ラオス南部はオフシーズン　その２　バンコクでSIMをゲット

2016/07/06 - 2016/07/21

　夜行バスのチケットは早めに買わないと、売り切れになってしまうという。
　ならば午前中にモチット・バスターミナルで買っておこう。
　もう一つ、バンコクでやっておきたいことは、SIMの購入。
　Dtacの国際ローミングのできるSIMが欲しい。
　Dtacの良いところは、有効期限の延長が簡単にできることだ。
　数年前まではコンビニで買えたのに、最近はTrueのSIMばかりで、Dtacのものは影も形もなくなっている。

エリア バンコク(タイ)

　寒い夜がやっと終わる。
　何だか頭が痛い。
　みんなを起こさないように、そっと荷物をまとめて部屋を退散する。

　８時近くになるというのに、フロントにも照明がついていなく、薄暗い。
　ぼんやりしている受付のお姉さんに、チェックアウトの手続きをしてもらう。

　マスコット・ホステルは、朝見るとこんな建物だった。
　５階建てのようだ。
　廊下にも表にあるような大きな人形が立っていて、少し不気味なドミだった。

　ラチャプラロップ通りのバス停で７７番バスを待つ。
　他のバスは来るが、７７番はなかなか来ない。

　２０分も待ってやっと来たバスは、赤バスではなくエアコンバスだった。
　エアコンバスは行き先を告げなくてはならない。
　「モチッ・ソン」
　私の発音でも、車掌さんはすぐに理解してくれた。
　１４バーツ。

　赤バスと違ってエアコンバスは、ターミナル構内の市内バス発着場が終点だった。

　長距離バスのチケット売り場に急ぐ。
　ここは何回も来た場所。
　しかしウボン行きバスのチケットは買ったことがない。
　売り場はどこだ？

北バスターミナル バス系

　「ウボン、ウボン・・」
　２階のお助けマンに声をかけると、お助けマンは張り切って教えてくれる。
　「ウボンならそこだよ・・・」
　教えてもらった窓口に行くと、そこは昼間のバスばかりだった。

　長距離バスはこちらでした。
　複数のバス会社があるようだが、目に付いた窓口に行くと、夜の９時１０分出発があるという。
　５２１バーツ。
　意外に安いな。
　最前列の席をゲット。

　バス会社はソンバットだった。
　安いと思ったら、３列シートではなく４列シートバス。

　愛用のクーポン食堂に行って、朝食と昼食を兼ねた腹ごしらえ。

　さて何にしようか？

　グリーンカレーと目玉焼きにしました。
　４０バーツ。
　順調に食べていたら、突然鼻の奥と、のどと気管支に火がつく！
　むせる。
　目がクラクラ。
　すごい威力の唐辛子に当たりました。

　大きな荷物は今夜まで、１階のこのお店に預けます。
　２０バーツ。

　バスターミナルを後にして

　７７番バスでセントラル・ワールドのある市街に出ます。
　赤バスだったので７バーツ。

　アヌサワリー（戦勝記念塔）はいつもと変わらず・・・
　しかし今日は混雑が少ない・・・
　

戦勝記念塔 モニュメント・記念碑

　セントラル・ワールドも幾分人が少ないような・・・
　この中にある Dtac直営店で SIMを購入します。

セントラル ワールド ショッピングセンター

　DtacのSIMはローミングの設定をしておくと、日本から『Day Giveaway』サービスを使って有効期限の延長ができます。
　一ヶ月間の延長が２バーツです。
　そのようにして使っていたDtacのSIMがあったのですが（画像左）、所持者の身分登録が必要となり、日本からは登録ができなくて失効してしまいました。

　その後買った右のSIMは、どういうわけかローミングができませんでした。
　今探しているのは左の『SMART PHONE SIM』です。
　直営店ならあるはずです。

　Dtac直営店の様子は一変、SIM売り場というより、スマホ・タブレット売り場となっている。
　ＰＣを見つめながら対応してくれたのは知的な若者で、『SMART PHONE SIM』はないといいます。
　今あるSIMは、この表のパッケージを契約しないと、データ通信は出来ないとも言います。
　そんなばかな・・・
　こんな高いパッケージは私には必要がない。　
　　
　

　動画もゲームもやらない私は、滞在中3００MB.ほどあれば充分。
　別ページにある、７日間で４００MBできる５９バーツのパッケージで事足ります。
　しかしこれはできないと言います。
　なぜ・・？
　慣れない英語とタイ語で３０分ほどいざこざし、結局は薦められた５日間５００MB、９９バーツに落ち着きました。
　SIM代４９バーツ、パッケージ代９９バーツ、それに税が加わって１５９バーツ。

　店員が持ち出してきたSIMは、何と『SMART PHONE SIM』！
　以前と同じではないか！
　
　しかしこれでデータ通信は可能となって、Wifiを探さなくてもよくなりました。
　バスの中でも、歩いていても、どこでもＧマップで自分の位置が分かります。
　LINEで家族に旅の様子を送れます。

　コンビニ前にあるトップアップ機が分かりました。
　オレンジ色のATMに似たものが、そうだったのです。

　英語表記にして、mobile Topup を選び、金額と電話番号を指定し、現金を挿入すればＯＫ。
　最低チャージ額は２０バーツ。
　手数料が２バーツ。
　これで有効期限は１ヶ月延びます。
　３回繰り返して、３ヶ月間延ばしました。
　これで来年の１月まで大丈夫だ。

　クーラーの効いたデパートで時間をつぶし、夕方近くになってターミナルに戻る。
　路肩に寄って客を拾ってくれないバスには、こちらから道路に中央に走り出て飛び乗ります。
　命がけです。

　通勤ラッシュになるとバス停にはすごい数の人が押し合いへし合い。　

　そんな中、自転車でスイスイ走っていく若い女性の姿がかっこいい。
　渋滞の中のバスよりも、早いのだ。

　早めにターミナルに着いて、夕食、トイレと準備を整え・・・・

　出発ゲートに行くと、既にバスは停まっていた。

　各席の目の前にディスプレイが備わっていて、音楽、ゲーム、インターネット、映画が思いのまま。
　私の席は見晴らしの良い２階席の最前列。
　水とお菓子が配られて、いよいよ出発。
　しかし、横の席はあいていて、客室内にいる乗客はまばら。
　乗車率は５０％以下。

　これなら発車３０分前でも、チケットは買えたな・・・・
　わさわざバンコクに一泊しなくても良かったかも・・・・
　そうも思いましたが、SIMは買えたし、ウインドショッピングはできたし、ポジティブに考えることにする。
　ディスプレイがあるせいか、いつもの耳をつんざくタイ音楽はなく、室内の照明も最初から落ちている。
　最前列で道路状況を見ているのは楽しいのに、ドンムアン空港の横を通り過ぎるあたりから意識が遠ざかり、あっという間に眠ってしまいました。

この旅行記へのコメント （2）

• trat baldさん 2016/07/28 15:05:57

  家族はもうmotogenさんの安否を気にしてないと思う。

  motogenさんはもう(通常の)日本人では無いと思う、4traでもスペシャル少数派でしょう。
  オシッコちびりそうな記事を待っているからねぇ〜！

  motogenさん からの返信 2016/07/30 09:17:54

  RE: 家族はもうmotogenさんの安否を気にしてないと思う。

  　私などまだまだ初心者です。
  　今回ラオスで出会った日本人たち、旅の計画などないようなもので、思いつくまま気の向くままに、あてのない旅を続けているのですから。
  　事前の計画に沿ってしか行動できない私などは、初心者も初心者、砂利のようなものです。