にわかツアコン奮闘記　京都駅到着～宇治平等院　編

2008/10/21 - 2008/10/21

京都・奈良の世界遺産を訪ねる団体旅行のお世話役の添乗員として、2泊3日の旅に出かけました。と言っても私、旅行社の社員ではありません。私の勤務する会社が、毎年秋に企画するお客様との親睦旅行。例年見送るだけだったのですが、今年はにわかツアコンとしてお客様に同行することになりました。総勢62名、KNツーリストから添乗員2名を加えた団体旅行で、参加者の平均年齢は60歳を少し越えたところ。この団体で新横浜から新幹線に乗って、京都へ到着後は2台のバスに分乗し京都・奈良の世界遺産をまわる行程。日頃よりお世話になっているお客様への感謝の気持ちをこめて、会社を代表してツアコンから研修会の講師、カメラマン、男コンパニオンまで何役もこなしながら、お客さまに旅を楽しんでいただくのが今回の私の役目。こうやって書いていると大変な役目を担っての旅でしたが、そんな中でも、しっかりと旅を満喫してきました。。
まずは、最初に訪れた宇治の平等院での奮闘ぶりから紹介していきます。

エリア 宇治(京都)

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

朝8時52分の新横浜発の新幹線が今日の乗車する列車ですが、総勢60名を越える団体旅行でしかも参加者の中心はおじいちゃん、おばあちゃん。そうなると集合時間は8時15分ですが、集まりだすのは多分その30分以上前。そんなことを予測してスタッフの集合時間は7時30分に。気合を入れすぎて早く着きすぎてしまい、スタバでモーニングコーヒーを。予想通り集合時間の40分以上前から参加者が集まりだしました。まずは受付で今日の乗車バスと部屋割を配布。停車時間の短い新横浜の駅からの乗車ですから、まずは全員確実の新幹線に乗せることが今日の一番の課題です。無事全員を乗せ終えたスタッフは到着までの2時間は今回の旅でも、唯一気の抜ける時間でした。11時過ぎに京都駅に到着。そこから2台のバスに分乗し一路宇治の平等院に向いました。

３０分程で宇治の平等院に到着。これが10円硬貨でおなじみの宇治平等院鳳凰堂です。

ここ数年京都へは何度も訪れていますが、宇治の平等院へ来たのは初めて。

平等院鳳凰堂は平安時代後期、天喜元年（1053）に、時の関白藤原頼通によって平等院に建立された阿弥陀堂です。

華やかな藤原摂関時代を偲ぶことのできる唯一の遺構として、貴重な建築で、池の中島浮かぶその優雅な姿はなかなかのものでした。

ここでカメラマンの仕事が始まりました。定番のこの場所で次から次に手際よく記念撮影を。

一通りの記念写真の撮影を終え、しばらくの間プライベート写真の撮影タイム

お客様たちは鳳凰館の中を見学中なので、少しの間息抜きを

鳳凰堂の中も別料金を払えば見れるようですが、残念ながら今日は時間がないため、外側からだけの見学でした。

荷物になるため、愛用のキャノン４０Dは家に置いてきたため、今日のカメラはコンパクトなオリンパスE-420です。

それにしても見学時間が30分足らずしか取れないと、あわただしいですね。

鳳凰堂はもっと大きな建物をイメージしていたのですが意外にこじんまりしてますね。

コンクリート打ち放しの鳳凰堂の展示エリアは撮影禁止でした。この場所なかなかいい感じですね。ホントはここも撮影禁止だったようです。

宇治ではもう一つの世界遺産、宇治上神社にも行く予定でしたが、昼食の時間を優先して予定変更でスルー。

この赤い鐘楼、ちょっと風情がないですね。おっとそろそろ集合時間バスに急がねば。

この旅行記へのコメント （2）

• 横浜臨海公園さん 2008/10/26 15:59:28

  年配者のお供

  ぬいぬいさま、こんにちは。
  
  
  宇治平等院の旅行記を拝見させて頂きました。
  
  小生も３０年近く前にコンダクターとして国内外を廻った際に、年配者の扱いだけは神経をすり減らしました。
  要求する事が事細かく我を張る為に団体内でのトラブルがつき物でした。
  
  ぬいぬいさまは大丈夫でしたか？
  
  
  
  横浜臨海公園

  ぬいぬいさん からの返信 2008/10/26 22:58:32

  RE: 年配者のお供

  横浜臨海公園さん　こんばんは
  
  いやあ〜　疲れました。
  朝起きてから、2次会のが終わって寝るまで2日間疲れました。
  特に気を使ったのが、新幹線の乗降。帰りの京都駅を乗る際が一番大変でした。
  なんせ、3日間の旅で疲れのたまったお客さまと、お土産でパンパンに膨れ上がった荷物だけでも乗せるのに大変なのに、60人分の弁当と飲み物、お土産の丹波栗の積み込みこれを数分で8人でやるのは大変な労力でした。
  いつもは旅先で欠かせない日課の早朝の朝の散歩も、天気が悪かったこと、宿の周りに何もなかったこともありましたが、今回は目が覚めるのが2日目は6時30分、3日目にいたっては7時過ぎ、家に帰った日は10時過ぎには寝てしまいました。
  ホント疲れました。
  でも、思っていた以上に愉しむことができました。