2021/09/25 - 2021/09/25
19位(同エリア307件中)
琉球熱さん
この旅行記スケジュールを元に
アクセスが悩ましい奥会津に来て、燧ヶ岳だけではもったいない
というわけで、このエリアにもう一泊
翌朝向かったのは地域の名山 田代山
山頂の湿原で有名な山だ
無論、花のシーズンは終わっている
それでも、この地元に愛される山に登ってみたかった
ところが、前日の燧ヶ岳を凌ぐガスで・・・
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
田代山への登山口 猿倉 7:45
登山口の表示にもあるように、帝釈山とセットで周るのがポピュラーなパターン
帝釈山からアプローチするコースもあるが、高層湿原を狙うなら猿倉からだ
スタートがちょっと遅めなのは、ここまでの山道がとんでもない悪路で、予想以上に時間を食ってしまったから -
先行者がいてホッとする
この200mくらい手前にも駐車場がある(右下の写真)
トイレはこっち
上の駐車場が空いてるなら、わざわざ下に停めることはない -
コースは分岐もほとんどなくシンプル
-
最初は渓流沿いに
-
登山道は歩きやすい
でも人が見えない ちょっと不安 -
少し登ると「水場」
-
と言っても、ホースもひしゃくもコップもないが・・・
降りてみたが、どこで水汲む? という状態 -
きょうはなぜかバテバテ
傾斜が滅法きつく感じる
わずか30分で小休止
“夫婦ブナ”(勝手に命名)でひと休み -
心憎い配慮
-
気を取り直して再出発
森の生命を感じる巨大な根 -
美しいブナ林を抜けると、今度は芳香のしらびそ林
-
マイタケ (←ウソ)
-
小さな秋 (ワンパターン)
-
瑞々しいというより水々しい
-
ゴゼンタチバナは秋の装い
-
スギヒラタケ (←ウソ)
多分、毒あり -
残念なヤマハハコ(燧でも会ったな)
-
少々マイナーな山、との認識は大きな間違いだったようだ
登山道は非常によく整備されていて、所によっては木道もあり、非常に歩きやすい
※だったら登山口までの山道、何とかしてほしい(笑) -
え~~
なんだ この ガス -
でも たまに橙
-
そして紅
-
黄色も
-
うわーーーーーーーーー
と思わず声を出してしまった
こりゃないわ -
ここが小田代 8:50
ここから高層湿原のはじまり -
気を取り直して 行きますか
それにしても ひどいな・・・ -
木道の周りの、じゃまくさい枯草はなんだ?
真っ黒じゃないか -
どうもコバイケイソウっぽいんだが
ということは、ここはコバイケイソウだらけの道ってことか -
これまたドギツイ
まるでイチゴヤドクガエル・・・ -
どうやら山頂湿原に着いたようだ
田代山湿原 自然・景勝地
-
しかし それにしても
ひどい・・・ -
山頂湿原は周回コース・一方通行
-
かなり広い湿原
池塘も沢山
夏は花だらけだろうなぁ -
誰もいない(見えない)
そんな時に熊鈴の音は不気味だ -
近づいて来たよ・・・
ま、足があってよかったけど -
田代山 1926m 山頂標識 9:16
実は三角点はここにはない
立入禁止のエリアにある
まあでも、そんなことはどうでもいいや -
こんな気分
雨でもないのに、視界10m -
昭和枯れすすき・・・
-
小さな秋 ・・・いつもこれだ
-
この山に何回か来た人と出会った
ここからの眺めはすごく良いらしい
ふ~~~ん -
避難小屋に到着 9:37
とても立派だ -
避難小屋の中
今まで見た中で一番きれい
しかも畳敷き!
しかしなぁ、ここで寝るのは勇気がいるぞ -
そしてトイレ
これまたべらぼうに立派 -
中に入って さらにビックリ
めちゃくちゃキレイ!
そして土足厳禁なのだ
え、履き替えるの? と思ってよくよく見ると、登山靴のまま履けるスリッパ!
こんなデカいスリッパ、初めて見た
どこで売ってるんだ?
