2018/11/05 - 2018/11/19
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Miriaさん
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2019年のワールドカップの前に、ぜひラグビーの聖地へと思っていたところに、二週間の休暇が取れることに。それならと初ヨーロッパ周遊の旅へ!
まずは、ドゥオーモのメッサへ。
-
右手の建物がフィレンツェの宿。
対応してくれたお姉さんはとても感じがよくててきぱき。
部屋の雰囲気も泊まってる人たちも感じよくて、安心。
宿で地図をもらったのでそれを便りに出かける。
どうにも通信状態がよくない。地図の読める女でよかった。笑 -
五分ほどで駅前の大通り。
さっきバスを降り損ないそうになった通りだ。
片側一車線。とても、中心部には見えなかった。
この通りを越えて、さらにまっすぐ。 -
冬のせいか花は少ないけど、こんな感じのバルコニーは多い。
-
いかにもイタリアの通り。歩くだけでテンション上がる。
-
通り沿いの四つ角から覗いたら、中央市場あたりだろうな。
露店の屋台みたいなのが広がってた。
観光客がたぶんいっぱいなんだろうけど、
間違いなく地元の人間と絡める市場は好きだ。
帰りに行けたら行きたいな。 -
道端にチェア。カフェっぽいけど、こんな通り沿いに座るの???
-
そして、宿からまっすぐ7、8分歩いたところで、道を曲がったら、突然、この風景!
ものすごい歴史的建造物が出てきた。 -
*
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これか。これが本物か!
ガイドブックやネットで調べて、
Google Earthで見てた本物や!
圧倒的。。。
日本と違って石造りで大きいから?
でも、威圧感ではなく、重厚感。
色のせいかな?
とにかく辺りを歩き回って、
じーっと眺めては録り、
ズームレンズで覗いては、眺め。
しばらく声もでなかった。 -
さらに進むと、大聖堂本体が見えてきた。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ。
花の大聖堂。
すごいかたまりだ。 -
ジョットの鐘楼。
名前はこの塔をデザインした画家の名前だそう。
塔の作りが微妙に各階で違うのは、建てた人が違うから。
大聖堂の横の85mくらいの高い塔なので、目立つし、町のあちこちから見ることができる。 -
明日はこれを昇る。
階段は414段。
まぁ、ゆっくり登れば大丈夫なはず。 -
*
-
*
-
常にどこか修復中の様子。
この通りは数年前まではバス通りだったらしい。
お蔭で大聖堂の壁は汚れてたとか。
今でもこの手前の細い路地は、小型のバスがガンガン走っている。 -
てっぺんの帽子みたいなのが、ここの象徴的な建造物、ドゥオーモのクーポラ。
-
丸、四角、三角。
基本的な形があちこちにちりばめてある。
整然と並んでるけど、単調でもない。
考えた人も、実現した人もすごいという他ない。 -
そして、この下のドアから入場。
いろんな人が、なんか止められて色々話してる。
私はというと、何とか日曜日のミサに入れてほしいということを、
しっかり考えてきた英語でいうけど、
え?何?みたいな感じで、全然通じない。(T_T)
で、要はミサに行きたい!という勢いで
Messa!と言ったら、ああ、という顔をされて、
すんなり中に入れてもらえた。笑
入り口ではセキュリティチェック。
宗教施設で、フィレンツェの象徴で人も集まる。
もちろん、狙われやすいということか。
誰でもどうぞ。
という姿勢の教会にとって、こういうことをしなければならないことそのものが悲しいことだろうな。 -
どうせフィレンツェに行くなら、大聖堂へ。
そしてどうせなら、本場のグレゴリオ聖歌を聴きたい。
という少々、欲深い理由で、日曜日のフィレンツェにやってきた。
後ろ半分くらいに座る。
それぞれの席に、式次第のようなものが置かれている。
周りにはぼちぼち人がいて、地元の人と観光客と半々か。
前の方は多分、信者の方が多いので、さすがに失礼した。
そして、おもむろに儀式は始まり出した。
言葉がイタリア語がメインの為、よくはわからない。
たまに聞き取れる単語を式次第で追いながら
とりあえずその雰囲気に染まってみる。
と、隣のおっちゃんが写真を撮り出した。
どうしても気になって、写真はだめよ。といった。
ご夫婦で何とか撮ろうとしていたが周りの雰囲気もあって、
そのうち諦めた。
実はセキュリティチェックのところで、私のカメラバッグももちろん開けた。
で、その時に、写真はだめよね?
