暑いホーチミンでカフェ巡りと買い物を楽しもう！

2015/03/12 - 2015/03/16

友人と一緒に街歩き。
今回はホーチミン中心部にある、カフェ、スーパー、デパートなどをまとめて紹介します。
前半はカフェ。
ホット・アイス・氷入りなどの簡単なベトナム語の解説も付けておきました。
後半はホーチミン中心部でお土産が購入できるスーパーなどを紹介します。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩

シンチャ～オ！
ホテル近くのカフェでコーヒーブレイク。
ホーチミン滞在中私たちが良く行っていたのは、ホテルの近くにあるチェングェンコーヒーでした。
※2020年追記：　チェングエンお家騒動の後はこの店も赤黒カラーから黒白になり、名前もチェングェンレジェンドになっています。

あちらこちらにお店があるチェングェンコーヒー。

美味しいコーヒーが飲めるお勧めの路上カフェもありますが、長時間休憩するのであればエアコンが効いたカフェ。
パソコンを使うために、このようなチェーン店へ行くこともあります。

チェングェンの１階にあるカウンター。

画像右の木箱は高価なレジェンディ（Legendee）。
ジャコウネココーヒーの風味を付けたコーヒーで、値段もかなり高級ですよ。

上階へ。

満席でしたが、ベトナム人が一緒ということもあり交渉成立。
スタッフが即席のテーブル席を作ってくれました。

暑いせいか、皆さんなかなか席を立とうとしません。
それくらいこの日は暑かったのです。

ベトナムへ行くと良く冷たいカフェ・スァ・ダーを飲みますが、この日は普通のCa phe(カフェ) チェングェンのホットをオーダー。
ちなみに…
●コーヒー(ホット)のことは、カフェ・ノン (nong)　
　　※ノンはホットですが、発音はカフェ・ロンに聞こえます。
●コーヒー(アイス)は、カフェ・ダー(da)　
　　※ダーが氷の意味
●コンデンスミルク入りコーヒー(ホット)はカフェ・スァ(sua)・ノン　
　　※スアがコンデンスミルクの意味
●コンデンスミルク入りコーヒー(アイス)はカフェ・スァ・ダー
ベトナム語表記にすると文字化けしてしまうので、普通に表示してあります。

運ばれてきたのがこちら。
上に載っているのは、ベトナムコーヒー用のフィルター。

★淹れ方★
①容器の中にコーヒーの粉を入れ、取っ手が付いた中蓋で粉を上から押さえます。
②その上からお湯を注ぎ、上の蓋を被せてコーヒーがポタポタと抽出されるのをゆっくり待ちます。
このポタポタがかなり時間がかかりますので、気長に待ちましょう。
お店では粉を入れたり中蓋で押さえたりという手間がないので、抽出されるのを待つだけです。
お湯が全て下に落ちたら、被せてあった蓋を取りテーブルの上に置きましょう。
次にカップの上に載せてあるフィルター容器(写真シルバーのもの)を外し、先程の蓋の上に載せます。

抽出されたコーヒーを見ると、カップの半分くらいしかありません。
見ただけで濃いというのが分かりますよね。
飲み方を友人（ベトナム人）に尋ねたら、「ベトナムは暑いのでホットは飲まないから分からない。」と言われ、別の友人（日本人）からは「一緒に運ばれてきた水や氷で薄めて飲めば良い。」と言われ、本当かなと疑った私でした。
暑い国で『熱々ドリンク』を飲むという選択肢はないのだろうかと疑問に思いましたが、ベトナムコーヒーは苦みの強いロブスタ種が主流なので、ホットよりもアイスで飲む方が良いのかもしれません。

先程も少し紹介しましたが、こちらがチェングエンの最高級コーヒー「レジェンディ」。
狸の糞コーヒーに関係しているというのは聞きましたが、①狸の糞コーヒーその物だと言う人もいれば、②狸の糞コーヒーが何割か入っていると言う人もいれば、③風味を加えているだけと言う人もいます。
どれが正しいのかは分かりませんが、一般的には③。
後程紹介するSatra Mart（スーパー）では、鍵付のケースの中に入っていますよ。

