2019/05/02 - 2019/05/02
230位(同エリア3857件中)
kojikojiさん
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- 旅行記1553冊
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- 2,927,754アクセス
- フォロワー158人
2019年の3月16日に狭山に「ムーミンバレーパーク」が出来るのは知っていました。そんな話を妻としていたら何故か「バルト海沿岸5カ国周遊10日間の旅」でヘルシンキのムーミンショップに行くことになりました。8歳の姪に話をしたら「わたしはフローレンが好きなの。」なんて話になり「ムーミン捕まえてくる。」なんて言ってしまいました。ヘルシンキ2日目は午前9時からバスに乗っての観光がスタートしました。最初に「シベリウス公園」、「ヘルシンキ大聖堂」、「オールドマーケット」、「ウスペンスキー大聖堂」を見学します。そしてお昼を含めた自由時間が与えられ、午後3時30分まで妻と2人だけの時間を楽しみました。前の日に買い物したい場所は確認してあったので、まずは「ムーミンショップ」に行って姪との約束のミッションを遂行します。次は妻の希望の「マリメッコ」の本店にも行ってみました。この辺りはお約束の場所なのでツアーのメンバーの方ともすれ違います。もう1つのミッションのCOSというブランドのお店で姪に洋服を買うのもコンプリート出来ました。日本にも数店舗ありますが子供服は海外の店舗に行かないと種類が揃っていません。ここのAラインの子供用コートの可愛らしさは言葉に表せません。最初に出会ったのはアントワープでロンドンやインスブルック、クアラルンプールと店を見つけるたびに買いまくっています。問題なのは姪のものを買う時に妻のものも一緒に買わなければならないということです。ヘルシンキでは特に観たい絵画も無く建築の仕事をしながらアルバー・アアルトにほとんど興味が持てないので自由時間の配分もちょうどよかったです。お昼にはオールド・マーケットの「ソッパケイッティオ(Soppakeittio)」でシーフードの熱々のスープで体を癒し、「カッペリ(kappeli)」でカフェオレを飲みながら姪と母に絵葉書を出すことが出来ました。もちろん1.6ユーロのムーミンの絵葉書に1.5ユーロのムーミンの切手を貼ってです。葉書1枚出すのに3.1ユーロというのは今までで最高額かもしれません。ヘルシンキ大聖堂前に集合してオリンピア・フェリーターミナルへ向かいます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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「オリジナル ソコス ホテル プレジデンティ」のモーニングコールは電話ではなく、テレビに電源が入るというものでした。
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天気予報を見てみるとこの日の最高気温は5℃でした。出発前の添乗員さんからの電話では「日本の真冬の服装でお越しください。」ということでしたがほぼ間違いありませんでした。
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ホテルのWifiは無料で部屋でもサクサク使えました。これはありがたいですよね。
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朝食は3階のレストランでいただきます。このホテルでは朝食券がありました。
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広いレストランに料理がたくさん並んでいます。宿泊客は少ないのか混み合っていないのが良かったです。我々以外にも日本のツアーの方がいらっしゃいました。
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ジュースはタブレット端末にタッチするとコップの量だけで出てきます。これはバルト3国のほかのホテルでも採用されていました。ただジュースはどこのホテルも美味しくなかったです。
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昨晩からの体調の悪さは変わらずでしたが食欲だけはあったのが幸いです。これで食欲がないと体温も下がるし動けなくなってしまいます。最近は旅行に行くたびに体調が悪くなっている気がします。
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可愛らしいゆで卵のウォーマーです。
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スタンダードな料理以外にもインラグドシィルというニシンの酢漬けやスモークサーモンなども並んでいました。
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早起きしたのでゆっくり朝食を摂る事が出来ました。
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ヴィーガンの方のための料理も並んでいました。
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カレリアンピーラッカはライ麦粉と小麦粉の生地にライスプディングやオーラリィニプーロ(大麦で作ったプディング)、マッシュポテトを乗せて焼き上げたフィンランドのパイ料理です。元々はカレリア地方の伝統料理で、継続戦争による避難民によって伝来したそうです。「ピーラッカ」は南カレリアの方言でパイを意味するそうです。
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一見美味しそうなパイですが、体調のせいかほのかに甘いくらいで美味しいとは言えませんでした。ベリーの入ったヨーグルトにベリーのシロップ漬けをたくさん乗せたデザートはこの後の旅行中毎日食べていました。
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ホテルにはサウナもあって滞在者は無料で利用できるということで、同じツアーの方で利用された方もいらっしゃいました。皆さんアクティブな方でした。
