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2泊3日の京都・奈良の世界遺産を巡る旅も最後の章に突入です。<br />雨も上がって、もう降られる心配はなさそうです。京都の滞在時間もあと3時間余り。最後の目的地龍安寺と金閣寺を見学した後、京都の老舗和菓子屋さんでの買い物と京都駅の買い物を終えれば今回の旅の日程も終了です。最後に心配なのが帰りの新幹線の乗降。参加者へのお土産として会社が用意したのが丹波栗 これって50数名分まとまるとすごい重いんです。それに帰りの新幹線の中で食べる弁当も京都駅で受け取り。お客様たちの荷物もお土産で膨らんだ状態。これで短時間の乗降結構大変です。でも、なんとか無事新横浜まで戻りお客様の満足した笑顔を見て解散。にわかツアコンの役目も無事完了しました。いや~疲れました。

にわかツアコン奮闘記~龍安寺・金閣寺最終編~

12いいね!

2008/10/23 - 2008/10/23

19927位(同エリア43926件中)

旅行記グループ にわかツアコンシリーズ1

4

38

ぬいぬい

ぬいぬいさん

2泊3日の京都・奈良の世界遺産を巡る旅も最後の章に突入です。
雨も上がって、もう降られる心配はなさそうです。京都の滞在時間もあと3時間余り。最後の目的地龍安寺と金閣寺を見学した後、京都の老舗和菓子屋さんでの買い物と京都駅の買い物を終えれば今回の旅の日程も終了です。最後に心配なのが帰りの新幹線の乗降。参加者へのお土産として会社が用意したのが丹波栗 これって50数名分まとまるとすごい重いんです。それに帰りの新幹線の中で食べる弁当も京都駅で受け取り。お客様たちの荷物もお土産で膨らんだ状態。これで短時間の乗降結構大変です。でも、なんとか無事新横浜まで戻りお客様の満足した笑顔を見て解散。にわかツアコンの役目も無事完了しました。いや~疲れました。

同行者
その他
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
観光バス 新幹線 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • 京都・奈良の世界遺産を巡る旅もあと2ヶ所を残すのみとなりました。嵐山からバスに乗って石庭でおなじみの龍安寺へと向いました。

    京都・奈良の世界遺産を巡る旅もあと2ヶ所を残すのみとなりました。嵐山からバスに乗って石庭でおなじみの龍安寺へと向いました。

  • 龍安寺に訪れたのは大坂万博の年以来ですから、なんと38年ぶりになります。

    龍安寺に訪れたのは大坂万博の年以来ですから、なんと38年ぶりになります。

  • 小学6年生の時の記憶、まだかすかにあります。白砂を敷き詰め、帚目を付けた庭に、15個の石を5か所に点在させただけの石庭。これが何を意味するのか全くわかりませんでしたが、今も良くわからないということは、38年間全く進歩していないのか・・・?

    小学6年生の時の記憶、まだかすかにあります。白砂を敷き詰め、帚目を付けた庭に、15個の石を5か所に点在させただけの石庭。これが何を意味するのか全くわかりませんでしたが、今も良くわからないということは、38年間全く進歩していないのか・・・?

  • 庭に配された15個の石は、どこから眺めても、必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されているといいます。

    庭に配された15個の石は、どこから眺めても、必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されているといいます。

  • いろんな角度から眺めて数えて見ましたが、確かに14は見えるのですが、全部はわからない。

    いろんな角度から眺めて数えて見ましたが、確かに14は見えるのですが、全部はわからない。

  • でも、方丈の間の中心からは15個すべて見えるという説もあるようで試して見ましたが、やっぱり見えませんでした。

    でも、方丈の間の中心からは15個すべて見えるという説もあるようで試して見ましたが、やっぱり見えませんでした。

  • こちらは3つ

    こちらは3つ

  • 石庭もさることながら、ここは苔もなかなかのものです。

    石庭もさることながら、ここは苔もなかなかのものです。

  • そしてここは2つ。15個の石を5・2・3・2・3に配置していて、虎が子を連れて渡っているように見えることから、虎の子渡しの庭と呼ばれています。<br />

    そしてここは2つ。15個の石を5・2・3・2・3に配置していて、虎が子を連れて渡っているように見えることから、虎の子渡しの庭と呼ばれています。

  • この枯山水を理解できないのは、まだまだ修行が足りないのかも。

    この枯山水を理解できないのは、まだまだ修行が足りないのかも。

  • 見事な苔の絨毯です

    見事な苔の絨毯です

  • 裏側にあった知足の蹲踞。「吾唯足知」の4字が刻まれてい増すが、写真では良くわからないですね。これは複製で本物は公開していないそうです。本ものは徳川光圀の寄進によるものとか。

