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期限切れ間近の招待券を数種類いただき、全部は行き切れないから(今月4回も土曜日出勤だし)、どれ行こう?って迷った結果、終わりが早い順に行くしかないと、この日は藝大美術館へ足を運んでみました。<br />10時開館ですから、ウチを出るのは9時半過ぎで十分、てかホント歩いて10分って近さにPHOの自宅が在ります。<br />それでもいつも門の前は通ってるけど、中へ入った記憶は有りません。<br />例によってランチはウチの年寄りと一緒なので、午前中いっぱいゆっくり見て廻ろうと思います。<br /><br />芸大美術館で開催中の「驚きの明治工藝」展。詳しくはこちらから<br />http://www.asahi.com/event/odorokimeiji/<br /><br /><br />驚きの明治工藝、ひとつ前の旅行記はこちらです。<br />http://4travel.jp/travelogue/11183184

ご招待券で芸術の秋♪東京藝大で180分 <驚きの明治工藝・自在置物&根付~構内散策>

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2016/10/23 - 2016/10/23

742位(同エリア4231件中)

旅行記グループ 0円 ご近所散歩♪

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PHOPHOCHANG

PHOPHOCHANGさん

期限切れ間近の招待券を数種類いただき、全部は行き切れないから(今月4回も土曜日出勤だし)、どれ行こう?って迷った結果、終わりが早い順に行くしかないと、この日は藝大美術館へ足を運んでみました。
10時開館ですから、ウチを出るのは9時半過ぎで十分、てかホント歩いて10分って近さにPHOの自宅が在ります。
それでもいつも門の前は通ってるけど、中へ入った記憶は有りません。
例によってランチはウチの年寄りと一緒なので、午前中いっぱいゆっくり見て廻ろうと思います。

芸大美術館で開催中の「驚きの明治工藝」展。詳しくはこちらから
http://www.asahi.com/event/odorokimeiji/


驚きの明治工藝、ひとつ前の旅行記はこちらです。
http://4travel.jp/travelogue/11183184

旅行の満足度
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
徒歩

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  • 自在龍 by 宗義(明治~昭和)

    自在龍 by 宗義(明治~昭和)

  • 自在蛇 by 明珍宗春(江戸)

    自在蛇 by 明珍宗春(江戸)

  • 這って近付いて来るように見えました?

    這って近付いて来るように見えました?

  • 自在蛇 by 宗義<br /><br />宗義は京都で自在置物を制作した高瀬好山工房の職人で、本名田中唯吉。龍、蛇、鯱、伊勢海老、昆虫など自在置物の作者としては最も多くの作品を残しました。明治から昭和初期の自在置物の名工と言える芸術家です

    自在蛇 by 宗義

    宗義は京都で自在置物を制作した高瀬好山工房の職人で、本名田中唯吉。龍、蛇、鯱、伊勢海老、昆虫など自在置物の作者としては最も多くの作品を残しました。明治から昭和初期の自在置物の名工と言える芸術家です

  • 自在烏 by 明珍宗春(江戸)

    自在烏 by 明珍宗春(江戸)

  • 自在鯉 by 明珍吉久<br /><br />吉久は明珍系の甲冑師として幕末まで代を重ねており、自在置物は鯉が最も多いそうです。福井松平家の抱工でもありました

    自在鯉 by 明珍吉久

    吉久は明珍系の甲冑師として幕末まで代を重ねており、自在置物は鯉が最も多いそうです。福井松平家の抱工でもありました

  • 自在鯉 by 宗一(明治)<br /><br />宗一は石川県羽咋郡の出身で、本名冨木伊助。その子宗頼が天保6年生まれなので、江戸末期から自在置物の制作を行っていたと考えらえます。宗一の銘の作品はこの鯉の他、カタールのアルターニコレクションに鯉などが有り、珍しい作として自在の骸骨が近年発見されました。<br />冨木家は現在に至るまで、代々自在置物を制作しています

    自在鯉 by 宗一(明治)

