2015/09/26 - 2015/10/09
2959位(同エリア5445件中)
旅人のくまさんさん
- 旅人のくまさんさんTOP
- 旅行記6398冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 4,824,478アクセス
- フォロワー205人
名古屋駅近くにある真宗大谷派の専修山・称名寺の紹介です。1340年(興国元年)創立の碧南市大浜の称名寺の支院として刈谷市東境に設立され、明治時代に現在地に移転し、宗派も時宗から浄土真宗に転派しました。
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
PR
-
イチオシ
名古屋駅近くにある真宗大谷派のお寺、専修山・称名寺の山門光景です。同寺のHPには、『1340年(興国元年)創立の碧南市大浜の称名寺(徳川家康の幼名、竹千代命名の寺)の支院として刈谷市東境に設立されましたが、明治時代に現在地に移転し、宗派も時宗から浄土真宗へと転派しました』と沿革が紹介されていました。
-
専修山・称名寺の山門のズームアップ光景です。二階建ての上階に梵鐘が設けられた、鐘楼門の形式でした。その二階には、望楼も廻らされていました。先程の碧南市大浜の称名寺は、三河松平家(徳川家)と関わりが深い時宗の檀林寺院です。聖観音菩薩(県文化財)は松平信忠公の息女の御持仏であり、徳川家康公の幼名・竹千代は、十五世一天和尚が命名したことがHPで紹介されていました。
-
『真宗大谷派・専修山・称名寺』の文字が刻まれた、大きな表札の光景です。現在の本堂、鐘楼門は、太平洋戦争の戦火を免れ、2003年(平成15年)10月に平成の大修復が行なわれました。
-
左手前が鐘楼門、その奥に見えていた本堂の光景です。どちらも第二次大戦の戦火を免れたようですから、明治時代に現在地に移転した時の建物が、2003年(平成15年)10月に平成の大修復をされた建物のようです。
-
鐘楼門の正面に向かって、右側にあった建物の光景です。生活臭がある庫裏のようでした。鬼瓦が頭を覗かせていましたが、石壁風に仕上げられた近代工法の壁面光景でした。
-
本堂の正面になる南面のズームアップ光景です。2003年(平成15年)10月に平成の大修復が行なわれたとされる跡が、白い壁やリフレッシュされた柱などに残されていました。
-
浄土真宗の宗祖・親鸞が選定した七高僧(しちこうそう)の紹介です。①インド(天竺)の龍樹と天親、②中国(震旦)の曇鸞、道綽と善導、③日本(和朝)の源信と源空の7人の高僧です。源信(942~1017年)は、恵心僧都と尊称される天台宗の僧、源空(1133~1212年)は、法然上人とも呼ばれる浄土宗の開祖です。
-
浄土宗では、善導を高祖とし、法然を元祖と呼んでいます。また、親鸞を宗祖とする浄土真宗の各派は、親鸞の没後にその門弟たちが、教団として発展させたものです。親鸞自身は独立開宗の意思は無く、法然に師事できたことを生涯の喜びとしたとされます。
-
鐘楼門の二階部分に設けられた望楼のズームアップ光景です。その下に見える本瓦を載せた建造物は、鐘楼門の左右に連なる門の一部が残されたもののようでした。
-
鐘楼門の二階部分のズームアップ光景です。現役で使われているらしい梵鐘が吊り下げられていました。江戸時代には、名古屋城の守りとしての役割を担ったお寺の雰囲気が残っていました。
-
鐘楼門の1階部分のズームアップ光景です。武家門を連想させる、堅固で武骨な門に見えます。
-
手書きで記されていた法然上人の『月影の至らぬところはなけれども ながむる人の心にぞすむ』の和歌です。『御仏の救いの手(月影)は普く伸べられているけれども、それをじっくり見つめる人にこそ、その御手が届く』の意味のようです。
-
四方を木の柵で囲われた石灯篭の光景です。標準的な春日灯篭の様式のようでした。子供さん達が昇らないようにした危険防止と、大規模地震時の災害対策もある程度兼ねているようでした。
-
歩道ではなく、稱名寺の敷地内に植栽された青々とした樹木の光景です。ユズリハ(楪)当たりのようです。その足元には、同じく常緑樹のヒイラギナンテン(柊南天)が植栽されていました。これで、尾張徳川家との縁が深かった専修山・称名寺の紹介はおしまいです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2015年、尾張の寺社巡り(その3)
-
前の旅行記
2015秋、桂芳院と称名寺(6/19):大光山・桂芳院、名駅島崎地蔵尊、愚痴聞き地蔵尊
2015/09/26~
名古屋
-
次の旅行記
2015秋、西祐寺と高田派別院(4/19):廣瀬山・西祐寺、鐘楼門、唐風屋根の玄関、本堂
