
2017/10/08 - 2017/10/08
6位(同エリア367件中)
琉球熱さん
今年の紅葉はどこに行こう?
何の脈絡もなく「只見線」が候補に挙がり、あの沿線の風景を眺めるのはどうだ?なんて話から、
せっかくなら浅草岳とか守門岳にでも登るか?
みたいな話になり、それがいつの間にか
妙高山も良さそうだ
ということになってこれで決着、と思ったら結局火打山に登ったという話。
そんな経緯はさておき、前日の雨と打って変わっての秋晴れの下、錦秋を存分に楽しんだ山行記録である。
上越妙高まで新幹線、そこからレンタカー(前泊)
我々の足だと往復9時間程度の行程と読む。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 2.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝7:00 登山口がある笹ヶ峰キャンプ場を出発。
のっけからこのカラフルさである。
それはそうとここまでの道のり。
混雑はするだろうと予測はしていた。なので駐車場には6:15には到着していたのだが、恐るべし火打山、考えが甘かったことを思い知らされる。
駐車場は既に満車。路肩に停める車、この時点ですでに多数。
ようやく1台のスペースを見つけ、身支度を整えた時は既に計画タイムを30分ロス・・・休暇村妙高笹ケ峰キャンプ場 キャンプ場
-
スタート直後、木道はほとんど平坦。
いやはや、もうこんなに目を楽しませてくれるとは。 -
緑も混じり、絶妙なグラデーションの中を行く。
-
ダケカンバの白い幹がアクセント
-
見上げれば・・・
-
足元は・・・
これで楽しくないわけがない -
黒沢橋 7:46
光りが強すぎて、妙な色になってしまったが、橋の上からの眺め、良し。
ここで一息つく人も多い。 -
三色かえで
-
イチオシ
おぉ~~~っ
「もこもこのフェルト手芸のよう」(by picotabiさん)
言い得て妙なので、借用させていただきました m(__)m
湧き立つ靄もイイね -
視界の開けたところから、北アルプスの山々
雲海が広がる -
槍ヶ岳も見えるじゃないか!
てことは右手は穂高か立山か? -
十二曲りと呼ばれる九十九折りの登山道にて
-
けっこうな斜度を九十九折りで登って行く。
1/12→2/12と、12/12までご丁寧に標識がある。
足元にも秋 -
十二曲りを通過し、妙高山への分岐である富士見平を過ぎると、頭上が開けてくる。
この空! -
黄葉から紅葉
-
真紅が澄んだ空に映えるね~
-
富士見平から先は傾斜もぐっと緩くなり、快適な散歩。
しかし、ここまでの道、前日の雨で大変なぬかるみ&水溜り。
見誤ってはまること2回、相方3回。おかげで靴はどんでもない状態に。 -
雲海だ~
-
隈笹の中を行く。気持ちの良い稜線。
ぬかるみの心配がない木道、ただしスリップ注意。 -
空が青けりゃ、なんでも映える
なんて、気分よく歩いていたら・・・ -
イチオシ
ドーン!
おぉ~~~~っ
無理矢理パノラマ、火打山に焼山 -
美し~~
説明不要の美しさ -
白馬岳も大雪渓も
何とも贅沢な景観 -
焼山はきょうも元気に活動中
-
ウラジロナナカマド ?
見事な色付き -
幾何学模様のような・・・
-
隈笹とシラビソの緑も、紅葉の時期はひときわきれい。
-
その向こうには白馬連峰
-
雲はすっかり秋
-
そうこうしているうちに高谷池ヒュッテに到着
10:09
多くの人が休憩中。 -
高谷池は果たしてどんな池か?
