2019/10/02 - 2019/10/02
1位(同エリア45件中)
万歩計さん
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7日目 2019年10月2日(水) 晴れ
・ヨークシャーデイルズ国立公園はTV「欧州鉄道の旅 セトル・カーライル鉄道」で知った。厳しくも美しい自然とそこに点在する小さな村々が魅力的だが、公共交通機関で行ける場所はごく一部のみ。諦めかけていたところトリップアドバイザーで、ヨークシャーデイルズ国立公園の中でも特に不便な北部を巡る日帰りツアーを発見。価格もお手頃だったので予約した。
・ツアー参加者は11人。ドライバー兼ガイドのリサが運転するマイクロバスで8時間、美しい村々、雄大なデイル地帯やムーア地帯、城跡、滝、鉄道陸橋と盛り沢山の観光スポットを見ることが出来た。このツアーの評価は★★★★★。
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【旅程】
9/26 関空→アムステルダム経由→マンチェスター→カースルトン(泊)
9/27 カースルトン滞在(泊)
9/28 カースルトン→ベイクウェル…モンサルヘッド…アシュフォード…ベイクウェル→ハドンホール→クロムフォード(泊)
9/29 クロムフォード→リーズ→ソルティア→ハワース(泊)
9/30 ハワース→スキップトン(泊)
10/01 マラム→ランカスター→ウィンダミア(泊)
★10/02 ヨークシャーデイルズ日帰りツアー→ウィンダミア(泊)
10/03 ボウネス→ニアソーリー…ホークスヘッド…ターンハウズ…コニストン→アンブルサイド(泊)
10/04 湖水地方山越え「ハイアドベンチャー」日帰りツアー→アンブルサイド(泊)
10/05 スケルウィズ ブリッジ…スレーターブリッジ…アンブルサイド→グラスミア…ライダルマウント→チェスター(泊)
10/06 チェスター→リヴァプール(泊)
10/07 ストラトフォード・アポン・エイボン→チッピングカムデン(泊)
10/08 ブロードウェイ…スノースヒル…スタントン→ウィンチカム→バートン・オン・ザ・ウォーター(泊)
10/09 ロウアースローター…アッパースローター→ノースリーチ→バイブリー→サイレンセスター(泊)
10/10 ブラッドフォード・オン・エイボン→バース(泊)
10/11 日帰りツアー(ストーンヘンジ→ソールズベリー→レイコック→カースルクーム)→ブリストル(泊)
10/12 ブリストル→アムステルダム経由→機中(泊)
10/13 →関空
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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8:50 ツアーの集合場所であるウィンダミア観光案内所に着くと、既に7~8人の参加者が来ていました。
ヨークシャーデイルズ国立公園の北部を巡る日帰りツアーは、地元の Mountain Goat 社の企画です。計画段階でトリップアドバイザーで発見し、直ぐにオンライン予約しました。交通が不便なエリアなので、ミニバスで8時間かけて見どころを回ってくれるこのツアーは理想的です。料金も6,242円とお得でした。
サイトはここ→ https://www.tripadvisor.jp/AttractionProductReview-g186330-d11476576-The_Yorkshire_Dales_Tour_from_Windermere-Windermere_Lake_District_Cumbria_England.html観光案内所 (ウィンダミア) 散歩・街歩き
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ツアー参加者は11人で年配者が多く、東洋人はインド人と思しき夫婦と万歩計の3人。ガイド兼ドライバーのリサは40才前後と思われる快活な女性でした。説明はもちろん英語ですが、風景を楽しむだけなので関係なし。
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9:10 ツアースタート。湖水地方の街ケンダルの外れにあったダムのような水門。バスを止めて説明していましたがわかりません。とりあえずパチリ。
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バスはケンダルを過ぎ、ヨークシャーデイルズ国立公園に向かって一路東へ。
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緩やかな緑の起伏と低い山々。
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その中で草を食む羊たち。北イングランドらしい風景です。
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10:05 セドバーグ(Sedbergh)という小さな村に到着。ここで15分の下車休憩。
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街の広場で朝市が開かれていました。
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近郊の農家が作った食材が並んでいます。
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少し街を歩いてみました。こんな小さな街にもちゃんと観光案内所があるのには感心。
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ここは湖水地方とヨークシャーデイルズ国立公園の間にある小さなマーケットタウンです。
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ちょっと路地を覗きます。
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バスは更に東へ。この辺りはもうヨークシャーデイルズ国立公園の西端です。
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羊の背中の丸印は持ち主を識別するため。
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デイル地帯を走るセトル・カーライル鉄道。ヨークシャーデイルズ国立公園を縦断する景勝路線で、途中に22の陸橋と14のトンネルがあります。リッブルヘッドの鉄道橋が特に有名ですが、これは別の鉄道橋のようです。
