２０１５年４月　大人の遠足＃１７ 工場見学＠アサヒビール神奈川工場

2015/04/29 - 2015/04/29

雨勝ちで寒い春だと思っていたら、あっという間に夏のような日差しがまぶしい今日この頃。
ビールの季節ですねぇ。
アサヒビールの工場見学に行ってきました。

エリア 秦野・松田・足柄(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

出来立てのビールを飲むのが目的なんで、車はNG。
公共交通機関を利用しないとね。
小田急新松田駅には9時半過ぎに到着。
アサヒビール神奈川工場への最初のバスは10:05新松田駅発です。
工場へ行くバスは1時間に1本しかないので要注意です。
近々、時間が変わって、5分早い出発になるそうなので、出かける前に時刻表チェックした方が良いと思います。

小田急から道路を渡った向い側はJRでした。
朝は極軽くだったので、コンビニでおにぎりとおやつ少々を仕入れて、遠足気分が盛り上がってきました。
工場にはきれいなレストランがあるらしいので、そこでブランチしようと目論んで、わざと朝飯抜きだったんだけど、夫は腹ペコでガマンできないそうで、バス停で早速おにぎり1個食べてました。

タコぷりん、ってどんなんだろう。
あの8本足のタコがプリンの中に入っているんだろうか？
生憎、バスの時間になって見に行けなかったぁ。
気になるー。

バス停の後ろの方に富士急バスの営業所があって、そこで往復割引の切符が買えました。
工場まで片道360円のところ、往復だと650円に。
帰りの切符は失くさないように保管しとかないとな。

普通の路線バスなんで、各バス停に止まってく為、工場までは40分くらいかかるそうな。

酒匂川を渡ります。
ビール工場に向かうのにふさわしい名前の川だなぁ。

工場に到着。
途中の乗り降りがほとんどなかったから、30分足らずで到着。
たぶん、車で来れば大きな道をスィっと来れて早いのだと思います。

緑地が広々としています。

バス停のすぐ後ろにビオガーデンがありました。
水辺の生態環境、野生生物が共存する庭なのかな。
地図には池が載ってましたね。

広い芝生が広がっております。

パットゴルフができそう。
おじさんの生態観察ができるかも。

あっちに見えるのが工場ですね。
黒とシルバーで、なんだかカッコイイ工場ですね。

庭の散策はひとまず置いといて、施設を確認しておこう。
バスから降りた人たちは全員こっち方面へ行ったんですよ。
いろんな施設はこっち方面にあるんですな。

腹ペコりんは、まずはレストランに行ってみよう。
ここも水辺環境なんだ。
中々素敵じゃん。
んが、しかし。レストランは11:30開店。
まだ1時間もあるよ。

13:30からの見学を予約しているので、とりあえず受付がどこか確認しておこうと、工場方面へ移動。

この建物は「ゲストハウス」で、ここが見学受付だそうなんで、午後に再訪しましょう。
その前にあるのが「ガンブリヌスの丘」というのだそうな。
ガンブリヌスっていうのはビールの神様だって。
ゲストハウスと共に見ると「美術館です」って言ってもらった方がしっくりきます。
ちょっとだけバブリーな香りがします。
安藤忠雄氏デザインだって。

見学まで時間があるし、レストランの開店まで時間があるので、ビオガーデンに戻ろう。
生垣の赤い新芽がきれいです。
レストランの並びに売店「あしがらの里」があります。
きっと出来立てビールがずら〜っと並んでいると期待していたのに、全くの期待外れ。
小さな冷蔵庫の中に350ml缶をやっと見つけました。

さっきの芝生の広場の横を通って奥に行くと扉があって、その先にも入って行けるようになってました。

ドンドン下って行きます。
蛍を放流している小さな川を渡ってドンドン先へ進みます。
夏は蛍の夕べを楽しめるんですね。

アザミが元気でトゲトゲが痛い。

タンポポも元気が良いから、普段より美貌が上がってる。

やがて池に出ました。
ビオトープじゃ。

この公園では飲食禁止です。
が、腹ペコリンなの。
見逃してくれー。

池にかかる渡板の上で、アサヒビールで乾杯！

コンビニでおやつとおにぎり仕入れておいて助かったぁ。

カモが泳いでいます。
多様な生物、ビオトープじゃのぉ。

青いもみじも綺麗です。

赤いもみじはゴージャス。

さて、レストランです。
開店と同時に入場。
雨が降りそうな空模様だったけど、外のテラス席にしてもらいました。
屋根の下ね。
「今月のランチ」の中から「足柄牛の焼肉定食」を注文。
＋550円でビールに小おつまみがオマケでついてくるセットが注文できるのを発見。
私はハーフアンドハーフ、夫はスーパードライを速攻で注文。
おつまみはレバーのソース煮でした。
やっぱ、ビールは旨いわ〜。

