鎌倉さくら散歩〈後編〉 ～杉本寺・逗子ハイランド・浄妙寺・荏原天神・鎌倉宮・鶴岡八幡宮～

2016/04/05 - 2016/04/05

毎年同じような投稿になってしまいますが、昨年の鎌倉さくら散歩の時の写真です。今年ももうすぐ開花の時期を迎えるので、今年の散歩の計画をたてようとちょっと振り返ってみました。

散歩の後半は苔で有名な杉本寺。そして桜のトンネルが美しい逗子ハイランド、浄妙寺、荏原天神、鎌倉宮と廻り、ゴールは鶴岡八幡宮です。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0

お散歩の後半は杉本寺から

杉本寺 寺・神社・教会

天平6年（734年）に建立されたという鎌倉最古のお寺です。

天平といえば日本の政治、文化の中心は奈良。実際、「聖武天皇の后、光明皇后の依頼で藤原房前と行基によって建立された」と歴史の教科書に載っている人たちが縁起にずらっと名を連ねているのですが、なぜ奈良からこんなに遠く離れた鎌倉に？と不思議になります。

山門の屋根は趣あるかやぶき

この山門を守る仁王像は運慶作とも伝えられています。表情といい筋肉といい迫力満点！

そして杉本寺といえば、この苔の階段でも有名ですね。

本堂内は撮影禁止ですが、頼朝が寄進したというこれまた運慶作の御前立十一面観音の他、運慶、快慶作の地蔵菩薩などが祀られています。
ちなみのご本尊は3体の十一面観音で秘仏です。

杉本寺を後にして桜の名所、逗子ハイランドへ

ハイランドへ続く道も桜や新緑がキレイで、ついつい足が止まってしまう。。。

立派な桜の木、と思ったらお花見台？までありました。

春は桜のトンネルができる逗子ハイランド

住宅街ですが、通りに植えられた桜が毎年見事な花を咲かせるので、ちょっとしたお花見スポットになっています。

この時期は車も自然とスピードが落ちる？

歩道はこんな感じでお散歩にももってこいです（＾＾）

近くの山も春の色

通りの両側が桜並木になっているのでトンネルの先まで歩いたらUターンして反対側の道を戻ります。

この辺りは坂になっているので道の奥まで桜でうまっているように見えますね～

絵になる風景に何枚もシャッターを切ってしまいました。

桜並木を堪能した後は再びお寺めぐり

鎌倉五山第5位の浄妙寺にやってきました。

浄妙寺 寺・神社・教会

室町時代は境内に２３もの塔頭を持つ大寺院だったそうですが、現在は総門、本堂、客殿、庫裡のみが残っています。

禅宗の寺院らしく枯山水の庭園が落ち着いた雰囲気です。

こちらの洋館は「石窯ガーデンテラス」
イングリッシュガーデンの中で石窯で焼いたパンや、鎌倉野菜を使ったイタリアンなどがいただけるカフェレストランです。

浄妙寺の境内にあるので、利用する際は浄妙寺の拝観料が必要です　（＾＾；）

石窯ガーデンテラス グルメ・レストラン

再びお散歩再開

頼朝公のお墓のそばにある白幡神社

こちらが頼朝公のお墓です。

階段をのぼった先に祀られています。

こちらは北野天満宮、大宰府天満宮とともに日本三天神の一つに数えられている荏柄天神

荏柄天神社 寺・神社・教会

祀られているのはもちろん学問の神様、菅原道真公

合格祈願の絵馬がたくさん奉納されています。

境内にある銀杏の大木

八幡宮の大イチョウは数年前に倒れてしまったので、この銀杏には頑張って長生きしてもらいたいものです。

護良親王がお祀りされている鎌倉宮

鎌倉宮・鎌倉宮宝物殿 寺・神社・教会

拝殿横の桜がキレイでした。

最後はお散歩のゴール、鶴岡八幡宮八幡宮へ向かいます。

途中の道では散った桜が雪のよう！

八幡宮にはこんな桜も咲いていました。

源平池を彩る桜たち

池の中島に建てられた旗揚弁財天の周りにも桜

でもやっぱり八幡宮の桜はここからの眺めが一番

池にせり出した枝が水面に映って何とも言えない風情です。

もう少しすると、花筏も楽しめますね。

水鳥も桜の下を気持ちよさそうに泳いでいきます。

と思ったら捕食？

そろそろ陽も傾いてきたので桜散歩もこれで終了。1日、良く歩きました～！


以上、昨年のお花見を振り返ってみましたが、2017年は桜の開花がだいぶ遅れているようなので、こんな風景が見られるのは1週間以上先になるでしょうか。
今年も素晴らしい桜たちに会えるのが待ち遠しいです（＾＾）