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単身赴任で過ごした福島県。<br />わずか一年間ではあったが、何かと想い出のある土地となった。<br />東京に戻ってから何度か訪れていたが、登山は初めて。<br />どうせならば、いつも見えていた、地元でも馴染み深い山を登ってみようと計画。<br /><br />選んだ山は磐梯山と安達太良山。<br />地元では知らない人はいない名山である。<br /><br />地理的に少々離れているので、中間地点でもあり新幹線も停まる郡山に宿を取り、日帰り登山を2日楽しもうというわけだ。<br />加えて、郡山は単身赴任時代に住んでいた土地でもあり、この機会に当時のテニス仲間にも会っておこうと連絡を取った。<br /><br />初日はゆっくり郡山に入り、夕方から現地のテニス仲間と居酒屋で会食(笑)<br />実に7年ぶりの再会、楽しい宴となった。<br /><br />===========================<br />1日目:郡山 旧友と宴会<br />2日目:クルマで磐梯山 郡山泊<br />3日目:クルマで安達太良山 帰京<br />===========================<br /><br />磐梯山は明治21年に大爆発を起こし、桧原湖をはじめとする300におよぶ湖沼群が形成され、風光明媚な裏磐梯高原となった。

初!福島の山へ 名山2峰を歩く (1)磐梯山

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2014/09/21 - 2014/09/21

10位(同エリア384件中)

旅行記グループ 山 東北&上信越

2

66

琉球熱

琉球熱さん

単身赴任で過ごした福島県。
わずか一年間ではあったが、何かと想い出のある土地となった。
東京に戻ってから何度か訪れていたが、登山は初めて。
どうせならば、いつも見えていた、地元でも馴染み深い山を登ってみようと計画。

選んだ山は磐梯山と安達太良山。
地元では知らない人はいない名山である。

地理的に少々離れているので、中間地点でもあり新幹線も停まる郡山に宿を取り、日帰り登山を2日楽しもうというわけだ。
加えて、郡山は単身赴任時代に住んでいた土地でもあり、この機会に当時のテニス仲間にも会っておこうと連絡を取った。

初日はゆっくり郡山に入り、夕方から現地のテニス仲間と居酒屋で会食(笑)
実に7年ぶりの再会、楽しい宴となった。

===========================
1日目:郡山 旧友と宴会
2日目:クルマで磐梯山 郡山泊
3日目:クルマで安達太良山 帰京
===========================

磐梯山は明治21年に大爆発を起こし、桧原湖をはじめとする300におよぶ湖沼群が形成され、風光明媚な裏磐梯高原となった。

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦
交通手段
レンタカー 新幹線 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 福島第1座は磐梯山。<br />どちらを先にするかは特に意味はなく、「なんとなく」。<br /><br />磐梯山の登山口は、さすがに地元の名峰だけあって多数あるが、クルマでのアクセスを考えて「八方台」にした。<br /><br />ここは駐車場も大きく、50台くらいは停められる。<br />到着は7:30だったが、既に先着のクルマあり。<br />整理係が2人いて、入って来るクルマをさばいていた。

    福島第1座は磐梯山。
    どちらを先にするかは特に意味はなく、「なんとなく」。

    磐梯山の登山口は、さすがに地元の名峰だけあって多数あるが、クルマでのアクセスを考えて「八方台」にした。

    ここは駐車場も大きく、50台くらいは停められる。
    到着は7:30だったが、既に先着のクルマあり。
    整理係が2人いて、入って来るクルマをさばいていた。

    八方台 名所・史跡

  • 駐車場の向かいに登山口がある。<br />さすがに空気はひんやり。心地よい。

    駐車場の向かいに登山口がある。
    さすがに空気はひんやり。心地よい。

  • 静かなブナ林を行く。<br />他の登山者の影は見えるが、混雑と言うほどではない。

    静かなブナ林を行く。
    他の登山者の影は見えるが、混雑と言うほどではない。

  • 20分ほどで「中の湯」に到着。8:04<br />樹林帯が開け、目の前に広がる谷間の風景は、硫黄臭が立ち込めていてちょっと奇異な感じがする。<br />(厳密には硫黄は無臭だそうだ。硫化水素が臭いの元なので、正しくは「硫化水素臭」なのだろうが、どうもピンと来ない(笑))

