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夏季休暇のしょっぱな、苗場山に行くことを決めた。<br />それだけで帰ってくるのももったいない、せっかくだから、近所の山も探して見よう・・・なんだ、谷川岳は目と鼻の先じゃないか、というわけで、当初は因縁の谷川岳を目指すつもりで宿も予約、準備万端のはずだった。<br />ところが、である。7月下旬の大雨で、ロープウェイの電気系統がやられ、長期休業!<br />ならば西黒尾根を登ればよいではないか、という悪魔の囁きを振り切り、再々度断念。<br />かなり落胆してもう一度地図を見直す。<br />山脈を挟み込むようにして東側に上越線、西側に三国街道(R17)。<br />この三国街道を南下すると・・・平標山。<br />なんか聞いたことあるな。尾根続きの仙ノ倉山は谷川連峰最高か・・・。<br />よし、ここに決定!<br /><br />そうと決まれば、宿を手配し直し、レンタカーも延長。準備は整った。<br /><br />大した予備知識もなく決めた山行だったが、結果的に大正解の山行となった。<br /><br />~~~~~~<br />平標山は群馬県みなかみ町と新潟県南魚沼市にまたがる谷川連峰西端の山で花の百名山でもある。<br />東に接する仙ノ倉山は二百名山であり谷川連峰最高峰(2,026m)、平標山は第2位(1,984m)である。

「やっぱり自然は素晴らしい!」 人を笑顔にする嫋やかな山容 ~平標山・仙ノ倉山~

95いいね!

2015/08/10 - 2015/08/10

8位(同エリア283件中)

旅行記グループ 山 東北&上信越

12

78

琉球熱

琉球熱さん

夏季休暇のしょっぱな、苗場山に行くことを決めた。
それだけで帰ってくるのももったいない、せっかくだから、近所の山も探して見よう・・・なんだ、谷川岳は目と鼻の先じゃないか、というわけで、当初は因縁の谷川岳を目指すつもりで宿も予約、準備万端のはずだった。
ところが、である。7月下旬の大雨で、ロープウェイの電気系統がやられ、長期休業!
ならば西黒尾根を登ればよいではないか、という悪魔の囁きを振り切り、再々度断念。
かなり落胆してもう一度地図を見直す。
山脈を挟み込むようにして東側に上越線、西側に三国街道(R17)。
この三国街道を南下すると・・・平標山。
なんか聞いたことあるな。尾根続きの仙ノ倉山は谷川連峰最高か・・・。
よし、ここに決定!

そうと決まれば、宿を手配し直し、レンタカーも延長。準備は整った。

大した予備知識もなく決めた山行だったが、結果的に大正解の山行となった。

~~~~~~
平標山は群馬県みなかみ町と新潟県南魚沼市にまたがる谷川連峰西端の山で花の百名山でもある。
東に接する仙ノ倉山は二百名山であり谷川連峰最高峰(2,026m)、平標山は第2位(1,984m)である。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
レンタカー 新幹線 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 苗場山から下山後、苗場地区に宿を取り、ゆっくり体を休めた。<br />翌日、平標山登山口駐車場。5:30過ぎ。<br />平日だからか、空いている。<br />クルマがあると、不要なものは車中において行けるので楽だ。

    苗場山から下山後、苗場地区に宿を取り、ゆっくり体を休めた。
    翌日、平標山登山口駐車場。5:30過ぎ。
    平日だからか、空いている。
    クルマがあると、不要なものは車中において行けるので楽だ。

  • 駐車場のトイレには見覚えのある看板が・・・<br />苗場山だけの看板じゃなかったんだな(笑)

    駐車場のトイレには見覚えのある看板が・・・
    苗場山だけの看板じゃなかったんだな(笑)

  • 今回は松手山経由で登る。5:53

    今回は松手山経由で登る。5:53

  • いきなりヤマホトトギス<br />初めて見た。奇怪な姿。

    いきなりヤマホトトギス
    初めて見た。奇怪な姿。

  • しばらくはこんな道

    しばらくはこんな道

  • 高度が上がってくると、こんな道

    高度が上がってくると、こんな道

  • たまに、こんな場所も<br />滑る・・・

    たまに、こんな場所も
    滑る・・・

  • そんな道をえっちらおっちら登って行くと、視界が開けた先に苗場プリンス。

    そんな道をえっちらおっちら登って行くと、視界が開けた先に苗場プリンス。

  • 最初のランドマーク、鉄塔。6:52<br />まじまじ眺めると巨大、よくもこんなところに建設したものだ。

    最初のランドマーク、鉄塔。6:52
    まじまじ眺めると巨大、よくもこんなところに建設したものだ。

  • ちょいと斜めになった道もあり、

    ちょいと斜めになった道もあり、

  • 再び階段

    再び階段

  • そうこうしているうちに松手山に到着。7:26

    そうこうしているうちに松手山に到着。7:26

  • 松手山山頂越しの苗場山。<br />なるほど、真っ平。<br />最後の急登はアレだったか!

