2018/04/25 - 2018/04/25
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kojikojiさん
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「カサ・ビセンス」からグラン・デ・グラシア通りをゆっくり下っていくとたくさんのモデルニスモ建築を見ることが出来ます。有名ではないけれど美しいエントランスや出窓の意匠に惹かれます。そして通りに並木道が出来た広いグラシア通りにでます。この角には「カサ・フステル」という美しい建物があります。ここは現在はホテルになっています。内部を見て行こうかと思いましたが、あまりに歩きすぎてそんな気力は残っていませんでした。とはいえ「カサ・ミラ」までの途中にある「カサ・コマラ」と「カサ・デ・ラスウ・プンシャス」、そして「バロ・ダ・クアドラス邸」の外観は押さえておきます。そしてグラシア通りまで戻るとへとへとでした。通りのベンチに座って「カサ・ミラ」の見学までの時間調整をしました。ほぼ予定した時間通りではありましたが、自分で立てた予定と自分と妻の体力に差がありました。心配していたカサ・ミラの見学でしたがそれほど混んでもいなく、人が多かったのは屋上くらいだったのでフロアの中の内装の見学や博物館エリアはゆっくり出来ました。カサ・ミラは20年前に2回見学していました。建物の内部は当時見学できませんでしたが、日中に1回とエスパス・ガウディというタイトルの夜間の屋上のオブジェを見ながらシャンパン(カバ)をいただくのもオツなものでした。当時は現在のロエベの建物の2階がツーリスト・インフォメーションで、申し込みをしたらピン・バッチをもらった記憶があります。そんなことを思い出しながらカサ・ミラを見学しました。やはり以前見学できなかった建物の内部には感激しました。次の「カサ・バトリョ」の見学まで時間があったのでカサ・ミラの中にあるカフェでビールを飲みながら軽くタパスをいただき少し元気になりました。今回バルセロナは4泊しましたが、1日はフィゲラスとジローナに出てしまったので実質3日、元々4日で組んでいたところを無理に3日にしてしまったので疲れ果ててしまったバルセロナでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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「カサ・ビセンス」から表通りに戻って、さらに坂を下り「カサ・ミラ」方面に向かいます。途中にあった街灯と一体になった水飲み場です。バルセロナの町中では自由に飲める水飲み場がいくつかありました。ローマの町中を歩いて噴水を探し周ったことがありますが、バルセロナの水飲み場を探すのも面白そうです。
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通りには有名ではないけれど美しいモデルニスモ建築がたくさんありました。こんな集合住宅のファサードもいくつもありました。
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外観も素晴らしいのですが、通りが狭いので引いて見ることが出来ないのが残念です。
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「カサ・フステル」まで降りてきました。この邸宅は現在は「ホテル・カサ・フステル(Hotel Casa Fuster)」になっていますが、ドメネク・イ・モンタネールのバルセロナにおける最後の設計です。
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この家が建てられたのは1908年で、マヨルカ出身で当時のバルセロナ社交界の寵児であったマリアノ・フステル・フステル氏が自分の妻のコンスエロ・ファブラに贈るためにドメネク・イ・モンタネールに設計を依頼したそうです。当時は邸宅が建築された立地と使用された建築素材の高級さゆえに、バルセロナにおいて最高額の家といわれたそうです。
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1911年にフステル氏の家族が住みはじめますが1922年には人手に渡ります。そこからこの家は社交界や文化の発展の震源地としての役割を担うようになります。1920年代前半にカフェがオープンし、社交界の面々たちや芸術文化界の常連たちが集うサロンとなり、さらにはこのカフェでいろいろなイベントが催されるようになります。
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1960年代になって電力会社がこの家を買い取ると建物を解体して新しく建て直すという構想が立てられますが、各方面からの反対によって頓挫します。そして2000年になってホテルグループに買い取られて2004年にホテルとして営業が始まります。
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ここから街路樹のあるグラシア通りが始まります。ホテルの前には彫刻や噴水が設けらたサルバドール・アスプリウ庭園があります。詩人で劇作家や小説家であるサルバドール・アスプリウに因んで名付けられました。
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「カサ・コマラ」に到着しました。こちらは裏側になるそうです。設計したのはサルバドール・バレリ・イ・ププル(Salvador Valeri)という建築家だそうです。この建物が彼にとっての代表作で、ガウディを尊敬していたそうです。
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確かにガウディの影響を強く感じます。残念ながら内部は見学できないようです。
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個人的には裏側の方が好きです。なかなか建物の裏側を見ることは少ないですが、そういう意味ではこの建物は最高に美しいです。
