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2018年の初夏には、以前からペルーのワラスに行きたいと思い続けていたので、どうせ行くならついでにヨーロッパの山にも行きたいということで、欲張ってスターアライアンスの世界一周航空券(エコノミークラス)で旅行することにしました。直前に身内の不幸があり、実行が危ぶまれたが、出発2週間前に航空券を購入。山の天気予報を毎日チェックし、旅程をたてました。ペルー編その2は、ワスカラン国立公園のヤンガヌコ渓谷の上にある世界一美しいと言われる峠まで車で往復したときの旅行記です。(表紙写真は、標高4767mの峠から見下ろしたヤンガヌコ渓谷)<br /><br />今回の訪問国と日程は以下の通り。<br /><br />6/8 - 6/13 メキシコ<br />6/14 - 6/16 コロンビア<br />6/17 - 6/24 ペルー<br />6/26 - 7/1 フランス<br />7/2 - 7/8 ジョージア<br />7/9 - 7/12 ギリシャ<br /><br />

団塊夫婦5回目の世界一周絶景の旅―ペルー編(2)憧れの世界一美しいと評判の峠へ

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2018/06/19 - 2018/06/19

8位(同エリア22件中)

miharashi

miharashiさん

2018年の初夏には、以前からペルーのワラスに行きたいと思い続けていたので、どうせ行くならついでにヨーロッパの山にも行きたいということで、欲張ってスターアライアンスの世界一周航空券(エコノミークラス)で旅行することにしました。直前に身内の不幸があり、実行が危ぶまれたが、出発2週間前に航空券を購入。山の天気予報を毎日チェックし、旅程をたてました。ペルー編その2は、ワスカラン国立公園のヤンガヌコ渓谷の上にある世界一美しいと言われる峠まで車で往復したときの旅行記です。(表紙写真は、標高4767mの峠から見下ろしたヤンガヌコ渓谷)

今回の訪問国と日程は以下の通り。

6/8 - 6/13 メキシコ
6/14 - 6/16 コロンビア
6/17 - 6/24 ペルー
6/26 - 7/1 フランス
7/2 - 7/8 ジョージア
7/9 - 7/12 ギリシャ

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
タクシー
旅行の手配内容
個別手配

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  • ワスカラン国立公園のLlanganuco(ヤンガヌコ)渓谷の美しい2つの湖を峠から見下ろす写真を見た時から、いつかはこの峠(ガイドによると名前はPaso del Portachuelos、 4767m)に登って、そこから歩いて下りたいと思っていた。渓谷の麓の村・ユンガイからコレクティーボで峠の反対側の村(ヤナマ)まで行けるので、峠で降ろしてもらって、帰りはまた別のコレクティーボに途中で拾ってもらおうと考えていた。これがだめならタクシーで往復も考え、細かいスケジュールを詰めずに勢いで現地に向かった。現地のツアー会社にもいろいろ問い合わせをしてみたが、峠を往復するツアーなどはないとのこと。ところが、思いがけずリマのB&Bのご主人の紹介であこがれの峠まで車で連れていってくれるガイドが見つかった。料金も手ごろだったので、渡りに船とばかりにお願いすることにした。(写真は、峠に上る途中から見下ろしたヤンガヌコ渓谷の二つの湖)<br />

    ワスカラン国立公園のLlanganuco(ヤンガヌコ)渓谷の美しい2つの湖を峠から見下ろす写真を見た時から、いつかはこの峠(ガイドによると名前はPaso del Portachuelos、 4767m)に登って、そこから歩いて下りたいと思っていた。渓谷の麓の村・ユンガイからコレクティーボで峠の反対側の村(ヤナマ)まで行けるので、峠で降ろしてもらって、帰りはまた別のコレクティーボに途中で拾ってもらおうと考えていた。これがだめならタクシーで往復も考え、細かいスケジュールを詰めずに勢いで現地に向かった。現地のツアー会社にもいろいろ問い合わせをしてみたが、峠を往復するツアーなどはないとのこと。ところが、思いがけずリマのB&Bのご主人の紹介であこがれの峠まで車で連れていってくれるガイドが見つかった。料金も手ごろだったので、渡りに船とばかりにお願いすることにした。(写真は、峠に上る途中から見下ろしたヤンガヌコ渓谷の二つの湖)