    松手山山頂越しの苗場山。
    なるほど、真っ平。
    最後の急登はアレだったか!

  • これから向かう平標山方面。<br />まだ山頂は見えていない。<br />陽光が強く、今日も良い天気!

    これから向かう平標山方面。
    まだ山頂は見えていない。
    陽光が強く、今日も良い天気!

  • ナワシロイチゴ、エゾリンドウ<br />ノアザミ、クガイソウ

    ナワシロイチゴ、エゾリンドウ
    ノアザミ、クガイソウ

  • いや〜 気持ちの良い稜線だ<br />こういう道は足取りも軽くなる

    いや〜 気持ちの良い稜線だ
    こういう道は足取りも軽くなる

  • 朝日、ハクサンフウロ<br /><br />ちょうど、格好の角度で陽光が差していたので、何枚も写真を撮る。

    朝日、ハクサンフウロ

    ちょうど、格好の角度で陽光が差していたので、何枚も写真を撮る。

  • 朝露<br />美しい

    イチオシ

    朝露
    美しい

  • これは?<br />ルリタマアザミか、ヒゴタイか?とも思ったが,葉の形が違う。

    これは?
    ルリタマアザミか、ヒゴタイか?とも思ったが,葉の形が違う。

  • ガレ場の急登も

    ガレ場の急登も

  • こんな絶景と、

    こんな絶景と、

  • 足元の可憐な花たちのおかげで

    足元の可憐な花たちのおかげで

  • さほど苦痛を感じない。

    さほど苦痛を感じない。

  • 斜面は正しく“お花畑”

    斜面は正しく“お花畑”

  • 遠くを見ても、

    イチオシ

    遠くを見ても、

  • 近くを見ても、豊かな色彩で楽しませてくれる。

    近くを見ても、豊かな色彩で楽しませてくれる。

  • 南側の斜面に 雲の滝<br />これも見事

    イチオシ

    南側の斜面に 雲の滝
    これも見事

  • 斜面を見上げても、やはり花、花、花・・・

    斜面を見上げても、やはり花、花、花・・・

  • なかなか進まないが、幸い人はいない。<br />この贅沢な景色を独占する幸せ。

    なかなか進まないが、幸い人はいない。
    この贅沢な景色を独占する幸せ。

  • 赤、黄、青、白、、、<br />色彩豊かな花たち<br /><br />ここはマクロではなく、全体を俯瞰して楽しむエリアかもしれない。

    赤、黄、青、白、、、
    色彩豊かな花たち

    ここはマクロではなく、全体を俯瞰して楽しむエリアかもしれない。

  • 高度を上げると、今度は笹のエリア。<br />この稜線の景色も実にイイ。

    高度を上げると、今度は笹のエリア。
    この稜線の景色も実にイイ。

  • 苗場プリンスはすっかりガスの中。<br />こっちは晴天の下。<br />下にいたら、この青空は想像もできないだろう。

    苗場プリンスはすっかりガスの中。
    こっちは晴天の下。
    下にいたら、この青空は想像もできないだろう。

  • 快適な稜線歩きで平標山山頂に到着。8:58<br />これだけ遊びながらでも3時間で山頂、なんと贅沢な山だ。

    快適な稜線歩きで平標山山頂に到着。8:58
    これだけ遊びながらでも3時間で山頂、なんと贅沢な山だ。

    平標山 自然・景勝地

  • 仙ノ倉山に続く稜線はガスの中

    仙ノ倉山に続く稜線はガスの中

  • それでも谷川岳方面は遠望できて

    それでも谷川岳方面は遠望できて