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エレベーターホールのソファや照明スタンドやブラケットも北欧を感じさせるデザインです。
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少し早めにロビーに降りて出発を待ちます。ロビーのバーのタペストリーは狼でした。子供の頃父に勧められた「野生の叫び声」(ジャック・ロンドン)を思い出しました。いろいろなことを教えてくれた父はもういませんが、旅先からの絵葉書は7年経っても送り続けています。もう軽く1000枚は越えたでしょう。
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大きなホテルなのでフロントも大きかったのですが、メーデーの翌朝は静まり返っていました。
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皆さん時間前に集合されるので移動はとてもスムーズでした。
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この日はヘルシンキ市内の観光だけですが、バスの後ろ半分は空いたままでした。
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フィンランドは1919年の夏に共和国となり、K・J・ストールベリ(1865-1952)が最初の共和国大統領に選ばれました。 その銅像が国会議事堂の脇に建っています。2019年は独立100周年の年でもありました。北欧古典主義の美しいデザインの建物です。
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今まで馴染みのなかったフィンランドの歴史ですが、地理的にスウェーデンに支配された時代とロシアの大公国時代が長く続いています。今回の旅では添乗員さんの説明が詳しく、知らなかったことの多いことを思い知りました。
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またこの日の半日ヘルシンキを案内してくださった現地ガイドの日本人女性の説明も分かり易くて良かったです。
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ヘルシンキの桜もこれが見納めです。
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銅像のパーヴォ・ヨハンネス・ヌルミはフィンランドの中距離走と長距離走選手です。20世紀初頭に長距離走をほぼ制覇したことから、フライング・フィンと呼ばれた人です。生涯を通して1500メートル競走から20キロメートル競走まで合計22の公式世界記録を作り、夏季オリンピックに3回出場して合計金メダル9個、銀メダル3個を獲得しています。その絶頂期には800メートル競走以上の距離で121レース無敗であり、14年間の運動選手生涯においてクロスカントリー競走と10000メートル競走で無敗を維持しました。(ウィキペディア)
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そんな銅像を過ぎるとオリンピックスタジアムが現れます。1952年に開催されたヘルシンキオリンピックのメイン・スタジアムで、一部は木造の仮建築で増設されたともいわれます。 開催を返上した東京大会に代わる1940年のヘルシンキオリンピックでもメイン競技場として使用する予定でしたが、第2次世界大戦のため大会自体が中止になっています。
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スタジアムの傍には高さ72.71メートルのタワーがあり、ヘルシンキ市街を一望できる観光スポットでもあるそうです。この高さは1932年のロサンゼルスオリンピックで金メダルをとった、フィンランドのマッティ・ヤルビネン選手の記録にちなんでいるそうです。ガイドさんの説明は詳しいです。
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ヘルシンキの市内から離れた公園にやってきました。ここでは下車観光があります。
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バスを降りて少し歩くと「シベリウス公園 (Sibeliuksen Puisto)」のモニュメントが現れました。 シベリウスにはほとんど縁が無くて、中学生の時に学校で行った上野の東京文化会館での演奏会で聞いた覚えがある程度です。
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バスの中で事前に「フィンランディア」などを聴いてみましたが、プラハのモルダヴァ川のクルーズでスメタナの「わが祖国」やドヴォルザークの「新世界より」を聞いたような感動はありませんでした。
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女性彫刻家のエイラ・ヒルトゥネンのステンレス彫刻がシベリウスの偉業を讃えています。
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添乗員さんや現地のガイドさんがいらっしゃるので2人の写真を撮ってもらうのには困りません。
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モニュメントも素晴らしいのですが、添乗員さんの話も面白かったです。氷河期中にフィンランド国土の多くは海面下にあり、分厚い氷に覆われた重さによって地面及び地殻全体が沈んでいたそうです。氷河期の終了に伴い氷が融けたことにより、地面及び地殻が少しずつ浮いてきて現在の海抜数十メートルから200メートルほどとなります。とてもゆっくりで遅いですが、現在でも浮き上がりつつあるそうです。
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シベリウスの音楽に造詣が無いのでこのモニュメントの意味するものは分かりません。つくづく学生時代に音楽についてもう少し勉強していればよかったと思います。