それにしても、これで紐だらけの登山靴を脱がなくてよいし、スリッパをはけば泥も落ちないから清掃も楽チンというわけだ
やるなぁ~ -
そしてこれまた立派できれいなウッドデッキ
-
炭が落ちてると思ったら、キノコ
クロハナビラタケ? ← 毒 -
宿で作ってもらった握り飯を食らい、お約束のコーヒー
帝釈山から来た福島在住のご夫婦と会話したり、なんだかんだと1時間以上もここでの~んびり
そう、ここに到着した時点で帝釈山は捨てていた
あとは下山するだけ -
避難小屋の向こう側にも園地があった
ベンチ多数
やはりここはポピュラーな山で、多くの人が訪れるのだろうな -
さて、そろそろ行くか 10:50
長すぎる休憩も、霧が晴れる兆しなし -
復路もやっぱりガスガス
なぜか 『若者たち』のメロディが頭の中を流れ続ける -
♪ 君のぉ行く道は~
果てし~なく とおい~ ♪ -
さっきの分岐が見えて来た
周回コースのスタート地点 -
山頂湿原を抜けて樹林帯へ
ヤマウルシか? -
黙々と黙々と 登って来た道を下る
小田代もすっ飛ばし
登山口近くの渓流 -
登山口到着 11:53
無事下山
駐車場にはまだクルマが残っていた
皆、帝釈山まで行っているのだろう -
厄介な林道を走り抜け麓に降りてみれば・・・
なにこれ? 快晴じゃないか! -
ほんとに快晴で腹が立つくらいに暑い
で、湯ノ花温泉に寄って共同浴場でひとっ風呂
熱くて入るのに苦労した湯ノ花温泉 温泉
-
汗を流したら あとはひた走り
栃木県に入る手前の道の駅で そばソフト道の駅 番屋 道の駅
-
山バッジは行ってもいないのに 帝釈山
それにどうして平成16年の山開き記念バッジを買っちゃったんだろう?
これも 道の駅 尾瀬檜枝岐 で購入したんだが、「どうして田代山がないの?」と聞くと、「田代山は南会津町なんです」だって
そうか・・・
じゃ、田代山の山バッジはどこで買えばいいんだ? -
【今回の記録】
歩行距離:8.6km
最大標高:2,346m
積算標高:989m
まぁ不満がなかったと言えば嘘になるが、これだけ視界が悪くても良い山であることは実感できた
そしてとてもポピュラーな山であることも
登山道の整備具合や避難小屋の充実ぶりを見れば、誰でもわかるだろう
夏はきっとべらぼうにキレイだろう
気になっていた山をクリアした達成感はあるけれど
やっぱり美しい高層湿原の風景を見たいものだ
となると、またレンタカー
ここまで来て田代山だけで帰るのは勿体ない、じゃ尾瀬も・・・
となって、けっこう話が大きくなっちゃうのが難点か
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この旅行記へのコメント (8)
-
- ちゃっぴぃ♪さん 2021/10/20 17:50:21
- 視界10m(笑)
- 琉球熱さん、こんにちは!
ある意味すごい景色ですね、せっかく福島まで行って登ったのに視界10m!
絶景の思い出は残せなくても、記憶にはしっかり残りそうです(笑)
姿は見えないのにチリンチリ~ン…とか最早ホラーですね。
もう、こうなったら、こっちも、
ゾンビのふりをしてやり過ごすしかないっ!
とか思いそうです。
クマ鈴って、そういえば九州以外はクマにも注意しないといけないんですね。
それが一番こわいかも。
- 琉球熱さん からの返信 2021/10/21 00:04:09
- RE: 視界10m(笑)
- いつもありがとうございます!
そう、すごい景色でしょ?
もう笑っちゃうレベル
ここは初夏〜盛夏に行くべき場所ですな(笑)
これだけ広大な高層湿原なので、高山植物もさぞかし・・・という場所でした
それにしても、暗くてうすら寒いところで「チリリ〜ン」はやっぱり心地よいものじゃありません(笑)
クマはまだお会いしたことがありません
これからも会わなくて良いです
---------琉球熱--------
-
- ひでちゃんさん 2021/10/12 10:59:04
- 田代山私も登りました。
- 琉球熱さん初めまして。田代山懐かしいです。この辺は車、バイクで年1度は行きます。塩原から檜枝岐とか木賊温泉など良く行きます。酷い道は檜枝岐から川俣温泉。途中帝釈山の反対側の登り口を通ります。綺麗なトイレが有ります。湯の花から湯西川へ抜ける道は少しマシですが。悪路です。無理に勧めません。それに長いです。只見の隣に会津蒲生駅が有ります。今は代行バスが走ってます。ここから蒲生岳に登れます。会津のマッターホルンと呼ばれています。山頂は狭いですね。田子倉ダムが見えます。マッターホルンの様に見えるのは只見駅と会津蒲生駅の中間です。私のページ。4度目の大人の休日俱楽部にその姿が写ってます。良かったらご訪問してください。
ひでちゃん
- 琉球熱さん からの返信 2021/10/12 22:46:43
- RE: 田代山私も登りました。
- ひでちゃんさん、書き込みありがとうございます
檜枝岐に足繁く通ってらっしゃいますね
私もあの村の風情が気に入ってしまいました
日本の原風景というか、なんとも心落ち着く場所です
アクセスが最大のネックでなかなか行けませんが、アクセスが良くて観光客が多かったら、あの風情は味わえないだろうとも思います。
いずれにしても、アシがないとダメだということが今回の旅でよくわかりました
いろいろ貴重な情報をありがとうございました
今後ともよろしくお願いします。
---------琉球熱--------
-
- momonga_bonさん 2021/10/04 18:19:17
- 鈴の音
- 琉球熱さん、こんにちわ。
霧の中から聞こえる鈴の音…かなり怖いですね。
足がない人だったらめっちゃ凄かったのに残念!
