夏の京都二泊三日の旅・四条烏丸での邂逅と御金神社

2021/07/29 - 2021/07/31

所要や仕事で月に一度の関西行脚。
今回も大阪・京都で仕事をと用事を済ませて、京都で二泊。

今回は京都の銭湯を楽しもうと、初日は清水五条に宿を取り、五条楽園のサウナの梅湯を目指すもよもやの定休日。
二日目は、四条烏丸に宿を替え旧友とご一献。
三日目は、京のファンタジスタを目指して嵐山へ。

毎度毎度の所要の合間の関西の旅、前偏。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 私鉄

いつものようにスタートは新横浜。

新横浜駅 駅

今日は新大阪に9時半に着かねばならぬ。
時間的には余裕を持たせたのだけれど、新横浜を出てすぐに運転見合わせと。

静岡ー掛川間での大雨の影響のようだ。

遅れます・・・
とあちらこちらに連絡をしていると、

“ペットの落し物をお預かりしています”と新たなアナウンス。
ペットだけじゃ、わからないだろうという判断なのか、微妙な間の後、

“ペットのカメをお預かりしています”と続いた。

あぁ、夏休み。

カメは置いて行きましょう、カメは。

って何のフレーズだっけ？

結局、途中雨に降られることもなく15分ほど遅れて新大阪へ。
仕事と所用を済ませ、京都へ移動。

何度か利用したことがある五条の住亭 KIYOMIZU GOJOへチェックイン

インバウンド向けのホテルと思われ、今回も客の気配はなく。
以前は真っ青で目を惹いた暖簾も色あせて・・・

住亭 KIYOMIZU GOJO 宿・ホテル

隣には寄り添うように新たなホテル。

部屋は経年劣化を感じない。

おそらく宿泊者が少ないのだろう。
この日も、他には誰も泊まっていないと思われた。

椅子が無いので仕事をするにはちょっと不便。

さて問題はカーテンの向こう。

隣はこれから開業するというホテルだ。

ちなみに、隣にホテルが建つ前の景色がこれだ。
北側の部屋からは、比叡山が望めた。

景観が無くなると今まで広いな、と思っていた部屋が急に狭く感じるようになりますね。

お茶も以前はこじゃれた宇治茶(だったと思う)が設置されていたが・・・

ひえーと思いながらテレビを見ていたけれど、この後も数字は右肩上がり。

ところで、近畿の感染状況ならわかるが、
なぜ、近畿・徳島の感染状況なんだろう？

大阪932人の新規感染者。あっというまに2000人越えとなることをこの時はまだ知らない。

もう、なにも言うまい。

五条大橋から比叡山を望む

普段なら、夜の街に繰り出すところだけれど今夜の目的は銭湯。

京都って銭湯が多く残っており、一度銭湯巡りをしなきゃな、と思っていた。
飲みに行けない今日この頃、銭湯巡りはなかなかの良案だと思われた。

ジモティからすればご迷惑な話とも思われ空いていそうな時間を狙って突撃。

五条大橋 名所・史跡

五条大橋を渡った南側、このあたりはの五条楽園とよばれ、旧遊廓があった場所だ。

昔の建物が所々に残っており、ちょっと怪しい雰囲気が漂う。

ぽつりぽつりと灯がともる場所があり、数軒の飲食店が開いていた。
こちらはにこみ屋六軒

一度お邪魔したことがあるが今夜の目的はここじゃない。

にこみ屋六軒 グルメ・レストラン

目指すは、サウナの梅湯
https://1010.kyoto/spot/umeyu1/

24歳の若者が再建したことで有名になった銭湯だ。

おや、明かりが点いていない。

やっちまった・・・・

ここに来るために五条に宿をとったのだが・・・

梅湯で汗を流し、風呂上りに梅湯の向かいのキコク食堂でビールを飲む。

これが今宵の計画であったがボツ。

仕方がない、サウナは諦めよう。

料理旅館の鶴清の灯りが鴨川に映る。
あの大箱の料亭旅館に果たしてどれくらいの客が居るのだろうか？

サウナの梅湯に振られて向かうは辨慶

辨慶 東山店 グルメ・レストラン

こちら、五条大橋の袂の屋台から始まったうどん店。

京都の有名なうどん店の一つで店内に色紙も多数。

アルコールの提供時間ってもう訳が分からない。

大阪は確かもう少し早じまいだったような気がする。
神奈川は全面禁止だ。

甘きつねうどんとかやくごはん

記憶は美化されすぎてましたかね。
久しぶりに食べた辨慶のうどんはちょっとあれれ？
でした。

ところで宿泊した住亭さん、あれこれ経費削減されている様子は見てとれましたが、なぜか朝食が付いていた。

頂けるものは頂く主義なので遠慮なく。

翌日も所用を済ませアーバンホテル京都四条プレミアムにチェックイン

サウナのあるホテルで検索して選んだ。
ホテルの前まで来て、以前泊ったことがあったのを思い出す。


https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11630576/
県をまたぐ移動の自粛解除直後の京都/嵐山の竹林と、三室戸寺の紫陽花を楽しむ～嵐山編

