2018/06/30 - 2018/07/01
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miharashiさん
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2018年の初夏には、以前からペルーのワラスに行きたいと思い続けていたので、どうせ行くならついでにヨーロッパの山にも行きたいということで、欲張ってスターアライアンスの世界一周航空券(エコノミークラス)で旅行することにしました。直前に身内の不幸があり、実行が危ぶまれたが、出発2週間前に航空券を購入。山の天気予報を毎日チェックし、旅程をたてました。その3で掲載したプロヴァンスドライブの翌日(7月1日)は、たまたま年に一回のアルルの衣装祭ということで、運よく見学することができました。アルルの女と呼ばれる女性達は後姿が美しい魅力的な女性ばかりでした。フランス編その4は、その衣装祭の前日と当日の様子を記した旅行記です。
今回の訪問国と日程は以下の通り。
6/8 - 6/13 メキシコ
6/14 - 6/16 コロンビア
6/17 - 6/24 ペルー
6/26 - 7/1 フランス
7/2 - 7/8 ジョージア
7/9 - 7/12 ギリシャ
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ビゼーの戯曲として昔から有名だった「アルルの女」。内容を調べてみると、豪農の息子が許嫁がありながら、闘牛場で見かけたアルルの女に心を奪われ、最後は嫉妬から自ら身を投げ出して死ぬという悲劇だということがわかった。実際目にした女性たちは老若にもかかわらず、本当に魅力的でした。特に、後姿が何とも言えず、美しかったです。物語で主人公が心奪われて命まで投げ出す相手にアルルの女が描かれている訳が理解できた気がしました。
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6月30日、ラベンダー街道を一日中走ってきて、夕方アルルのホテルに無事チェックインした後、まだ明るかったので、川の対岸からアルルの旧市街地をながめることにした。ホテルから15分ほど歩いて、橋を渡って対岸へ。旧市街には高い建物や塔がないので、特に目をみはる風景はみられなかた。
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拡大して見ると、暑いせいか涼を求めて、河岸に多くの観光客が訪れていた。
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その後、明日衣装祭が開催される予定のRepublique広場にやってきた。
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旗が掲げられているのが、市庁舎。
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ファサードの彫刻が美しいSaint Troghime 教会。
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劇場跡の前を通りかかると、鉄柵の間から、かわいい衣装を着た踊り子さんが見れた。後方にはもう今日8時開催のバレー観劇の客が座って、パフォーマンスを待っていた。
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踊り子たちはウォーミングアップに余念がなかった。
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中でも魅力的だった踊り子。
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円になって動きを確認中。あまり長居すると失礼だと思い、早々柵から離れた。
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劇場の先が闘牛場。
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立派な作りだった。前で記念撮影をしてから、再び劇場横を通り、ホテルに戻る。
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劇場中央部も鉄柵の間から見えた。観客席もだいぶ席がうまってきたので、そろそろダンスが始まるようだ。写真中央は遺跡。
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7月1日(日)、今日も良く晴れている。朝は部屋で朝食を食べ、9時過ぎにはチェックアウト。荷物をホテル前に駐車した車のトランクに入れて、券売機で駐車券を買い求めていたら、そこに同じホテルに泊まっていたという日本人のご夫婦が駐車券を買いに来た。彼らもこれから衣装祭を見に行くというので、一緒に会場に向かった。フランクフルト空港からレンタカーでストラスブール経由でアルルに来たという。ラベンダーはこれから見に行く予定といっていた。
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会場には伝統的な衣装を着た人達が集まり始めていた。まず、最初に出会ったのは見るからに若そうなお二人。年齢は一人は17歳、もう一人は19歳だったかと思う。いづれにしても十代後半だった。初々しい感じだった。
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この方はカメラマンからポーズを取らされていたので、美しい人の一人らしい。
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さらにお母様とお姉さまかと思われる方々との記念撮影か?素敵な方々だった。
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広場中央の噴水の縁がいい待合場所になっていた。私達が座っている後ろに美しい後姿を見せて座っていた3名の女性。淡い色合いの衣装が素敵だった。写真をとらせてもらおうと大勢の観光客が近寄ってきていた。
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後姿ばかりでなく前からも見ても美しい人達だった。
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教会のそばでひときわ目立っていた深紅の衣装の女性。
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市役所前では上記の女性のそばに、ちょっと変わった衣装と髪型をしている少女を見かけた。
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行列前におしゃべりに興じている4人。
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カメラマンにポーズをとっていた女性がいたので、ついでに私も撮影。淡い水色の衣装は珍しく、よく似合っていた。
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こちらの年配のかたも白髪に金色の衣装が似合っていて、素敵だった。
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素敵な髪飾りをつけた、後姿が美しい女性。
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お母さんの赤い衣装も素敵だったが、娘さんの眼鏡と衣装がかわいらしく、人気があった。
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紫が良く似合っていた女性。
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この方もカメラマンにポーズをとるように促されていた。黒の衣装は何か意味があるのか?
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美人どころが並んだ記念撮影。
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豪華な衣装を身に着けた中年のお二人。年齢にかかわらず美しい。
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楚々たる衣装を着けた若い女性。素敵な衣装だ。
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姿の美しい女性その1.
