2018/04/24 - 2018/04/24
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kojikojiさん
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2017年の7月から溜まっていたANAのマイルが消滅していくので特典航空券に交換する必要が生じました。15万マイルほど溜まっていたので、翌年のゴールデンウイークの旅行を計画することにしました。15日間くらいでバルセロナとマドリッドとトレドとセビリアとグラナダとコルドバという黄金ルートは周れるなと思い、航空券を検索してみると数日違いでどんどん条件が悪くなっていきます。急いで出発日と帰国日を設定しましたが、往路は羽田からミュンヘンをANA、ミュンヘンからバルセロナがルフトハンザ、往路はマドリッドからルフトハンザで一度フランクフルトへ行き、デュッセルドルフへ移動してANAで成田空港へ戻るというルートになりました。航空券を押さえた後も昨年はロシアの旅行とクリスマスマーケット巡りの旅があったので細かい計画は年明けになってからでした。出発当日は羽田空港に午前10時過ぎ到着だったので大江戸線の通勤ラッシュにあたってしまい大きな荷物で他の乗客の方に迷惑だったと思います。チェックインはANAのゴールドカードを持っているのでビジネスカウンターで手続きしようとしましたが、係員の女性がボーッとしていて変な感じでした。慌ててカウンターから他の係員がすっ飛んできました。荷物を預けてしまうと少しお腹が減ったので吉野家で久し振りに牛丼を食べましたが美味しかったです。座席は最後尾を事前に予約していました。後ろの方を気にしないでリクライニング出来るので好きな席ですが、このところはぼ100%食事の選択が出来ないという憂き目にあっています。機内の映画では3月のプノンペンの往復で観切れなかった映画を観ることが出来ました。復路では5月になっていたので「ペンタゴン・ペーパーズ」も観られて良かったです。ミュンヘンには定刻に到着しここで入国手続きです。そのままスペインに移動ですがシェンゲン協定の最初の国でスタンプが押されます。帰国時にはマドリッドでは出国手続きは無くセキュリティチェックだけです。フランクフルトではセキュリティのチェックも無く、最後のデュッセルドルフでパスポートにスタンプが押されます。日本人の認識だとスペインとドイツは別の国というイメージですが、シェンゲン協定国内の移動は全部国内線の移動という感覚のようです。マドリッドからの便が1時間ほどディレイになり、機内でデュッセルドルフ行きの便の乗客はサービス・カウンターに立ち寄るように言われました。我々が乗る便の1時間前にもう1本デュッセルドルフ行きの便があり、その便が出発したので手続きが必要だったようで聞き間違いでした。ここでその便に乗るはずだった日本人の男性と少し話をして、同じルートで成田に戻ることが分かり少し話をしました。2週間ほとんど妻としか日本語で話をしていなかったでおしゃべりし過ぎた感があり申し訳なく思いました。フランクフルト発の便もディレイだったのでデュッセルドルフのANA便の搭乗に1時間ほどしかありませんでしたが、せっかくのドイツなのでソーセージとビールで一休みしました。昨年末のクリスマスマーケット巡りでも同じ店を利用していたので美味しかったカレー風味のソーセージは美味しかったです。彼とはここでお別れで荷物がなかなか出てこなかった(トランク3個とショッピングカートと荷物が多かったのですが。)ので成田では会えませんでした。ANA便の復路も往路と同じ最後尾の席を予約していましたが、食事が一番最後になるので今回も選択できませんでした。またその料理がマドリッドからの便とほとんど同じ…。成田空港には早着のため沖止めで、マドリッドから3回乗った全部が沖止めという結果でした。リムジンバスとタクシーを乗り継いで帰宅しましたが、バスの車内にバックを置き忘れてきてしまい翌日に水天宮の東京シティエアターミナルに行く羽目になりました。羽田空港の日本橋に「旅立ちは 今も昔も 日本橋」と立札がありましたが、旅の終わりも日本橋という落ちが付きました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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出発は4月24日と少し早めのゴールデンウイークスタートです。午後0時50分発の便なので大江戸線が通勤ラッシュ時間にあたり、大きなバックを持っていて周りの方に迷惑だったと思います。更にモノレール乗り継ぎのルートのエレベーターが工事中なので近隣ビルのエスカレーターを利用したりでここまで来るのに少々疲れました
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国際線空港ターミナル内には端午の節句に向けてたくさんの鯉が泳いでいました。
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ステージの上も立派な武者飾りが飾られています。
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日本の甲冑は外国の方にも人気ありますからね。成田空港に比べて羽田空港のこうした日本の紹介は良く出来ていると思います。
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ゴールデンウイークまでまだ日があるのに結構混んでいました。
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日本橋から旅がスタートします。数年前は出来立てで白木のイメージでしたが、風合いのある良い色に変わってきています。
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「旅立ちは 昔も今も 日本橋」確かに日本橋からスタートしましたが、帰りのリムジンバスに忘れ物をしてしまい、水天宮の東京シティエアターミナルの忘れ物保管所に行かなければならなくなったので「旅の終わりは 今も昔も 日本橋」になりました。
