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世間では3連休の初日でした。私は前日の宇都宮での仕事の帰り道、小雨が降る天気でしたが午後の現場までの隙間時間で栃木県真岡市にある二宮尊徳資料館を訪問しました。<br />還暦間近の私のこどもの頃は、どこの小学校にも「薪を背負って読書しながら歩いている」二宮尊徳の像が立てられていたものですが、「歩きスマホ」と比べられたりして最近はずいぶんと少なくなっているようです。<br />現在の神奈川県小田原市に農民の子として生まれ、酒匂川の大洪水で田畑のほとんどが流失、両親の死去、兄弟はバラバラに親類に預けられ、それでも勉学に励んだ人物です。<br />江戸時代の生活と今のこどもの「歩きスマホ」と比較することはナンセンスでしょう。もっとも親世代の年齢の人が「歩きスマホ」をしているようでは、こどもの躾は無理ですね。<br />大東亜戦争前の方々は尋常小学校で二宮尊徳について習ったようですが、戦後はマッカサーの指令で二宮尊徳については教えなくなってしまったのだとか、まったく残念です。<br />二宮尊徳は、何となく小田原の人というイメージでしたが、後半生は栃木から茨城にかけての北関東で活躍したんですね。<br />私は自動車で二宮尊徳資料館を訪れました。北関東自動車道の真岡インターチェンジで降りると15分足らずで到着します。資料館とは道路を挟んだ反対側が桜町史跡公園になっていて、大きな駐車場とトイレがあります。<br />公共交通機関の利用の場合は、宇都宮線(東北本線)の小金井駅からタクシーで約30分、または真岡鉄道の久下田駅からタクシーで約10分となっています。<br />資料館の左奥には桜町陣屋跡、右奥には桜町二宮神社、東南方向に3分ほど歩くと連城院があります。4ヶ所回っても1時間半くらいで見学できます。

二宮尊徳資料館を訪問しました

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2016/10/08 - 2016/10/08

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旅行記グループ 茨城・栃木・群馬の旅

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FUKUJIRO

FUKUJIROさん

世間では3連休の初日でした。私は前日の宇都宮での仕事の帰り道、小雨が降る天気でしたが午後の現場までの隙間時間で栃木県真岡市にある二宮尊徳資料館を訪問しました。
還暦間近の私のこどもの頃は、どこの小学校にも「薪を背負って読書しながら歩いている」二宮尊徳の像が立てられていたものですが、「歩きスマホ」と比べられたりして最近はずいぶんと少なくなっているようです。
現在の神奈川県小田原市に農民の子として生まれ、酒匂川の大洪水で田畑のほとんどが流失、両親の死去、兄弟はバラバラに親類に預けられ、それでも勉学に励んだ人物です。
江戸時代の生活と今のこどもの「歩きスマホ」と比較することはナンセンスでしょう。もっとも親世代の年齢の人が「歩きスマホ」をしているようでは、こどもの躾は無理ですね。
大東亜戦争前の方々は尋常小学校で二宮尊徳について習ったようですが、戦後はマッカサーの指令で二宮尊徳については教えなくなってしまったのだとか、まったく残念です。
二宮尊徳は、何となく小田原の人というイメージでしたが、後半生は栃木から茨城にかけての北関東で活躍したんですね。
私は自動車で二宮尊徳資料館を訪れました。北関東自動車道の真岡インターチェンジで降りると15分足らずで到着します。資料館とは道路を挟んだ反対側が桜町史跡公園になっていて、大きな駐車場とトイレがあります。
公共交通機関の利用の場合は、宇都宮線(東北本線)の小金井駅からタクシーで約30分、または真岡鉄道の久下田駅からタクシーで約10分となっています。
資料館の左奥には桜町陣屋跡、右奥には桜町二宮神社、東南方向に3分ほど歩くと連城院があります。4ヶ所回っても1時間半くらいで見学できます。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
その他

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  • 二宮尊徳資料館です。資料館の前にも台数は少ないですが駐車場があります。

    二宮尊徳資料館です。資料館の前にも台数は少ないですが駐車場があります。

  • 資料館の前には二宮尊徳さんが立っています。写真では分かりませんが、この像は小さいです。

    資料館の前には二宮尊徳さんが立っています。写真では分かりませんが、この像は小さいです。

  • 万象具徳の碑。

    万象具徳の碑。

  • 実物大の木像です。身長182cm、体重94kgと伝わっています。

    実物大の木像です。身長182cm、体重94kgと伝わっています。

  • 資料館の中は撮影禁止です。<br />私は許可をいただいて撮影しました。<br />光ってしまいました。

    資料館の中は撮影禁止です。
    私は許可をいただいて撮影しました。
    光ってしまいました。

  • こどもにも分かりやすいイラストを使ったパネル展示です。<br />(許可をいただいて撮影しました)

    こどもにも分かりやすいイラストを使ったパネル展示です。
    (許可をいただいて撮影しました)

  • 参考にもう一枚掲載します。

    参考にもう一枚掲載します。

  • 「尊徳の道」は資料館で販売している冊子です。100円なのにとっても充実しています。

    「尊徳の道」は資料館で販売している冊子です。100円なのにとっても充実しています。

  • 桜町陣屋跡の説明です。<br />国指定史跡になっています。

    桜町陣屋跡の説明です。
    国指定史跡になっています。

  • 復元した陣屋の建物です。

    復元した陣屋の建物です。

  • 別方向から見た陣屋。

    別方向から見た陣屋。

  • 報徳訓の碑。<br />

    報徳訓の碑。

  • 碑文の説明です。<br />「報徳の道」から抜き出しています。

    碑文の説明です。
    「報徳の道」から抜き出しています。

  • 桜町二宮神社の入り口です。

    桜町二宮神社の入り口です。

  • 鳥居です。<br />短い参道ですが、森の中の雰囲気があります。

    鳥居です。
    短い参道ですが、森の中の雰囲気があります。

  • 桜町二宮神社。お参りしましょう。

    桜町二宮神社。お参りしましょう。

  • 説明文です。

    説明文です。

  • 資料館から南方向へ歩いて3分で、連城院です。<br />本当の入り口はぐるっと回るようですが、空き地から二宮尊徳のお墓にたどり着けるよう、裏口があります。<br />扉は閉まっていますが、開けて入ってください。

    資料館から南方向へ歩いて3分で、連城院です。
    本当の入り口はぐるっと回るようですが、空き地から二宮尊徳のお墓にたどり着けるよう、裏口があります。
    扉は閉まっていますが、開けて入ってください。

  • 昔ながらの少年期の像がありました。懐かしいですね。

    昔ながらの少年期の像がありました。懐かしいですね。

  • お墓です。<br />正面は、宇津家当主夫妻のお墓です。<br />その右側が二宮尊徳のお墓です。遺髪が納められているようです。<br />左側が尊徳の娘・文のお墓です。<br />機会をもうけて、小田原の二宮神社に行きたいです。<br />最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    お墓です。
    正面は、宇津家当主夫妻のお墓です。
    その右側が二宮尊徳のお墓です。遺髪が納められているようです。
    左側が尊徳の娘・文のお墓です。
    機会をもうけて、小田原の二宮神社に行きたいです。
    最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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