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この辺りは一面のムーア(荒地)。自然のままの草はこの季節には茶色に変化します。
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しかし人の手で牧草地に変わった場所は緑が広がっています。
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ムーアから石を除いて牧草を育てる、大変な苦労で作り上げられた風景です。
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10:52 ハードラウ(Hardraw)という村で2度目の下車休憩。
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ツアーメンバーの多くはこのカフェに入りましたが、万歩計は周辺の散策です。
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石造りの古い家の横に流れる清冽な小川は、写真で見るコッツウォルズのバイブリー村のよう。
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川の向こうには古い石の教会
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川にかかる石橋を渡って行くと
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通りに面して宿屋(イン)を兼ねたパブが1軒。
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イギリスではどんな小さな村にも必ずパブがあります。宿屋の方は年に何人の客が泊るやら。
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通りの両側の家は合わせてもせいぜい30軒といったところ。しかし、どの家も思い思いの植物で壁を飾っています。
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自然に見せるのが英国流
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イギリスにはコッツウォルズなどの有名な村以外にも、美しい村はゴロゴロしています。
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イチオシ
この家の裏はイングリッシュガーデン風
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過疎化で廃校になった小学校跡
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教会の敷地に入ってみました。
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周囲に苔むした墓標がぽつぽつと。日本では「墓終い」をする人が増えていると聞きますが、こちらではどうだろう。
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家々の裏には緑の牧草地が広がっています。この土地で頑張っている若い人も想像以上に多いかも。そうなると「墓終い」の問題もないか。
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バスは進路を北に。
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ヨークシャーデイルズのデイルは「谷」の意味し、20を超えるデイルがあります。ここはその典型的な場所の一つ Butter Tubs です。
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ここでフォトストップ。
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イチオシ
重なる草の丘とその間の深い谷。広大なカルスト台地で高い木がない分、大地のうねりが一層雄大に見えます。
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この光景は感動もの!
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草の間に露出した石灰岩や水の流れも。
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イチオシ
石灰岩の中には深い穴になった場所もあり、この中に勢いよく水が落ちていました。地下に巨大な鍾乳洞でもありそう。
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Butter Tubsを後に、ここからは緩い下り坂。
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10分ほど走った場所に「MUKER PARISH 2000 」と書かれたモニュメント
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イチオシ
ここからの眺めは先ほどの Butter Tubs に比べて穏か。人工物は一切見えません。
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この辺りにローマ帝国の砦跡が残っていると説明していました。しかしどれか分からず仕舞い。
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ここより北にある世界遺産ハドリアヌスの城壁が有名ですが。この辺りにも防御用の砦がいくつも築かれたようです。
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小さな集落をいくつか通ります。
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その名も Moorland Cottage
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小川に 沿って伸びる城壁のような石垣。ひょっとしてこれがローマ時代のもの?