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30年前に妻は仕事でパリに行きました。フランスにおける日本年の仕事の一環でギャラリー・ラファイエットのドームに鯉のぼりを吊ったりしたそうです。その仕事に終わった後にバルセロナとマドリッドへ行ったのですが、バリセロナではロストバゲージ、マドリッドではソルからプラドへ向かう途中の路上でひったくりに遭い、アテンドしてくれた方は怪我をして帰ってしまい…。散々なスペイン旅だったそうです。今回の旅はそんな思い出を塗り替える「リベンジ」の目的もあります。
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仕事先からいくつか電話が入っていたので返信して機内モードに切り替えて自分自身も旅行モードに入ります。
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時間があるので久し振りに羽田空港の展望台に来ました。昔は親せきが飛行機に乗るなんてことになると家族で見送りに出た時代がありましたが遠い過去の話ですね。
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羽田空港のレストランは充実していますが、どこも1人2,000円くらいにはなってしまいます。国内ではあまりお金を使わない我が家に優しい吉野家で軽く食事します。
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数年振りに食べた牛丼は美味しかったです。2人で1,000円ちょっとで済みました。これからはここを我が家の「ラウンジ」と呼ぶことにします。
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さあそろそろ出国手続きをしましょう。
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ミュンヘンも漢字で書くと慕尼黒なんですね。ルフトハンザ航空とのコードシェア便でもあるようです。
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さあ出発です。ミュンヘンまではANAで移動してその先はルフトハンザ航空です。今回の航空券はANAのマイレージの特典航空券で前年の7月に予約を入れていました。
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出発のラッシュ時間のようで飛行機が数珠繋ぎです。
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ほぼ定刻通りに離陸しました。
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離陸して東京湾を横切って海ほたるから木更津あたりで左にターンしてミュンヘンに向かいます。
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離陸前から前月のプノンペン旅行で中途になっていた映画の続きを観ているうちに飲み物がサービスされました。
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2時間ほどでロシア領空に入ります。
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すぐに白い山々が見えてきます。
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お昼は「ビーフシチュー&とろとろ玉子のオムライス」メニューは事前にANAのホームページで確認できます。
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ビーフシチューも本格的で確かに玉子もふわふわで美味しかったです。
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妻は「ANAオリジナルとんかつ丼」でしたが、こちらも美味しかったそうです。ビールをもう一本いただいてほろ酔い気分でお昼をいただきます。
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こんな景色を眺めながら食事とお酒が楽しめるのでどうしても窓側の席を選んでしまいます。
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早めに配られたハーゲンダッツのアイスも程よく溶けて食べ頃です。
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昨年モスクワとサンクトペテルブルグへ旅する前に「おろしや国酔夢譚」という映画を観返していたので大黒屋光太夫をはじめとする、漂流した神昌丸の乗組員の運命を思い返しました。
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地球上の風景とは思えない景色が続きます。
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「キングスマン: ゴールデン・サークル」ではなんとエルトン・ジョンが出ていました。しかもこんな格好で!まさに「ピンボールの魔術師」を彷彿させます。
https://www.youtube.com/watch?v=9maMPbjcVTQ -
ザ・フーが1969年5月に発表した史上初のロック・オペラ・アルバム「トミー」を映像化したミュージカル映画でピンボールの魔術師役でエルトン・ジョンがこんな雰囲気で出てくるのです。監督がケン・ラッセルで主人公のトミーはロジャー・ダルトリー、オリバー・リードに母親役のアン・マーグレット、エリック・クラプトンにジャック・ニコルソンやティナ・ターナーまで出てくる伝説のすごい映画です。https://www.youtube.com/watch?v=l5o-2pdl_j4
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表はバレンツ海の寒々しい景色が流れていきます。
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もう少しでサンクトペテルブルグあたりです。
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景色を見ていて思い出すのはアンドレイ・タルコフスキーの「惑星ソラリス」の風景です。