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私にはせいぜいパイプオルガンにしか見えません。
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公園には「カオジロガン」のつがいがいました。名前はガイドさんが教えてくれました。以前ベルギーとオランダを旅した際に真っ黒な体に真っ白な顔をした鳥がいました。名前がどうしても分からなかったのですが、ロンドンのセント・ジェームズ・パークに設置されていた看板で「オオバン」だと分かったことがあります。
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カオジロガンの英名は「Barnacle Goose」で英名を直訳すると「フジツボガチョウ」だそうです。昔の人々は「渡り鳥」という鳥が季節によって渡る概念を知らないため、カオジロガンが突然姿を現すのに驚いたそうです。カオジロガンは卵を産まずにふ化もせず、「成鳥のままフジツボから生まれた。」と勘違いしたからだそうです。
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しばらく散策してバスに戻ります。このくらいの小さなツアーは何をするにも効率が良く、お話もたくさんできて楽しかったです。
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昨日も通過した中央図書館「Oodi(オーディ)」。昨日は芝生の上で帽子を被った人々がピクニックを楽しんでいましたが今日は誰もいません。
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ヘルシンキ中央駅の西側を通過します。
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「スウェーデン劇場」はスウェーデン支配時代の文化を残す目的で1860年に設立されています。壁にあるSvenskaとはスウェーデン語で「スウェーデン人/スウェーデン語/スウェーデンの」という意味を表します。ちょっとロシア語っぽい響きを感じます。
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ゴシック・リバイバル建築の立ち並ぶエスプラナーディ公園の脇をバスは通り抜けます。
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昨日はたくさんの人が歩いていたエスプラナーディ公園も閑散としてます。
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そのまま「オールド・マーケットホール」の前でバスを降りました。ここからはエテラ湾越しにウスペンスキー大聖堂がきれいに見えました。
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またヘルシンキ大聖堂も頭の部分を覗かせています。この辺りの建物は新古典主義のものばかりでした。エリアによって建築様式が分かれているのが面白いです。
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港からはスオメンリンナ海上要塞などの小島へ向かう小型のフェリーが行き交います。
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対岸にはスカイ・ウィールと呼ばれる観覧車が見えます。最高点は40メートルだそうですが驚く仕掛けがあるそうです。
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2台のゴンドラが茶色いのですが、これはサウナ専用ゴンドラ「スカイサウナ」で、最高室内温度が90℃のサウナを1時間貸し切れるそうです。
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ガイドさんと一緒にオールド・マーケットの見学です。
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「オールド・マーケットホール(Vanha Kauppahalli)」は 2014年夏にリニューアルオープンした1888年創業のヘルシンキで最も古い屋内マーケットだそうです。
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19世紀までのヘルシンキのマーケットはほとんど室外にあり、衛生面の問題からマーケットを室内に移すことを人々が考え始めたことがオールドマーケットホールが造られた理由だそうです。建物としては120店舗と中央には大きいな店舗が設けられています。開業後のマーケットホールは繁盛を極め、フィンランド各地にも同じようなマーケットホールが続々と建設されていました。しかし20世紀には第1次世界大戦、フィンランド内戦、世界大不況、ロシアとの冬戦争と第2次世界大戦の時期に物資が極めて欠乏してマーケットホールが機能しなくなっていました。
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現在はEU圏内なのでヨーロッパ各地の食品を見る事が出来ます。やはりシーフード系の食材に目が行ってしまいます。
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大きなオマールエビやロブスター、甘エビや小海老が並んでいます
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ああ美味しそうなボイルした甘えびです。これが目に焼き付いてしまい、この日の晩ご飯はストックホルムへ向かうフェリーの船中で死ぬほど食べました。
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フィンランドの夏の風物詩と言えばザリガニですね。この時期はシーズンでは無いので缶詰が並んでいました。