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風になびく草
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イチオシ
ムーアのあちこちで清冽な流れ
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12:49 リース(Reeth)村に着きました。ここで1時間の食事休憩です。
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ここはヨークシャーデイルズ国立公園の北東端。
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広場に面したインのパブで、
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この旅で初のフィッシュアンドチップス。ビールと合わせて£12.7。
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食事を終えて周囲を少し散策。先ず村全体を眺めます。村を通る一本の道。
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教会に民家
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村の周囲をムーアが囲む。
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多くの車が停まりホテルやB&Bが数軒。ヨークシャーデイルズ国立公園観光の拠点の一つのようです。
The Burgoyne ホテル
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13:50 リース村を出発。
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遮るもののないまっ平な平原。その奥ににムーアが見えます。
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イチオシ
道はムーアの中へ。日本では見れない広大な風景。
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ムーアの中を走るサイクリスト。イギリス人はアクティブです。
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14:12 ボルトン城のある村で下車。
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ガイドのリサが説明していますが聞き取れません。横でネットを開きます。
千葉茂氏『遥かなるわがヨークシャー ―水彩画でめぐる旅―』からの引用です。
http://shigeru1985yorkshire.com/sec47-bolton-castle.html
「イングランド北部には、北から侵入してくるスコットランド人の襲撃にそなえて、13~14世紀に築かれた城がいくつもある。ボルトン城もその一つで、1378年から1399年にかけて、サー・リチャード・スクロウプによって築かれた。今は廃城になっている」
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「この城は四隅にある四つの塔を、カーテン・ウォールという城壁でつないだ構造になっている。城の壁面にはわずかな小窓があるだけで、装飾的なものもなく絶壁のようだ。見るからに強固そうな城である。」
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「ピューリタン革命の時代の1645年に、国王軍の一部がたてこもり、議会軍の砲撃を受けた。18世紀に塔が崩落し、城は使用禁止とされそのまま廃墟になっていった。」
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「またこの城は、廃位されたスコットランド女王メアリーが、1568年7月から半年間あまり、イングランドの捕虜として幽閉されたことでも知られている。彼女は斬首刑に処せられるまでの19年間、何か所もの城やマナー・ハウスに幽閉されたが、現在も残っているのはボルトン城だけである。」
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イチオシ
14:30 アイスガースの滝(Aysgarth Falls)で下車。
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川に沿って歩くと滝が数段になって落ちています。
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連日の雨で水量が多く迫力満点。画家ターナーもこの滝を描いているそうです。
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川岸には古い水車小屋の建物
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現在はカフェになっています。
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15:05 このツアーで最も期待していたホウズ(Hawes)に来ました。ところがバスは市街を素通りして、
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街外れのウェンズリーデイルチーズ工房に停車しました。出発は40分後。
ウェンズリーデイル チーズ工場 建造物
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急ぎ足で市街へ向かいます。