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この辺りのモデルニスモ建築を一筆書きで見て歩いたので正面側のファサードを見に行きませんでした。というか疲れすぎて表に回る気力がありませんでした。
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そのままその先の「カサ・デ・ラス・プンシャス」までやってきました。これを設計したのはガウディと同時代を代表する建築家ジュセップ・プッチ・イ・カダファルクです。ドイツの有名なノイシュヴァンシュタイン城をイメージしたデザインですがレンガ造りの建物です。
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6本の尖塔を持った特徴的な外観ですが、その尖塔の鋭さからカサ・デ・ラス・プンシャス(棘の家)と呼ばれるそうです。
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この邸宅は繊維業で財を成したテラダス家の3姉妹のために彼女らの兄が友人のジュゼップ・プッチ・イ・カダファルクに設計を依頼して建てられました。
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確かにお城のようないでたちですがドイツのノイシュバンシュタイン城というより、同じスペインのセゴビアのアルカサルを想像させます。
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ここも近年になって公開が始まったそうですが、今回は外観だけでパスします。
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カサ・ミラに行く前に「クアドラス邸」の前を通りましたが、これは建物の裏側だったようです。最初のカサ・コマラとこのバロ・ダ・クアドラス邸の外観を見る場合はティアグナル通り側を歩かないとだめですね。内部のインテリアも素晴らしいので見学したい気持ちもあったのですが、ガイドツアーの時間が合わなかったので諦めました。
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予約した時間の少し前に「カサ・ミラ」に到着しました。この建物の前に立つのは20年ぶりです。
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想像では入場を待つ人で長い列が出来ているはずでしたが、全くと言ってよいほど観光客はいませんでした。チケット売り場で予約したチケットを出して音声案内を受け取りますが、ほかに数人の人が入場しただけでした。
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バルセロナ市内は3日間観光しましたが、混んでいて予約しておいて良かったのはガウディで言うとサグラダ・ファミリアとグエル公園だけでした。後はガイドツアーに参加したカタルーニャ音楽堂の予約は必要です。
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まずは2つある吹き抜けの大きい楕円の方を下から見上げます。かなり大きな建物ですが採光のために大きな吹き抜けが設けられています。
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オーナー家主のミラ家専用の階段があります。この建物はガウディが54歳の時に設計し、1905年から2年かけて実業家のペレ・ミラ氏とその妻ルゼー・セギモンの邸宅兼集合住宅として建設されています。竣工当時は3階にペレ・ミラ夫婦が住み、残りの住居は賃貸にしていました。1室7部屋もある高級住居には当時の一般的な給料の10倍の家賃が設定されました。部屋はなかなか借り手がつかず、3世代同金額で貸すとの契約を結び、今でも昔の金額のまま月1,200ユーロ(約16万円)と格安料金だそうです。
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180度回転すると意外にシンプルなデザインです。この辺りが唯一直線を使った部分だと思います。
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この辺りの虹色の天井の雰囲気が好きです。天井といってもフラットではなく建築も揺らいでいますしフレスコ画の色彩も揺らいでいます。
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そして天井は壁の一部になり階段に繋がっていきます。
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美しい階段の手すりは建築と完全に一体化しています。
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エレベーターに乗って屋上の見学から始めます。見学者が少ないので待たずに
上がることが出来ました。 -
エレベーターの扉が開くと途端に屋上に出ます。全くアプローチも無く世界が変わり、午後の柔らかな日差しが正面から差し込んできます。
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吹き抜けが2つあることに初めて気が付いたかもしれません。こちらはほぼ円形の小さいほうです。
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20年前も興奮しながら歩き回った屋上です。当時はちょうどリニュアルされたばかりで屋上の煙突や換気口が真新しくなっていました。
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エスパス・ガウディという催しで夜間に来た時の美しさはいまだに覚えています。屋上でシャンパンを飲むという洒落たものだったのですが、小雨が降ってきて1階の車寄せに変わってしまったのは残念でしたが。
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一番数の多い小さい煙突はサグラダ・ファミリアのレリーフのモチーフになっているローマ兵の兜だと分かりますが、他の形状にも意味があるのでしょうか?