    20分ほどで「中の湯」に到着。8:04
    樹林帯が開け、目の前に広がる谷間の風景は、硫黄臭が立ち込めていてちょっと奇異な感じがする。
    (厳密には硫黄は無臭だそうだ。硫化水素が臭いの元なので、正しくは「硫化水素臭」なのだろうが、どうもピンと来ない(笑))

  • 1990年代後半に廃業した温泉宿。<br />現在も湯が湧きだしているものの、廃屋が荒涼感をかき立てるばかり。<br />池の水温は意外に低く「ぬるい」。湧水が混じっているのだろう。<br />足湯代わりに使う人もいるとのことだが、本当だろうか?<br /><br />いずれにしても、ガスも出ているのであまり近づかない方が良いと思う。

    1990年代後半に廃業した温泉宿。
    現在も湯が湧きだしているものの、廃屋が荒涼感をかき立てるばかり。
    池の水温は意外に低く「ぬるい」。湧水が混じっているのだろう。
    足湯代わりに使う人もいるとのことだが、本当だろうか?

    いずれにしても、ガスも出ているのであまり近づかない方が良いと思う。

  • 歩を進め、視界が開ければこの絶景。<br />桧原湖、右奥は西吾妻山かな?

    歩を進め、視界が開ければこの絶景。
    桧原湖、右奥は西吾妻山かな?

  • 人が頻繁に通るのだろう、道は悪くない。

    人が頻繁に通るのだろう、道は悪くない。

  • 分岐に出現する鐘。<br />『FUKUSHIMA 35TH,1982』とある。<br />以前はこの先の弘法清水に設置されていたらしい。<br />鐘を鳴らし、頂上近しと教えていたそうな・・・

    分岐に出現する鐘。
    『FUKUSHIMA 35TH,1982』とある。
    以前はこの先の弘法清水に設置されていたらしい。
    鐘を鳴らし、頂上近しと教えていたそうな・・・

  • 休憩ポイント 弘法清水<br />9:08

    休憩ポイント 弘法清水
    9:08

  • ここにはその名の通り湧水がある。<br />これがまた冷たくて美味。<br />帰りにペットボトル1本分いただいた。

    ここにはその名の通り湧水がある。
    これがまた冷たくて美味。
    帰りにペットボトル1本分いただいた。

  • この弘法清水は山頂手前の開けた場所で、小屋が2軒。<br />岡部小屋と弘法清水小屋。どちらもなめこ汁が名物。<br />小屋と言っても休憩所で宿泊はできない。<br /><br />ここでバッジも購入。

    この弘法清水は山頂手前の開けた場所で、小屋が2軒。
    岡部小屋と弘法清水小屋。どちらもなめこ汁が名物。
    小屋と言っても休憩所で宿泊はできない。

    ここでバッジも購入。

  • 弘法清水小屋の店内には、「日本百名山 ひと筆書き」の田中陽希さんの色紙が!

    弘法清水小屋の店内には、「日本百名山 ひと筆書き」の田中陽希さんの色紙が!

  • ここからの展望は抜群。<br />休憩する人も多い。

    ここからの展望は抜群。
    休憩する人も多い。

  • あれは秋元湖だろうか?

    あれは秋元湖だろうか?