  • 上州の山々も

    上州の山々も

  • ガスが切れた。<br /><br />腹ごしらえも済んだし、それでは、この美しい稜線を仙ノ倉山に向けて出発しますか<br /><br />それにしても、惚れ惚れする眺め

    イチオシ

    ガスが切れた。

    腹ごしらえも済んだし、それでは、この美しい稜線を仙ノ倉山に向けて出発しますか

    それにしても、惚れ惚れする眺め

  • 稜線の右手を見下ろす。平標山乃家も見える。

    稜線の右手を見下ろす。平標山乃家も見える。

  • 平標山を振り返る<br /><br />見上げても素晴らしい

    イチオシ

    平標山を振り返る

    見上げても素晴らしい

  • ガスがかかっては消え、を繰り返す。<br />仙ノ倉山への鞍部はスキップしたくなるほど快適。

    ガスがかかっては消え、を繰り返す。
    仙ノ倉山への鞍部はスキップしたくなるほど快適。

  • 「肩の小屋から10500m」<br />ここは確かに谷川連峰だということを実感させてくれる道標。<br /><br />東芝の山岳部が設置したものらしい。<br />500m感覚で設置されていた。積雪期でも目印になるように、見上げる高さだ。<br />

    「肩の小屋から10500m」
    ここは確かに谷川連峰だということを実感させてくれる道標。

    東芝の山岳部が設置したものらしい。
    500m感覚で設置されていた。積雪期でも目印になるように、見上げる高さだ。

  • 斜面は整備された木道(階段)。<br />ありがたいことだ。

    斜面は整備された木道(階段)。
    ありがたいことだ。

  • 目指す仙ノ倉山が見えてきた。<br />あの谷川岳と同じ山系とは思えないほどなだらかな山容。

    目指す仙ノ倉山が見えてきた。
    あの谷川岳と同じ山系とは思えないほどなだらかな山容。

  • 鞍部を振り返る<br />何度眺めてもいいものだ

    イチオシ

    鞍部を振り返る
    何度眺めてもいいものだ

  • 相変わらずガスは出たり消えたり。<br />道の両側は花。

    相変わらずガスは出たり消えたり。
    道の両側は花。

  • いくつかのピークを越えて、、、

    いくつかのピークを越えて、、、

  • 仙ノ倉山山頂(2026m)に到着 10:15<br />平標山から1時間弱。

    仙ノ倉山山頂(2026m)に到着 10:15
    平標山から1時間弱。

    仙ノ倉山 自然・景勝地

  • 方位盤<br />あいにくガスがかかって、ここに記された山のほとんどは見ることができなかったが・・・

    方位盤
    あいにくガスがかかって、ここに記された山のほとんどは見ることができなかったが・・・

  • 2000mを超える山にもアゲハがいるのか。<br />ちょっと驚き。<br /><br />先行して到着していた単独男性2人の会話が漏れ聞こえる。<br />「きょう、田中さんがここを通るはずなんだけど・・・」<br /><br />え?! 「田中さん」って、あの百名山一筆書きの?<br />そう言えば、次なるプロジェクトで「二百名山一筆書き」に挑戦することはTVで見たが・・・

    2000mを超える山にもアゲハがいるのか。
    ちょっと驚き。

    先行して到着していた単独男性2人の会話が漏れ聞こえる。
    「きょう、田中さんがここを通るはずなんだけど・・・」

    え?! 「田中さん」って、あの百名山一筆書きの?