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大きなサーモンもきれいにお化粧されて並んでいます。
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ロシアからの食材もたくさん輸入されていて、こちらはタラバガニの缶詰でカムチャッカ産だそうです。1缶70ユーロでは手が出ません。
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こちらは40ユーロ。これでも無理です。
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ホテルの朝食でも食べたインラグドシィルというニシンの酢漬けやムール貝も並んでいます。僧えばサンクトペテルブルグのホテルの朝食で食べたニシンの酢漬けが美味しかったことを思い出しました。
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ニシンの燻製も美味しそうでした。
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サーモンをロール状にして調理したものも美味しそうです。この後自由時間があるのでこのマーケットへ戻って食事しようと決めました。
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サーモンの燻製は日本の「鮭とば」にしか見えません。
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まだ朝早いのでほとんどの店がオープン前でした。まあこんな状態なので観光客が団体で歩けるのですが、お昼時はものすごい混雑でした。
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中央部にはこんなおしゃれなカフェもあります。
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「スカンジナビアン・カフェ(Scandinavian Cafe)」のおじいさんの給仕人形は朝から小銭を稼いでいます。
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ガイドさんのおすすめの「ソッパケイッティオ(Soppakeittio)」も開店準備中で、メニューには何も書かれてありません。
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照明器具はエビカニを獲る籠が再利用されているのが面白いです。マルタ共和国のゴゾ島のイムジャールの港の「グレーン・イーグルス」というバーを思い出しました。そこも同じような照明が吊られていました。A・J・クィネル著の元傭兵クリーシィ・シリーズという小説で有名な店です。
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オールドマーケットホールからマーケット広場へ移動しました。ここで少し自由行動がありました。お土産物屋さんよりもフルーツに興味がありましたが、この時期フィンランド産のフルーツはまだ採れないので輸入品だそうです。
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店のおじさんに聞いたらフィンランド産のフルーツのホームメードのジャムです。さらに無添加と来れば試食しないわけにはいきません。まずはリンゴンベリーのジャム。リンゴンベリーはフィンランド全国に自生しており、森に生えている低木種の中でも最も一般的な植物で、日本ではコケモモと呼ばれます。日本で買ったら1500円くらいするジャムです。
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こちらはブルーベリーのジャム。これは日本でもおなじみですね。
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クラウドベリーはフィンランド全国に自生しますが、一番収穫量のある場所はオストロボスニア地方のカイヌーとラップランドです。フィンランド語ではラッカ、ヒッラ、ヴァロッキ、スオムーラインなどと呼ばれ、日本ではホロムイイチゴと呼ばれます。
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こちらはブラックカラントです。日本だとカシスとかクロスグリの名前がポピュラーですね。
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スペイン産の大きなブルーベリーも美味しそうでしたが持ち歩けないので断念します。
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1週間後にここに戻って来るので、その時に買おうかとも思いましたが今までに何度も失敗しているのでジャムを5瓶買い求めて運びました。結果としては最終日でも良かったのですがどれも美味しかったです。ヨーグルトに入れても肉料理に添えると北欧の味に変わります。
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双頭の鷲を頂いたオベリスクは皇帝ニコライ1世と皇后アレクサンドラがヘルシンキを訪問した記念して1835年に製作されたものです。
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妻にとっては海岸に並ぶカメの方がお気に入りのようです。
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お土産物屋さんにはヘルシンキのロゴの入った帽子やTシャツが売られています。
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続いて「ヘルシンキ大聖堂」に向かいます。途中の有料トイレに立ち寄ります。ツアーだとトイレの心配までも無用のものになってきたのですね。
