京都は美味しい。京都東山早朝散歩と京料理と町家フレンチ。あっつい京都で飲み食べ歩き1/3京料理編

2019/07/28 - 2019/07/30

仕事がらみなので旅と言うにはいささか御幣があるけれど、今月も京都へ。
関西へは大抵新幹線で向かうが、先月に引き続き飛行機で。

新幹線で車窓を楽しみながらビール片手の旅ってのも悪くはないけれど、飛行機用のパックで行くと、2泊しても新幹線利用の１泊分と値段が変わらない。
ならば、と日曜日に京都へ前入り。

クーラーの効いた部屋でのんびりするかと清水五条のホテルで二連泊。
大阪・京都で用事を済ませて、宿題だった日向大神宮へ行き、今年一番の暑さの中、毎度毎度の飲んだくれ旅。
伏見で鱧。東山でフレンチを楽しんできました。

川崎に嫁入りした妹が里帰りした時に、こんな暑いところで暮らしてるから京女は性格悪ぅなるんやわって、ゆうてましたぁ。

といつぞや、京都の鱧料理屋さんで聞いたけれど、ホンマ、暑いわ、京都。

と旅行記をＵＰしようと思ったら京都38度越えのニュースが。
今年、冷夏じゃなかったの？

エリア 伏見(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ 新幹線 徒歩

スタートはいつものようにYCAT

この日、夜中の地震で目が覚めてそれから眠れなくなった。
どうせ京都は暑いんだろうし早々にホテルにチェックインして昼寝でもしようと思いながら空港へ。

ああ眠い。

横浜シティ エア ターミナル 乗り物

あっと言う間に大阪到着。
伊丹空港の551蓬莱の行列。
朝から凄いな。
帰りに並ぶことにしよう。

大阪で一仕事終え、京阪電車で京都へ移動。
ホテルはネットで見つけた住亭 KIYOMIZU GOJO

今回、大阪と京都を行ったり来たりするので阪急沿線か京阪沿線の駅至近で窓が広いという条件で選んだ。

いわゆる間口が狭くて奥に広い京都的な敷地。

うなぎの寝床。
これって江戸時代に間口の広さで税金が課された名残。

部屋は最上階の７階。
景観はまあ、どってことない。
左手に東山、右手に京都タワー。

普段は大阪に泊まることが多いが、大阪のビジネスホテルは少々飽きてきて今日は清水五条に宿を取った。
部屋はスタンダードツイン。独りじゃ十分広い。

ところで、
以前に比べて京都のホテルがちょっと取りやすくなりましたねえ。
韓国人旅行者が減ったからか？

新規オープンのホテルが乱立しているから？

ホテルでゆっくり仕事をしようと思ったのだけれど、淀屋橋あたりのビジネスホテルと違って、机がない。
そもそも椅子もない。

住亭 KIYOMIZU GOJO 宿・ホテル

色々とこじゃれた宿ではありますが、チェックインはスマホでQRコードを読み込む必要があったりちょっと面倒。

年配者向けではないな。
そもそもガラケーの人はチェックインできないし。

ベッドが低いのも嫌いじゃないがこの角で何度も足をぶつけた。

全体的にマンションのようなホテルで、浴室のドアノブなんかが安っぽいのもちょっと目についた。

まあ、ホテルって日が暮れてからチェックインするとまた印象が変わりますからねえ。

まあいい、二日間お世話になります。

ちなみにHPはなかなかかっこいい。

https://stay-hotels.jp/sutei-kiyomizugojo/rooms/

しばらくあれこれお仕事準備をやってたんだけれど、あっと言う間に退屈しちゃって、何度かお邪魔した伏見の割烹に一人だけれどこれから行ってよいかと、ダメ元で電話。
運よくカウンター席を確保。