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海と雲に覆われた惑星ソラリスを探索中の宇宙ステーション「プロメテウス」の事故探索に向かった主人公は知性を持つ有機体である海が及ぼす不可解な現象の数々に遭遇します。自殺した妻が現れて…。ナターリヤ・ボンダルチュークがきれいでした。
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以前池袋西武のコミュニティ・カレッジのタルコフスキーの映画の対談で、原作のスタニスワフ・レム「ソラリス」を翻訳した沼野充義さんと映画の場面についてお話しさせていただいたのを思い出します。
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3月のプノンペン便の往路と復路で2回と今回も観てしまった「ブレードランナー:2049」。1982年に公開された「ブレード・ランナー」は中毒的に何度観たか分からないほどですが、そんなジャンキーを引き付けるポイントがたくさんちりばめられています。
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ショーン・ヤングの美しさにも惹かれました。ハリソン・フォードは引き続き出演していますが彼女は出てきません。以前ウィキで見てみると全く面影の無い写真にショックを受けました。
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到着前のご飯が出てきました。ビールも一緒にいただきます。
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「白身魚の照り焼き」
これはあまりおいしくなかった。 -
「イングリッシュマフィン&オムレツ ラタトューユ添え」
こちらは美味しかったそうです。 -
「ジュマンジ:ウェルカム・トゥー・ジャングル」「スリー・ビルボード」などが見終わったところでミュンヘンに到着です。
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久し振りのミュンヘンです。3年前のドイツのクリスマスマーケット巡りで来て以来なのでこんな緑の美しい姿は初めてです。
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黄色いのは菜の花でしょうか。3年前は暖冬だったのでホップ畑の下に芥子菜の黄色い花が残っていました。芥子菜からはマスタードが出来ますからね。ドイツのマスタードは美味しいので昨年のクリスマスマーケット巡りでもケルンで大量買いしました。
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いつかメルヘン街道とかのんびり旅行してみたいものです。クリスマスマーケット以外には何故かドイツにはあまり足が向きません。
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ミュンヘン空港に到着です。大昔にシャモニーへスキーに行った帰りに出来たばかりのミュンヘン空港を経由したのでその美しさに驚いた記憶があります。それ以上にオーバーブッキングのためにビジネスクラスにインボラアップしてもらったことの方が記憶に残っていますが。スキーで疲れた体にビジネスのシートは優しかった…。
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EU圏内に入るので入国手続きはミュンヘンで行います。手続き後はコネクティングの案内板に従って移動するだけです。
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すると懐かしいダルマイヤーのデリカテッセンとカフェに出ました。ここのマスタードも美味しいのですが、大きな瓶しかなかったので諦めました。2.8オイロと安かったのですが。
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妻はここでマンダリアーナダックの可愛らしいリュックをお買い上げです。後で気が付きましたがジッパーの引手が簡単に外れてしまいます。バルセロナで簡単に直せましたが、マンダリアーナダックって壊れやすい印象があります。以前フィレンツェで大きなキャリーバックを買ったのですが、旅の後半の2週間を旅しただけでキャスターが壊れました。当時渋谷西武にしか店が無かったので修理を頼もうと思ったら数日後に日本撤退されてしまい、結局捨てることになりました。
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ミュンヘンからバルセロナまではルフトハンザ航空での移動になります。
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画面ではSASともコードシェア便ですが、ANAなど6社以上のコードシェア便になっていました。
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座席は事前に予約してあった左側の窓側です。ルフトハンザの巨大なA380は「ギガント」って感じがします。第2次世界大戦中のドイツ軍のメッサーシュミット社の輸送機Me323のニックネームが「ギガント」(巨人)です。
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ほぼ定刻に離陸します。
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そしてすぐにアルプスの上空に差し掛かります。
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機内誌の地図を見るとオーストリアの西からスイス辺りを飛んでいるのだと思いますが、特徴のある山が無いので詳しくは分かりません。
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飲み物のサービスでビールをお願いしたらさすがドイツです。瓶ビールが出てきました。ヴァルシュタイナー・ピルスナーというドイツの法律に従って醸造された麦芽とホップと酵母と水だけで造られたビールです。