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アレクサンドル2世の像がお出迎えです。プラハを旅した際にモラフスキー・クロムロフの城から移されたスラブ・エピックを観る事が出来ず、新国立美術館で観たムハ(ミュシャ)のスラブ叙事詩をがロシア旅行のきっかけになったことがありました。1861年2月にロシア皇帝アレクサンドル2世による農奴解放令が発令された所の瞬間を描いた「ロシアの農奴解放の日」が目に浮かびます。
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またサンクトペテルブルグではアレクサンドル2世が暗殺された場所は容易に見つけることができました。跡を継いだアレクサンドル3世は皇帝の血が流された場所に「血の上の救世主教会」を建てたからです。いろいろな彼の生涯のことが頭に浮かんでくると銅像を見ていても想像が膨らみます。
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ロシア旅行の後にヘルシンキとストックホルムを旅してよかったなと思いました。知らない人の銅像をただ見るのと前の旅行のフラッシュバックと思い出が蘇る方が良いですから。
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「ヘルシンキ大学」の建物は18世紀後半の新古典主義のデザインです。イオニア式の柱の一番左が欠落しています。ガイドさんが聞いたところによると落下したのではなく危険なので外されたそうです。
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元老院広場から見上げたヘルシンキ大聖堂です。この大聖堂はフィンランド福音ルター派教会ヘルシンキ教区に属して、1917年のフィンランドの独立までは「聖ニコラウス教会」と呼ばれていたそうです。
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元老院広場の大聖堂に向かって左には「ヘルシンキ大学」の建物が広場に向かいます。
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右側には「市庁舎」が向かい合うように立っています。外観はほとんど同じようです。
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ヘルシンキ大聖堂の見学は後にして少し離れた「ウスペンスキー大聖堂」に向かいました。小高い丘に見えたのは教会が大きな岩の上に建っているからだったようです。
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生神女就寝大聖堂が正式名称で正教会の十二大祭の1つ生神女マリヤの永眠を記念するものです。ロシア帝国の建築家アレクセイ・ゴルノスターエフの設計により1862年から1868年にかけて、ヘルシンキ市街を一望できるカタヤノッカ半島の丘陵地に建立されます。
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ここまでバスで登ってこれるのはありがたいことです。もうツアーから離れられない体になりそうです。建築はモスクワのウスペンスキー寺院と同じスラブ・ビザンチン様式です。
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イコノスタシスと呼ばれる聖人を描いた黄金の「聖障(せいしょう)」が美しいです。広角16ミリだとドームから全部を収める事が出来ます。
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聖体礼儀を行う「至聖所」への扉は十字があしらわれた扉で固く閉ざされています。
カトリックではギリシャ語でキリストの綴り字の最初の2文字XPを組み合わせたモノグラムとして使われますが、オーソドクスの場合はXBで表されるようです。これはバルト3国の正教の教会でも同じでした。 -
左手に聖書を持ち、右手は指の形がイイスス・フリストスの頭文字である「ΙΣΧΣ」を象るように整えられ(伸ばした人差し指:Ι、曲げた中指と小指が:Σ、親指と薬指の交差がΧ)、見る者を祝福する形に挙げられた姿で描かれたイコンです。
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対には幼子イエスを抱きかかえる生神女マリヤのイコンも掲げられています。
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イエスとマリヤのイコンの脇には大天使ミカエルとガブリエルが控え、上段には4人の福音書者の姿を観る事が出来ます。福音記者はマタイ、ヨハネ、ルカ、マルコで、最初の2人は十二使徒であり、他の2人はそれぞれパウロ及びペトロの弟子とされています。4人のアレゴリーはマタイは人(天使)、ヨハネは鷲、ルカは雄牛、マルコは獅子なので分かりやすいです。
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聖障以外のイコンにも献灯されていて現在も信仰が受け継がれているのだと感じさせます。
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奉納されたネックレスや指輪が信仰の厚さを感じさせます。
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少額ですが最後にドネーションしておきます。
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レンガ積みの聖堂を訪ねるとギリシャやキプロス島の各地の正教の教会を旅したことを思い出します。マケドニアの山奥のカストリアでは博物館の係員のおじさんの車で教会を周って鍵を開けてもらい、煉瓦の積み方で「ΙΗΣΟΥΣ ΧΡΙΣΤΟΣ」のIとXを表していることを教えてもらいました。
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教会の見晴らし台からはヘルシンキ大聖堂がきれいに望めました。
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黄金の玉ねぎの大きなものを「クーポル」小さなものを「ルーコヴィツァ」と呼び、ロウソクの炎をかたどったものです。教会での祈りが神様に届く様子や、神様が空へと昇っていく様子を表したものでもありますが、雪が積もらないためもあったと思います。