    裏側にあった知足の蹲踞。「吾唯足知」の4字が刻まれてい増すが、写真では良くわからないですね。これは複製で本物は公開していないそうです。本ものは徳川光圀の寄進によるものとか。

  • この廊下の突き当たりの正面に先ほどの蹲があります。

    この廊下の突き当たりの正面に先ほどの蹲があります。

  • ミニチュア版のこれなら15個すべて見えるんだけどね。

    ミニチュア版のこれなら15個すべて見えるんだけどね。

  • 龍安寺といえば石庭のイメージが定着していますが、石庭のあるこの方丈も重要文化財に指定されていて、現在の方丈は塔頭西源院の、本堂を、寛政の火災後に移築したもので、大規模な禅寺方丈の典型として貴重な遺構だそうです。

    龍安寺といえば石庭のイメージが定着していますが、石庭のあるこの方丈も重要文化財に指定されていて、現在の方丈は塔頭西源院の、本堂を、寛政の火災後に移築したもので、大規模な禅寺方丈の典型として貴重な遺構だそうです。

  • 石庭のある方丈の柿葺きの屋根は、老朽化と風雨による破損にともない、31年ぶりに葺き替えられるそうです。工期は約1年間で、来年1月5日〜2月5日の1カ月間は拝観停止で石庭も見ることができないそうです。<br />

    石庭のある方丈の柿葺きの屋根は、老朽化と風雨による破損にともない、31年ぶりに葺き替えられるそうです。工期は約1年間で、来年1月5日〜2月5日の1カ月間は拝観停止で石庭も見ることができないそうです。

  • 境地池の周りはこんな苔むした庭園が続きます。

    境地池の周りはこんな苔むした庭園が続きます。

  • 平安時代の庭園の名残をとどめた鏡容池

    平安時代の庭園の名残をとどめた鏡容池

  • これだけの睡蓮の浮いた池なので、夏の開花時期は見事なんでしょうね。

    これだけの睡蓮の浮いた池なので、夏の開花時期は見事なんでしょうね。

  • あと3週間もすると池の周りの木々も赤く染まってくると池に写る姿も変わって全く別な姿を見せるのでしょうね。そんな時期にまた訪れてみたい場所です。

    あと3週間もすると池の周りの木々も赤く染まってくると池に写る姿も変わって全く別な姿を見せるのでしょうね。そんな時期にまた訪れてみたい場所です。

  • 世界遺産最後の見学は、定番の金閣寺。入口手前に根元が苔むした巨木発見。

    世界遺産最後の見学は、定番の金閣寺。入口手前に根元が苔むした巨木発見。

  • この木、櫟樫(イチイガシ)は京都指定天然記念物とされている巨木で、樹齢700年だそうです。イチイと呼ばれているのは願掛けも含まれていて、出世を願い植えられたもので、縁起の良い木だそうです。

    この木、櫟樫(イチイガシ)は京都指定天然記念物とされている巨木で、樹齢700年だそうです。イチイと呼ばれているのは願掛けも含まれていて、出世を願い植えられたもので、縁起の良い木だそうです。

