笠間工芸の丘で笠間焼きを体験しました。

2020/07/25 - 2020/07/25

笠間で有名なものは笠間稲荷と笠間焼と思っていましたが、最近は、稲田の石切場とか筑波海軍航空隊記念館などが「映える」スポットということで人気みたいです。
それでも私たちはオーソドックスに笠間焼の体験を楽しむことにしました。
焼き物街道沿いにはたくさんの体験工房があるのですが、多すぎて選ぶのが難しく、結局、笠間工芸の丘に行きました。
笠間工芸の丘は、笠間芸術の森公園内にあり散歩やピクニックを楽しむ人も多いですが、笠間焼を制作できる体験教室をはじめ、お土産ショップやカフェもあるのでいろいろな楽しみ方ができます。

夏休みの日程
1日目　埼玉県から茨城県へ移動、アクアワールド
2日目　ひたち海浜公園、笠間稲荷神社
3日目　笠間工芸の丘（笠間焼き体験）

エリア 笠間(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

二日目の宿は、笠間稲荷神社から徒歩2分の割烹旅館 城山です。元は割烹料理屋だったそうですが、現在は全8室の旅館として営業しています。

今回は、感染防止対策として半分の4室のみ営業とのことでした。他の宿泊者との接触は全くありませんでした。

玄関前の置物。

お庭。

廊下。右側に部屋があります。

お部屋の入り口。

室内で足つぼ運動ができるとはしゃいでいました。

室内。天井に文字が書かれた部屋。

天井の文字。独特な雰囲気がありました。

洗面所。
旅館のお風呂は一つで、男女交代制でした。1度に10人ぐらいの大きさですが、私が入ったときは最大4人となり、このとき他の宿泊客がいるのが分りました。

楽しみにしていた夕食です。
先付け。
割烹旅館の名前どおり、手をかけた料理が一品ずつ運ばれてきます。
クリーム色のスープはヴィシソワーズと思ったのですが、家族全員から違うと言われました。私の味覚は当てになりません。
お酒は、笠間市稲田の磯蔵酒造が造っている「稲里」です。飲みやすく、しかもお酒の味がする一品で、お土産にも買いました。

向付け。氷の覆いに見とれながらいただきました。

炊き合わせ。カボチャと茨城ブランドのローズポーク。

焼き物。野菜のグラタン風。

強肴。笹にくるまれた穴子飯のちまき。

ご飯代わり。トマト味の汁素麺。

水物。どの料理も大変美味しくいただきました。普段は食べられない料理に家族も大満足でした。

ロビー。朝はここで沢の水で淹れたモーニングコーヒーをいただきました。

朝青龍（左）と白鳳（右）の手形。茨城県下妻市の大宝八幡宮で奉納相撲を行った際にもらった貴重な手形だそうです。

朝食。水戸納豆で免疫力を上げました。

狸の灰皿。

狸の置物。

狐面、笠間焼。

狐面、笠間焼。

女将さんに教えてもらった干し芋のお店。茨城県笠間市笠間1100。

お米屋さんですが、スイーツが人気だそうで、朝一番に買いに行きました。いろいろな種類のお芋から作った干し芋があり、お土産に数点買いました。とても美味しかったです。

笠間工芸の丘、入り口です。最終日は陶芸体験をしたい妻の希望で、ここに来ました。個人の工房でも体験できるところがたくさんあって、どこにしたらいいか決められなかったのです。

四角い顔みたいな作品。1979年、アドルフ･リスカ氏。

左の建物は工房･匠、右手前の建物はふれあい工房、右奥の建物はセンタープラザ。

広場から、入り口を見たところ。北を向いてます。

稲田石の碑。笠間地方で採掘される非常に堅く白い花崗岩で「貴婦人」とも呼ばれています。国会議事堂、最高裁判所、東京駅にも使われています。

駐車場から見たふれあい工房。

十二支の動物が並んでいます。

龍。

西側の景色。

乙女の像。

乙女の像の隣には、大きな顔。

ネコ。

ふれあい工房。観光客など、初心者向けの体験工房です。
上級者向けの、工房･匠という場所もあります。

ロクロと手びねりは予約制ですが、空きがあれば当日もOKです。絵付け体験は予約不要です。

私たちは、手びねり体験。基本料金は、粘土1kgで3,000円。作品2個までの焼成込みなので、この手の工房としては安い方です。

製作中。数がまとまらないと釜入れしないので、完成品が送られてくるまでに2ヶ月ぐらいかかります。

センタープラザ（お土産＆カフェ）のフクロウ。

お土産を買って、一休みしました。
カフェの前にいた鳥。

バッタ。

センタープラザの向かい側には登り窯がありました。

芝生にもいろいろな展示がありました。

ネコ。

登り窯。

登り窯。実際に使われており、焼成を見学することもできるそうです。

広場の奥の建物は、茨城県陶芸美術館です。平成12年4月に開館した東日本で初めての陶芸専門の県立美術館です。今回は家族旅行を優先のため、入館せずに移動しました。
感染予防はもちろん大事ですが、観光地の打撃はとても大きいと感じました。家庭の中に高齢者や持病を持った人がいないならば、ある程度の外出も必要ではないでしょうか。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。