    そう言えば、次なるプロジェクトで「二百名山一筆書き」に挑戦することはTVで見たが・・・

  • 小休止の後、来た道を戻る。<br />ガスが濃くなってきた。

    小休止の後、来た道を戻る。
    ガスが濃くなってきた。

  • それでも道の両側はコレ。<br />目に優しい。

    それでも道の両側はコレ。
    目に優しい。

  • 先ほどの鞍部に戻ってきた。<br />広い尾根道、開放感いっぱいの景観。

    先ほどの鞍部に戻ってきた。
    広い尾根道、開放感いっぱいの景観。

  • 平標山到着 11:05<br />復路は50分弱。小休止。

    平標山到着 11:05
    復路は50分弱。小休止。

  • さて、下山しよう。<br />ルートは平標山乃家〜平元新道<br /><br />ガスも晴れて爽快。

    さて、下山しよう。
    ルートは平標山乃家〜平元新道

    ガスも晴れて爽快。

  • 振り返って見上げる。<br />何度見ても美しい山だ。<br />自然と笑みがこぼれる。

    イチオシ

    振り返って見上げる。
    何度見ても美しい山だ。
    自然と笑みがこぼれる。

  • 仙ノ倉方面の山容も、これまた美しい。<br />手前の草原には黄色い花が一面に咲いていた。

    仙ノ倉方面の山容も、これまた美しい。
    手前の草原には黄色い花が一面に咲いていた。

  • 登山道に設置された階段は、歩幅が合わなくて苦労することが多いが、ここは絶妙な段差で疲れない。

    登山道に設置された階段は、歩幅が合わなくて苦労することが多いが、ここは絶妙な段差で疲れない。

  • 植生を保護するために高床式である。<br />普通の階段を作るより大変だっただろう。感謝。

    植生を保護するために高床式である。
    普通の階段を作るより大変だっただろう。感謝。

  • 平標山乃家到着 11:58

    平標山乃家到着 11:58

  • 質素だがきれいな山小屋。<br />トイレもとてもきれいだった。

    質素だがきれいな山小屋。
    トイレもとてもきれいだった。

    平標山の家 宿・ホテル

  • ほんとか?(笑)

    ほんとか?(笑)

  • この山小屋の特筆すべきは、水。<br />とにかく水量が豊富。登山者に無料で提供されるのはとてもありがたい。<br /><br />大休止。CCレモンの美味いこと!

    この山小屋の特筆すべきは、水。
    とにかく水量が豊富。登山者に無料で提供されるのはとてもありがたい。

    大休止。CCレモンの美味いこと!

  • 小屋の裏手からは滝が見える。

    小屋の裏手からは滝が見える。

  • 外のベンチにはこんな鐘も。<br /><br />山バッジを購入したついでに、山小屋のスタッフと雑談。<br />無雪期は日帰りの人が多いため、比較的空いているらしい。<br />冬期はバックカントリーのスキーヤーで賑わうとか。<br /><br />なんだかんだと30分ほどのんびり休憩した。

    外のベンチにはこんな鐘も。

    山バッジを購入したついでに、山小屋のスタッフと雑談。
    無雪期は日帰りの人が多いため、比較的空いているらしい。
    冬期はバックカントリーのスキーヤーで賑わうとか。

    なんだかんだと30分ほどのんびり休憩した。

  • ここからの登山道は樹林帯の中。<br />そして、そこそこの斜度。<br />花はない。

    ここからの登山道は樹林帯の中。
    そして、そこそこの斜度。
    花はない。

  • 登山道入口に到着。13:09<br />山小屋から約45分ほど。<br />正直なところ、今回の行程で最も退屈な道だった。<br />このルートは往路に使わない方が良い。

    登山道入口に到着。13:09
    山小屋から約45分ほど。
    正直なところ、今回の行程で最も退屈な道だった。
    このルートは往路に使わない方が良い。

  • 登山道入口の標識。<br />ここからは林道歩きとなる。<br /><br />実はここにトレランスタイルの男性が一人で何をするでもなく立っていて(しかも手ぶら!)、「?」と思っていたら、先方から話しかけてきた。<br /><br />「田中陽希って知ってますか?<br />    もうすぐ彼が降りてきます」<br />「え〜〜〜っ!」<br />  山頂で聞いた話は本当だったのか・・・

    登山道入口の標識。
    ここからは林道歩きとなる。

    実はここにトレランスタイルの男性が一人で何をするでもなく立っていて(しかも手ぶら!)、「?」と思っていたら、先方から話しかけてきた。

    「田中陽希って知ってますか?
