団塊夫婦の世界一周絶景の旅・2018コロンビアー（２）700段の階段を登りピエドラ・デル・ペニョールへ

2018/06/15 - 2018/06/15

２０18年の初夏には、以前からペルーのワラスに行きたいと思い続けていたので、どうせ行くならついでにヨーロッパの山にも行きたいということで、欲張ってスターアライアンスの世界一周航空券（エコノミークラス）で旅行することにしました。直前に身内の不幸があり、実行が危ぶまれたが、出発2週間前に航空券を購入。山の天気予報を毎日チェックし、旅程をたてました。コロンビア編その２は、コロンビアの代表的な観光名所、ピエドラ・デル・ペニョールを訪れた時の旅行記です。（表紙写真は、ピエドラ・デル・ペニョールの全景）

今回の訪問国と日程は以下の通り。

6/8 - 6/13 メキシコ
6/14 - 6/16 コロンビア
6/17 - 6/24 ペルー
6/26 - 7/1 フランス
7/2 - 7/8 ジョージア
7/9 - 7/12 ギリシャ

エリア その他の都市(コロンビア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

ピエドラ・デル・ペニョールの存在を知ったのは、コロンビアのメデジンを訪れている人のブログからだった。今回、メデジンに立ち寄ることになり、当然ピエドラ・デル・ペニョールも旅程の中に組み入れた。実際に訪れてみると、とてつもなく大きな一枚岩には、７００段の階段が靴ひものように掛けられていて、そこを苦労して登ると、２２０ｍの高さから、ダム湖と島々が織りなす美しい風景を楽しむことができた。ここは、メデジンから個人で簡単に行けるので、コロンビアを訪れた時には、是非訪れてみるのが良いだろう。写真は、ピエドラ・デル・ペニョールの周りの絵のような風景（絵画モードで強調しています）。

６月１５日、今日はメトロとバスを乗り継いで、コロンビアを代表する観光地、ピエドラ・デル・ペニョールとグアタペへ１泊旅行に出かけた。大きな荷物はホテルに預かってもらった。写真はホテルからメトロの駅に向かう道。黄色い車体はタクシー。

ホテル最寄のメトロの駅Estadio。
。

駅の階段が急。大きな荷物を持っているとつらい。エスカレーターくらい設けてほしい。

駅の反対側はサッカー場。

メトロの車体は新しい。

メトロＢ線からＡ線への乗り換え駅。メトロは一律２４００ペソ（約１００円）。

ピエドラ・デル・ペニョール行きのバスの発着する北バスターミナル。メトロのCalibe駅から歩道橋を渡ってターミナルへ。1階の14番のカウンターで9時20分発グアタペ行きのチケットを１３０００ペソ（約５２０円）で購入。バスは、普通のバスよりやや小さめのミニバスだった。バスは空港へ向かう道から分かれ、山の中を走っていった。最後部の席だったため、揺れが激しく、座席も狭くて、乗っているのも結構大変だった。

バスは1時間半ほど走り続けると、湖が見えるようになり、特徴的な巨大な岩が見えてくると、まもなくピエドラ・デル・ペニョールのバス停に到着。バス停のあるところにはトイレも完備。階段が上へと伸びていた。途中まで登ってから、岩まではかなりの距離を登らなければならないことに気付き、階段を下りて、ツクツクで行くことに決めた。とにかく岩を登る体力を温存しておかなければと思ったからだ。

ツクツクはバス停に2台ほど止まっていたので、すぐに値段を交渉。二人で10000ペソ(400円）でいいという。乗りこんでしばらく走ると前方に巨大なる岩が現れた。ここから見た形が一番大きく見える。

駐車場のゲート前に到着。ここでツクツクを下りる。ここまでしか送ってくれない。岩の登り口までは、さらに坂道を少し登らなければならなかった。

ツクツクのおじさんとはお別れ。

ピエドラ・デル・ペニョールの入場チケットを購入。一人１８０００ペソ（７２０円）。

登り始めはさっそうと。周囲の標高は1500ｍを越えているので、頂上は2000ｍ近くある。息切れが心配だ。

朝早かったので、比較的空いていて、登りやすかった。

350段目に到達。全部で何段あるか、知らないで登っていた私達はもうすぐ頂上かと思ったが、男の子が700段あることを教えてくれ、ちょうど半分しか到達していないことを知った。