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この教会は13のクーポルがあるのでイエスと十二使徒を表しているのだと分かります。
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ウスペンスキー大聖堂からバスで下る途中の左側にトーベ・ヤンソンの両親の家がありました。奥のピンク色の建物ですが、部屋は内庭に面した部屋だったそうです。
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ノースハーバーにバスが進むと帆船がたくさん係留されていてちょっと興奮します。
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その奥に3艘停泊しているのは砕氷船です。確かボスニア湾に張る氷を割って海で泳ぐツアーがありました。
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フィンランド銀行の前も通過しました。フィンランドの中央銀行で世界で4番目に古い中央銀行でもあります。1812年にロシア皇帝アレクサンドル1世によってトゥルクで設立され、後の1819年にヘルシンキに移設されます。ユーロがフィンランドに導入される1999年までフィンランド銀行はフィンランド・マルッカの発行を行っています。銅像は19世紀のフィンランドの愛国的思想家で哲学者のスネルマンです。
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再び元老院広場に戻ってきて、「ヘルシンキ大聖堂」の見学になりました。
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振り返ると遠くに今晩ストックホルムへ向かうタリンク・シリアラインのフェリーが見えます。
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ヘルシンキ大聖堂は1830年から1852年にかけてネオ・クラシック様式に改築されています。カール・エンゲルによって独自にデザインされ、彼の後継者であるエルンスト・ロールマンによって継承されます。
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フィンランド福音ルター派教会なのでプロテスタント教の教会の内部は非常にシンプルな造りです。
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ネオ・クラシックを感じさせるイオニア式の柱で囲まれた中央にキリスト降架の祭壇画が置かれてあります。
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ここにはマルチン・ルターとミカエル・アグリコラとフィリップ・メランヒトンの像が置かれてあります。後の2人はフィンランドのルター派の牧師で、フィンランド語の書き言葉の父と呼ばれる人です。フィンランド語を勉強するときには必ず覚える名前だそうです。
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添乗員さんからはこの後のバルト3国のバスの移動の中でマルチン・ルターが自分が望まない形で宗教改革が始まった話などを聞かせていただきました。ルターと画家のデューラーについてまで話が及ぶかと思いましたが、そこまでは広がりませんでした。
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パイプオルガンもシンプルな美しさでした。
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美しい説教壇を見ていたらウィーンの「アムシュタインホフ教会」を思い出しました。ネオ・ゴシック様式と言われますがユーゲントシュティールのオットー・ワーグナーのデザインのようです。
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説教壇の布の花はルター派教会を意味するそうです。
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大聖堂を出ると正面に「フィンランド国立図書館」がありました。大聖堂と同じカール・エンゲルが設計した1840年完成の美しい建物です。2013年から大規模な改修工事をして2016年春に再オープンしたそうです。
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ここでまだ午前9時45分でしたが、午後1時30分まで自由行動になります。今回のツアーは物価の高いヘルシンキとストックホルムは自由昼食と夕食が多いのがポイントです。可能な限り妻と2人で過ごしたいので願ったり叶ったりではあります。
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町中で見つけたマンホールの蓋は鳥の化石のようなデザインでした。他にも変なデザインがあるらしいのですが見つけることは出来ませんでした。
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ムーミンショップへ向かうべく歩いたアレクサンドル通り(Alekusanterinkatu)はロシアの皇帝アレクサンドル1世を称えて1835年に名付けられた通りでした。
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「ポホヨラ(Pohjola)」は1901年フィンランド人建築家サーリネン(Gesellius Lindgren Saarinen)による設計です。火災保険会社のビルでファサードはフィンランドの自然や神話をモチーフとしています。 「ポホヨラ」の意味はフィンランド神話に登場する伝説の地名です。
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顔真似するのはおやめなさい。