        もうすぐ彼が降りてきます」
    「え〜〜〜っ!」
      山頂で聞いた話は本当だったのか・・・

  • ・・・というわけで、その男性と別れて林道を行く。<br />平坦で広いので歩きやすいのだが、見るべきものがない。<br />まぁ、でも森林浴で気持ち良い。<br /><br />道端にこれまた軽装の女性一人。完全に座り込んでいたが、トラブルという感じでもなく、挨拶をして通り過ぎたのだが・・・<br /><br />「あの人はあそこで何をやっているんだろう?」などと話しながら歩を進める。

    ・・・というわけで、その男性と別れて林道を行く。
    平坦で広いので歩きやすいのだが、見るべきものがない。
    まぁ、でも森林浴で気持ち良い。

    道端にこれまた軽装の女性一人。完全に座り込んでいたが、トラブルという感じでもなく、挨拶をして通り過ぎたのだが・・・

    「あの人はあそこで何をやっているんだろう?」などと話しながら歩を進める。

  • ・・・とそこへ後方から駆け下りてくる足音が!<br /><br />田中陽希さんだ!!<br /><br />引き締まった体で軽快に走って来て、あっという間に抜き去って行った。

    ・・・とそこへ後方から駆け下りてくる足音が!

    田中陽希さんだ!!

    引き締まった体で軽快に走って来て、あっという間に抜き去って行った。

  • 水場で頭から水をかぶり、水を補給すると、再び走り去って行った。<br />先ほど会話した男性を交えた撮影クルーを引き連れて・・・<br />速い!<br /><br />本人も大したものだが、撮影隊メンバーも凄い。

    水場で頭から水をかぶり、水を補給すると、再び走り去って行った。
    先ほど会話した男性を交えた撮影クルーを引き連れて・・・
    速い!

    本人も大したものだが、撮影隊メンバーも凄い。

  • ちょっとした有名人に遭遇して興奮気味。<br />他府県ナンバーの不審な車が停まっていた。

    ちょっとした有名人に遭遇して興奮気味。
    他府県ナンバーの不審な車が停まっていた。

  • 川を渡る。きれいな川だ。<br />と、後からクルマの音。先ほどの「不審なクルマ」。<br />運転していたのは、なんと「道端で座り込んでいた女性」だった。<br />彼女も田中陽希さんの応援団か?<br />いや、ここは一般車は入れないはずだから、もしかすると奥方だったのかも。

    川を渡る。きれいな川だ。
    と、後からクルマの音。先ほどの「不審なクルマ」。
    運転していたのは、なんと「道端で座り込んでいた女性」だった。
    彼女も田中陽希さんの応援団か?