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ホウズは人口1120人の小さな保養地。「チョコレート・ボックス」と形容される可愛い村ですが、交通の便が極めて悪く公共交通で行くのは困難。
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それだけにこのツアーで訪問先のリストにあったので、「やったー!」と思いました。
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見たかったのは、TV「欧州鉄道の旅」に出た石造りの建物の横を滝になって流れる水辺の風景
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街の地図を発見。この先の川に違いない。
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村の教会
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三叉路で一瞬迷ったが、そのまま直進。
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前方に橋。きっとあそこだ。
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イチオシ
ついに見つけた、水辺の風景。ホウズの写真によく出る場所。
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振り返ってもう一枚。時計を見ると時間がない、急ぎ足で戻ります。
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チーズ工房に戻ったのは出発の15分前。ちょっとだけショップに入ります。
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ウェンズリーデイル・チーズ工場。ヨークシャーデイルズは牧場だらけ。牛、羊、ハーブ入りなど種類も豊富でした。
ウェンズリーデイル チーズ工場 建造物
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いくつかを試食。クリーミーで美味しかった。
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最後にセトル・カーライル鉄道の鉄道橋下でフォトストップ。ガースデール駅近くです。
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イチオシ
更に少し離れた場所でバスを停めてました。ここからの眺めも絶景です。リサが何か説明しています。
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何と、列車が陸橋を走ります。リサは「もうすぐ列車が通過するわよ」と言ってたのでしょう。それとは知らず電源をOFFにしていたので、慌ててONにした時は列車は通過した後でした。絶好のシャッターチャンスを逃して残念。
それにしても滅多に通らない列車のタイミングに合わせてこの場所に来る、絶妙のスケジューリングに感心しました。 -
17:55 ウィンダミアに帰着。リサは運転中も殆ど喋りっぱなし。ありがとう、いいツアーだったよ。お礼と一緒にささやかなチップを渡しました。
観光案内所 (ウィンダミア) 散歩・街歩き
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この旅行記へのコメント (7)
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- kiyaさん 2023/09/17 09:54:55
- ヨークシャーデイルズ
- 拝見して、旅の感動が伝わってきました。
ヨークシャーデイルズは、イギリスの羊の群れる田舎ですね。
私も30年程前に、初めてイギリスとコッツウォルズに行き、バイブリーのスワンホテルを見て感動しました。そしてイギリスの田舎に興味を持っていたところ、ヨークシャーデイルズの旅日記を見つけ、夫婦でで出掛けてみました。
アムステルダムからイギリス・リーズ空港に降りて、そこからレンタカーでヨークシャーデイルズと東側のヨークシャームーアを回りました。運転は上手くは無いですが、日本と同じ左側通行で、田舎道だし日本よりも楽なドライブでした。
リブルヘッド、スウェイルデールを通りリースに。そして旅の後半は東側のヨークシャームーアに。ちょうど8月でローズデイルアビーの北のEgton high Moor辺りでは、見渡す限りにヘザー(ヒース)の花が咲き乱れて、紫色に染まる丘を抜けて走りました。
今から20年ほど前の、50代の頃の旅でした。
もう70代後半になり、体力的にもヨーロッパに出かけるのが難しくなってきて、旅日記を拝見しては、自分の旅を振り返る此の頃です。
- 万歩計さん からの返信 2023/09/17 11:08:02
- Re: ヨークシャーデイルズ
- Kiyaさん、初めまして。コメント頂きありがとうございました。私より少し先輩のようです。
ヨーロッパの田舎と自然を見るのが好きで、リタイア後に自由なヨーロッパ一人旅を楽しむようになりました。この年の6月には念願のスペイン巡礼路を一部ですが歩き、歩く旅の素晴らしさを知りました。このイギリス旅はスペイン旅から4か月後で、バックパック🎒での旅です。海外の運転に自信がなかったので公共交通機関を使い、随所でローカルツアーに参加しました。
コメントによると同じような場所を走られたご様子。緑の牧場の境に積まれた石の塀は、石だらけの荒地から石をどけては積み上げた物と思われ、先人の気の遠くなるような努力と時間を思い感動しました。しかも今だに緑の牧草が保たれているのは、現役の牧場として使われている為です。
一方、日本の田舎のあちこちに残る棚田を見ると荒地化が目立ちます。水田なら水を張るために水平にする必要があり、収穫出来るまでには多くの時間と労力がかかったはずです。
農村の状況はイギリスを含むヨーロッパも日本も似たり寄ったりと思います。でも何かが違う。その一つが使い捨てに代表される東洋的な合理主義とも思えます。
