2016/09/18 - 2016/09/18
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amstrobryさん
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4日目。この日は大雪山系登山。銀泉台から赤岳、北海岳、黒岳を経由し層雲峡まで縦走する登山計画を立てた。層雲峡からは旭川を経て岩見沢のビジネスホテルに宿泊し終える日程。
安全な登山をしたいので初雪だったり荒天の時は登山を中止し、宿の立地から札幌や小樽あたりでふらふらしようと考えていたが。
4日目
層雲峡7:00~レイクサイト~銀泉台8:05
銀泉台…第一花園…コマクサ平…赤岳…白雲岳分岐…白雲岳…白雲岳分岐…
北海岳…黒岳石室…黒岳…黒岳七合目~黒岳4合目~層雲峡
層雲峡14:25~上川駅前14:55/15:58~旭川17:05/
旭川17:34(サロベツ)~札幌19:14/~岩見沢 北海道グリーンランドサンプラザ宿泊
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 レンタカー JALグループ ANAグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩 バイク AIR DO
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
4日目。今日は大雪山系の登山日。雲の多い日で山間部の気象条件は決して良くなさそう。朝食の時点では登山をするか札幌付近をうろつくか悩んでいた。
幸いこの日の朝食開始時刻は6時30分。10分で朝食を済ませすぐにチェックアウト。7時発で銀泉台方面に向かうか、7時45分発で札幌に向かうか決めようと。層雲峡温泉 温泉
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外に出た。
青空が広がっているが山に登った時に霧の中になりそうな状況。黒岳はどうだろうか・・・。 -
黒岳方面。見事に雲の中。今回登山をスタートする予定の銀泉台はここから遠く見えないが、黒岳でこれだと、、、という不安がよぎる。
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さて、どうしたものか。銀泉台方面のバス出発まであと5分。
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今回の登山は渡渉区間があり、台風後の増水も心配だし、、、。
などと、いろいろもやもやと悩んでいたが、、、。 -
結局、銀泉台に向かってしまいこの霧の風景の中後悔した。
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まあ、2012年9月に黒岳へ縦走したし、2014年9月は途中猛吹雪に遭い緑岳から高原温泉にエスケープしたりと初めての道ではないので霧の中突っ込むことにしよう。
ちなみに今回は霧が続くときや増水で渡渉困難だとわかったときは赤岳か白雲岳を往復するプランとした。緑岳方面は台風の影響で林道がまだ復旧していなかったので今回はスルー。 -
バスの到着は8:05.登山口到着8:21。登山スタート。
銀泉台 自然・景勝地
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おや、白っぽい景色から青空が見えてきたぞ。
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何と運のいいことに雲の層よりも高度を上げ、青空が広がることに。
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ちょっとした雲海状態になり感動。これは登山を選択して正解だったかも。
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不思議な太陽の光が差し込む。
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8:39第一花園到着。2014年9月の時は紅葉が進んでいたけど、今年はあまり色づきが進んでいない様子だ。(2014年9月4日目の旅行記)
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青空だけど雲の層がわずかにかかり不思議な光と色を出す。
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この写真、飛行機から撮ったものではありません。今、歩いている登山道から見られる雲海。ちょっとテンションも上がります。
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登山道はやがて中に入っていく。
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8:50第二花園。見事に晴天を維持している。
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きれいな青空です。
ただ、2014年の時もこんな天気に油断し、赤岳手前で急に曇りだし最終的には吹雪に遭うという、、、大雪山系の山はもう油断しません。 -
岩ごろごろのコース。このあたりまではあまり急な上りもないので歩きやすいです。
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ただし登りが続きます。
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8:57奥の平。今日は日曜日ということもあり徐々に登山者がたくさんいることに気づいた。
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コース沿いに雪渓。初雪前の9月での残雪ということは万年雪ということか。
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9:05コマクサ平。標高1842メートル。このあたりは曇っていました。
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霧も発生してきていよいよ雲の中に突入かなとあきらめかけていたが。
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再び雲を脱出。それにしてもすごい天気の変化だ。
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雲の通り道が見える。
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銀泉台から2.5キロ、赤岳まで1.8km。9:08。この時点で赤岳までの道としては半分は過ぎていた。
全行程で見ればまだまだ序の口。 -
雲の奥に青空が見える。赤岳の天気はどうだろうか・・・。
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ここの登りがきつかった。ごつい岩場の登りが結構な距離で続きます。ただ、雲の層を抜けたので再びきれいな青空が。
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きつい部分は登山者も多く滞留する。
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登り切ると再びきつい登りが見える。
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これまた長い上り坂だ。
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適度なペースでうまく足を運ばないと転倒したりつったりしてしまう。
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3回目の赤岳登山とはいえ、この2度にわたる長い登りが個人的にはつらい。
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登り切ると荒々しい岩場の平坦地に。
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まもなく頂上です。3回目にして初めて晴天下での登頂になりそうだ。
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9:52赤岳山頂到着。タイム自体は衰えていないかな。
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山頂から。前回までは真っ白だったので山頂からの景色をじっくり見るのは初めて。
