15 遠い遠いロンドン。

2018/11/05 - 2018/11/19

2019年のワールドカップの前に、ぜひラグビーの聖地へと思っていたところに、二週間の休暇が取れることに。それならと初ヨーロッパ周遊の旅へ！

なんとかロンドンに帰れるはずが、やっぱりなかなか辿りつけない。。。

エリア ローマ(イタリア)

宿に戻って鍵を返して出発。
実は朝、航空会社から間違いなく取れています。という連絡が来ていたので、
ゆっくり階段も登れた。
バスで行こうか迷ったけど、タクシーもそんなに高くないし、タクシーを捕まえるべく、駅へ向かう。
その辺はもう地図なしでも大丈夫。

改めて、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅。
タクシーはずらっと並んでて、運転手のおじさんたちがお互いでお客さんを整理している。
タクシーの助手席に女の人が乗ってて、思わず乗合か？と思ったけどそんなはずはなかった。笑
知り合い？家族？そんな感じだったぞ？

空港について、とにかくまずはチェックイン。
それが困ったことに、機械でチェックインなんだけど、なかなかできない。
でも、チケットが私の名前で取れているのは航空会社に確認済みなので、
粘り強くやる。けど、無理。
カウンターを探すけど、時間にならなきゃいないらしい。
私の隣でもチケットの発券ができないお姉さん。
二人で文句言いつつ何度かやったら、できた！
機械の問題か、時間の問題なのか、何だったのかは分らないけど。
取れるときはあっさり。

出るときは、なんとゲートまで指定してくれた。
なんだったんだ。。。
あ、今回の旅で唯一、搭乗券がぺらっぺらの紙だった。

その後、セキュリティを通って気が付いた。
ここはフィレンツェで、ローマに飛んで、そこからロンドン。
ということは、フィレンツェで出国手続きはないってことか。
ローマで１時間しかないけど、出国手続きと乗換って、できるのか？？？

とりあえず、フィレンツェは何から何まで洒落てると思いながら出発。
いいなあ。soonで戻ってきたいなあ。

面白い柄の飛行機。

わかりやすく、スイスだ。

充電エリアもばっちり。

喫煙所もおしゃれ。

フィレンツェの空港は、大混雑。
そんな中、ローマからロンドンへのチェックイン、出国手続きが問題ないかを調べてもらって、ようやく、トラブルから解放されての出発。

のはずでしたが。。。。

何はともあれ、さらば、フィレンツェ。
フィレンツェそのものは大都会ではなく、トスカーナ州の町なので、
周辺はこんな風にのどかな風景。
次はゆっくり来て、トスカーナの畑の中でワインを飲むとか
サンマリノ公国にいくとか、いろいろしたい。

そしてあっという間にローマ。
出国手続きも、ほとんどウォークスルーみたいな感じ。
走る必要もなく、免税品店を覗き歩く。

もう少しで搭乗ゲート。というところで、ふと気が付いた。
ここはイタリア。スイーツ天国。
私は、イタリア料理でも一番好きなものを食べてなかったんじゃないか。。。
通りすがりのカフェのショーウィンドウで見かけて思い出したのだ。

で、テイクアウトできる？
ときいたら、小じゃれたカフェ、イートインだけだった。
そしたら店員さん、何時の飛行機？と。
あと４０分後出発のロンドン行きというと
ああ、じゃあ大丈夫よ。どうぞ♪とにっこり。
ほ、本当に大丈夫なのか？イタリア！

ただ、私もそのまま、注文して座る。笑
頼んだのは、ズッパイングレーゼ。
飲み物は、エスプレッソという勇気はなく、結局カフェラテ。
片言英語の私を店員さんが助けてくれた。
しまったなあ。。こんな時のために最初に勉強したイタリア語が
ウンキャフェマキアートペルファボーレだったのに。
今回、ペルファボーレ、一回も使わなかったなあ。。。

