24 いざ、出陣。

2018/11/05 - 2018/11/19

2019年のワールドカップの前に、ぜひラグビーの聖地へと思っていたところに、二週間の休暇が取れることに。それならと初ヨーロッパ周遊の旅へ！

いよいよ、ラグビーの聖地へ

エリア ロンドン(イギリス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ウォータールー駅。
長く好きだったターナーの「ワーテルローの戦場」のワーテルローが
ここだというのは、今回初めて知った。

South Western Railwayはオイスターカードが使える。
カードでチャージもできる。なんて便利だ！

始終発の駅らしく、たくさんの電車が並んでる。
トゥイッケナムは？と聞くとすぐにホーム№が返ってくる。
出発間近なようで、駅員が奥の車両にいそげ！と言っている。
が、つえをついていた私を見ると、行かないでいいと。
すごいホスピタリティだなと思う。
ただ、結構激混みだったので、頑張って奥に行った。
ちなみに、こんなに間のあいているところもある。笑

途中のリッチモンド周辺。
素敵だ。

帰りに一緒に電車に乗ったご夫婦はここで降りて行った。ゆっくり時間があればこの町も良さそう！

トゥイッケナムの駅は改装中だった。
てか、試合開始まだ二時間以上前なんだけど、この人の多さはなんなんだ？

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駅からスタジアムまでは、15分以上歩きとはわかっていて、遠いなぁと思ってたんだけど、町並みと人の観察で飽きなかった。

グッズとかホットドッグとか売ってる店もあちこち出てる。

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なんと、日本のジャージを来た方が！

なかなか心強い。

そして、見えてきた。

トゥイッケナムだ！
ラグビーの聖地、トゥイッケナムだ！
まさか本当にここに来る日があるなんて！

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ただ、感激に浸ってもいられない。
実はこれだけ早く来たには理由がある。
チケットそのものはネットで取ったんだけど、どうしても現地受け取りの手配ができなかった。
これは日本にいる頃から何度もやっていて。
席は間違いなくある。カード決済もされてる。
チケット会社からも、今から送るの遅くなると思うんだけど、とメールも来ている。
でも、メールの返信先がない。
しゃんないので、ラグビー協会に問い合わせたら、やっぱりわからんらしくて、ご丁寧に電話番号を教えてくれた。
ロンドンから何回か連絡したけど、留守番電話。。。
ここまで来て見られない。はないだろう。。

と思いつつチケットオフィスへ。
私の予約の画面とパスポートを出したら、
封筒にJAPANと書かれたものが出てきた！
よかったよーーーー
私のあまりの喜びように一緒に喜んでくれるお姉さん。
慌てすぎて、パスポートを一瞬忘れた。。。笑

青いジャンパーのおじさんたちは
いろいろ教えてくれるガイドさん。

ということで、ようやく落ち着いて。写真撮影。笑

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情報によると選手の出入口とかで結構関係者に絡めるって話だったけど、荷物も多いし諦めてスタンドへ。
とにかく大きい。そして、あちこちにビールスタンドがある。

ていうか、トゥイッケナムだ。。。感激。
広い。でかい。
本当にここを日本戦でいっぱいにできるのか？
表にいるはずの人たちはなかなか入ってこない。
きっと飲んでるんだろうな。笑

実は途中で出会った日本人に、今日の試合は完売だと聞いた。
いわゆるラグビー強豪国ではない日本の遠征が完売？
どうやら、前回のラグビーワールドカップの日本の活躍をロンドンの人たちは覚えていてくれたようだ。
やっぱりうれしい。

私が入ってすぐ、観客席への入場も始まった。
予想よりグランドを近く感じる。
あ、着てるのは日本代表の、一昨年のTシャツかな？アトムです。もちろんこのあとコート着ました。笑

徐々に埋まり始め、少年チームとかが、練習に入れてもらってる。
やっぱり彼らも感激だろうなぁ。

写真を撮ってくれたボランティアの学校の先生。週末は子供たちにラグビーを教えてるんだって。

※

おなじみのビール姿。
どんどんたくさんのビールカップを持って帰ってくる。
いや、寒いぞ？笑

駐在員の奥様によると２月の厳寒期にコートを着て
寒い～といいつつ、ビールを外で飲んでるらしい。笑

試合直後。
試合スタートは午後三時。
だがもうすっかり夕暮れの雰囲気。
ヒースローが近いので、飛行機がたまに飛んでいく。
私の周辺は現地駐在員なんかの知り合いとか、ベルギーから単身で来た人とか、割りと日本人が多かった。

そして、ものすごい入場者数だ！

試合はシーソーゲーム。
もしかしたら？？？と思った。
日本が得点すると、周りの日本人はもちろん、
（おそらく）イギリス人のおじ様も
やったね。って感じでハイタッチしてくれる。

イングランドのラグビーチームには、サポーターソングがある。

スタジアム中に鳴り響く
Swing Low, Sweet Chariotを生で聞いた。
ちょっと背筋がぞくっとするほどすごかった。
日本代表の誰かもいってたな。笑

そして試合は終わった。
終わってみれば大差な気もする。
もちろん、反省点もいくつもある。
でも、ほんとに寒かったのだ。
そして８万人以上の大歓声。
私はよく闘ったと思う。
まさかのトゥイッケナムでイングランドを本気にさせたのだ。
ロンドンっ子をこれだけ呼びこんだのだ。
本当にご苦労様といいたい。

このために来た私の今回の旅はそろそろ終わりだ。
最初に話したボランティアのお兄さんが、
私がＴＶビジョンに映ってたよと教えてくれた。
アトム効果か？笑
お礼を言って別れた。

スタジアムから駅まで。
もちろん大混雑。
そして、この写真は手をいっぱい伸ばして撮った図。
周りが大きすぎて、もうなんも見えへん！笑
だが、誘導のお姉さんのスピーカーも楽しく、混乱なく列車にも乗れた。

ウォータールーからセントポールまでのバス停がわからず、少し迷ったが、
やはり、駅員さんに助けられて、無事帰着。
熱い思いは、パブで撒き散らすことなく、しまいこんだ。
要は荷物のあまりの多さにめげて帰っただけなんだけど。笑