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その2.
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その3.
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教会前では地域毎の記念撮影が行われていた。
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同上。このような場面でちゃっかり一緒に並んで記念撮影をしていた日本人の女性がいて、ひんしゅくをかっていた。
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今日は教会が開いていたので、入ってみると、礼拝中だった。
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慌てて退散。入り口だけ撮影。
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立派なタペストリーが飾られていた。
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噴水の周りでパレードの始まりを待つ参加者。おばあさんとお孫さんたちか?
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パレードのスタート時間10時半近くになるころには、広場は人であふれるばかりだった。
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カメラマンの撮影にポーズをとっていた女性や馬が広場を移動し始めた。そろそろパレードの始まりか?
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さらに傘を持って女性たちが並び始めた。いよいよスタートらしい。
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馬の方向に私達も移動。馬が興奮して糞をしてしまい、避けるように御者がたくみに馬を操る。後のパレードは大変だ。女性たちのドレスの裾がよごれないことを願う。
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広場から延びた道(Rue Jean Jaures)が行列のスタート地点。10時半になるのを待ち構えていた。私達も広場から急いで移動。
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先頭の馬にまたがった白い衣装の女性。髪飾りも独特だ。王冠のようなので、女王に選ばれた人らしい。(あとで知ったことだが、女王に選ばれた人だけが、白い衣装を着ることが許されているとのこと)
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なにやら近づいてきた男性と御者が握手。よろしくたのんだよと言われているようだった。
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横顔も馬に乗る姿もうつくしい。女王に選ばれる条件の一つが馬に乗れることだそうだから、おもしろい。
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先頭に続くお二人。やはり髪飾りが白い衣装の女性と同じだった。
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他の女性たちは地域ごとに傘をさしての行進。
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同上。
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先頭の女性も楚々として、美しい人だった。
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先頭の女性が持つ旗が地域を表わしている。子供たちもおばあさんと行進。
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美しい母親と子供たち。日ざしが強いので、小さい子供は大丈夫だろうか?
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十代の少女たち。
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白い傘ばかりでなく年配の方は黒い傘もさしての行進。
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女性ばかりでなくカップルでの参加も多かった。男性は帽子を着用。
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青い衣装の女性も美しい人だった。
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小学生から中学生の一団。
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中年になっても美しさは変わらない。
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三人とも美しい。
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エプロンがかわいい少女たち。
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おばあさんとお孫さん?
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ひときわ目立って美しかった女性。衣装もすばらしい。
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早くも女王の貫録の女の子。
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ちょっと変わった衣装がかわいかった女の子。
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ピンクの衣装が良く似合っていた女性。
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上品な美しい女性。
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物おじせずに愛嬌を振りまいていた女の子。長い間美しい衣装を身に着けた老若男女の行列が続いた。写真を撮りきれず、途中からビデオに切り替えたら、電池がきれてしまい、慌てた。すぐに別の電池に替えてもらい、撮影を続けた。アルルにはけっこう多くの地域があることがわかった。行列の先は古代劇場へむかうことになっている。そこで、女王が選ばれることになるという。そこまで見れればよかったが、行列を最後まで見れたことに満足。
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10時半から始まった行列は30分ほど続き、11時ごろ終了。9時半から1時間半も炎天下にいたので、疲れた。ホテルに戻る途中、アイスを食べて涼をとった。11時半にはホテル前を出発。
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高速のそばにあるホテルだったので、高速にすぐに乗ることができ、マルセイユ空港へは12時少し過ぎに着いた。レンタカーの返却予定より15分ほどすぎていたが、追加料金はとられなかったようだ。これで5泊6日のフランスドライブ旅行は終了。総走行距離は1100キロ余りだった。ルフトハンザの午後5時40分発ミュンヘン行きの便に乗ることになっていたが、搭乗券はすぐにもらえたものの、荷物預けは3時半からと言われ、3時間も出発ロビーで待ったあと、ようやくミュンヘンに飛び立つことができた。(ジョージア編に続く)
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この旅行記へのコメント (2)
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- TKさん 2018/07/30 20:53:42
- 美人ぞろいのアルル
- miharashiさん
こんばんは。
さすが、アルル。住んでいる人、みなさん美人ぞろい。
こんな素晴らしいパレードに参加できたんですか。うらやましい!私達も、アルルへ行きましたが、美人達の絵ハガキの写真を見ただけです。
おいしいレストランもたくさんあるし、ローマ円形競技場も残っているし、美人も多いし、史跡もたくさんあるし、いいところですよね。ここは。
旅行記を観て、懐かしくなりました。ありがとうございます。
TK
- miharashiさん からの返信 2018/07/31 10:03:28
- RE: 美人ぞろいのアルル
- TKさんへ
私達の旅行記を多数見ていただき、ありがとうございます。アルルの衣装祭は、特にそれだけを目的に行ったわけではないのですが、運よく日程が会い、見学することができました。衣装は予想よりもずっと煌びやかで、おっしゃる通り美人ぞろいでした。
今回の世界一周旅行の最後を飾るザキントス島の旅行記をアップしたばかりですので、よろしかったらそちらもご覧になってみてください。
miharashiより
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