さて、本物のズッパイングレーゼ。
リキュールとかシロップをたっぷりしみ込ませたスポンジとクリームを重ねたお菓子。
べたべたには甘くなかった。フルーティで、おいしい。
本当にペロッといってしまった。

いろいろあったけど、本当に幸せ。

ゲートへ。
すでに搭乗手続きは５分前に始まっているはずなので、
ちょうどいいか。

夕暮れが似合うロケーション。

ゲートに到着。すでに搭乗手続きの時間が開始しているので、
結構な列。

が、動かない。。。
え？飛行機、もうあと１０分ちょっとで飛ぶ時間よ？？？

写真がよく見えるだろうか？
私が乗るのは、１７：２０発のロンドンヒースロー空港行き。
現在、１７：５５。

この間、アナウンスは一度もない。
説明もない。
そして、みんな、何だ？という状況は少しあるものの
黙って、じーっと並んでる。

え？何？どうしたの？

さらにこの３０分後。
ついに事態が動き出した。
「ボーディングゲートが変わります。」
というアナウンスがあった。
が、イタリアで、アナウンスで聞く英語だ。
前のお兄さんに、ゲート№２っていったよね？？
と確認したら、確かにそうだと。
それをきいて、後ろのファミリーが私に確認する。笑
うん。№２だって。
てか、みんなが大移動するから、おのずとわかる。
さすがに、１００人以上の大移動だ。
その辺の座ってる人や店の人がみんな見てて、おもしろかった。

セキュリティ上の都合で、ゲートを変えます。
といったので、もちろん行けばすぐに乗れるはずと思ったのが甘かった。
変更と決まった段階で、急いでお知らせしてくれたらしく
私たちが移動して、さらに搭乗するまでに４０分以上はかかった。
さすがに何人かの人達がゲートのクルーに聞きに行ってた。
目の前のイタリア人のおじ様グループが聞きに行っていたので、
何時頃乗れそうですか？と聞いてみると。
わからない。私たちにできることは待つことだけだ！
と少々ご機嫌斜めで言っていた。
わかりやすかったのは、ファーストクラスの人達が案内されてきたこと。
なるほど。そろそろ乗れるんだなと思った。笑

そして、通常の搭乗手続きのゲートの奥で、わかるだろうか？
もう一度空港職員が、全員のパスポートチェックをしていた。
ヨーロッパで遅延なんてよくあるというが、
これほどの事があるんだろうか？
結局予定の２時間遅れで、良く訳の分からないまま出発した。

すっかりナイトフライト。
海沿いの町はよく見える。
どこを飛んでるかわかるときっと地図通りなんだろうなと思う。

翼よ、あれがパリの灯だ。といった操縦士がいたのを思い出した。
上海からは夕方だったし、疲れ果ててたんだけど、
さすがにローマからは近い。
これがロンドンの街だ。

今回のヒースローの入国審査はそんなに時間がかからずに通過。
そして、今度は特に特急ではなく、地下鉄でビクトリア駅へ。

よく見るのは、バーガーキング。それから、サブウェイ。
こっちでは、サブウェイというと地下鉄よりバーガー屋さんらしい。

たった数日留守にしただけだけど、ロンドンの街にはクリスマス感が増してた。

そして、これから一週間お世話になる宿へ。
ブラックフライヤーというのは、黒い僧衣のこと。
近くにあった修道院の僧が黒衣だったそうです。

このパブはもともと隣にあった、そのドミニカ修道院から名前を取って
ブラックフライヤーズ。建物は１８７５年からあるそう。
フィッシュ＆フライの看板も出てた！ランチもやってるらしい！

そして、この坂を上がったところが、本日の宿。
遠かった～笑

宿泊先のホステルも修道院跡のようで、
とても入り組んでいて、小さな階段の多い建物でした。
しかも、今までの他のところと違って、
ベッド番号が指定されている！困った。(T_T)