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そして軽食のサンドイッチもターキーとポークから選択できます。どちらも美味しかったので半分づついただきました。
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こんな美しい景色を眺めて贅沢な時間を過ごします。岩山の感じがイタリアとオーストリア国境辺りのドロミテ山塊にも見えますが…。夕日が当たって岩山がきれいです。
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アルプスを越えると雲に覆われてどこを飛んでいるか分かりません。
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そしてほぼ定刻にバルセロナに到着です。
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バルセロナに来るのは私は20年ぶりで妻にとっては30年振りです。
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免税店の中にスペインのブランドの「natura」がありました。妻が見ているうちに他の乗客は入国していて、ターンテーブルに行くと我が家のトランクが寂しく2つ周っていました。
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表に出てTaxiの表示に従って表に出ると乗り場がありました。空港からサンツ鉄道駅前の「グラン・ホテル・トレ・カタルーニャ」まで30ユーロ弱で着きました。そしてここから2週間のスペインの旅が始まります。
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そして2週間後の帰国時はマドリッドのアトーチャ駅前の「NHナシオナル」からタクシーで空港に向かいます。マドリッドの市内から空港までは30ユーロのフィックスプライスなので安心です。トランクに荷物を積んでもらっても追加料金はありません。一応ガイドブックで知ってはいたけど、ホテルのフロントで確認しました。
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月曜の朝だったので少し渋滞していましたが、30分もかからないで空港に到着しました。EUのシェンゲン協定の圏内なのでT2ターミナルからの出発です。
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この荷物では電車やバスで移動しようとは考えませんでした。いつの間にかキャリーバック2個が大きなトランクと大きなバック2個にロルサーの4輪のお買い物キャリーまで。
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今回の特典航空券では23キロまでの荷物2パックまで無料だったので4個の預け入れで身軽になりました。23キロを超えるとうるさく言われることが多々あるので気にしていたのですが、受付のコンベアの調子が悪かったようで重さのチェックはありませんでした。
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セキュリティのチェックを受けるだけで出国手続きのカウンターなどはありません。実は来る前にスペイン出国後ドイツ国内線を乗り継いで日本に帰るので乗り換えや出国手続きをどこでするのか気になっていました。プノンペンへ行く前に成田空港のANAのカウンターで調べてもらったのですが、荷物はスルーで成田まで預かってもらえることは分かりましたがそれ以上は分からないという事でした。
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午後0時55分発のフランクフルト行のLH1113便はディレイの表示があり、ターミナルも分からないので動きようもありません。しばらく分岐点のところで座っていました。
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ようやく表示が出ました。40分遅れて出発の案内ですが実際は1時間近く遅れました。フランクフルトでは2時間の乗り換え時間があるので1時間のディレイでは問題ありません。
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バルセロナでパエリア用の鍋を買ってはいましたが4人用の鍋と食材のセットがあったので購入することにしました。オリーブオイルも入っているのでお店のお姉さんに液体の機内持ち込みは大丈夫か尋ねると「大丈夫よ。専用のビニールパックに入れるから。」ということでお土産用も含めて2個買ってしまいました。バルセロナのサンツ駅たマドリッド市内のスーパーで売っていたのと同じような値段だったので特に高くはありませんでした。
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E67から約1時間の遅れで出発です。
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フランクフルトまでは最後尾の右の窓側の席です。
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スペインの風景ともこれでお別れです。
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2週間の旅が思い返されます。暑かったり寒かったり体調を崩したりいろいろあったけど楽しい旅でした。
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マドリッドから真っすぐ北に進んで、ビルバオ辺りから一度ビスケー湾に出て海岸線をさらに北上します。まだ行ったことのないバスク地方もいつか旅してみたいものです。
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フランスの領空に入るとスペインの畑とは違った風景です。ピエト・モンドリアンの「楕円のコンポジション」とか抽象絵画のような風景が続きます。郵便配達の飛行機だったかパイロットが古代遺跡を発見した話を聞いたことがありましたが、抽象絵画の作家も飛行機に乗った景色からインスピレーションを得ていたのではないかと思ってしまいます。
