にわかツアコン奮闘記　２０１６　今年は北海道道南グルメツアーだ！　大沼公園～昭和新山～登別編

2016/10/18 - 2016/10/20

今年もお客様をお連れしての２泊３日の団体旅行の責任者として、北海道道南に行ってきました。

7年前より、旅の企画立案を私が行うことになり、旅行先の候補を５,６ヶ所ピックアップして、それを大手旅行代理店数社に企画を依頼し、お客様二百数十名の代表者からなる、幹事会でプレゼンし行先を決定しています。

過去１４回の旅行で北は北海道から南は沖縄まで、日本列島を縦断して、昨年は初めての海外で身近なお隣の国、台湾へ行きました。

でも、参加者の年齢層が高いせいか、海外は敬遠され、３０名を切った参加者になってしまい、今年は再び国内の、毎年行きたい先リクエストの上位を占める北海道のグルメツアーとなりました。

今年も自分が行きたかった九州の軍艦島、長崎の旅を一押しでプレゼンしたにも関わらず、決まった先はなぜか北海道の道南。

北海道となると、道南も、道央も、道東もどこにいっても定番の観光コース。

そうなると宿と食事のこだわりだけ。
北海道旬のグルメを味わっていただくことを前面に打ち出した旅行でしたが、宿も食事もまずまずでした。

今回も企画立案から事前準備、旅行同行責任者、司会、カメラマンと超多忙ながらもしっかり旅を楽しんできました。

エリア 大沼・駒ケ岳(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 団体旅行
• 利用旅行会社: JTB

函館を後にして次に向かったのは、北海道の大自然リゾート・大沼国定公園

ちょうど紅葉が見ごろでした

道南の名峰『駒ヶ岳』のビューポイント

北海道の紅葉は関東エリアの紅葉よりも、確実に１か月以上早いですね。

いい感じに染まったもみじ
天気が良くてきれいな紅葉が見れてお客様も満足している様子。

ハロウィンを控えて地元の農協の組合員さんたちがカボチャをくり抜いたランプの準備が進んでいました。

そして２日目のランチは大沼プリンスホテルに移動して名物のうにカレー
これは正直言って微妙な味。
これだけたくさんうにを入れるのなら、カレーとは別に生うにだけ出してくれたらもっとおいしく食べられるのに・・・
お客様の感想も似たようなものでした。
これにサラダが付いて２７００円は高い。
コーヒーも追加して３０００円超えたらボッタくり

お腹が満足したところで次に向かったのは昭和新山
こちらの山は名前の通り昭和１８年から終戦の年にかけて、わずか２年余りの間に１０数回の火山爆発によって畑が隆起してできた新しい山なんです。

昭和新山の向かいにあるのは有珠山
ここはロープウェイで山頂まで登ることができます。
向こうに見えるのは洞爺湖

この有珠山は、1663年に数千年ぶりに噴火して以来、20数年～50年程の間隔で噴火を繰り返しているそうです。

高さはそれほどでもなく標高737m
それでも活火山なんですね。

直径１．８キロの外輪山

山頂からの眺望
うっすらシルエットの見える山は？？？

洞爺湖の向こう側に見えるのは蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山

２日目の観光はこれで終了し今宵の宿のある登別温泉へ移動

２日目の宿はこちらの登別グランドホテル

ロビーはハロウィンモード

今上天皇も宿泊したホテルということで期待できそうです。

でも、宴会の夕食の御膳は昨日のホテルと比べると格段に落ちている感じ。
味もそれなりでした。
２日目の宴会は恒例のビンゴゲーム大会もあって大いに賑わいました。
この後の２次会も昨日と違って時間もたっぷりだったので大勢の参加者で盛り上がりました。

３次会はラーメン
激からの赤鬼ラーメン
味は・・・
まあ、ホテルのラーメンなのでこんなもんなんでしょうね

最終日の３日目の予報は雨
朝起きると今にも降り出しそうな空模様

そんな中、恒例の朝の散歩は地獄谷まで

ホテルから１０分ほど歩くと地獄谷へ
紅葉きれいです

この後雨の予報ですが、雨の散策はちょっとつらいので何とかお天気持ってもらいたいもの

ホテルに戻って朝食
いつものようにお客様達が朝食会場に来るのを確認してから朝食開始
昨日の宴会料理は全然ダメでしたが、朝食は品数も豊富で夕食よりも全然おいしく
いただきました。

食事中はずっと雨が降っていましたが、出発の頃には雨も小降りに
地獄谷についた時には止んでして何とか散策できました。

この後高速に乗って鵡川町へと移動です。
高速の入口で赤鬼がお見送り

鵡川町の目的はこちら
これシシャモです。

今回の旅で初めて知ったのですが、われわれがスーパーで買ったり、居酒屋で食べているシシャモはカラフトシシャモと言って本当のシシャモではなかったんです。
国産の本当のシシャモは高級品で、北海道でも鵡川町周辺で１０月、１１月しか取れないようで今が正のその旬の時期

その旬なシシャモが買えるのが鵡川町にあるカネダイ大野商店
ここではシシャモのにぎり寿司も食べることができます。
脂がのって美味でした。
６貫で１０００円

シシャモは先ほど入口の簾にあっているものの中から、自分で選んで購入したりその場で焼いて食べることができます。
いつも食べているシシャモと違って本物はうまい
シシャモといえば卵の入っているメスの方が貴重なのかと思ったら、オスのほうが人気があるよう。
ちなみにこのシシャモ１尾なんと２４０円
一串１０尾付いていて２４００円
高級魚ですね。

最終日のランチは千歳市にある『大地の恵み』

この日のランチはちょっと贅沢に炭炙焼き盛り合わせの極コース
このコースにはＡ５等級の黒毛国産和牛とタラバガニもつきます

まずはホタテと北寄貝
どちらも美味い

旬の地元産の野菜も美味い
アルミオイルの中身はイカの漁師焼き

個人的に一番おいしかったのはこちらの鯖の燻製

焼きタラバ　贅沢だなあ・・・

最後に登場したのがＡ５等級の黒毛和牛をメインにした肉盛り合わせ

どれも美味しくいただいて大満足

蟹爪　身がたっぷりついていて贅沢

最後の観光は牧場でチーズ作り体験

なんか家庭科の実習のようでお客様たちの受けも思いのほかよく、みなさん楽しんでいました。

３日間の行程もこれで終了し千歳の空港で最後の買い物を楽しんだ一行は無事羽田に到着。
最後に会社に向かう車中で配ったのはこちらの空弁
てんむすとカツサンドのセット
車中旅の感想をお聞きすると皆さん満足いただけたようで、特にトラブルもなく無事終了できて旅行の責任者としてはホッとしました。