2020/09/21 - 2020/09/22
19位(同エリア136件中)
琉球熱さん
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初の越後山行は、高層湿原マニアとしては避けて通れない巻機山を主菜に、副菜は八海山で岩登り。
夏休みの分散取得で、9月連休に1日追加で混雑回避。
大まかな日程は
初日は現地入りとブラブラ観光
2日目に巻機山
3日目に八海山
最終日は再度ブラブラ
相方は諸事情により2日目夕方に合流、、、
最初に日程が決まり、次に行く先を決めた今回の旅。
越後駒ヶ岳か巻機山かかなり悩んだ。
相方と登る山を探すのも一苦労だった。
これだけ仕込みに時間がかかったんだから、晴れてくれなきゃ困るよなぁ
結果、旅行記としてまとめるにあたり感じたことは、考えてみれば至極当然のことだったんだが、それは後ほど。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
巻機への最もポピュラーな登山口、桜坂
紅葉には少し早い中途半端な時期とはいえ、連休なのでスタートは早いに越したことはない。
と殊勝に考えていたんだが、宿出発が30分近く遅れ、桜坂到着は6:20。
で、この状態・・・ 甘かった!
駐車場はここと、この向かい(一段高くなっている)、さらに奥の3ヶ所だが、どこもほぼ満車。
この山の人気を早くも思い知らされる。巻機山 自然・景勝地
-
気を取り直して、さて出発! 6:24
どうでもいいけど、朝から曇天で樹林帯の中は薄暗い。 -
4合目 6:54
時折、バラバラッと葉を打つ音がするのは雨だ。
でもまだ大したことはない。
樹林帯だから濡れずに済む。
幽玄だぁ
傾斜もそれなりだけど・・・ -
暗いし雨模様だし、でも退屈にならないのは雑木林だからだろう。
これが杉の植林帯だったら、気分はもっと陰鬱になっていたはず。 -
5合目 7:15
ここまで休憩なしで来たから、ここらで一息。
休憩しようにも、できる場所が全くなかったから。
天候は増々悪化、いよいよ雨具を着ないとマズイ状況に。
ここは小広くなってはいるが、大勢が休憩できる場所ではない。
雨具を着込んだら早々に出発。 -
はい、雲洞庵です(涙)
あの後、雨脚いよいよ激しく、このまま登っても景色は望めないし楽しくないのは自明。
6合目に向かう途中で撤収を決めたのであった・・・
当然、上りの人とすれ違うわけで、「昼過ぎからは雨も上がる予報だよ」なんて声もあったが、その時間に山頂にいたら逆にマズいでしょ。
というわけでしっかり降り始めた雨の中、バタバタと下山し、駐車場のおじちゃんに「10月上旬の紅葉の時期にまたおいでよ」なんて言われながら、巻機山におさらば。
さて、どこに行くか? コンビニの駐車場で観光パンフを見ながらたまたま一番近い雲洞庵に来たのでありました・・・雲洞庵 寺・神社・教会
-
雲洞庵、とても良い所なんだが、この赤門の中に仁王立ちしている「仁王」さんは、造りが少々雑だ(笑)
-
雲洞庵をじっくり見学してもまだ時間が余る・・・
ならば、八海山尊神社
意外にこじんまり -
それでも時間が・・・
とうとう『秘境』まで来てしまったぜ
でも、しっかり観光地化されていて、「秘境感」ゼロ
それよりも、ここに至る『奥只見シルバーライン』の方がよっぽど秘境感満載だ。
奥只見ダム建設の資材運搬専用道路として造られたもので、19のトンネルが続き、全長22kmのうち18kmがトンネルという、まるでモグラになったような気分にさせられる道路。
「狭い」「暗い」で、道路が終わるのが先か、自分の神経がおかしくなるのが先か、「ぐわぁ~~~~っっ!!!」と叫びたくなる衝動を抑えながらの非常にスリリングな道。
来た以上戻らねばならず、非常に気が重かった。
この後、六日町まで戻って、相方と合流、投宿。
最終日、相方から「行ってみたい」と言われたが却下。奥只見ダム 名所・史跡
-
さて翌日、八海山。
最初にドンと現れるココ、「BASE CAMP」なんて書いてあるが、ロープウェイ乗り場ではない。ロープウェイ乗り場はこの上の駐車場で、その案内がとても小さくてみんな間違う。
ココはただの土産売り場。 -
八海山ロープウェイ
ボロい八海山ロープウェー 八海山展望台 乗り物
-
お~ あれが八海山か
ゴツゴツ -
ロープウェイを降りるとこんなイラストマップが。
今回は山小屋(赤い丸印)まで行って、その先の岩場鎖場は状況次第ということで。 -
山頂駅からひと登りすると展望台がある。
その脇に「八海山遥拝所」、このお方は「八海山大神」。
しかしクオリティが・・・ -
登山道は良くもなく悪くもなく