    いや、ここは一般車は入れないはずだから、もしかすると奥方だったのかも。

  • 雑木林の中を行く。左手には別荘が点在。<br />この道は別荘地を迂回するために造られたものらしい。

    雑木林の中を行く。左手には別荘が点在。
    この道は別荘地を迂回するために造られたものらしい。

  • 途中の砂防ダムは、水面に樹木が立っていて面白い景観。<br /><br />この林道は整備されていて歩きやすい。しかし、これを往路に使うと登山道入口まで1時間ほどかかる上、さらにその後に退屈な樹林帯の急登を1時間強。<br />山小屋に到着する頃には、気持ちも萎えてしまうだろう。<br /><br />断然、松手山コースの方が良いと思う。

    途中の砂防ダムは、水面に樹木が立っていて面白い景観。

    この林道は整備されていて歩きやすい。しかし、これを往路に使うと登山道入口まで1時間ほどかかる上、さらにその後に退屈な樹林帯の急登を1時間強。
    山小屋に到着する頃には、気持ちも萎えてしまうだろう。

    断然、松手山コースの方が良いと思う。

  • ゴールの駐車場にようやく到着。14:16<br />登山口から小一時間。<br /><br />下山して一息入れる田中さん。

    ゴールの駐車場にようやく到着。14:16
    登山口から小一時間。

    下山して一息入れる田中さん。

  • まずは汗を流そうということで、今日は違う日帰り温泉へ。<br />「宿場の湯」<br />結果的には失敗。「街道の湯」の方が良かった。

    まずは汗を流そうということで、今日は違う日帰り温泉へ。
    「宿場の湯」
    結果的には失敗。「街道の湯」の方が良かった。

    二居共同浴場 「宿場の湯」 温泉

  • 今回の戦利品<br />平標山乃家で購入した2種。<br /><br />仙ノ倉山はハクサンイチゲ、平標山はピッケル。

    今回の戦利品
    平標山乃家で購入した2種。

    仙ノ倉山はハクサンイチゲ、平標山はピッケル。

  • 【今回の記録】<br />歩行距離:14.1km<br />最大標高:2026m<br />積算標高:1425m<br /><br />平標山〜仙ノ倉山はほとんど予備知識もなく歩いたのだが、可憐な高山植物もさることながら、何より山容が溜息が出るほど美しい。<br />その姿のあまりの美しさに、自然と笑みがこぼれてしまう・・・そんな山があることを、初めて知った。<br />青い空に緑のビロードを敷き詰めたような斜面、嫋やかな山容、これほど美しい山があるだろうか? それほど惚れ込んでしまった。<br /><br />いつか、谷川岳から縦走してみたいものだ。

    【今回の記録】
    歩行距離:14.1km
    最大標高:2026m
    積算標高:1425m

    平標山〜仙ノ倉山はほとんど予備知識もなく歩いたのだが、可憐な高山植物もさることながら、何より山容が溜息が出るほど美しい。
    その姿のあまりの美しさに、自然と笑みがこぼれてしまう・・・そんな山があることを、初めて知った。
    青い空に緑のビロードを敷き詰めたような斜面、嫋やかな山容、これほど美しい山があるだろうか? それほど惚れ込んでしまった。

    いつか、谷川岳から縦走してみたいものだ。

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この旅行記へのコメント (12)

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  • ごんじさん 2015/09/25 01:51:16
    2つの“羨ましい”
    こんばんは、琉球熱さん!

    行かれたんですね、平標&仙ノ倉。
    やっぱりいいですね〜、この稜線!萌える〜(*´▽`*)
    6月と8月では花の種類も全然違うし、緑も濃いですね。
    おまけにあの稜線を貸し切りだなんて、羨ましすぎ。
    どうせなら、そのまま谷川まで縦走しちゃえばよかったのに〜!?

    おまけにヨーキさんに会えるとは!
    山頂で待ち構えるのはどうかと思うけど、こんな偶然の遭遇は羨ましい。
    やっぱりスゴイ肉体でしたか。見たいわぁ〜〜(笑)
    そう、私も思っていました。実は撮影クルーの方がすごいんじゃないかって。
    あのスピードに撮影しながらついていくんですからねー。
    タイミング悪くて200名山の番組はまだ一度も見れていないのですが
    仙ノ倉の放送はもう終わっちゃったかしら。

    シルバーウィークは、どこかに登りましたか?
    旅行記、楽しみにしていまーす。

    ごんじ

    琉球熱

    琉球熱さん からの返信 2015/09/27 23:36:18
    RE: 2つの“羨ましい”
    ふっふっふ、いいだろ〜
    ・・・というわけで、ごんじさん、いつもありがとう!

