３　アイスランドの原点

2018/11/05 - 2018/11/19

2019年のワールドカップの前に、ぜひラグビーの聖地へと思っていたところに、二週間の休暇が取れることに。それならと初ヨーロッパ周遊の旅へ！

今回の旅の最大の目的の一つ、アイスランドの大自然へ！

エリア ゴールデンサークル周辺(アイスランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

申し込みの時、８時発と９時発があると言われた。
晩の予定もあるので、早めに帰ってくるためにも、８時にお願いしていた。
これがそのスタートの時間の車内。
八時はまだ夜明け前？というくらい暗かった。
自分で頼んでないので、バスがいつ来るか、ちゃんと乗れるか微妙で、バス停と宿を往復などバタバタしたけど、とりあえず名前とツアー名で向こうが確認してくれて、無事に乗車。

よくパンフレットを見てなかったんだけど、なんと各自一つずつ、タブレットがある。イヤホンがあれば音声でも聞けるみたいだけど、画面の通り10か国語で説明がされる。しかもGPSで、そのポイントごとの案内がばっちり出てくる。
なかなかすごい。
こういう人に任せる観光って、本当に久しぶりなので、なかなかの驚きでした。

夜明け前のアイスランドの大地をバスはひた走る。時々ガイドのお兄さんが英語で説明をしてくれる。
15分もしないうちに市街地を抜け、全くの自然のままの大地が広がっていることがぼんやり見え始める。

最初の停車地に着いたこの写真の時間が現地時間で朝九時！

ただ、本当に市街地の中心からバスで１時間弱で、この国の一番のメインの国立公園に来れてしまう。とても便利だ。
雪もたまたまない時期だったので、準備さえできていれば、自力で車での移動もありだったかなとは思う。
ツアーもたくさんあるし、ツアーとかレンタカーの予約は現地に着いてからでよかったかなあ。。

バスを降りて、誘導されるままに進むと徐々に見えだした岩の割れ目。
今回のアイスランドの一番の目的は、この大地の割れ目でした。
北アメリカ大陸とユーラシア大陸のプレートの境目がこんなにも簡単に見られるのは、地球上でアイスランドだけです。あとは大西洋の奥深く。いわゆる北米海嶺。アイスランドはこれが地表に現れてる。
割れ目といっても、現状陸地は５ｋｍほど離れてはいるんですが、私たちは今、アメリカ大陸側にいて、これからバスがぐるっと回って、反対側のヨーロッパ側のプレートに進んでいくとのこと。

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朝早いけど、いろんなツアーや観光客が来て、目の前に広がる大自然を、ただ眺めてる。というか、朝から暴風が半端なくて、立ってるのがやっと。

目の前のシンクヴァトラヴァトン湖。ヴァトンというのがアイスランド語の湖ということなので、この言い方はさしずめ、Horyuji-templeみたいな感じなのかな。
この左奥にシルフラという泉があって、そこは実際の水中の割れ目にダイビングできるらしい。

湖の左端にちらっと見える陸地は、火山の頭。

展望台からの海嶺の割れ目と湖

これは教会とアイルランドの首相の別荘らしい。国立公園内は居住や開発は認められていない。

高い山嶺はさすがに雪だ。

他の観光客のお嬢さん方の２ショットを撮ってあげたら、いかがですか？と言われて、珍しく自分の写真。笑

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コースをどんどん下っていく。

右奥にある、白い棒みたいなのが旗のあったところだと思うんだけど。実はバスの時間ギリギリで見過ごしてる。真横を通ったはずなのに。泣
その旗のところが、誰でも発言のできる議会の場だったらしい。後ろの岩峰を反射してよく声が通ったそうな。
この厳しい大自然の中で、議会を開き、交渉を進めながら国家を作り上げていったアイスランドの人はすごいと思う。

のに、見過ごした。。。(T_T)

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陽が射し始めた。こんな環境の中でも、植物は育っている。

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奥がツアーバスの待っている下の方の駐車場。いくつかあるらしい。でも、このコースで上から下に来るのが確かに一番いい。自力できたらもう一度登らなきゃ行けないもんなぁ。

車窓から。もうすぐヨーロッパ。

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車窓から。
大昔はこういう岩の合間の洞窟に住んでたらしい。

続いて到着したのはこんな荒野。
間欠泉といって、高温の温泉が定期的に噴き出す。
元々ゲイシールといわれた温泉は今はもう噴き上がらないらしいが、その近くの別の温泉が今でも５分から10分ごとに一度噴き上がる。

こうやって、人がボーッと待っている。

背景はバリバリ火山だ。

噴き上がり出したらあっという間。数十秒で消えてしまう。人の大きさと比べてみるといかに大きいかがわかる。
このシーズンは風向きの関係で写真左の方向にしぶきは流されていく。

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お、虹だ。

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ということは、この人たちは当然温泉のシャワーを浴びることになる、勇猛果敢な人たちだ。笑

噴き上げてしばらくたって流れているのはそんなに熱くない。でも。その回りは氷だ。ここは厳しい自然の中なのだと思い知らされる。

こんな小さな湯気もたっている。

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悠長に景色を眺めてたら、集合時間を間違えてたことに気付いてダッシュ。駐車場の奥にいるバス。来てくれないかなぁと思ってたらおもむろに発車。ガイドと運転手が笑って手を降ってる。
私もごめーん！とおどけて見せる。いや、ほんとにごめんなさい。
ということで、置いてきぼりにはされずに済みました。(^_^;

そして、バスは最後のメインの目的地。グトルフォスの滝へ。
アイスランドはとにかく滝が多い。
滝だ。なんで、三脚持っていかなかったんだろ。この段階で気づいた。夜中のオーロラのことしか頭になかった。。。(T_T)

朝日のせいで、影もできるけど、どうやら、タイミングのいい角度で撮れたので虹が一緒に写ったようだ。この後どうやら地元の趣味のおじさま方が、虹は出会えたか？いや、ダメだな。といった会話をしておられた。
写っていてラッキーだったようだ。

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道を一旦ゲイシールへ戻り、今度は反対の道から、レイキャビクへ戻る。途中、羊がいたり。プライベートな温泉施設を見たり。

夏のトレーラーハウスっていってたかな。
途中にはちゃんとした学校教育を中心にした村もあるって話してた気がする。

最初から予定にはなかったおまけ。
フォクシーの滝。
有名じゃないけど、これはこれで見ごたえのある滝だった。

簡単に滝のそばにまで寄れる。

アイスランドの馬もちらっと見せてもらった。近づいたら人懐こい馬たちだった。

車窓から。たまにこうした並木道がある。夏には緑に覆われるのだろうか。

車窓から。こけに覆われた大地。

バスは予定通り、四時にバスターミナルへ到着し、ミニバスに乗り換え。ガイドの彼らとはお別れ。
ナチュラルウォーターではなく、スプリングウォーターというのは、今日見てきた泉から採取していて、その量は間違いなく減っているから、スプリングウォーターは買わないでくれと力説してた。

運転手さん。ちょっと恥ずかしがり屋なのにユーモアがある。彼らのツアーは残念ながら天気により、今日のオーロラツアーは中止だそうだ。

安い！速い！で選んだツアーで、ほんとにあちこちをかいつまんで、だったけど、彼らはよかったなぁ。次、機会があればまたぜひ彼らのツアーで、ゆっくり回りたいと思った♪
おもてなしをし尽くすって、こういうことかなぁと思った。