-
イチオシ
一面 草紅葉
バックに火打山
そうか、湿原か
ところどころに池塘が見える。 -
これもまた絶景なり。
-
ヒュッテ脇にはテント場。
確かにテントを担いでいる人を多く見かけた。 -
我らも昼食。30分ほど休憩し出発。10:45
-
回り込んで見下ろすに高谷池。
カラフルなテントに池塘群。 -
天狗の庭へ続く道は、まるで日本庭園のよう。
これは盆栽級。 -
草紅葉、侘び寂び
-
イチオシ
贅沢な庭園を行く
-
こちら箱庭
-
イチオシ
正面にどっしり火打山
-
イチオシ
そして小さなせせらぎ
なんという場所だろう! -
天狗の庭 11:07
-
ここからの景観がまた見事。
これはもう「絵画」だ。 -
イチオシ
池塘に映る火打山
この「天狗の庭」は広大な平原(高層湿原)。
従って木道も平坦でゆったり散策できる。
夏はきっと花畑だろう。 -
最後のピークに取り付く斜面。
見下ろす天狗の庭、遥か彼方に北アルプス。
さて、今回はピークハントはせず、ここで折り返し。
意外に長いルート、ぬかるんだ道、相方が苦手な下り、何よりスタートの遅れ。
私よりピークハントしたがる相方が笑顔のままゴールできるように。 -
高谷池と天狗の庭の間、“日本庭園”エリアに、このルート唯一のベンチがある。
ここからは妙高山が望める。一休みにうってつけの場所だ。
ヒュッテの周りは混雑するので、さっさとここまで来てゆっくり昼食休憩と言う方が賢明。
事前に分かっていればなぁ・・・
仲良しオジサンたちは、ここから見る妙高山の容姿を酷評していた(笑) -
ヒュッテと高谷池が見えてきた。12:05
-
黄葉・紅葉
-
最後にこの絶景を目に焼き付ける。
-
アサノハカエデ
美しい黄色 -
ウラジロナナカマド
-
ミネカエデの絶妙なグラデーション
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これまた「もこもこのフェルト手芸のよう」(by picotabiさん)
-
朝よりもさらに鮮やかに
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煌めく黄葉の中を
-
木漏れ日を受けながら歩く
-
イチオシ
こんな素晴らしいグラデーションを眺め
-
ここに来ないと見ることができない一瞬の美に
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感嘆、ただただ感嘆
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黄葉のトンネルを抜け
-
大好きなブナの巨木を見上げ
-
見上げる稜線の色付きに思わず声を上げる
-
燃えるような紅葉も
-
存分に堪能できたことに感謝
-
黒沢橋に到着 14:29
見るも無残にドロドロになった靴を洗う人々(笑) -
さて、ここからは一気に下山。
ゴールはもうすぐ。
緑が多くなってきた。 -
ブナ林の中を行く。
この時間になっても、雨上りの木道は滑る。
まさかチェーンスパイクを着けるわけにもいかず、注意して歩いたが、コケること1回。相方2回。 -
いよいよゴール。
こういう風景も嫌いじゃない。 -
完全下山 15:10
駐車場からの空。
駐車場は思ったほど空いていなかった。多分、これから1時間が下山のピークだろう。
あとは今夜は山小屋泊・テント泊で明日下山と言う人たちか。
実はここからがけっこう慌ただしかった。 -
レンタカー返却時刻を睨みながら、火打山下山後の定番「苗名の湯」へ。満車!
ならば温泉街だ!と赤倉に向かう途中、ルートをそれて「いもり池」と妙高ビジターセンターへ。
高谷池ヒュッテで購入予定だったバッジが全て売切れ。ヒュッテのおにーさんが「ビジターセンターで売ってますよ。県道逸れてすぐです。」
それほど「すぐ」ではないビジターセンターでバッジを購入し、慌ただしく赤倉温泉へ。
温泉街に入り、何となく飛び込んだホテル対山。
ちょっとどうかな?と思わないでもなかったが(笑)、意外や意外、とても良い風呂だった。
何と言っても貸切り。とは言え時間がない。宿の人が驚くくらいに早く出て(笑)、一路駅に向かう。赤倉温泉 高原ホテル対山 宿・ホテル
-
この後、視界がゼロになるような濃霧に出くわし、ビビりながら里に下りる。
レンタカー営業所に到着したのは、返却15分前。
結果的に、ピークに拘らずに下山したこと、「苗名の湯」をすぐに諦めたことは正解だった。 -
【今回の獲物】
ビジターセンターで購入した山バッジ。
本当は高谷池ヒュッテのバッジが欲しかったのだが。
道の駅あらいで購入したミョーコーさんのバッジとタオル。
雪形の跳ね馬が笑える。 -
【今回の記録】
歩行距離:13.8km
最大標高:2,145m
積算標高:1,045m
火打山の黄葉としては、ラストチャンスだったかも。
富士見平より上は今回がピークだった。
前日は曇天のち雨、麓でもそれなりに冷えた。一転、きょうは快晴無風で快適そのもの。
これでもか、の高山の黄葉を存分に堪能した一日となった。
そろそろ冬の気配だろうか?
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