2020年の6月に泊ってますね。

アーバンホテル京都四条プレミアム 宿・ホテル

今夜は知人と会う約束をしており、早めにホテルに入り荷物を置いて身軽に。

インターネットTVがありがたい。

しかし、無理やり建てた感がありますね。
不思議な構造。

まあ、金曜日ということもあるのだろうけれど、
昨日の五条の住亭と異なり、アーバンホテル京都四条プレミアムにはそれなりに宿泊客の姿あり。

こちら、サウナ目的で予約したのだけれど、コロナの影響で定員１名との張り紙が。

サウナはあれど、水風呂が無いのが残念。

少し早めに宿を出て街をぶらぶら。

膏薬辻子

膏薬辻子とは、四条通から中ほどで折れ曲がり綾小路通までを走るこの細い道の名称である。また、膏薬辻子を挟む地域が、明治2年（1869年）に新釜座町と命名されるまでは、地域の名称としても用いられた。

この地域は、皇后を何代も排出した大納言藤原公任（ふじわらのきんとう）の邸宅である四条宮のあった場所である。

そして、この地域において、踊念仏で知られ、後に西光寺（現在の六波羅蜜寺）を創建した空也上人が天慶元年（938年）、この地に道場を設けて念仏修行を始めた。

と駒札にある。

膏薬辻子 名所・史跡

京都神田明神

このあたりは平將門の首が晒されたとされている地

料理屋から若い衆がでてきて打ち水を始めた。

木桶にひしゃくで水を撒いてくれたら絵になるがホースじゃあね。

飲食店が増えましたね、姉小路。

京都女子大学　杉本家　KOMEGRAキャンパスって何だ？

ぐぐったら、こんな記事が見つかった。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65811570U0A101C2LKA000/

杉本家住宅 名所・史跡

四条烏丸の指定された店に向かうと・・・・


https://omotenasi-komatu.com/

もう一人、懐かしい顔が待っていた。

思いがけず３人でのプチ同窓会。

いったい何年ぶり？
20年か、はたまた30年か？

会合は控えなきゃならない今日この頃。

それでも久しぶりに会う友の顔は懐かしく、昔話に花が咲く。

我々の他に客の姿は無し。

え、貸切？

そりゃまた大胆なことを・・・

一階は10人ほどのカウンター、二階はテーブル席になっていた。

話に夢中で、他にもあれこれ食べたが写真を撮り忘れた。

美味しいものを食べて・・・

ご機嫌で飲んでいたこの頃・・・

東京の知人が高熱で緊急搬送されていたなんてこれっぽっちも知らず・・・
幸い、発熱だけでPCR検査の結果は陰性だったらしく一安心でしたが、気を引き締めなきゃいけないな、と改めて。

本当の同窓会が開ける日はいったいいつになるのやら。

普段ならもう一軒、となるのだけれど大人しく解散。

また20年後にね、という約束は果たして守ることができるだろうか？

翌朝、あまりの良い天気に誘われて未訪の御金神社に行ってみることに。

まる たけ えびす に おし おいけ あね さん ろっかく たこ にしきィ

って口ずさみながら。

御金神社

https://mikane-jinja.or.jp/

金属と鉱物の守り神である金山毘古命が祀られている。

御金神社 寺・神社・教会

金属と鉱物の守り神なんだから、特段金運アップには関係ないような気もするが金運アップのパワースポットとしての紹介をよく見かけた。

ちなみに、おかね神社ではなく、みかね神社。

金運アップと、コロナ退散を祈念。

小さなお社だけれど絵馬の数が訪れる人の多さを物語る。

ここにも“金”

あそこにも“金”

確かに金運が良くなりそうではある。

ホテルに戻り、チェックアウトを済ませると
“京のファンタジスタ”というポスターが目に入った。

おっ、噂の嵐山の福田美術館ですか。

このまま帰るつもりだったけれど、ちょっと寄って行くことに。

今回の二泊分の宿泊費は8000円以下。安くて助かるがかつてのカプセルホテル並みだったなと思いつつ、江ノ電じゃない、嵐電に揺られて。

嵐山編に続く。