ほら、こんな天気予報見せられたら飲まずにいられない。

今季一番の暑さだそうな。ふぅ。
翌日もまた、今季一番に違いない。

ところでこの住亭 KIYOMIZU GOJOさん、実は結構道に迷った。
HPのイメージと外観のギャップが原因。

ちなみに写真の白いマンションにしか見えないのが住亭 KIYOMIZU GOJO
右側は新しく建設中のホテル。

実は駅から凄く近いんだけれどgooglストリートビューじゃ隣は駐車場だったし。

陽が落ちるのを待って京阪電車の伏見桃山駅へ。

伏見大手筋商店街 市場・商店街

伏見大手筋商店街の中にちょっと魅力的な店を発見。
実は餃子好き。
今度はここで飲んでやろう。

奥は鳥せいさん

手前は伏見七名水の一つ、白菊水。

白菊水 名所・史跡

予約の時間まで少し時間があるので伏見界隈をぶらぶら。

右手は月桂冠大倉記念館

月桂冠大倉記念館 美術館・博物館

こちらは月桂冠の本社

おでん専門店べんがらや

ここもなかなか予約の取れない店だけれど夏だと空いてますかねえ。
次回の宿題。

キザクラカッパカントリーを冷やかして龍馬通りへ

キザクラカッパカントリー テーマパーク

おっ、何か来た！

ほら貝のぶぉーっという音が聞こえる。

竜馬通り商店街 名所・史跡

伏見は祇園あたりと違って、陽が落ちると観光客の姿が消える。
コンビニもほとんどないし、観光客向けの飲食店も少ない。
そもそも、メニュー等に外国語表記している店が少ない。

あちらこちらの軒下には祇園祭・長刀鉾の粽が・・・

これ、災難除けのお守りなんですが、ネットで転売する輩が増えて問題になっていましたねえ。

そもそも祇園祭自体が八坂神社の祭礼であり、神に疫病を鎮めてもらうためのもののはずですが、観光客にとっちゃあそんなことはお構いなし。

インバウンドも良いけれど、祇園さんをディズニーランドのパレードと同じように考える人が増えているのはちょっと嘆かわしい。

小難しい話はまぁ、いいや。

気分を取り直して美味しいものいただきましょう。
向かうは割烹辻政さん。

常連さんの間に入れていただいてまずは、ビールで。
暑いしね。

湯葉のウニのせ

京都らしく、ぐじが捌かれたり、目の前でアユが串うちされたり、京都とは思えないマグロが登場したり、とプロの仕事は見ているだけで面白い。

じゃりっ、じゃりっという骨きりの音。
音だけで何杯か飲めそうだ。

どなたかが頼んだ鱧に乗っからせていただいた。

夏だし・・・
京都だし・・・

ということでベタだけれど鱧をとし。
梅肉で。

次いで鴨ロース

ここまでビールやら、あれこれ飲んでいるんだけれど、やっぱり和食には日本酒ということで燗をつけてもらう。

暑い京都の夏の燗酒。
これがまたよろしいのですよ。

あら炊きを頼んだら、鯛じゃなくてキジハタにしませんかというのでお勧めに従う。

これが、まあ美味しいこと。
最期は行儀悪く手でしゃぶらせていただいた。

おばんざい屋なんかで、煮あがったあら炊きを食べるのも悪くはないけれど、こちらは、目の前で兜を割るところから始まる。

今回、京都で食べたものの中ではこれが一番おいしかった。

酒も美味けりゃ料理も美味い。

ついつい飲みすぎてしまう。

締めは鯖ずしにするか、鉄火巻きにするかそれとも関西らしく赤だしにするか・・・

結局お酒をお替りして、お勘定。
満足満足。
ちょっと嫌なことがあったので良い厄落としになりました。

ほろ酔い以上、泥酔未満で夜の伏見の街をそぞろ歩き。

本日は、これにて終了。

京都は美味しい。京都東山早朝散歩と京料理と町家フレンチ。あっつい京都で飲み食べ歩き２/3町家フレンチ編

に続きます。