  • 実は右手にそびえる櫛ヶ峰が気になって仕方がない。<br />噴火で抉り取られた山肌が荒々しく、そそられるのだ。

    実は右手にそびえる櫛ヶ峰が気になって仕方がない。
    噴火で抉り取られた山肌が荒々しく、そそられるのだ。

  • 小休止の後、ま、とりあえず山頂へ行こうというわけで、出発。<br />斜面はもう秋の気配、紅葉が始まっている。

    小休止の後、ま、とりあえず山頂へ行こうというわけで、出発。
    斜面はもう秋の気配、紅葉が始まっている。

  • 途中、展望台のように開けている場所があったので、もう一度北側の風景を。

    途中、展望台のように開けている場所があったので、もう一度北側の風景を。

  • 快晴の中、低い雲が山肌に影を落としている。

    快晴の中、低い雲が山肌に影を落としている。

  • 猫魔方面<br />雲の影が面白い

    猫魔方面
    雲の影が面白い

  • 上から見る紅葉<br /><br />美しい〜〜

    イチオシ

    上から見る紅葉

    美しい〜〜

  • と言っている間に山頂到着(笑)<br />9:48<br />1819m<br /><br />弘法清水からは20分ほどで到着できる。

    と言っている間に山頂到着(笑)
    9:48
    1819m

    弘法清水からは20分ほどで到着できる。

  • 岡部小屋の支店(笑)<br />雲の切れ目から下界が見える。

    岡部小屋の支店(笑)
    雲の切れ目から下界が見える。

  • 山頂は岩が積み上げられたようになっている。<br />360度の眺望だ。

    山頂は岩が積み上げられたようになっている。
    360度の眺望だ。

  • 岩の頂上の祠。<br />山岳信仰の名残。

    岩の頂上の祠。
    山岳信仰の名残。

  • 山頂標識は岩山の下。<br />売店の隣だ。

    山頂標識は岩山の下。
    売店の隣だ。

  • ここで昼食。<br />天気も良く、風もなく、実に気持ちが良い。<br />今回はバーナー持参で火をおこした。

    ここで昼食。
    天気も良く、風もなく、実に気持ちが良い。
    今回はバーナー持参で火をおこした。

  • 山頂から見る櫛ヶ峰。<br />荒々しい山容。

    山頂から見る櫛ヶ峰。
    荒々しい山容。

  • 山頂の斜面は秋の花がまさにピーク。<br /><br />涼やかな空気、晴天、絶景、花<br />贅沢なランチタイム。

    山頂の斜面は秋の花がまさにピーク。

    涼やかな空気、晴天、絶景、花
    贅沢なランチタイム。

  • 山頂から少し南に降りた天狗岩。<br />そこから見る紅葉。

    山頂から少し南に降りた天狗岩。
    そこから見る紅葉。

  • ガスがまたかかってしまった。<br />そろそろ下山するか。<br />10:50

    ガスがまたかかってしまった。
    そろそろ下山するか。
    10:50

  • まだまだ人が上がってくる。<br />山頂は、さっきよりも人が増えてきた。

    まだまだ人が上がってくる。
    山頂は、さっきよりも人が増えてきた。

  • すっかり紅葉

    すっかり紅葉

  • 下山途中の景色もまたキレイ。

    イチオシ

    下山途中の景色もまたキレイ。

  • 弘法清水に戻ってきた。<br />多くの人とすれ違った。さすが磐梯山。

    弘法清水に戻ってきた。
    多くの人とすれ違った。さすが磐梯山。

  • たいていの人は、「お花畑」と呼ばれるルートを通って、もと来た道を引き返していく。<br />でも、せっかくの晴天、もう少し遊んでみよう。<br />あの櫛ヶ峰に通じる稜線も面白そうだ。<br />・・・というわけで、火口原に向かって下山。

    たいていの人は、「お花畑」と呼ばれるルートを通って、もと来た道を引き返していく。
    でも、せっかくの晴天、もう少し遊んでみよう。
    あの櫛ヶ峰に通じる稜線も面白そうだ。
    ・・・というわけで、火口原に向かって下山。

  • 斜面を下りたところに「黄金清水」という湧水、そしてその先は爆裂火口である。<br />火口の縁には「三合目天狗岩」「前面噴火口絶壁」との標柱。(山頂下部の天狗岩とは別物)

    斜面を下りたところに「黄金清水」という湧水、そしてその先は爆裂火口である。
    火口の縁には「三合目天狗岩」「前面噴火口絶壁」との標柱。(山頂下部の天狗岩とは別物)