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いかつい岩の外観と違って、入り口の扉周りのデザインは素晴らしいです。
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上部には、フィンランドでは熊は神聖な動物とされる熊がいます。彫刻の大半は「ヒルダ・フロディン(Hilda Flodin)」によるものです。
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今回のヘルシンキで観た建築では一番好きな建物です。
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小さいけれど美しいパッサージュもありました。フランスやベルギーやロンドンのパッサージュ巡りをした旅が懐かしく思い出されます。
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「ワールド・トレード・センター・ヘルシンキ(World Trade Center Helsinki)」
元は銀行の建物でしたが改装され1995年に現在の「LINDEX」というショッピングセンターとして利用されているようです。 -
ヘルシンキをはじめバルト3国もトロリーバスが残されているので、町中の空が街灯とトロリーの電線で覆われています。1991年のサンヨーのコートCMで電線にコートを着た男性がぶら下がっているものがありました。クリムゾン・キングの「ムーン・チャイルド」という曲と共に思い出されます。
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こんな曇った空のCMだったなと思い出しながら歩いているとフォーラムビルが見えてきました。
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彫刻家のフェリックス・ニュルンドによって製作され、1932年にストックマン百貨店の前の広場に設置された「三人の鍛冶屋像」の前を通りました。
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ストックマンには特に用が無いのでそのまま通りを渡ってフォーラムビルに入りました。
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ストックマン側の入り口から中に入ったら、中は迷路のようでなかなかたどり着けませんでした。外観は1つのビルですが、内部はいくつかのビルが組み合わさっているようでした。
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「やった!おじちゃんムーミン捕まえたよ。」とラインで姪に写真を送りました。
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ムーミンの絵本買って来れば良かったと思いますが1冊20ユーロでは手が出ませんでした。
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ぬいぐるみも日本のアニメで観たのとちょっと雰囲気が違うので。
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タリンク・シリアラインのフェリーではムーミンのオリジナルグッズがあるのでここでは控えます。結果ここで買ったのはムーミンの絵葉書1.6ユーロとムーミンの切手とハンドタオル4ユーロとお菓子類などなど。全部姪へのお土産です。お菓子などはフェリーの中の免税店や空港の免税店の方が20円から50円くらい安いのですが、全部が売っているわけではないので厄介です。
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ニョロニョロとポニョポニョ。
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後は気になったお土産物屋さんを覗いて絵葉書を買ったり。「マリメッコ」の本店にも行きましたが何も買わずじまいでした。品数は少ないですがヘルシンキとストックホルム間のフェリーの免税店が一番安かったです。
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ムーミングッズはヘルシンキ市内のいろいろな店でも売っています。
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もう1つのミッションのCOSというブランドでもお買い物をしました。4年ほど前にアントワープでこの店のガールズのコートを見て以来、あまりのかわいらしさに毎年姪に洋服を買っています。銀座でも一部扱いがあるようですがアントワープ、ロンドン、グラーツ、ウィーンとどんだけ貢いでいるのでしょう。一緒に妻の分も買わなければならないので大きな散財です。
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買い物も終わったのでエテラ港まで戻ってきました。
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昨日は停泊していなかったタリンク・シリアラインのシリア・セレナーデ号が停泊しています。今回のツアーに参加したのは自分たちでも計画していたヘルシンキからストックホルム、そしてリガへのフェリークルーズが含まれていて、個人で旅するよりも効率が良くさらに安かったからです。
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雨も降ってきたので朝に見学した「オールド・マーケット・ホール」で昼食にすることにしました。
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マーケットの中は雨だということもあってかなり混雑していました。
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「ソッパケイッティオ(Soppakeittio)」の黒板にもメニューが出ていますが、なんと店内は満席の上に長い列が出来ています。