  • あれっ 根元にはもみじの葉っぱが出ています。

    あれっ 根元にはもみじの葉っぱが出ています。

  • 鏡湖池越しの金閣寺 記念撮影の定番スポットですね。ここでしばしカメラマンの仕事、お客様たちを順番に記念撮影。ここの場所を確保するの大変でした。

    鏡湖池越しの金閣寺 記念撮影の定番スポットですね。ここでしばしカメラマンの仕事、お客様たちを順番に記念撮影。ここの場所を確保するの大変でした。

  • こんな感じで人があふれ、写真を撮っていてもお構いなしに目の前を通っていく人・人・人 アジア圏の外国人最近特に増えたようです。

    こんな感じで人があふれ、写真を撮っていてもお構いなしに目の前を通っていく人・人・人 アジア圏の外国人最近特に増えたようです。

  • 天気があまり良くないので、水面に鮮やかに写る金閣寺を見ることはできませんでした。

    天気があまり良くないので、水面に鮮やかに写る金閣寺を見ることはできませんでした。

  • こけら葺きの屋根の上には、金色の鳳凰が飾られています。<br />

    こけら葺きの屋根の上には、金色の鳳凰が飾られています。

  • この舎利殿の二層と三層は、漆の上から純金の箔を貼って、屋根は椹の薄い板を何枚も重ねた柿葺(こけらぶき)で、建築様式も一層は寝殿造で法水院、二層は武家造で潮音洞、三層は、中国風の禅宗仏殿造で究竟頂とよばれる三つの様式を見事に調和させた室町時代の代表的な建物となっています。<br />

    この舎利殿の二層と三層は、漆の上から純金の箔を貼って、屋根は椹の薄い板を何枚も重ねた柿葺(こけらぶき)で、建築様式も一層は寝殿造で法水院、二層は武家造で潮音洞、三層は、中国風の禅宗仏殿造で究竟頂とよばれる三つの様式を見事に調和させた室町時代の代表的な建物となっています。

  • 金閣寺でキティのお守り発見。そういう時代なんですかね。修学旅行の中高生にはうけそうですが、ご利益なさそう。

    金閣寺でキティのお守り発見。そういう時代なんですかね。修学旅行の中高生にはうけそうですが、ご利益なさそう。

  • 遅くなりましたが、ここで金閣寺について少しだけ解説を。<br />金閣寺は通称で、正式には北山鹿苑寺といいます。<br />世界遺産に指定されているキンピカの舎利殿は、戦前から国宝に指定されていましたが、1950年(昭和25年)、学僧・林承賢の放火により炎上し、昭和30年に再建された新しい建物なんです。この放火事件は三島由紀夫の小説『金閣寺』、水上勉の小説『五番町夕霧楼』・『金閣炎上』と小説にもなっています。

    遅くなりましたが、ここで金閣寺について少しだけ解説を。
    金閣寺は通称で、正式には北山鹿苑寺といいます。
    世界遺産に指定されているキンピカの舎利殿は、戦前から国宝に指定されていましたが、1950年(昭和25年)、学僧・林承賢の放火により炎上し、昭和30年に再建された新しい建物なんです。この放火事件は三島由紀夫の小説『金閣寺』、水上勉の小説『五番町夕霧楼』・『金閣炎上』と小説にもなっています。

  • 夕佳亭<br />寄棟造り茅葺の茶室で、三畳敷の席に勝手と土間からなる主屋に、切妻造り柿葺で二畳敷の鳳棲楼と呼ばれる上段の間が連なっています。最初の建物は明治初年に焼失し、これは1874年(明治7年)に再建されたものだそうです。

    夕佳亭
    寄棟造り茅葺の茶室で、三畳敷の席に勝手と土間からなる主屋に、切妻造り柿葺で二畳敷の鳳棲楼と呼ばれる上段の間が連なっています。最初の建物は明治初年に焼失し、これは1874年(明治7年)に再建されたものだそうです。

  • 苔むした屋根に草が生えていい感じ。

    苔むした屋根に草が生えていい感じ。

  • 京都らしいお土産をということでバス会社お勧めの、今出川通りにある「鶴屋吉信」に連れて行ってもらいました。

    京都らしいお土産をということでバス会社お勧めの、今出川通りにある「鶴屋吉信」に連れて行ってもらいました。

  • ここは江戸時代の享和三年(1803)創業の和菓子の老舗。でもこの手の有名店、東京のデパートにもしっかり入っていて特に珍しいものではないのですが・・・。高島屋にも確か入っていたはずですが・・・。

    ここは江戸時代の享和三年(1803)創業の和菓子の老舗。でもこの手の有名店、東京のデパートにもしっかり入っていて特に珍しいものではないのですが・・・。高島屋にも確か入っていたはずですが・・・。