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きれいで感動。
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こちらは雲海に。
ちなみにこれから向かう方角は完全に雲がかぶっていて、このきれいな青空もいずれお別れとなる。 -
ちょうどパトロールの方がいたので、これから向かう赤石川の渡渉区間について尋ねた。大雨により渡渉用の石が流されたが大きな石が顔を出しているのでうまく見つけて渡るようアドバイスを受けた。
特別な装備は要さないようで、このまま縦走することにした。 -
これから向かう登山道。すでに雲で覆われている。あまりきれいではない。
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なので後ろをふりかえり写真を撮りながら進んでいった。
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前方向、雲多い
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10:13、北海岳と緑岳分岐点に。北海岳方向に進むが、緑岳方向すぐのところに小泉岳山頂があるので立ち寄ってから。
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10:15、小泉岳山頂。2分で着く。おトクな山なので立ち寄ることをお勧めします。
あとは青空だったらなおよかった。 -
反対方向は青空が出ているのだけど。
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コースに戻ります。
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10:22白雲岳分岐。白雲岳はピストンになるが往復で約1時間程度。晴れていれば文句なしに経由したけど、この天気では、、、
と一瞬悩んだが、今後もこのスタイルの旅行が続けられるかということを考えた時に、今行っておくことが大事だと思い白雲岳によって見ることにした。 -
まあ、この天気なら山頂が霧で何も見えないということはないだろうし。
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登山地図で見るだけだとたった片道30分程度の山だけど実際歩くと岩ごろごろの登りでうまく進めない。
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おもっていたよりもごついコースです。
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いったん平坦な部分に出たが、奥に見えるのが山頂だとすると最後にハードな上りがありそう。
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おや、天気が良くなってきたぞ!
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ということで予想通りハードな上り。一応ペンキの誘導はあるけど、どこを選んで登ればよいか迷うところもあった。
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この天気、山頂まで持ちこたえてくれ!
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持ちこたえてくれた。
10:48白雲岳山頂。白雲岳の名の通り、普段は雲に覆われてることが多いのかな?
感動の風景。白雲岳 自然・景勝地
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ここの天気が一番良かったと話す登山者も。
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これから向かう方向に思いっきり雲がかかっているけど、まずはこの風景の感動に浸ろう。
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ナキウサギの生息地でもあります。じっくりとゆっくりと登山をすれば見かけられるかもしれません。
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きれい。
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では下山です。
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山頂付近もちょっと雲が広がってきた。タイミングが良かった。
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全体的に雲が広がり始めてきた。
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11:18白雲岳分岐に戻る。往復約1時間の所要時間。ここから本道に戻り北海岳を目指します。
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ここからもこれまでと似たような風景が続く。多少のアップダウンもあるがきつく感じるところはあまりなかった。
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万年雪の雪渓が見られるところも。
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ちなみに銀泉台からの登山者の大半は赤岳か白雲岳で折り返す(特にレイクサイトにマイカーを停めている人たちは)ようで、分岐を過ぎるとほとんど人に出会わなくなった。
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そして青空も全く見られなくなり、少し寂しい風景に。
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わかりやすい登山道、雪がなければ迷うこともありません。
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この先の登りを上がると北海岳に到着するようだ。
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これまで進んできた道。
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11:58北海岳。ここはたくさんの登山者がいました。旭岳や黒岳からアクセスもできる。
北海岳 自然・景勝地
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山頂からはお鉢平を見下ろす風景となる。
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曇っていて真新しい景色ではないので黒岳を目指す。
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ここからはいったん高度を下げていく。
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下っていく。
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こんな天気なので雨が心配になってきた。
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だいぶ下がってきた。このあと、何度が渡渉区間がある。終盤に渡渉区間があるので増水時には逃げ道がなく心配である。
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さらに下がっていく。このあと再び登りがあるのでつらい。。
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おや、やけに視界が悪いけどなんだろう・・・。
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と思ったら雨!いやこれは雪だ。
積もらないのでまだ初冠雪のニュースにはなっていなかったがまぎれもない雪。
今回も食らってしまう。とはいえ、特に装備は無いので淡々と前に進んでいく。 -
雪の区間を抜けると、以後は断続的に小雨を受けた。
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そして最初の渡渉区間。ここは川幅が狭いので楽に越えられる。12:22
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2つ目の渡渉区間に。