  • 上の地図は、ワスカラン国立公園の北部を表したもの。初日は、ワラスを出て、ユンガイの村からヤンガヌコ渓谷に入り、渓谷の奥にある峠(Paso del Portachuelos)まで往復してもらうことにした。

    上の地図は、ワスカラン国立公園の北部を表したもの。初日は、ワラスを出て、ユンガイの村からヤンガヌコ渓谷に入り、渓谷の奥にある峠(Paso del Portachuelos)まで往復してもらうことにした。

  • 6月19日、ワラスのホテルの窓からの風景。今日は天気予報通り朝から快晴。8時にガイドのカルメンさんとドライバーのウィルマ―さんが宿に迎えにきてくれた。

    6月19日、ワラスのホテルの窓からの風景。今日は天気予報通り朝から快晴。8時にガイドのカルメンさんとドライバーのウィルマ―さんが宿に迎えにきてくれた。

  • 車の前方には、朝日に輝くワスカラン国立公園内の最高峰ワスカラン・スール(南峰)(6746m)。

    車の前方には、朝日に輝くワスカラン国立公園内の最高峰ワスカラン・スール(南峰)(6746m)。

  • 車の中からカメラをかまえて撮影したら、聖母子像の素敵なおまけも写っていた。

    車の中からカメラをかまえて撮影したら、聖母子像の素敵なおまけも写っていた。

  • 聖母子像を拡大して。

    聖母子像を拡大して。

  • 約1時間でユンガイの村に到着。ここから未舗装の山道をヤンガヌコ渓谷へと登っていく。前方にはワスカラン。

    約1時間でユンガイの村に到着。ここから未舗装の山道をヤンガヌコ渓谷へと登っていく。前方にはワスカラン。

  • 九十九折の山道を走る途中、向かい側にはユンガイの町と黒い色をした山並みをきれいに見下ろせるところまで上ってきた。

    九十九折の山道を走る途中、向かい側にはユンガイの町と黒い色をした山並みをきれいに見下ろせるところまで上ってきた。

  • やがて前方に山と山との間の切れ目が見えてきた。あれがヤンガヌコ渓谷で、これからその谷の奥に向かうことになっている。

    やがて前方に山と山との間の切れ目が見えてきた。あれがヤンガヌコ渓谷で、これからその谷の奥に向かうことになっている。

  • 右手にはワスカラン。左がノルテ(北峰)、右がスール(南峰)。

    右手にはワスカラン。左がノルテ(北峰)、右がスール(南峰)。

  • 上記の左側の険しい山並み。ガイドによるとHuandoy(ワンドイ)(6354m)。

    上記の左側の険しい山並み。ガイドによるとHuandoy(ワンドイ)(6354m)。

  • パノラマにするとこのようなすばらしい眺め。

    パノラマにするとこのようなすばらしい眺め。

  • 谷間に入っていくと、とてつもなく大きな岩峰が右側に迫ってきた。

    谷間に入っていくと、とてつもなく大きな岩峰が右側に迫ってきた。

  • 同上。

    同上。

  • 管理事務所前に到着。ここで入園料を支払う(一人30ソル、900円)。入園したら一段と道が悪くなった。

    管理事務所前に到着。ここで入園料を支払う(一人30ソル、900円)。入園したら一段と道が悪くなった。

  • やがてエメラルドグリーンの湖の前に出た。Llanganuco(ヤンガヌコ)と呼ばれる湖だ。ここまでのツアーは多くの会社があつかっているようだ。乗ってきた車は普通車。4WDでなくて峠まで登れるのか不安だ。

    やがてエメラルドグリーンの湖の前に出た。Llanganuco(ヤンガヌコ)と呼ばれる湖だ。ここまでのツアーは多くの会社があつかっているようだ。乗ってきた車は普通車。4WDでなくて峠まで登れるのか不安だ。