    宗一は石川県羽咋郡の出身で、本名冨木伊助。その子宗頼が天保6年生まれなので、江戸末期から自在置物の制作を行っていたと考えらえます。宗一の銘の作品はこの鯉の他、カタールのアルターニコレクションに鯉などが有り、珍しい作として自在の骸骨が近年発見されました。
    冨木家は現在に至るまで、代々自在置物を制作しています

  • 好みにもよりますが、リアルなのはこっちだよね。ちょっと胸鰭が大きいとは思うけど

    好みにもよりますが、リアルなのはこっちだよね。ちょっと胸鰭が大きいとは思うけど

  • 自在伊勢海老 by 守由(明治)

    自在伊勢海老 by 守由(明治)

  • 自在蟹 (江戸)

    自在蟹 (江戸)

  • 自在龍釣舟花生 by 宗義(明治~昭和)

    自在龍釣舟花生 by 宗義(明治~昭和)

  • 瓦上の雀置物 by 好山<br /><br />高瀬好山は明治2(1869)年、石川県金沢市に生まれ、16年に神戸の貿易商池田清助の輸出品製造陶器部に勤務し、20年に京都に支店が設立されると、そこの金工部に映りました。ここで冨木伊助(宗頼)に金工の技術を学びました。26年に独立し、同じ京都で金工品の制作、国内外での販売を手がけました。<br />好山銘の自在置物が有りますが、工房の経営者であり、実際の制作は冨木一門の宗義(田中唯吉)と言われています

    瓦上の雀置物 by 好山

    高瀬好山は明治2(1869)年、石川県金沢市に生まれ、16年に神戸の貿易商池田清助の輸出品製造陶器部に勤務し、20年に京都に支店が設立されると、そこの金工部に映りました。ここで冨木伊助(宗頼)に金工の技術を学びました。26年に独立し、同じ京都で金工品の制作、国内外での販売を手がけました。
    好山銘の自在置物が有りますが、工房の経営者であり、実際の制作は冨木一門の宗義(田中唯吉)と言われています

  • 鳳凰 by 好山(明治~昭和)

    鳳凰 by 好山(明治~昭和)

  • 鳳凰下絵図 by 好山(明治~昭和);特別出品冨木宗行蔵

    鳳凰下絵図 by 好山(明治~昭和);特別出品冨木宗行蔵

  • 蜆根付 by 平井汲哉(明治~昭和)

    蜆根付 by 平井汲哉(明治~昭和)

  • 根付 by 森田藻己(明治~昭和)<br /><br />左から、栗・桃・茶の実

    根付 by 森田藻己(明治~昭和)

    左から、栗・桃・茶の実

  • 自在カマキリ by 好山(明治~昭和)

    自在カマキリ by 好山(明治~昭和)

  • 自在鯱(江戸)

    自在鯱(江戸)

  • 自在龍(江戸)

    自在龍(江戸)

  • 自在鷹 by 板尾新次郎(明治)

    自在鷹 by 板尾新次郎(明治)

  • 狸置物 by 大島如雲(明治~昭和)

    狸置物 by 大島如雲(明治~昭和)

  • 鷺(明治~昭和)

    鷺(明治~昭和)

  • 髑髏に蛇 by 亮之<br /><br />泉亮之は天保9(1838)年近江に生まれ、幼名は豊次郎と言いました。生家は農業や商いを営んでいましたが、後に家業を捨て彫刻に専念しました。明治26(1893)年シカゴの万国博覧会に出品した作品は好評を博し、賞牌を受けました

    髑髏に蛇 by 亮之

    泉亮之は天保9(1838)年近江に生まれ、幼名は豊次郎と言いました。生家は農業や商いを営んでいましたが、後に家業を捨て彫刻に専念しました。明治26(1893)年シカゴの万国博覧会に出品した作品は好評を博し、賞牌を受けました

  • 鮎に芦図菓子器 by 池田泰真<br /><br />泰真は文政8(1825)年、江戸赤坂に生まれ、通称久三郎と言い、天保8(1835)年に柴田是真に入門し、蒔絵と絵画を学び、安政6(1859)年に独立し、薬研堀派と称される一派を成します。内外の博覧会で受賞を重ね、審査員も勤めました