Sang Tao 8(No.8)もレジェンディに近い感じですが、これは旧のレジェンディだと言う人もいて、この適当さがベトナムらしいなと思った私でした。

チェングエンコーヒーでラテを作るのであれば、私のお勧めは5番（または4番）。
少し濃いめに抽出して、コクのある牛乳を使用すると美味しいラテが出来上がります。
先程も記載しましたが、ベトナムコーヒーの主流であるロブスタ種は苦みは強いのですが香りは薄い。
そのため、焙煎の時にバターやヌックマムを加えるとか。
美味しい路上カフェのコーヒーは更に複雑な味で、砂糖が入ってる…味の素も入っている…という噂もあります。
確かに路上カフェで購入するベトナムコーヒーは、表示などは無くただビニール袋に詰めてくれるだけなので、何が加えてあるのかさっぱり分からない。
味の素と言われたら「ベトナムあるあるだ！」と思うだけで、それを気にしていたら美味しいコーヒーは飲めませんよ。
店舗を構えている所でコーヒーを購入するのも良いのですが、美味しい路上カフェを見つけたらそちらでコーヒーを購入するのもお勧めです。
その場ですぐ買えるとは限らないので、事前に予約をしておきましょう。
但し言葉の問題もあるので、ホテルスタッフなどにメモ書きしてもらうと良いかもしれませんね。

次はハイランズコーヒー。
こちらもチェーン店ですから、店舗があちらこちらに有ります。
アッサリ系のコーヒーが好きならハイランズ。
バター風味が強いコーヒーならチェングェンでしょうか。

ベトナムは世界屈指のコーヒー大国。
１区を歩いていると、100ｍ以内にカフェがあるような気がします。
このようなカフェもあればスタバもあり、また路上カフェもありますので、コーヒー好きならベトナムでカフェ巡りをしてみましょう。
画像のカフェvyは、友人（ベトナム人）お勧めの店。
いつも沢山の人で賑わっていますが、ここはモカの種類が多い店だと言っていました。

あまりにも暑いので、再びヴィンコムセンターに逃げ込んだ私たち。

地下にはフードコートやパン屋さんも有りますよ。
レタントン通り側の入り口は１階。
リチューチョン通りまたはドンコイ通り側からだと２階になります。
ベトナムは日本と違い階の表示が異なりますので、気を付けましょう。
日本の１階はベトナムの地上階（G）。
日本の２階にあたるのがベトナムの１階になります。

涼しい～～～っ！

続いては、アンナムグルメマーケット。
外観の写真を撮り忘れてしまいましたが、場所はハイバーチュン通りとドンユー通りが交わる所にあります。
ここは駐在員の奥様方にも人気の店。
１階が食料品(一部化粧品)で、２階はチーズやハム・野菜・ワインコーナーやカフェがあります。
写真はベトナムのチョコレート「MAROU」。
その他にも美味しい食材が揃っていますので、質の良い食材を買いたいのであればアンナムグルメマーケットへ行きましょう。
※2020年追記：　アンナムグルメマーケットは、高島屋の中にも入っています。

画像はドンコイ通りにあるLUCKY PLAZA。
グエンフエ通りからでも入ることができます。
すぐ横はタイムズスクエアですよ。

今回紹介するのはLUCKY PLAZA3階にあるスーパー『Satra Mart』。
生鮮食品などもありますが、ばら撒き用にお勧めのベトナム調味料などがありますので、そちらを購入しようと訪れました。
以前は近くにタックスデパートというものが有ったのですが、地下鉄の駅建設に伴い建物を壊し、スーパーだけがこちらに移転したようです。

リュックは入り口のロッカーへ。
大きめのショルダーもロッカーに入れてから入場します。
ロッカーは鍵付き。
またセッキュリティの人もいますので、盗まれる心配はありません。
心配という人は貴重品が持ち込めるように、小さなバッグを用意しておきましょう。
他のスーパーでも同じですが、大きな荷物を場内に持ち込むことはできません。
階下には雑貨や服などのお店がありますが、そちらでは価格交渉をしてから買うようにしましょう。

少し離れた所にはBig C（ビッグセ―）やコープマート、また空港の近くにはイオンモールもあります。
レタントン通りにあるスカイガーデンからは、イオンモールへ行く無料シャトルバスが出ていますよ。
果物などは市場やその周辺（場外）で買うのがお勧めですが、価格交渉が苦手な人はスーパーの方が良いと思います。

これにてホーチミンの旅行記は終わり。

次回もまた、楽しい旅が出来ると良いな。