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ここも石が顔を出しているので浮石に注意しながら慎重にわたれば問題なし!12:24
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まだまだ渡渉があります。
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こんな風に川に沿って進んでいると低い場所を歩いているんだなと。植生も先ほどまでと違うし。
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3度目の渡渉区間。ここは大きな岩が2つ並んでいる。滑らないよう慎重に行けば楽勝!12:28
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実は一番最後の渡渉区間が心配なのです。
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これ、赤石川の渡渉。ここから見ると大したことなさそうだけど。12:33。
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結構川幅も広くて流れも速い。微妙に石が顔を出しているけどうまく渡れるかな。
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近づいてみて、パトロールの人の言葉を思い出す。「大雨で石が流された」。ロープで固めてあった石の塊が流されずれてしまっている。以前はこれを橋代わりに渡ったのだった。
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近くで見るとこんな状況。無理して大跳躍すれば顔を出した石を伝って渡れるかもしれないが転倒し全身ずぶぬれのリスクも増大。
ということで足元はあきらめて確実に渡れる方を選択しました。
ああ、足元が濡れて気持ち悪い。。。あと、靴擦れ部分がしみるのはこの川が酸性だからだろうか・・・。 -
これは2012年9月に撮影した同地点の様子。やはり縄で束ねた石が一直線に並んでいる。これなら問題なく渡れそうだけど。そういえば水量も少ないですね。やはり今年は3度の台風襲来の影響が残っているんだと思う。
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最後の難所を抜け、あとは黒岳石室までゆるい登りが続く。
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この時点(12:40)で考えたのは下山後のこと。14時までにロープウェイに乗れれば14:25のバスに乗れ、宿に入る前に札幌で買い物などができる。時間的にはかなりタイトだが、天気もいまいちで写真を何枚も撮りたい感じではなかったし、石室以降は何度も来ているコースなのでとにかく急ごうなどと考えた。
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北海岳まわりの登山道はアップダウンもあるうえ渡渉区間もある。黒岳から旭岳までこちらをまわるルートもいずれ挑戦したいと思うが、初めての時はお鉢平展望台を経由するコースのほうが歩きやすいと思う。
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黒岳石室に。12:49。心配だった天気も雪を食らう程度(予想外の展開だったが)ですんで、おまけに前半はきれいな青空も見えてよかった。まあ、ここまで来ればあとは大丈夫だろう。14時のロープウェイを目指す。
これに間に合うとそうでないとではこの後の日程に3時間程度の差が生じる。 -
黒岳石室から黒岳山頂までの登り、かなりきついです。登山地図では20分とあるが、これより縮めるのは容易ではない。
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角度な急な上りが山頂まで続きます。
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13:05黒岳山頂。下山時間とリフトの時間を合わせて50分程度でロープウェイ乗り場に行く必要がある。無理っぽいがあきらめない。
黒岳 自然・景勝地
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山頂の写真は1枚だけ取ってすぐに下山。
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こちら側は視界も悪い。まねき岩もガスってぼんやり。
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紅葉も多少色づき。この日は日曜ということで登山者も多かったがあいにくの天気。幅広い層が登山していたが晴れた日のきれいな景色も見てほしいなと感じた。
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まさかここにきて雨に降られるとは、大雪山いろいろな可能性を持っていますな。
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一部川になっているところもあった。
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13:39。リフト乗り場に到着。相当急いだので今までで一番早い下山かも。
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リフト。小雨で見事にガスってます。
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しばらくすると霧の中を抜けた。
ロープウェイ出発が迫るなか、リフトはゆっくり。焦っているとペースがすごく遅く感じる。13:52。
乗車時間は15分らしい。晴れて眺めがいい時はあっという間だけど、こういう状況の時は、、、長い。 -
13:58乗り場に到着。もう乗れないかと思ったが乗務員に尋ねたところ乗車可能とのこと。出発30秒前、何とか間に合った!
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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層雲峡温泉に戻る。朝の青空はどこかに消え、空は雲が広がっていた。
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14:25発のバスに間に合った。この後は15:40発で上川駅の接続等の関係で札幌到着に3時間程度の差が出るのでこれは大きい。
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上川駅。列車発車まで1時間程度時間あり。以前から食べてみたかった上川ラーメンの店に行く。
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駅徒歩約10分のこちらへ。
あさひ 総本店 グルメ・レストラン
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注文したのは人気ナンバーワンらしい特みそ。濃い味付けで具材豊富でおいしかったです。
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上川から旭川までは普通列車、旭川から札幌までは特急サロベツで。
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札幌に到着。特急まりも?ずいぶん懐かしい列車のヘッドマークが誤表示されていた。2008年8月まで札幌と釧路を結んだ夜行特急で渡道の都度利用していた列車。
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反対側はサロベツだった。札幌で今夜の食料を入手し、岩見沢のホテルに向かう。
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岩見沢。ホテルまでは10分。札幌のホテルに宿泊したかったがインバウンドで想定予算で宿泊できるホテルがなかった。少し離れた岩見沢に価格条件の良い宿があったので。山に登れなかったときは札幌など都心部で過ごす予定だったので、ホテルも無理なく行ける場所を選んだ。
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高いものを期待すればキリがないが、宿泊料は安かったので寝るだけならコスパの良い宿でした。
北海道グリーンランド ホテルサンプラザ 宿・ホテル
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