-
ちょっと秋
-
分岐には古めかしい道標
-
ちょうど5合目
-
小さい秋
-
時々視界が開ける
-
リンドウ
秋の気配 -
アキノキリンソウは虫だらけ
-
開けた場所で 振り返ってみる
謎の園地 あんな場所は通っていないと思うが・・・ -
そうこうするうちに「女人堂」到着
6合目 -
シラタマノキ
-
だいぶ高度を上げてきた
視界もよくなって気分がいい -
下界を一望
丸印は、、、、 -
ロープウェイ山頂駅
-
薬師岳到着
まさか今夏のリベンジがここで果たせるとは -
8合目 ゴーン
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信仰の山
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ここからの景色がまた良し
山麓から見上げたゴツゴツが目の高さに! -
ズームアップ
そそり立つ岩峰・・・いいねぇ -
ミヤマコゴメグサ
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来た道を振り返る
これもまたおかし -
9合目 千本檜小屋到着
山麓駅からおよそ2時間半 -
山小屋の中も信仰一色
-
前庭で休憩する人、多し
我々も昼メシ
ここからの眺めは・・・ -
連なる山々
爽快 -
こういうこともある
大阪から来たというご夫婦、何という偶然か、「昨日は巻機山」
ひどいコンディションだったねーと話が弾み -
随分長居をしてしまった
先へ進む
核心部へ向かう途中の 奇岩 -
直下から見る地蔵岳
ガスガスで迫力倍増 -
・・・ということで帰り道です(涙)
地蔵岳に向かう途中に出現した鎖場に固まる相方
ま、確かに右側はストンと切れ落ちていた
かなり年配の女性も果敢に挑んでいたんだが、こりゃもう理屈じゃないし、恐いものは恐い
そんなわけであえなく撤退
これは7合目付近の鎖場
直登だし崖じゃないので、こういう場所は平気らしい
(注)写真の女性は相方ではありませぬ -
確かにガスも出て視界も悪くなっていたし、彼女は元々岩場が苦手
撤退も止む無しか・・・
相方が笑って下山することが一番
選択ミスだったとは言え、近辺に適当な山もなかったしなぁ
つらつらとそんなことを考えながら6合目
山頂付近はすっぽりガスの中だ -
山頂駅 完全下山
改めて見ると、かなりボロい施設
でも駅舎脇のテラスからの眺望は良し -
千本檜小屋で購入した山バッジ
縁取りが鎖・・・ -
【今回のデータ】
最大標高:1654m
積算標高:676m
歩行距離:5.7km
9合目より先の核心部は、劔や穂高の練習で登る人もいるらしい
そんな話を帰りのロープウェイで聞かされてもなぁ・・・
ヘルメットをかぶっている人もチラホラ
9合目「まで」と「から」が激変する山
些細な話ながら・・・
ロープウェイ山頂駅舎脇に、登山者用に洗い場がある。
しかしこれが水を入れたバットが一つ置いてあるだけ。
我々が下山した時点(15時前)で既に水は泥だらけで、とても靴を洗える状態ではなかった。
おまけにブラシ・タワシもボロが2個。
これは「ロープウェイを汚すなよ」ということで、決して登山者のためじゃない。皮肉にも、15時前後に下りてきた登山者は、この泥水を見て靴を洗わずロープウェイに乗車していたから、何の役にも立っていない(笑)
登山者の利便性を考えていない証拠に、山麓駅(第2駐車場)にも洗い場なし。実はその下の「ベースキャンプ」(第1駐車場)に水道とタワシがあるというオチ。
初めて来た登山者の大半はそうとは気づかず、第2駐車場から泥だらけの靴で帰るわけだ。(我々は偶然、登山靴を洗っている人を見かけたので慌ててクルマを停めた次第)
この気の利かなさは、さすが西武。 -
1ヶ月遅れのアップ。
普段から早い方ではないが、それにしても今回は遅くなった。
同時期の“下界”は2週間後にはアップしたというのに・・・
理由は簡単
楽しみにしていた山行2座ともに消化不良で、自分のテンションが上がらなかったから。
テンションが上がらないから写真の整理も捗らない、コメントも浮かばずに雑になる・・・
というわけで、やっぱり自分が納得できて、楽しんで、、、というのが基本中の基本だなぁと、「何を今更」の事柄を改めて痛感した次第。
曲がりなりにも他人様に読んでいただく以上、自分が楽しめた、好奇心を刺激されたと感じなければ、まともな旅行記になるはずもなく、“たれ流し”旅行記じゃ読んでくれる方々に失礼だろう。
次からはテンション上げて行こう
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