  • 湖直前にはワスカラン・ノルテが高く見えた。

    湖直前にはワスカラン・ノルテが高く見えた。

  • 湖の前で二人で記念撮影。

    湖の前で二人で記念撮影。

  • 湖の上にちらりと姿を見せているのがワスカラン・ノルテ。

    湖の上にちらりと姿を見せているのがワスカラン・ノルテ。

  • 同上。

    同上。

  • 多少湖の色が上記写真と色が違うが、カメラがちがうことによるので、あしからず。どちらかというと、こちらの色に近い。

    多少湖の色が上記写真と色が違うが、カメラがちがうことによるので、あしからず。どちらかというと、こちらの色に近い。

  • 湖面には小さな水鳥。

    湖面には小さな水鳥。

  • その奥には別の湖(オルコンコチャ湖)が現れた。ここは浅いので色がきれいではない。

    その奥には別の湖(オルコンコチャ湖)が現れた。ここは浅いので色がきれいではない。

  • 奥の湖の浅瀬にはまたちがう水鳥の群れ。

    奥の湖の浅瀬にはまたちがう水鳥の群れ。

  • 拡大して見ると、かなり大きな鳥だった。

    拡大して見ると、かなり大きな鳥だった。

  • 赤い花で埋め尽くされた岩壁も。

    赤い花で埋め尽くされた岩壁も。

  • さらに奥に進むと、中央に川が流れた草原の近くを通った。ここが69湖へのトレッキングのスタート地点だと教えられた(トレッキングの様子はその4で掲載予定)。

    さらに奥に進むと、中央に川が流れた草原の近くを通った。ここが69湖へのトレッキングのスタート地点だと教えられた(トレッキングの様子はその4で掲載予定)。

  • 峠へのヘアピンカーブの道はとんでもない悪路。

    峠へのヘアピンカーブの道はとんでもない悪路。

  • ドライバーはゆっくり慎重に運転してくれた。チリのパイネ国立公園の悪路と同程度の悪路だ。

    ドライバーはゆっくり慎重に運転してくれた。チリのパイネ国立公園の悪路と同程度の悪路だ。

  • そばで見るときれいではなかったオルコンコチャ湖も上からみると美しい色だ。

    そばで見るときれいではなかったオルコンコチャ湖も上からみると美しい色だ。

  • 道には紫の花が満開で、彩を添えていた。

    道には紫の花が満開で、彩を添えていた。

  • 湖が遠くになってきた。

    湖が遠くになってきた。

  • 拡大して。高度を上げるにつれ、湖の見え方が変わっていく。

    拡大して。高度を上げるにつれ、湖の見え方が変わっていく。

  • 相変わらずの悪路。

    相変わらずの悪路。

  • 峠途中で一休み。ここからはHuandoyの白い峰がきれいに見えてきた。

    峠途中で一休み。ここからはHuandoyの白い峰がきれいに見えてきた。

  • 主人はHuandoyの撮影に夢中。

    主人はHuandoyの撮影に夢中。

  • ワスカランをバックに記念撮影。

    ワスカランをバックに記念撮影。

  • 登ってきたヘアピンカーブ。

    登ってきたヘアピンカーブ。

  • 道路上から湖を拡大して。

    道路上から湖を拡大して。

  • さらに高度を上げ、

    さらに高度を上げ、

  • 再び湖を見下ろす。

    再び湖を見下ろす。

  • 先の道。

    先の道。

  • 登ってきた道を振り返って。

    登ってきた道を振り返って。

  • Huandoyが次第に大きく見え始めた。

    Huandoyが次第に大きく見え始めた。

  • その右手に連なるきれいな山も見えてきた。

    その右手に連なるきれいな山も見えてきた。

  • 再びHuandoy。

    再びHuandoy。

  • ヤンガヌコ渓谷をバックに記念撮影。

    ヤンガヌコ渓谷をバックに記念撮影。

  • 背後のHuandoyを拡大して。<br />

    背後のHuandoyを拡大して。

  • 花と湖。

    花と湖。

  • ワスカランと花。

    ワスカランと花。

  • Huandoyと花。<br />

    Huandoyと花。

  • さらに高度を上げる。

    さらに高度を上げる。

  • 二つの湖もはるか遠くになった。

    二つの湖もはるか遠くになった。

  • 下を望遠で。

    下を望遠で。

  • 登ってきたヘアピンカーブ。ワスカランに雲が湧いてきたのが残念。

    登ってきたヘアピンカーブ。ワスカランに雲が湧いてきたのが残念。

  • もうすぐ峠。

    もうすぐ峠。