  • いまだに火山性ガスがでているという火口。<br />抉られた山肌が見る者を圧倒する。

    いまだに火山性ガスがでているという火口。
    抉られた山肌が見る者を圧倒する。

  • 眼下に見える赤い地肌、青磁色の池は銅池。

    眼下に見える赤い地肌、青磁色の池は銅池。

  • 櫛ヶ峰の山肌に西吾妻山遠景

    櫛ヶ峰の山肌に西吾妻山遠景

  • 振り返って見る磐梯山山頂。

    振り返って見る磐梯山山頂。

  • シラタマノキ<br />花も実も白くて丸い。<br /><br />匂いはサロメチール、味は微糖という面白い木の実。

    シラタマノキ
    花も実も白くて丸い。

    匂いはサロメチール、味は微糖という面白い木の実。

  • 一気に谷底まで落ちそうな、ザレた急坂

    一気に谷底まで落ちそうな、ザレた急坂

  • 櫛ヶ峰への道は途中まで。<br />山頂まで通じる道はないようだ。

    櫛ヶ峰への道は途中まで。
    山頂まで通じる道はないようだ。

  • この火山特有の色合いの中で、一際目立つオレンジ色の花。<br />コウリンタンポポ<br />ヨーロッパ原産の帰化植物。

    この火山特有の色合いの中で、一際目立つオレンジ色の花。
    コウリンタンポポ
    ヨーロッパ原産の帰化植物。

  • 迫力ある爆裂火口を右手に見ながら下って行く。

    迫力ある爆裂火口を右手に見ながら下って行く。

  • 途中から眺望の利かないこんな道を延々と下る。<br />かなりの急坂、しかも狭い。<br />ほんとにこの道で良いのか?と不安になりながらも、ひたすら下る。

    途中から眺望の利かないこんな道を延々と下る。
    かなりの急坂、しかも狭い。
    ほんとにこの道で良いのか?と不安になりながらも、ひたすら下る。

  • ドンとでた火口原。12:50<br />突然視界が開け、後方には火口壁の威圧するような光景。<br />あの三合目から1時間かかってしまった。

    ドンとでた火口原。12:50
    突然視界が開け、後方には火口壁の威圧するような光景。
    あの三合目から1時間かかってしまった。

  • 左手の中腹からは噴煙・・・<br />火山であることを改めて認識。

    左手の中腹からは噴煙・・・
    火山であることを改めて認識。

  • 前方はガレ場。<br />大きな岩がゴロゴロと転がっている。<br />噴火の際にこの一帯の森林は噴石で埋まってしまったのだろう。<br /><br />ここで小休止・・・のつもりが後から下山してきた単独女性とサッカーの話で意気投合し、思わぬ大休止に(笑)

    前方はガレ場。
    大きな岩がゴロゴロと転がっている。
    噴火の際にこの一帯の森林は噴石で埋まってしまったのだろう。

    ここで小休止・・・のつもりが後から下山してきた単独女性とサッカーの話で意気投合し、思わぬ大休止に(笑)

  • 河原のようなガレ場を横切って、再度樹林帯の中に入って行く。樹林帯と言っても低木ばかりなので、閉塞感はなく、意外に歩きやすい道だ。

    河原のようなガレ場を横切って、再度樹林帯の中に入って行く。樹林帯と言っても低木ばかりなので、閉塞感はなく、意外に歩きやすい道だ。

  • 一気に降りてきたせいか、なだらかな道が続く。

    一気に降りてきたせいか、なだらかな道が続く。

  • 枯れた池。と言っても、そこは火山。鉄分の強い池だったことがわかる。

    枯れた池。と言っても、そこは火山。鉄分の強い池だったことがわかる。

  • 裏磐梯スキー場との分岐。<br />この道標は少しわかりにくく、地図を持っていないと迷う可能性がある。八方台に戻るには「銅池」方面へ進む。<br />ただ、迷ってスキー場の方へ降りてしまったとしても、人里に下りることは間違いないので、究極心配無用。

    裏磐梯スキー場との分岐。
    この道標は少しわかりにくく、地図を持っていないと迷う可能性がある。八方台に戻るには「銅池」方面へ進む。
    ただ、迷ってスキー場の方へ降りてしまったとしても、人里に下りることは間違いないので、究極心配無用。

  • 再び磐梯山に向かって歩く形になるから、余計不安になるところ。<br />「戻る」形で正しいのは地図を見れば一目瞭然。

    再び磐梯山に向かって歩く形になるから、余計不安になるところ。
    「戻る」形で正しいのは地図を見れば一目瞭然。

  • 池があったが、これも赤みを帯びていた。<br />不思議な光景である。

    池があったが、これも赤みを帯びていた。
    不思議な光景である。

  • 池の周りにはリンドウが群生。<br />地質のためか?非常に鮮やかな青。

    池の周りにはリンドウが群生。
    地質のためか?非常に鮮やかな青。

  • そこからしばらく歩くと銅池(あかいけ)到着。14:13<br /><br />そこには目を瞠る光景があった。

    そこからしばらく歩くと銅池(あかいけ)到着。14:13

    そこには目を瞠る光景があった。

    銅沼 自然・景勝地

    「裏」磐梯を象徴する奇観 by 琉球熱さん
  • 火山特有の裸の山肌、森林の緑、そして不思議な青緑と赤銅色の水を湛えた池<br /><br />奇観である。

    イチオシ

    火山特有の裸の山肌、森林の緑、そして不思議な青緑と赤銅色の水を湛えた池

    奇観である。

  • 銅池は、1888年の大噴火直後に誕生したことがわかっている。<br />その水は強酸性で、鉄、アルミニウム、マンガンが多量に溶けている。当然、魚は棲んでいない。<br />また、水酸化鉄を含んだ赤い泥のため、赤く見える。<br /><br />この沼の水の一部が五色沼の水源になっているという。