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ところが入口のベンチで荷物を整理して傘を畳んだりしていたら列は無くなりカウンター席が空いていました。入口に近い席なのでスープの作り方が良く見えました。まずは別々に火を通したサーモンとムール貝とエビなどの魚介類を丼ぶりに盛り付けます。かなりの量が入っています。
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そこへ熱々のブイヤベースを注ぎ入れます。最後にスープ用のチーズを乗せて出来上がり。
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魚スープ(Bouillabaisse)です。入口でもらったバジルの入ったオリーブオイルはパンにつけて食べます。パンはカウンターにバスケットに入れて置かれてあります。お水もセルフでいただけます。そうそうフィンランドは日本と同じように水道水がそのまま飲める国です。
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またすぐに長蛇の列になりました。この店に入るにはタイミングと運が必要のようです。ちょうど12時というタイミングでしたがメニューのいくつかはすでに売り切れ、ブイヤベースとチリコンカルネ1品しか残っていませんでした。何故テックス・メックス料理のチリコンカルネがヘルシンキに渡ったのか知りたい気分になりましたが食欲の方が勝ります。
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この日は雨も降ってとても寒い日だったので、この熱々のスープは体に沁みました。体調の悪かったのも忘れて全部飲み干しました。
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通路から見るとこんな感じの店です。
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お腹がいっぱいになって笑顔になりました。
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ゆりかもめ(Black-headed Gull)です。東アジアでは夏の期間はシベリアなどロシア極東部で生息し、冬に日本にやってきます。ヨーロッパのフィンランドでは逆で、夏にフィンランドに飛来して冬に南へ飛び去るそうです。日本では夏に見掛けないので知られていませんが顔は冬に白くて夏には黒くなります。
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再集合まで少し時間があるので「カッペリ」でお茶することにしました。中は3つのコーナーに分かれ、右がレストランで、正面がバーで、左側がランチのビュッフェのレストランだったので、どこへ行けばよいのか分かりませんでした。
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結果は左側のランチビュッフェのカウンターで飲み物を頼めばよいのでした。カフェラテはカウンターで作ってくれますが、普通のコーヒーはセルフで入れるのでびっくり。
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寒い日なので熱いカフェラテは美味しかったです。コーヒーが3.4ユーロ、カフェオレが4.7ユーロでしたので北欧の値段で考えれば普通でした。
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母への絵葉書を2日分2枚とムーミンの絵葉書と切手で姪に手紙を出しました。そのためのカフェ立ち寄りでもありました。どうせ行くならヘルシンキで一番古い店がいいですね。
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こんな瀟洒なインテリアですから。店の女性スタッフも気持ちよいサービスをしてくれました。
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さあ、また雨の中元老院広場に向かいます。
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絵葉書も忘れずに投函します。義妹からのラインだと投函して6日くらいで到着したそうです。2年前モスクワとサンクトペテルブルグから投函した十数枚とエジプトの十数枚はどこへ行ってしまったのでしょう…。広場で再集合してバスに乗り「オリンピア・フェリーターミナル」へ向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- daisuke-iさん 2019/05/28 18:31:13
- 旅行した気分なりました
- 写真と詳しい説明文章がいつも凄いです、北欧も石づくりの匡で、建築物等で落ち着いている街が散見でき良かったです、何処も人がまばらで、人口が少なく、北欧の物価がなぜ、高いのか?(雑誌、ブック等が20ユーロ、食事、食べ物も高い様子が分かりました)イギリス等に出稼ぎが多いと思っていましたが、、。5月で気温が5度ですか、寒いでしょうね。後の紀行記楽しみにしています、ムーミンの尻尾をつかんだ写真も楽しく、奥さんのショット写真も良いです。
- kojikojiさん からの返信 2019/05/29 00:09:34
- Re: 旅行した気分なりました
- daisuke-iさん
いつも旅行記にお立ち寄りくださりありがとうございます。今回はバルト海沿岸の5か国巡りのツアーに乗っかってしまったのですが、前半のヘルシンキとストックホルムの物価の高さには驚きました。それと5月というのに日本の真冬のようでした。ムーミンのしっぽは写真を撮るときに思い付いたのですが、妻が上手いこと写真に撮ってくれました。8歳の姪はムーミン(フローレン)が大好きなので、買っていったグッズは大喜びでしたので、ちょっと高かったけど良いお土産になりました。旅行記は半分を超えたくらいですが、残りの分も頑張ります。こうやってお便りいただけると励みになります。ありがとうございました。
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