    平標山&仙ノ倉は、ごんじさんもご存知の通り。わたしは花のど真ん中の時期ではなかったけれど、それでも充分でしたよ。
    あの稜線は本当に良いね!

    田中さんに遭遇したのは本当にラッキーでした。
    行く先々で色々声をかけられるのでしょう。中にはちょいと顰蹙の人もいるようで、百名山の時とはちょっと雰囲気が違いますね。サイトにも婉曲に書かれていたりするし。

    > シルバーウィークは、どこかに登りましたか?

    谷川行ってきたよ〜。
    仙の倉山へ続く稜線をまじまじ眺めた。
    こりゃ、無理だわ、と実感した(笑)
    カミさんの膝が本格的に壊れた。
    10月は山行無しになるかも(涙)
  • jun1さん 2015/09/24 22:19:38
    美しい稜線ですねぇ〜♪
    琉球熱さん、こんばんは。

    天気良く素晴らしい山行になりましたね。
    平標山、仙ノ倉山の稜線の美しさ、見惚れちゃいます。

    最近、私、山に行けてないんです(-_-メ)

    陽希さんにも会われて、羨ましい〜♪
    200名山も観ていますが、撮影隊メンバーが凄いですよね!

    クチコミ読みました。ついに谷川岳登ったんですね。

    jun1

    琉球熱

    琉球熱さん からの返信 2015/09/24 22:37:49
    RE: 美しい稜線ですねぇ〜♪
    jun1さん、いつもありがとうございます。

    平標山〜仙ノ倉山は本当に良い山行になりました。
    山容に見惚れたのは初めてですね。
    もちろん、「登って見たくなる山」は色々ありますが、ずっと眺めていたくなる
    山は今までありませんでした。

    田中陽希さんは真のアスリートですね、もうその肉体が凄い。
    男でも見惚れますよ(笑)

    谷川はつい先日。こちらも天候に恵まれ、とても良かったです。
    やっぱり登山は晴れた方が楽しい!(笑)
  • ねんきん老人さん 2015/09/24 08:57:51
    バーチャル登山を楽しませていただきました。
    琉球熱さん、おはようございます。

     カンガルーの跋扈する墓地について、ご感想を寄せていただき、ありがとうございました。
     また、戦没者慰霊碑の前での馬鹿な観光客の振舞いに対する憤慨にもご共感いただき、嬉しい限りです。

     琉球熱さんの旅行記はいつもその行動力と深い洞察に感服しているところですが、最近は、琉球熱さんの旅行記を楽しむ私流の方法が定着しています。
     それは、まず読みながら、東西南北、右左と、文章に沿って想像をめぐらしながら、自分が歩いているような気分を味わうのです。そのあと、今度は添付された地図で確認しながら読んでいきます。(この段階で、私の想像が間違いだらけなことに気づかされるのですが)
     そして何よりの楽しみは、途中々々で琉球熱さんの示唆に富んだコメントを読むことです。

     もちろん豊富な写真も楽しみで、今回目に止まったハクサンフクロの写真などは、朝露の残った花びらが陽に透けている美しさに、思わずその写真を別ファイルに保存してしまいました。

     これからも沢山の記事を楽しませていただきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

    ねんきん老人

    琉球熱

    琉球熱さん からの返信 2015/09/24 22:32:51
    RE: バーチャル登山を楽しませていただきました。
    ねんきん老人さん、いつもありがとうございます。

    >  また、戦没者慰霊碑の前での馬鹿な観光客の振舞いに対する憤慨にもご共感いただき、嬉しい限りです。

    いえいえ。憤慨するのが普通です。

    色々と過分なお言葉、恐縮です。
    しかし嬉しいものです。
    気の抜けた記録をアップできないというプレッシャーもありますが・・・(笑)

    私もねんきん老人さんの旅行記を楽しみにしております。
  • rokoさん 2015/09/19 21:34:11
    感動の山旅・・・
    琉球熱さん  こんばんは


    題目どおり、ほんとに自然は素晴らしい〜
    素敵な体験でしたね、いいなぁ〜

    あのたおやかな稜線にはゾクゾクしました。

    お花もいっぱい、大満足の登山
    おまけに陽希さんにも会われて羨ましいかぎり・・・
    いつも思うんだけど撮影隊メンバーも凄いですよね!