  • それでもお客様たちの購買意欲は高く、結構売り上げ協力してしまいました。ある初参加のお客様から、我々スタッフの一人ひとりにお世話になったお礼だということでこちらの和菓子をいただきました。<br />このお気遣いすごくうれしくて、われわれもお世話した甲斐がありました。<br />こうして2泊3日の京都・奈良の世界遺産を尋ねる団体旅行無事エンディングを迎えることができました。<br />心配していた京都駅での荷物の詰め込みと全員のお客様の乗車を確認してお土産と集合写真、お弁当を配ってようやく業務終了で、新横浜にも着くまでのわずかな時間で飲んだ缶ビールうまかった。<br />新横浜駅に到着して無事に2泊3日の旅を終えることができました。解散の際に、お客様たちが笑顔に、満足感を見つけることができなによりでした。<br />今回7回目にして初参加でしたが、いろいろ気遣いも多かったですが、旅好きの私、こんな仕事なら毎年OKですね。<br />全部で7編にわたる長い旅行記にお付き合いいただいた皆様ありがとうございました。

    それでもお客様たちの購買意欲は高く、結構売り上げ協力してしまいました。ある初参加のお客様から、我々スタッフの一人ひとりにお世話になったお礼だということでこちらの和菓子をいただきました。
    このお気遣いすごくうれしくて、われわれもお世話した甲斐がありました。
    こうして2泊3日の京都・奈良の世界遺産を尋ねる団体旅行無事エンディングを迎えることができました。
    心配していた京都駅での荷物の詰め込みと全員のお客様の乗車を確認してお土産と集合写真、お弁当を配ってようやく業務終了で、新横浜にも着くまでのわずかな時間で飲んだ缶ビールうまかった。
    新横浜駅に到着して無事に2泊3日の旅を終えることができました。解散の際に、お客様たちが笑顔に、満足感を見つけることができなによりでした。
    今回7回目にして初参加でしたが、いろいろ気遣いも多かったですが、旅好きの私、こんな仕事なら毎年OKですね。
    全部で7編にわたる長い旅行記にお付き合いいただいた皆様ありがとうございました。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • Noririnさん 2008/11/09 23:31:33
    京都&奈良は見所が多いですね
    ぬいぬいさん こんばんは。
    昨日は有難うございました。

    総勢62名のツアコンお疲れ様でした。
    この時期の京都&奈良も良いですね。

    苔フェチだったんですね・・・一緒です!
    石灯篭とか石庭が大好きなんです♪
    もう兄さんって呼ばせて下さい(爆)

    保津川くだりの居酒屋舟いいなぁ。
    景色を見ながら宴会したいですもんね。
    舟に化粧室が無いのが難ですが(笑)

    また飲み会やりましょうね!
    男前なNoririn

    ぬいぬい

    ぬいぬいさん からの返信 2008/11/10 00:11:01
    紅葉には3週間早かったようです
    Noririnさん こんばんは


    そうなんです。苔フェチなんです。
    苔むした光景を見ると思わずシャッターを切ってしまう。
    どこに行ってもこれはもう条件反射の世界ですね。

    ところで、人気トラベラーの皆さんたちの豪快さに圧倒されっぱなしでしたがすごっく楽しかったのでまた飲みましょうね。
    いつでも声をかけてくださいね。
  • あんみつ姫さん 2008/11/08 12:53:58
    ぬいぬいさん、おつかれさまでした〜!
    ぬいぬいさん、こんにちは。

    ツアコンの大役、おつかれさまでした。
    奈良、京都の寄り抜きコース。
    お客さまは、とてもご満足されたようす。
    鶴屋吉信でのお買い物の多さで、それが感じ取れます。
    いい旅行の時は、ついつい財布の紐が緩みますもの。

    竜安寺といえば、石庭と池。
    石庭に気を取られ、建物の中は見た記憶がありませんでした。
    春に行った時、4月中旬。
    その、苔の庭に桜が満開だったのがよかったことを思い出しました。

    ぬいぬい

    ぬいぬいさん からの返信 2008/11/09 15:55:49
    RE: ぬいぬいさん、おつかれさまでした〜!
    あんみつさん こんにちは

    慣れないツアコン、忙しく飛び回り結構気を使って大変でしたが、根っからの旅行好きの私、そんな忙しさの中でも、旅を愉しんできました。
    実は私、京都大好き人間でこの1年で5回京都を訪れています。
    でも、お寺や神社仏閣よりも、いつもの近代建築めぐりが主体で、ついでにお寺めぐり、そんなわけで回数行っている割に、まだ世界遺産に登録されている17の神社仏閣のうちまだ8つしか見ていないんです。
    次に行く時は京都の世界遺産めぐり完結編アップします。

ぬいぬいさんのトラベラーページ

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