といったら、もちろんだめだと言われた。
絶対にね。と念押しまでされて。
後で気付いたが、周りは観光客でカトリック信者という方が多かったようだ。
が、信仰心と同時に、記念に撮りたいと思う普通の人もいる、ということなのか。
式の合間に聖歌隊が歌う。
本物のグレゴリオ聖歌。
あの建物の中で聞くと、とんでもなく響く。
おそらくそういう風に設計されているんだろう。
荘厳な音の中に包まれている感じは
やはり人々に絶大な影響を与えたことだろうなと思う。
一生涯に一度は訪れるべき絶景というような写真集も流行だけど。
あの空間と音は、生涯に一度はぜひ体験してほしいと思う。
さて。ミサはどんどん進んでいく。
すごいなと思ったのは、聖職者の態度だった。
階級で言えば上なはず。
みんなの尊敬も集めているはず。
その人が例えば若い子と式に必要な道具を受け渡ししたりする場面がある。
その時の態度が、実に丁寧で相手への敬意に満ちているのだ。
あの空間の誰しもが大事に扱われ、
あの空間の誰しもが受け入れられていると感じる。
すごいところだなと思ったら、泣けてきた。
不思議だ。
こんなに信仰心のない、人を受け入れられない私が
そういう人達をみて、涙する。
もう一つ、象徴的な場面があった。
キリスト教信者の皆さんには当たり前なのかもしれないが、式の途中で、周りの人たちと、握手をする場面がある。
本来はハグだったようだが、ご時世なのか、握手のことが多いようだ。
さっき、写真を注意した夫婦も、となりに後からバタバタきた旅行者も、皆が、にっこり笑って握手をする。義務ではなく、身内だけでもなく。
特にアジア人は珍しかったように思う。
私が一人で座っていたこともある。
前後左右、何なら通路の向こう側の人まで
一歩出てきて、にっこり笑って、握手。
今までの人生にはない経験だった。
まさに、心が洗われる。そんな感じだった。
ミサのあともパイプオルガンが流れていた。
ミサが終われば写真を撮っていいのか、
実は観光客が多かったのか、
たくさんの人がクーポラの真下にいって、写真を撮っていた。
私は携帯で遠くからこの一枚が精一杯だった。
何だか、神聖な空間を観光する気にはなれなかったのだ。
ただ、見上げたクーポラの天井画はそれはそれは美しかった。
今はどうかはしらない。
でも、昔。まだいろんな情報もなかった時代。
人々はここに来ることで、天上の世界を体験していたんだろうなと思う。 -
表に出たら現実世界が待っていた。
たくさんの観光客とそれを相手に商売する人たち。
若い女性が近づいてきた。
木綿のロングスカートにスカーフ。
明らかに回りと雰囲気が違う。
片言の英語で、うちの犬が出産するんだけど
お金がないから恵んでほしいと言っている。
あぁ、これがジプシーと言われる人たちか。
ごめんね、お姉さん。
私、日本でも街頭募金には滅多に協力しないのよ。
知らんふりして通りすぎようとするも
かなり食い下がる。
ので、日本語でよくわからない。といいながら
歩き出したらついてこなくなった。
小銭がない訳じゃないけど。
流浪の民ではないジプシーってなんなんだろう。
と思いながら、町を歩いた。 -
ということで、日曜日の昼間。
人が増えてきた。
午後の予定は、美術館に、13時45分。
あと2時間。
市場で昼を食べて、宿の荷物を整理するか。
周辺を歩いて昼を食べて、そのまま美術館に向かうか。
戻るのは少しハードスケジュールになりそうだったので、そのまま向かうことにする。
GPSが使えないけど、フィレンツェは、小さな町で有名な建物もいろいろある。
なので、地図を見れば大体のことがわかる。
しかもお姉さん、ポイントごとに印をしてくれてるし。
さて。フィレンツェをのんびり散歩。 -
こういうポストカードのお店はやっぱりたくさんあった。
多分、ヨーロッパの文化としてカードを送る。というのがよくあるんだろうな。
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