取り止めのない事を書いてしまいました。今後とも宜しくお願いします。
万歩計
- kiyaさん からの返信 2023/09/17 14:20:21
- スペイン巡礼路
- こんにちは。
早速に、コメントをみていただきありがとうござます。
巡礼路を行くとは、万歩計さんは体力が有るんですねー!、羨ましい。
私は体力はあまりなくて、好奇心だけでヨーロッパの田舎に行くのが好きです。
妻の好みも同じなので、夫婦で欧州の多くの国の田舎に向かいました。田舎に行くのは交通の便が難しく言葉も出来ないので、すべてレンタカーでした。
地図さえあれば、ヨーロッパのどんな田舎にも行けるので。
スペイン巡礼路は、脚力不足なのでもちろんやってませんが、8年ほど前にレンタカーで、巡礼の一つの出発点のフランス・サンジャンピエドポーから、
ピレネーを超えて、スペインのパンプローニャ、ログローニョ、ブルゴスと、巡礼路に沿ってのんびり走って、歩く人や、町の巡礼宿を眺めながら、仮想巡礼気分を味わってみました。(笑)
ブルゴスからは北に向かい、お目当てのサンティリャーナ・デル・マルという小さな町のアパートで4泊して、楽しみました。
個人的には、妻が好きなフランスの田舎が一番多いです。ただ、年齢で妻の体力が落ちたので、今後の夫婦旅は国内だけになりそうです。、私は友人とアジアに出かけることが多くなりました。
万歩計さんはお元気そうなので、大いに旅を楽しんで下さい。
> Kiyaさん、初めまして。コメント頂きありがとうございました。私より少し先輩のようです。
>
> ヨーロッパの田舎と自然を見るのが好きで、リタイア後に自由なヨーロッパ一人旅を楽しむようになりました。この年の6月には念願のスペイン巡礼路を一部ですが歩き、歩く旅の素晴らしさを知りました。このイギリス旅はスペイン旅から4か月後で、バックパック🎒での旅です。海外の運転に自信がなかったので公共交通機関を使い、随所でローカルツアーに参加しました。
>
> コメントによると同じような場所を走られたご様子。緑の牧場の境に積まれた石の塀は、石だらけの荒地から石をどけては積み上げた物と思われ、先人の気の遠くなるような努力と時間を思い感動しました。しかも今だに緑の牧草が保たれているのは、現役の牧場として使われている為です。
> 一方、日本の田舎のあちこちに残る棚田を見ると荒地化が目立ちます。水田なら水を張るために水平にする必要があり、収穫出来るまでには多くの時間と労力がかかったはずです。
>
> 農村の状況はイギリスを含むヨーロッパも日本も似たり寄ったりと思います。でも何かが違う。その一つが使い捨てに代表される東洋的な合理主義とも思えます。
>
> 取り止めのない事を書いてしまいました。今後とも宜しくお願いします。
>
> 万歩計
- 万歩計さん からの返信 2023/09/17 15:26:51
- Re: ヨークシャーデイルズ
- 昔友人とポルトガルをレンタカーで旅した時、対向車とのすれ違いにすごく圧迫感を感じました。それにガーミン製ナビのことばを聞き取れない。以来外国では運転しない事にしました。
今の車はスマホのナビソフトをディスプレイに表示できるので、イギリスだったら運転出来るかな。
フランスの田舎もいいですね。「フランスで最も美しい村」の密集地であるアルザスや南西フランスが特に好きです。
- kiyaさん からの返信 2023/09/17 21:25:38
- シャンブルドット、テーブルドット
- 私もガーミンのナビを持ってましたが、ようやくスマホにしたので、以来スマホをナビにしています。maps meというアプリとグーグルマップのオフライン地図を使っています。
スマホをレンタカーのダッシュボードにぶら下げて、充電しながら走ってます。日本語で案内するので、とてもグッドです。
フランスの田舎はいいですね。アルザスも数回行きましたし、南西フランスもドルドーニュ川沿いの村々はいいですね。
わが家は田舎の宿として、「シャンブルドット」にハマってました。これはイギリスのB&Bと同じような宿ですが、ランクが有って5段階の3以上は各部屋にシャワートイレが有ります。B&Bと比べたら宿としては数段魅力的です。
またシャンブルドットのなかに5~10%くらいは「テーブルドット」が有り、これは夕食が出ます。
ワンテーブルディナーの宿は、数名の旅人が1つのテーブルで一緒に夕食を取るので楽しいです。大家さん夫妻も一緒に食べる宿もあります。ヨーロッパのいろんな国の旅人が居るけど、英語の話せる人がいて、話はいつも盛り上がります。
ワイン産地の宿では、ハウスワインが無料で振舞われます。
私は、酒が飲めないのですが。
- 万歩計さん からの返信 2023/09/18 08:55:54
- Re: ヨークシャーデイルズ
- シャンブルドットは初めて聞きました。使い勝手が良さそうですね。
スペイン巡礼路にはアルベルゲという巡礼者の宿があちこちにあり、素泊まりで5~10ユーロで利用できます。食事はバルなどで外食ですが巡礼者定食は前菜、メイン、デザートで10ユーロ。これにワインが付きます。デキャンタで飲み放題。アルベルゲの中には食事付きの宿もあり、宿泊者が宿のテーブルを囲んで話しながら食事をしました。
- kiyaさん からの返信 2023/09/18 11:39:17
- Re: ヨークシャーデイルズ
- シャンブルドットは小さな村や畑の中に有って、自然豊かでとても良いのですが、アクセスするには車でないと難しいと思います。
また、スペインは景色が荒涼とした所が多いという理由で、ごく一部しか行ってないのです。
年金暮らしになって10年以上になりますが、私の旅行スタイルも併せて質素になっていて、自分では「安宿の旅」と言ってます。 いつも安宿を探すのですが、個室重視という理由でまだドミトリーに泊まった事はありません。
この先ヨーロッパでは、だれかがいたら南イタリア・ナポリ~シチリアまでの旅をしたいと思っています。けど実現するかどうか、分かりませんねー。(笑)
万歩計さんもしばらくは、楽しい旅を続けて下さい。
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