2015/09/26~
名古屋
-
2015秋、信長所縁の日置神社(1/2):郷社・式内神社石碑、鳥居、狛犬、鎮守の杜、境内摂社
2015/09/18~
金山・熱田
-
2015秋、栄国寺と崇覚寺(1/20):清涼山・栄国寺:本堂、千本松原刑場、切支丹遺蹟碑
2015/09/18~
鶴舞・堀田
-
2015秋、西本願寺別院と金仙寺(7/20):西本願寺・名古屋別院:現代建築の本堂、鐘楼
2015/09/18~
鶴舞・堀田
-
2015秋、安用寺と首題寺(3/20):太治山・安用寺:本堂、蘇鉄、石竹、秋明菊、稲荷堂
2015/09/18~
鶴舞・堀田
-
2015秋、栄国寺と崇覚寺(2/20):長嶋山・崇覚寺:山門、彼岸花、手水舎、兎の置物
2015/09/18~
鶴舞・堀田
-
2015秋、西本願寺別院と金仙寺(8/20):延厳山・金仙寺:赤福地蔵、本堂、斎場、木槿
2015/09/18~
鶴舞・堀田
-
2015秋、高顕寺と妙善寺(5/20):光明山・高顕寺:山門、摩利支真天石標、本堂、石灯篭
2015/09/18~
鶴舞・堀田
-
2015秋、大光院と全香寺(9/20):興国山・大光院:赤門、明王殿、本堂、興国山扁額、境内
2015/09/18~
鶴舞・堀田
-
2015秋、林貞寺と海福寺(19/20):馬頭山・林貞寺:ナマコ塀、重軽地蔵尊、幅下観音
2015/09/18~
名古屋
-
2015秋、林貞寺と海福寺(20/20):玉峰山・海福寺、石標、山門、石庭、本堂、彼岸花
2015/09/18~
名古屋
-
2015秋、宝周寺と法蔵寺(17/20):高木山・宝周寺:高木門、彼岸花、境内、鳥居、仏足石
2015/09/18~
名古屋
-
2015秋、宝周寺と法蔵寺(18/20):田中山・法蔵寺:本堂、法蔵寺会館、芭蕉句碑・鴫塚
2015/09/18~
名古屋
-
2015秋、大須の日出神社:石鳥居、石灯篭、狛犬、手水舎、前方後円墳の上の拝殿
2015/09/21~
金山・熱田
-
2015秋、泉の松山神社:鳥居、石灯篭、狛犬、拝殿、長寿公孫樹、福守稲荷社
2015/09/21~
名古屋
-
2015秋、高岳の冨士神社:鳥居、手水舎、蹲踞、狛犬、句碑、築城残石、稲荷社、狛狐
2015/09/21~
名古屋
-
2015秋、お濠の外から眺めた名古屋城(1/3):堀川、筋違橋、西北隅櫓(清州櫓)、外濠、緋鯉
2015/09/22~
名古屋
-
2015秋、お濠の外から眺めた名古屋城(2/3):天守閣、鵜の首、鵞鳥、彼岸花、名城南面
2015/09/22~
名古屋
-
2015秋、お濠の外から眺めた名古屋城(3/3):名城南面の空濠、二之丸大手二之門
2015/09/22~
名古屋
-
2015秋、浅間の冨士浅間神社:鳥居、石標、手水舎、江川橋碑、浅間稲荷社、狛犬、狛狐
2015/09/22~
名古屋
-
2015秋、圓頓寺と慶栄寺(1/19):圓頓寺(1):山門、長久山・圓頓寺の石標、長久山扁額
2015/09/26~
名古屋
-
2015秋、圓頓寺と慶栄寺(3/19):阿原山・慶栄寺:山門、聖徳皇太子御自作霊像奉安地碑
2015/09/26~
名古屋
-
2015秋、桂芳院と称名寺(6/19):大光山・桂芳院、名駅島崎地蔵尊、愚痴聞き地蔵尊
2015/09/26~
名古屋
-
2015秋、桂芳院と称名寺(7/19):専修山・称名寺、鐘楼門、石段、本堂、庫裏、石灯篭
2015/09/26~
名古屋
-
2015秋、西祐寺と高田派別院(4/19):廣瀬山・西祐寺、鐘楼門、唐風屋根の玄関、本堂
2015/09/26~
名古屋
-
2015秋、西祐寺と高田派別院(5/19):専修寺名古屋別院:円頓寺商店街、三門、手水舎
2015/09/26~
名古屋
-
2015秋、妙円寺と崇徳寺(8/19):日蓮宗・妙円寺:三色の幟、柱状節理の奇石、地蔵尊
2015/09/26~
名古屋
-
2015秋、妙円寺と崇徳寺(9/19):万松山・崇徳寺:崇徳寺石標、延命地蔵尊、本堂
2015/09/26~
名古屋
-
2015秋、菊井の金刀毘羅神社:鳥居、鎮守の杜、参道、手水舎、舞殿、本殿、狛犬、稲荷社
2015/09/26~
名古屋
-
2015秋、幅下の隅田神社:小路入口の鳥居、水盤、狛犬、石造の鶏の置物、石灯篭、拝殿
2015/09/26~
名古屋
-
2015秋、圓頓寺と慶栄寺(2/19):圓頓寺(2):境内の庭石、金木犀、山門、秀吉像、信長像
2015/09/26~
名古屋
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2015年、尾張の寺社巡り(その3)
0
14