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同じアングルで20年前も写真を撮っていました。
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さすがに屋上は人の数が多かったです。若い人が熱心に写真を撮っている姿が多かったように思います。建築とかの勉強や仕事をしていたら一度は見たいと思うところです。
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100年近く経ってもよくオリジナルの状態を保っていると思います。煙突という機能を考えたらどこかでメンテナンスしやすい方法を考えそうなものです。それだけガウディの建築がバルセロナの人に愛されていたのだと思いますが。
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この屋上のもう1つのポイントは眺望が良いということです。近隣の建物より少しだけ高いようです。何といってもサグラダ・ファミリアが近い距離で望めます。サンツ駅近くの「グランホテル・トレ・カタルーニャ」の高層階も眺めは良いですが絶対的に距離が近いです。イエスの塔の完成具合まで良く分かります。いつかクレーンの無い姿を見てみたいものです。
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トーレ・アグバールも近いです。今回近くまで行くことはありませんでした。
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乗ってみたかったロープウェイも見えます。見えないけれどあのあたりが海岸線だと分かります。
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ぐるぐる訳もなく歩き回ってみたくなる屋上です。ある意味童心に戻って秘密基地を歩いている気分です。
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個人的にはこのタイプの煙突が一番好きです。
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周りの建物と比べて少し高いのが良く分かります。
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雪山の稜線を表現しているとのことですが、翌々日にフィゲラスへ向かう列車の車窓からアンドラかピレネーの雪山を眺めていてなるほどなと思いました。
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4月下旬から5月にかけての旅でしたが、フランス国境辺りの雪山とグラナダに到着する前にバスから見えた雪を冠したシエラ・ネバダの山並みは雄大で心に残る風景でした。
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割れたガラスを再利用した煙突です。ガウディはエコ意識が高かったそうです。
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1フロア下のエスパス・ガウディと呼ばれる博物館に降りました。ここは20年前にも見た記憶があります。展示物ではなくて竜骨のようなこのアーチをよく覚えています。カテナリーアーチと呼ばれる懸垂曲線の美しい空間です。
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かなり大きいカサ・ミラの模型が象徴的に置かれてあります。元々この空間は洗濯物を干す場所で、建物の温度を調整する機能を担っていた空間でもあるようです。
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そして屋上の煙突とカテナリーアーチの構造模型です。
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カテナリーアーチに特化した模型もあります。この先でこのアーチが自然界のどこから想像されたのか賀分かるような展示で非常に面白く勉強になりました。
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学生時代に建築模型は散々造りましたがカサ・ミラを造るのは大変でしょうね。
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カテナリーアーチも模型で分かり易く展示してあります。
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天井に吊られた模型の下は鏡張りになっています。
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コロニア・グエル教会には今回時間が足りなくて行けませんでした。以前は同じくらいの滞在でヴィックやリポールなどへロマネスク教会を見に行ったりしたのですが。完成したらグエル教会はこんな形になったのでしょうか。
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思わずニヤッと笑ってしまったグエル公園のテラスの模型です。円柱とその排水、ドーム天井とテラスのベンチの形状などが良く分かります。現在模型と同じ状態で改修工事中だったので興味深く見ることが出来ました。
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サグラダ・ファミリアの構造の模型でアーチ構造を説明しています。
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ガウディが自然界のどこからインスピレーションを受けてデザインしたのかが分かる展示。こんな骨からも着想を得ていたのですね。
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モンタネールも同じような着想でサン・パウ病院を設計していたのではないでしょうか。
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インパクトがあったのが蛇の骨格標本です。これを見た瞬間自分が蛇に呑み込まれていることに気が付きました。
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そしてガウディのデザインした椅子の数々も並びます。
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カサ・ミラの部屋の中に貼られたタイルは有名ですね。同じデザインのものが暮らしア通りの舗装にも使われています。バルセロナ最後に行ったカタルーニャ美術館のオレウムというレストランではデザートがこの敷石に乗って出てきて驚きました。タイルではなくて本物の舗装用の敷石だったので道に落ちたものを食べている気分でした。
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この作品はカサ・バトリョのリビングルームのシングルチェアと同じコンセプトに基づいています。形状とその色が外観を特徴付けています。 同じ椅子でありながら全く違った方向を向いています。これを見て思い出したのはスリランカで見たジェフリー・バワのデザインしたラブ・チェアです。バワの椅子には愛が感じられました。