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ちょうどボルドーの上空を通過します。ガロンヌ川のカーブした形から分かりました。ブールージュやディジョンやナンシー辺りを越えてフランクフルトに向かいます。アルプスを越えると高度を上げなければならないので平らな所を飛んでいるのでしょうか。
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フランクフルトまでは2時間半のフライトなのでお昼が出ました。
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フジッリみたいなねじれたショートパスタにトマトソースが絡んで美味しかったです。
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お供には往路と同じヴァルシュタイナー・ピルスナーです。スペインのビールもいろいろ飲み比べて美味しかったですが、やっぱりドイツのビールは美味しいな。
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さらにモンドリアンの絵画のような景色が続きます。こんな風景もフランス上空までです。
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ドイツになるとこんな感じです。Rapsblüten ラプスブリューテン と呼ばれる菜の花は車の燃料となるバイオディーゼルを作る原料として栽培されているようです。
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スペインとフランスとドイツの畑の風景の違いを楽しみました。
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ライン川を越えるとフランクフルトはもうすぐです。大きな貨物船が行き来しています。この川を下ってオランダに入るとワール川と名前を変え、ロッテルダムに至ると考えると3年前のベルギーとオランダの旅を思い出します。ロッテルダムからキンデルダイクへの船旅で大きな貨物船とすれ違いましたが、ここまで繋がっている訳です。
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フランクフルト空港に到着です。機内で「デュッセルドルフ行きのLH84便のお客様はサービス・カウンターにお立ち寄りください。」と案内されました。
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フランクフルトに泊まるANAの機体です。これに乗れれば早いのですが、悲しき特典航空券ホルダーです。
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最後尾から降りることが出来たのでバスにはすぐに乗れました。この日1度目のバス移動です。
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乗り継ぎ時間が無いのでこんな写真撮っている場合ではないのですが。この時考えていたのは荷物が成田に届かなければ手ぶらに近い状態で家に帰れるという事です。昔アエロフロートを使って1人旅していた頃はモスクワからの帰国便の乗り換え時間が短いものを選んでいました。イスタンブールから絨毯を100キロくらい運んだ時やクロアチアのリエカから地中海の定期航路のフェリーでキプロスまで移動した際も荷物が届かないで助かったことが多々あります。
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サービスカウンターに出向くと受付では「特に案内ありませんよ。」と言われましたが「一応チケットだしますね。」と言われカウンターへ。ここで日本人の男性と出会いました。フランクフルトからデュッセルドルフ行きの便は我々が乗る便の前にもう1本あって、ディレイのために乗り継げなかった案内だったようです。彼は1本便がずれるので再発券が必要でしたが、我々には「新しい券を出しますね。」と発券してくれましたが内容は変わりませんでした。
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ここから3人で話しながらデュッセルドルフまで移動しました。我が家はずっと2人旅で、途中では日本人の人にはあまり出会わなかったのでテンション高く話をしてしまいました。ちょっと申し訳ありませんでした。
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この便も沖止めなのでこの日2度目のバス移動でした。ただでさえ乗り継ぎが多くて疲れるのに更にバス移動が加わるなんて。
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フランクフルトからは2人掛けの席を予約してありました。これが窓から座席が遠くて写真が撮りにくかったです。
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約40分のフライトでしたがこの便も1時間近く遅れていました。我々の荷物のせいではないと思いますが。
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懐かしいデュッセルドルフの空港です。昨年末のケルンとベルギーとオランダのクリスマスマーケット巡りで利用した空港です。帰国時は大雪で帰りの便がブリュッセルに降りてしまいだいぶ待たされた記憶があります。
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出国手続きのカウンターは小さく、2ブースしかないので混んでいないのを確認してからレストランに入ります。搭乗開始まで40分くらいしかないのであまり時間はありません。暮れに食べておいしかったカレーソーセージをもう一度食べたかったのです。
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フランクフルトから一緒だった男性をお誘いして3人で乾杯です。今回食事中の2人の写真はその方に撮っていただいたこれだけでした。