ここが中間ポイント。少し広くなっていて、展望テラスができていた。

上から見た中間地点。ここは混んでいた。

中間地点付近で記念撮影。

同上。

さらに階段は上まで続く。

535段目。

下を見下ろすと駐車場の車があんなに小さく見えた。

650段目。あと50段で頂上に到達だ。

ここまで来ると、車も小さすぎて見えない。

遠くにカラフルな街並みが見えたので、少し拡大して。今夜泊まるグアタベの町の端の方らしい。

私が無事に到着したところを主人が撮影。上のほうは風が強いので、帽子を飛ばされないように、手に持って、必死の形相で到着。

上記階段から見た反対側。みんなリラックスして、飲み物などを飲んでいた。

頂上テラスで絶景をバックに記念撮影。

果物がおいしそうに並べられていた。コロンビアはメロンやスイカなど果物が豊富でおいしい。私達はアイスを二人で食べた。

頂上から見下ろす湖沼群。

湖沼群の一部を拡大して。

箱庭のような風景をパノラマにして（画像をクリックしてください）。ちょっと松島の風景に似ていると思った。

撮影を終え、アイスで生き返った後で、来た道を下る。帰りは早い。あっという間に下に着いてしまった。

中間地点まで戻ってきた。

かなり下に下ってからの、お店の風景（絵画モードで）。

下る様子を主人が撮影（絵画モードで）。

下り終えたところで、下りてきた階段を見上げる。一番上の展望台の建物がまったく見えない。

巨岩真下にある土産物屋。カラフルできれいだ。私達は旅行期間が長いので、土産はさいごの最後でしか買えない。ほとんど見ることもなく、素通りだ。

土産物屋の近くにあった、展望台。だれの銅像だろうか？

岩から少し離れると、頂上の展望棟が少し見えてきた。

ピエドラ・デル・ペニョールをバックに記念撮影。

グアタペの町の方角をバックに記念撮影。黄色い花がきれいに咲いていた。

階段部分を拡大して。

さらに拡大して。階段を下りてくる人が見える。

上の展望塔を拡大して。ここには残念ながら、入れなかった。

さらに離れると、ピエドラ・デル・ペニョールの全体像が良く見えた。

帰りはツクツクに乗らないで、バス停まで歩くことにしたが、下へ降りる道がわからず、駐車用の先まで行ってみたが、どうやら上記写真右手の売店裏に下りる道があることを知った。外は陽射しが強く、良く晴れていて、巨岩の上には青空が広がり、撮影には絶好の日よりだった。

どうしてこんな大きな岩山ができたのだろうか？

やや拡大して。あの階段をよくぞ上ったものだ。

バス停へ下りる道から撮影。ここからだとピエドラ・デル・ペニョールがひときわ高く見える。

下る道の前にひろがる風景。美しい風景をバックに記念撮影に興じる若者たち。

ちょうど台湾人のカップルに写真の撮影を頼まれたので、私達も撮ってもらうことに。あまり、二人で撮ることを好まないので、私達にしてはめずらしいツーショット。

バス停に下りる道。ピエドラ・デル・ペニョールが上半分だけ見えていた。

さらにこのような階段を下りる（上るときはここを歩いてこなければならない）。体力を温存したい人は、バス停からタクシーかツクツクで上の駐車場入り口まで登ってくることをお勧めする。

階段下から見上げたピエドラ・デル・ペニョール。かなり距離と高さがある。

階段横に咲いていたかれんな花。

同上。バス停までもどった私達は再びツクツクで今夜の宿のあるグアタベぺ町まで連れていってもらった。一台１００００ペソ（４００円）。無事に７００段の階段を登れたことと、天気がよく、絶景も見れたことに大満足。（コロンビア編その３に続く）