    鮎に芦図菓子器 by 池田泰真

    泰真は文政8(1825)年、江戸赤坂に生まれ、通称久三郎と言い、天保8(1835)年に柴田是真に入門し、蒔絵と絵画を学び、安政6(1859)年に独立し、薬研堀派と称される一派を成します。内外の博覧会で受賞を重ね、審査員も勤めました

  • 群鷺蒔絵印籠 by 川之辺一朝<br /><br />天保元(1831)年、江戸浅草永町で生まれ、通称源次郎。12歳の頃から幸阿弥派の蒔絵御用絵師武井藤助に師事。嘉永3(1850)年に独立し、平右衛門と改名し、一朝と号します。将軍家御殿の蒔絵方として和宮や天璋院篤姫の調度制作も担当しました。内外の博覧会でも活躍し、宮内省にも従事。代表作は明治天皇御下命三大制作の菊蒔絵螺鈿棚

    群鷺蒔絵印籠 by 川之辺一朝

    天保元(1831)年、江戸浅草永町で生まれ、通称源次郎。12歳の頃から幸阿弥派の蒔絵御用絵師武井藤助に師事。嘉永3(1850)年に独立し、平右衛門と改名し、一朝と号します。将軍家御殿の蒔絵方として和宮や天璋院篤姫の調度制作も担当しました。内外の博覧会でも活躍し、宮内省にも従事。代表作は明治天皇御下命三大制作の菊蒔絵螺鈿棚

  • 邯鄲の夢根付(明治~大正)

    邯鄲の夢根付(明治~大正)

  • 邯鄲の夢とは、人の世の栄枯盛衰は、儚いものである事の例えです。<br />「邯鄲」とは、中国の戦国時代の趙の都市の事で、そこに住む盧生という貧しい若者が、呂翁という道士から不思議な枕を借りて一眠りした時に、紆余曲折を経て立身出世を極めるという体験をしました。しかし、それは実際には店の主人が炊いていた黄梁もまだ煮え切らないような、ごく短い間の夢にすぎなかったという伝説に基づいています

    邯鄲の夢とは、人の世の栄枯盛衰は、儚いものである事の例えです。
    「邯鄲」とは、中国の戦国時代の趙の都市の事で、そこに住む盧生という貧しい若者が、呂翁という道士から不思議な枕を借りて一眠りした時に、紆余曲折を経て立身出世を極めるという体験をしました。しかし、それは実際には店の主人が炊いていた黄梁もまだ煮え切らないような、ごく短い間の夢にすぎなかったという伝説に基づいています

  • 三猿根付 by 小林盛良(明治~大正)<br /><br />どうも腕が余ってるように思えてなりません

    三猿根付 by 小林盛良(明治~大正)

    どうも腕が余ってるように思えてなりません

  • ミュージアムカフェのメニューです。ホテルオークラが入っています

    ミュージアムカフェのメニューです。ホテルオークラが入っています

  • これで展覧会は終わりです

    これで展覧会は終わりです

  • ミュージアムショップの売りは自在置物?

    ミュージアムショップの売りは自在置物?

  • 学生食堂なら興味有りかもw

    学生食堂なら興味有りかもw

  • 上から眺めたところですが、日曜日はお休み

    上から眺めたところですが、日曜日はお休み

  • 学生食堂の入口

    学生食堂の入口

  • 美術館の外へ出ました、テラスっぽくてお洒落ですね

    美術館の外へ出ました、テラスっぽくてお洒落ですね

  • 何やら古木

    何やら古木

  • オランウータンが目隠ししてるように見えて仕方有りません

    オランウータンが目隠ししてるように見えて仕方有りません

  • ちょっと周囲を歩いてみる事にしました。とは言え、迷うといけないので、美術館の傍をウロウロ。

    ちょっと周囲を歩いてみる事にしました。とは言え、迷うといけないので、美術館の傍をウロウロ。

  • ちょっと離れてみた(これで、か?)<br /><br />PHOとしては、もう少し冒険しなくちゃね

    ちょっと離れてみた(これで、か?)

    PHOとしては、もう少し冒険しなくちゃね

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