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ここのカレー味のソーセージは個人的には絶品です。ポテトもカリカリでブリュッセルのフリッツを思わせます。3人でつまみながら話がはずみます。
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30分ほどで切り上げて出国手続きをして搭乗開始を待ちます。
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ほぼ定刻に搭乗開始です。
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座席は最後尾の右側を予約してありました。リクライニングしてゆっくり寝られますからね。便によっては2人掛けの席があるのですが3人掛けしかありませんでした。
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午後8時でこの明るさです。スペインでは午後9時になっても明るかったです。ドイツのおもちゃのようなトラックが走っていきます。
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さあ最後のフライトに出発です。
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ちょうど夕日がバックになったので影を撮ってみました。
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ミュンヘンとデュッセルドルフの違いはありますが、同じようなルートで日本へ向かいます。
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窓から景色を眺めていたら巨大な板のような建物が見えました。風力発電のファンの大きさと比べても巨大さが分かりますが何の建物かは分かりません。
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「メイズ・ランナー:最後の迷宮」「ペンタゴン・ペーパーズ」と映画を楽しみます。ANAのヘッドフォンはあまり好きではないので自分のイヤフォンを使います。
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1時間ほどすると朦朧とした景色の中で日が暮れます。
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日本のビールは美味しいですね。とここまでは良かったのですが。
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最後列にありがちな料理の選択が出来ないことが分かりました。味噌味のチキンが食べたかったのですが、白身魚の料理になりました。なんとマドリッドからの便で食べた料理とほとんど同じな上に美味しくないです。食べる前に溶けてしまったアイスまで配られてあまり良い気分ではありません。「朝食はお選びいただけますから。」っていい訳にもならないでしょう。
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食事の後はしばらく寝ていましたが到着の4時間前くらいに目が覚めてしまいます。
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2週間前の往路ではもっと寒々しかった辺りですが、シベリアにも春がやってきているのでしょうか?
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ミュンヘン行きの便よりはだいぶ南を飛んでいるのが分かりました。まだ春は来ていないのでしょう。
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観る映画も無くなったのでマップと外の景色を眺めて過ごします。
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日本海上空に差し掛かります。
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朝ごはんは事前にAかBか聞きに来てくれました。選んだのはサーモンのお粥です。プノンペンからの便のお粥は美味しくなかったけどこの日のお粥は美味しかったです。妻がカリカリ梅を出してきたのにはびっくりです。何でも用意している人です。梅を加えたら更においしくいただけました。
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まだ一度も行ったことはないけれど、何十回と上空は飛んだことのある佐渡島です。今回は北側を通過しました。
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日本の田園風景も捨てたものでは無いですね。田んぼに水が張られていてきれいでした。残念ながら帰国した5月8日は天気が悪かったのですが。
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無事15日間のスペイン旅行は終わりました。この後は早着のために沖止めとなりこの日3度目のバスに乗ることになりました。機内に忘れ物をされた方がいてなかなか出発しませんでした。デュッセルドルフまで一緒だった男性とは成田でお別れが出来なかったのは残念でした。翌日には食事のお礼のメールを頂けましたが。
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税関を通過する際には「お2人でこの荷物ですか?」と予想通り怪しまれましたがどこへ行ってきてこれからどうやって帰る話をしただけで無事通してもらいました。量は多くても限度額を超える買い物もご禁制品も無いので調べてもらっても良いのですが。荷物の多さにリムジンバスの中に忘れ物をしてしまい、翌日に東京シティエアターミナルまで取りに行く羽目になりました。旅の初めは羽田空港の日本橋でしたが、旅の終わりも日本橋(水天宮)という事になりました。
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