    お天気に恵まれ、素晴らしい山行、思い出に残る山となりましたね。
    そういう山の巡り合わせ、私もあります。

    存分に愉しませていただきました。
    ありがとうございました。

    琉球熱

    琉球熱さん からの返信 2015/09/20 00:55:59
    RE: 感動の山旅・・・
    rokoさん、投票&書き込み、ありがとうございます。

    嫌ぁ、本当にイイ山でした。
    もともと稜線歩きは好きですが、あの美しさはちょっとビックリでしたね。
    北アルプスの小蓮華から白馬大池までの稜線も、丹沢の塔ノ岳から丹沢山までの稜線も、私のお気に入りですが、どちらも言葉で表現できる素晴らしさ。
    一方、今回の平標山〜仙ノ倉山の稜線は、それこそ「言葉にできない」感じです。

    > おまけに陽希さんにも会われて羨ましいかぎり・・・
    > いつも思うんだけど撮影隊メンバーも凄いですよね!

    考えようによっては、撮影隊の方が凄いかも(笑)
    でも、田中陽希さんは下山してからその日の宿までも徒歩なんですよね。
    その行程くらい、撮影隊と一緒に車に乗ればいいのに、と思うのは凡人ゆえでしょうか?(笑)
  • らびたんさん 2015/09/19 19:33:45
    谷川連峰
    琉球熱さん、こんばんは^^

    本当に素晴らしい景色ですね〜\(^o^)/
    たいらっぴょう・・・荒天で計画を中止したことがあるので、
    ぜひいつかリトライしたい山です。

    谷川はロープウェイ止まってるんですか!
    ぜひ西黒尾根を登ってください!(^^)!
    私は何も知らずに一人で西黒尾根を下りに使いましたが、
    あれは登りに使うべきルートです。

    そうそう、谷川山頂付近にもアゲハ蝶がいましたよ☆
    平標にもいるなんて、やはり同じ山脈なんだなぁと感じて嬉しくなってしまいました。


    らびたん

    琉球熱

    琉球熱さん からの返信 2015/09/20 00:50:13
    RE: 谷川連峰
    らびたんさん、いつもありがとう。

    平標山〜仙の倉山は、目にも体にも優しい山なので、オススメです。
    是非、再度挑戦してください。せっかくだから好天がいいですね。

    > 谷川はロープウェイ止まってるんですか!

    私たちが平標山に登った週の週末には営業再開しています。
    なので、今度こそ谷川リベンジです。
    西黒尾根は遠慮しておきます(笑)

  • 玄白さん 2015/09/19 16:28:50
    田中陽希さんとの出会い ラッキーでしたね!
    琉球熱さん、こんにちは

    田中陽希さんと出会えたんですか! いいな〜
    昨年の百名山一筆書きの番組を見て以来、彼のファン(?)になり、今年の二百名山シリーズの番組も欠かさず見ています。
    栃木県では女峰山に7月末頃登るらしいという情報だったので、彼に会いに登ろうかとも考えていたのですが、何かとヤボ用が重なり計画できませんでした。
    やっぱり、超人的なスピードでしたか・・・

    玄白

    琉球熱

    琉球熱さん からの返信 2015/09/20 00:46:25
    RE: 田中陽希さんとの出会い ラッキーでしたね!
    玄白さん、投票&書き込み、ありがとうございます。

    > 田中陽希さんと出会えたんですか! いいな〜

    いいでしょ〜 (笑)

    二百名山を完全人力で、というのが驚異ですね。
    下山してから宿までも、完全人力(徒歩)ですから、その強靭な肉体はもちろん、体調管理なども考えると、陳腐な言葉ながら「偉業」と言えるのではないでしょうか?

    そんなハプニングもあり、とても想い出深い山行になりました。

琉球熱さんのトラベラーページ

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