    イチオシ

    銅池は、1888年の大噴火直後に誕生したことがわかっている。
    その水は強酸性で、鉄、アルミニウム、マンガンが多量に溶けている。当然、魚は棲んでいない。
    また、水酸化鉄を含んだ赤い泥のため、赤く見える。

    この沼の水の一部が五色沼の水源になっているという。

  • 銅池の奇観を堪能したら、あとは一気に中の湯を目指す。<br />道中の登山道には、かつて中の湯から源泉を引いたのであろう、登山道に沿って古い配管が埋められていた。

    銅池の奇観を堪能したら、あとは一気に中の湯を目指す。
    道中の登山道には、かつて中の湯から源泉を引いたのであろう、登山道に沿って古い配管が埋められていた。

  • 途中で見かける小川も、鉄分が多いことがわかる。

    途中で見かける小川も、鉄分が多いことがわかる。

  • 中の湯到着。14:56<br />随分のんびりペースになってしまった。<br />ここで一息。

    中の湯到着。14:56
    随分のんびりペースになってしまった。
    ここで一息。

  • 八方台登山口到着。<br />15:33<br />ピストンならば、2時間前に帰って来れただろう。現に、駐車場には朝方の喧騒が嘘のように、残っている車は数台だった。<br />しかし、それではあまりにもったいない。<br />「裏」の顔も楽しまなければ、磐梯の魅力も半減である。

    八方台登山口到着。
    15:33
    ピストンならば、2時間前に帰って来れただろう。現に、駐車場には朝方の喧騒が嘘のように、残っている車は数台だった。
    しかし、それではあまりにもったいない。
    「裏」の顔も楽しまなければ、磐梯の魅力も半減である。

  • 帰途、ビーナスライン途中から見る磐梯山。<br />弘法清水の小屋も見える。これは「表」の顔だ。

    帰途、ビーナスライン途中から見る磐梯山。
    弘法清水の小屋も見える。これは「表」の顔だ。

  • 弘法清水の小屋で購入した山バッジ。<br />ウスユキソウがモチーフ。

    弘法清水の小屋で購入した山バッジ。
    ウスユキソウがモチーフ。

  • 【今回の記録】<br />最大標高:1819m<br />積算標高:981m<br />歩行距離:9.9km<br /><br />表と裏、全く違う顔を持つ名峰。<br />実に面白い山だった。

    【今回の記録】
    最大標高:1819m
    積算標高:981m
    歩行距離:9.9km

    表と裏、全く違う顔を持つ名峰。
    実に面白い山だった。

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  • jun1さん 2014/10/13 21:41:33
    このコース、良いコースですね。
    琉球熱さん、こんばんは。

    磐梯山、私が登ったときはガスってたので、山頂からの眺望、素晴らしいですね。
    こんな景色が見れたんですか。

    火口原に下りるコースも活火山を感じる、凄い風景が見れて!
    青緑と赤銅色の水を湛えた池の景色も凄いなぁ。

    御嶽山の大爆発のあとだったら、ビビるコースでしょうが。

    赤いタンポポって、コウリンタンポポというのですか。
    貴重ですね。 私は見たこと無いです。

    jun1



    琉球熱

    琉球熱さん からの返信 2014/10/13 23:15:49
    RE: このコース、良いコースですね。
    jun1さん、こんにちは
    投票&書き込み、ありがとうございます。

    今回の福島は2日とも天候に恵まれてラッキーでした。
    磐梯山も安達太良山も、火山特有の荒々しい風景を見ることができて、風もほとんどなかったというのは、偶然とはいえ、幸運としか言いようがないですね。

    磐梯山の火口原に下りて銅池を周るコースは、最初(火口原に降りるまで)がかなり厄介です。急坂で藪漕ぎに近い個所が多く、意外に長い・・・
    「この道で良いのか?」と途中で不安になりました。
    逆にいうと、火口原から中ノ湯までは、ほとんどアップダウンなしです。

    でも、「裏」の顔を見ることができ、それにあの銅池の奇観ですから、損はないと思いますよ。
    ただ、銅池だけだったら、中ノ湯から苦も無く行けちゃいますが(笑)

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