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カサ・バトリョのリビングルームにあるテーブルの高さにちょうど合うように造られたシングルチェアです。この椅子が一番シンプルで機能的だと感じます。
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カサ・カルベットの会議室のためにデザインされた椅子は座面部分と背もたれ部分が一本の支柱でつながれたデザインです。
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椅子かと思っていましたが、このテーブルはカサ・カルベットの事務室の補助家具として製作されたものです。
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無垢板の組み合わせ方も良く分かります。触って指先でカーブを確認したい衝動にかられます。昔「塗装は目で見るのではなく指先で見る。」と教わったことも思い出します。
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この椅子のデザインはカサ・カルベットの会議室の家具からカサ・バトリョやカサ・ミラのためにデザインされた家具への過渡期の作品を特徴づけるものであるといえます。
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背もたれのフェイスがキクラデス文明の石像の顔のようです。
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若い頃に国会議事堂の議長席の椅子などを手掛けるような家具工場に出向したことがあるのでこのような家具の製作がいかに難しいか良く分かりそのすごさを感じます。
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このベンチはカサ・カルベットの顔ともいえる1階にあるミーティングルームに置くためにデザインされたものです。この建物に備え付けられた家具は全てオーク材が使われています。
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横一列に並んだ3つの花のモチーフが施されています。木に彫りこまれた1つ1つの花の装飾はシンメトリーのデザインとなっています。
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更に下のフロアの住居フロアの見学に進みます。ここは以前は見ることが出来なかった場所なので楽しみにしていました。現在も4世帯が住んでいる集合住宅です。生きているうちに見学ができて幸せです。
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外観は非常に特徴のあるカサ・ミラですが住宅の部分は意外に19世紀末のブルジョアジーな雰囲気の内装です。ただ、建具やハンドルなどの細かいディティールにガウディらしさを見ることはできます。
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19世紀末から20世紀初頭のパリでよく見るようなアールヌーボーの住宅のようです。ブダペストのレヒネル・エデンの地質学研究所の内装のデザインを思い出させます。
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内装に使われたマテリアルが並べてありました。
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子供部屋の床に敷かれたこのタイルがガウディのデザインしたオリジナルです。この上を歩けるのですから感慨深いものがあります。
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約300平米のフロアの中には家事室やメイドさんの部屋まであります。リアルな状態に再現されているので実際に人が住んでいるようです。また吹き抜けが中央にあるので実際にはもっと広大な屋敷に思えます。
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吹き抜けに面して廊下が設けられているので風が通り、太陽光線も部屋の中に差し込みます。この辺りは本で読んでいても分からない人間の生理的な感覚なので実際に来てみないと感じられないと思います。
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ここから下のフロアは実際に人が住んでいます。月額家賃1200ユーロで。
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午後6時前の柔らかい陽射しが部屋の壁にあたりますが、鋭角な角が無いデザインなのでさらに柔らかく感じさせます。
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廊下と部屋の間にも大きな窓が設けられています。
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入口ドアの裏側には小さい扉があり、扉本体を開けなくても表の人との応対できるようになっています。この扉の表側は後で見ることが出来ます。
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換気のこと考えて台所は内側の吹き抜け側に設けられていました。部屋の規模に比べると小さい印象を受けました。
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キッチンから廊下への間の壁もガラス張りになっています。どこまでも光が無駄にならないように設計しています。
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機能的な2槽シンクは衛生上も望ましい形です。
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どの部屋も最大限の大きさの窓が設けられとても明るいです。
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どこまでがオリジナルか分かりませんが住んでみたくなるような気持ちにはなります。
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当時の調度品がうまく配置されて再現されています。
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表からしか見ることが出来なかったカサ・ミラの鋳鉄のフェンスが目の前にあります。残念ながら表に出ることはできません。
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小さい部屋ですが天井のモールディングやジャポニズムを感じさせる花がちりばめられています。
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大きなバスルームです。昔泊まったギリシャのテッサロニキのホテルのバスルームに似ていて笑ってしまいました。ビデがあるのが南欧らしいところです。
