚い恰好でラフティングしていたら鮎釣り師に石を投げられたことがこともありましたねえ。

桂川 自然・景勝地

屋形船の出番も当分ないだろうなあ。

ついで法輪寺

法輪寺は「十三まいり」で知られた寺院。

法輪寺(嵯峨の虚空蔵さん) 寺・神社・教会

「十三まいり」とは数えで13歳の4月13日前後に、知恵と福徳を授かるためにお参りする行事。

振り向くと授かった知恵を返すことになるとの言い伝えがあり、渡月橋を渡りきるまで決して振り向いてはいけないと言われている。

お参りを終えて長い階段を下っていると大粒の雨が降り出して来て、
思わず振り返って境内へ戻ってしまった・・・

という話を母親から悔しそうに聞かされたのは何時のことだったか。

振り返ってしまったのは13歳の母であったのか、母に連れられた子供であったのかは今となっては知る術がない。

色々思い出すな、嵐山。

では嵐山公園を抜けて帰りますか。

嵐山公園 公園・植物園

帰りは阪急嵐山線で。

阪急嵐山線 乗り物

ホテルをチェックアウトし、お腹も減ったので萬福という以前から気になっていた店へ。

店の雰囲気に反して結構強気な価格設定は、雑誌に載ったからですかね。

店内は色紙がずらり。

出てきた中華そばは、ネギたっぷりの京都仕様。
トッピングはもやしとメンマ、チャーシュー二枚。
オーソドックスな京風中華そばでした。

さてこれから紫陽花を愛でに三室戸寺へ向かいます。

県をまたぐ移動の自粛解除直後の京都/嵐山の竹林と、三室戸寺の紫陽花を楽しむ～三室寺編に続きます。

萬福 グルメ・レストラン