でも、オイラだったらその場から逃げちゃいそうです。(笑)
この湿原、晴れていれば素敵な景色なんでしょうね。
高層湿原はやはり初夏でしょうか。
きっと様々な花が咲いていて綺麗なんだろうなぁー。
あーゆーところに土禁のトイレがあるとは珍しい。
あ。通ってるジムのトイレにもバカでかいスリッパあります。
デカくて歩きにくいんで、いつもコケそうになってます。(^_^;)
----- momonga_bon -----
- 琉球熱さん からの返信 2021/10/04 23:28:01
- RE: 鈴の音
- momonga_bonさん、まいどー!
霧の中から聞こえる鈴の音、こわいでしょ?
逃げるって言っても木道一本だからねー
あの時、周りに誰もおらず(笑)
この山の山頂湿原は、かなり広大で、夏はそれこそ狂喜乱舞のお花畑、、、らしいです
登山者も多いことは、整備された登山道や避難小屋を見れば一目瞭然ですね
地元の人たちに愛されてる山なんだなぁと痛感しましたよ
> あ。通ってるジムのトイレにもバカでかいスリッパあります。
> デカくて歩きにくいんで、いつもコケそうになってます。(^_^;)
それ、どこで仕入れたんでしょ?
今度、聞いといてください(笑)
あ、それからまたコケて剥離骨折しないようにね!
---------琉球熱--------
-
- くろねこだりゅんさん 2021/10/04 14:06:01
- ガスガス!
- あ~残念…
せっかくの田代山、草紅葉が広がっていただろう景色。
思わず某山を思い出してしまいました。登場したのが人間で何よりです。
私もここのお山調べてました。初夏がよさそうですよね。
馬坂峠から帝釈山、田代山を考えていましたが道が細そうでしたので猿倉?と思ってましたがこちらも厳しい道みたいですね~
登山道自体は安心いたしましたのであとはやはり林道。
こうやって登りたい山がどんどん増えていくのに休みとお金が無いのが現実です(笑)
にしても田代山看板前のお写真に爆笑!
御心境が手に取るようにわかりました(^^♪
- 琉球熱さん からの返信 2021/10/04 23:23:13
- RE: ガスガス!
- くろねこさん、いつもありがとー
そうでしょ、「せっかくの」でしょ・・・
くろねこさんの某山といい勝負で
ここ、やっぱり夏ですね
せっかくの高層湿原、花を見ないと!
馬坂峠への道は、オサバグサの時期にシャトルタクシーが運行されるくらいだから、猿倉への道よりまともなのかと思ったんですが、今回避難小屋で会ったご夫婦(馬阪峠から来た)によれば「似たり寄ったり」だとか(笑)
猿倉への道、ひでーっす(笑)
ダートです 細くて危ないってことはないけれど、とにかく凸凹が酷い
20km/hくらいしか出せなかったもんだから、時間食っちまいました
あと、猿倉と馬坂では前泊・後泊どちらか必要になると思いますが、宿の選択肢が違ってきます
馬坂は檜枝岐村で宿はより取りみどり
猿倉だと湯ノ花温泉、宿となると微妙です
> こうやって登りたい山がどんどん増えていくのに休みとお金が無いのが現実です(笑)
同じく!(笑)
行きたい場所、増えるばかりですねー
それに、そろそろ南の島の青い海も恋しくなってきて・・・
> にしても田代山看板前のお写真に爆笑!
いや、もう、ホントに アレです・・・
---------琉球熱--------
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