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この家の主が子供を連れてすぐにでも戻ってきそうな雰囲気です。
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ダイニングルームも内部を自由に歩き回れるのが良いです。
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廊下の大きな花瓶は典型的なアールヌーボーのデザインです。
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サロンの家具は軽やかな雰囲気です。蓄音機が華やかだった時代を想像させます。
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奥には小さなベッドルームがありました。
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窓からはグラシア通りの大きな交差点が望めます。レースのカーテンのひださえもアールヌーヴォー様式に見えてしまいます。
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屋上には観光客が多かったですが、この住宅部分はほとんど人がいなく、2人で屋敷内を彷徨いながら見学できました。結婚前に住む家を探していたころを思い出します。もちろんこんなお屋敷ではありませんが。
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誰もいない廊下は時間が止まったままのようです。
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屋上の高さがまちまちなので差しもむ光の量もまちまちです。
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上のフロアも同じような間取りなのでしょうか?ちょっと気になります。
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調度品を集めて再現された方のセンスを感じます。
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以前にロワール渓谷の古城を十数か所回ったことがありますが、どこも本物の花を飾り、台所には本物の食材を並べ、暖炉には本当に火を入れていました。ここに当時の衣装を着たマネキンが無くてよかったと思いました。
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先ほどの扉の表側です。観音開きの小扉を開けてもフェンスがあります。仰々しい機能ですがフェンスのデザインが軽やかなので排他的な印象は受けません。
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このアングルでカサ・ミラにを見ることが出来るとは…。
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住宅部分の見学を終えると階段で下まで降りることになります。
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この奥は本物の賃貸住宅です。
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手摺りのアイアンは意外にシンプルです。
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1階まで戻ってきました。
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この天井の美しさは20年前から忘れられない記憶です。
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小さいほうの吹き抜けを見上げてみます。
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2階でエキシビジョンの展示があるようなので行ってみました。
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カタルーニャの昔の写真が数多く展示してありましたが、スペイン内戦の時代についてほとんど知識がないことに気がつきます。帰ったら勉強しなければと思いました。
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あまりに疲れたのとお腹が減ったのでカサ・ミラの中の「ラ・ペドレラ」というカフェレストランに入りました。元々来たかったのですがディナーは別の場所を予約していたので諦めていました。
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カサ・ミラのデザインがそのまま残っているデザインが美しいです。
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まずは生ビールを注文しました。ダムのエストレージャとダムのラドラーです。
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到着した日の前日がサン・ジョルディの日でした。赤いバラと麦の穂がお約束の組み合わせです。日本では本を贈る日としてイベント化が試みられましたが定着しなかった祝日です。
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お昼を食べていなかったので午後6時ではお腹ペコペコです。午後8時30分にはレストランを予約しているのでおつまみ程度の注文にしました。
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ガウディの名前を冠したポテト料理です。ほくほくのポテトに赤いパプリカのソースと自家製マヨネーズの組み合わせが綺麗ですし美味しいです。
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妻は疲れ果てて笑顔がありません。おいしくいただいているうちに元気になりましたが。
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レストランに置かれたのはバルセロナでいろいろ見た中で唯一座れるガウディのデザインした椅子です。
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少し元気になったところでこの日最後の見学予約してある「カサ・バトリョ」に向かいます。
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最初から分かっていたけどバルセロナは実質3日では足りなくて最低あと1日、モンセラートとコロニア・グエル教会も考えると2日ほしいところでした。コルドバとセビリアとグラナダとトレドとマドリッドでも同じような状況の15日間でした。元々3週間の予定を2週間にしたのは無理がありました。
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