  • もう少しで峠だが、この先上がっても、湖が見えにくくなりそうだし、道もさらに悪そうなので、ここまでにして、引き返すことにした。

    もう少しで峠だが、この先上がっても、湖が見えにくくなりそうだし、道もさらに悪そうなので、ここまでにして、引き返すことにした。

  • 上記の右側。

    上記の右側。

  • パノラマにして。

    パノラマにして。

  • 絶景をバックに上機嫌で、Vサイン。

    絶景をバックに上機嫌で、Vサイン。

  • ガイドのカルメンさんもポーズを決めて、記念撮影。

    ガイドのカルメンさんもポーズを決めて、記念撮影。

  • 私も撮影に余念がない。

    私も撮影に余念がない。

  • 引き返して下りはじめる。

    引き返して下りはじめる。

  • 同上。

    同上。

  • 下る途中からのパノラマ撮影。

    下る途中からのパノラマ撮影。

  • 再び悪路をもどる。

    再び悪路をもどる。

  • 湖に向かう道。

    湖に向かう道。

  • 手前は牧草地になっていて、馬が放牧されていた。

    手前は牧草地になっていて、馬が放牧されていた。

  • 戻る途中の湖(絵画モード)。

    戻る途中の湖(絵画モード)。

  • 同上。

    同上。

  • キャンプ場やトイレなどのある側にもどってきた。ここでトイレ休憩。トイレは有料。

    キャンプ場やトイレなどのある側にもどってきた。ここでトイレ休憩。トイレは有料。

  • 湖の前で記念撮影(絵画モード)。

    湖の前で記念撮影(絵画モード)。

  • 船も係留されていたので、ここで乗れるようだ。

    船も係留されていたので、ここで乗れるようだ。

  • 同上。

    同上。

  • 湖右側は高い岩壁(絵画モード)。湖を後にして、ユンガイへもどることに。再び悪路を下る。

    湖右側は高い岩壁(絵画モード)。湖を後にして、ユンガイへもどることに。再び悪路を下る。

  • 再びユンガイの町を見下ろせる地点までもどってきた。左中央の小高い丘が共同墓地。

    再びユンガイの町を見下ろせる地点までもどってきた。左中央の小高い丘が共同墓地。

  • 地震とワスカランの雪崩で町全体が地中に埋まってしまい、多くの住民が犠牲になったという。

    地震とワスカランの雪崩で町全体が地中に埋まってしまい、多くの住民が犠牲になったという。

  • 1時半には予約してあったユンガイのホテル(Hotel Rima Rima)に着いたが、ドアは頑丈に閉められて、メモがはってあった。ガイドさんに電話してもらったら、あと30分ほどでもどってくるとのこと。仕方がないので、レストランで時間をつぶすことにした。ガイドさんおすすめのレストランへ。暑かったので、ビールで乾杯。サービスのつまみのコーンがおいしすぎた。

    1時半には予約してあったユンガイのホテル(Hotel Rima Rima)に着いたが、ドアは頑丈に閉められて、メモがはってあった。ガイドさんに電話してもらったら、あと30分ほどでもどってくるとのこと。仕方がないので、レストランで時間をつぶすことにした。ガイドさんおすすめのレストランへ。暑かったので、ビールで乾杯。サービスのつまみのコーンがおいしすぎた。

  • クリームパスタ。すこしパスタがゆですぎたが、なかなかおいしかった。

    クリームパスタ。すこしパスタがゆですぎたが、なかなかおいしかった。

  • ホテルにもどると、ご主人が帰ってきていて、無事チェックインできた。中はひろびろとした大広間。このシーズン中なのに、客は私達だけのようで、閑散としていた。

    ホテルにもどると、ご主人が帰ってきていて、無事チェックインできた。中はひろびろとした大広間。このシーズン中なのに、客は私達だけのようで、閑散としていた。

  • ホテルの部屋は広々としていたのはいいが、浴室のにおいが気になった。ここには3泊したが、翌日はにおわなかったので、下水の関係かもしれない。今日一日で、ワラスに来た目的の半分は済んでしまった。明日も、カルメンさんに頼んで、パロン湖まで往復してもらう予定だ。(その3に続く)

    ホテルの部屋は広々としていたのはいいが、浴室のにおいが気になった。ここには3泊したが、翌日はにおわなかったので、下水の関係かもしれない。今日一日で、ワラスに来た目的の半分は済んでしまった。明日も、カルメンさんに頼んで、パロン湖まで往復してもらう予定だ。(その3に続く)

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