トングは桜模様ですよ。
かわいい。

足柄牛の肉盛り合わせを自分で炭火で焼いて食べるんです。
これだけついて1680円だったかな。
お得です。
炭火は火加減の調節が難しくて、難儀しましたが、楽しかったです。
気持ちの良い風に吹かれて、広い芝生の向こうに山々が見える景色を堪能しました。
ビールは全部生ビールで、他所より絶対においしい。
肉は正直イマヒトツだったけど、そんなの関係ないわ。

13:30まではまだまだ時間があります。
ちょっとでも早い回に空きがないか聞きに行くことにしました。
さっき聞いとけば良かったのになぁ、失敗したぁ。

祝日ですからね、早い回は予約がいっぱいで、やっぱり13:30まで待つことになりました。
受付を先に済ませて、ロビーで写真を撮ったり、展示を見たりして時間つぶしするのにも飽きたので、カンブリヌスの丘を散策することにしました。

丘の面は曲線、道は直線。
緩急変化する勾配が歩いていて面白いです。

あのタンクにはビールが入っていて、熟成中だそうですよ。
見学コースで説明してもらいました。

水も効果的に使われていて、夏場は涼しげで良いですねぇ。

こっから見ると田んぼみたいだなぁ。

神奈川工場の全景はこれ。
私たちがブラブラ歩いているのはほんの一部だけ。
広〜い。

イタリア風味の景色。

美術館って言ってもらった方がしっくりくるような。

面白いデザインですよね。
さすが有名な建築家がデザインしただけのことはある。

見学中は撮影禁止なんで、写真はありません。
社員の皆様の熱血VTRを見た後、仕込み→濾過→発酵熟成→瓶詰の工程と、材料の大麦とホップに触れる展示などを見学していきます。
ずっと出しっ放しだから、ポップの良い香りは飛んでしまってるのが残念だけど、仕方ないかな。
以前、イギリスで極小ビール工場を見学したことがあるので、モルトが発酵する臭いが懐かしい。
この臭いと工程自体はなじみのあるものの、規模、清潔さ、機械化度の違いなどにカルチャーショックを受けつつ見学終了。

見学ルートの最後は試飲です。
20分間、1人3杯まで。

スーパードライ
スーパードライプレミアム
スーパードライ黒生

3種類の生ビールサーバーが我々を待っておりました。
好きなビールを選んでグラスに注いでもらいます。

見学ガイドさんの強いおススメで、最初の1杯はスーパードライ。
いやー、うまいわぁ?。
さすがぁ～。
ちょうど喉が渇いていたところだから、一気飲みとは言わないけど、それに近い。
ほとんど水のように染み込むうまさでした。
あ、ドライバーさん＆未成年にはノンアルコールビールやジュースもちゃんと用意してありました。

そして、ちゃんとおつまみも用意してありました。
いやー、ごちそう様です。
工場見学限定のホタテ風味の米菓。
売店でしっかり販売しております。

一杯目は非常に美味しかった。
素早く2杯目。
夫はスーパードライ一筋。
私はプレミアムにトライ。
左がプレミアムです。色濃いね。
う～む。
半分飲んだら、止まっちゃった。
プレモルは好きだけど、このプレミアムはなんだか苦い。
普通のドライにしておけば良かった。
残り半杯は夫に頼んでクリア。

試飲会場は大きな窓が一面に広がって、非常に明るく、気持ちが良いです。

眺めが良いのぉ。

この広い会場がいっぱいになることもあるんでしょうねぇ。
因みにこの回は我々1グループだけでしたが、14時の回は3グループくらいに分かれて見学していました。

最後です。
夫はスーパードライ。
私は黒生。
さっき「スーパードライにしとけば良かった」と思ったばかりだけど、チャレンジャーな私。

大酒かっくらっているような誤解を受けるといけないので、グラスのサイズがわかるように、iPhone5Sと比べてみました。
案外小さいでしょ。
だって試飲だものね。

発表します。
私が感じた美味しい順位はー
1．スーパードライ
2．黒生
3．プレミアム

試飲会場の向かいに小さい売店があるので、いろいろお土産品を購入できます。
小さいので限界があるけど、ビアグラスとかウィスキーチョコとか、自分用、ばらまき用、いろいろ取り揃えております。
売店前でガイドさんとお別れ、エスカレーターで1F出口へ。

ビールの大事な主原料はモルト、ホップ、そして水なんですよ。
こちらの工場は箱根エリアだから、富士山のおいしいお水を使えるんだな。

見学コースでは熟成タンクの模型が展示してあった。
窓の外に並ぶ本物のタンクを窓枠サイズで見たけど、もうちょっと大きさが実感できないかな、と思ってカンブリヌスの丘の上まで来て覗いてみたけど、見えるのはこの程度。
まだ新しいから、ここから見えるタンクには傷一つ、錆一つないね。

水辺のタンク

試飲会場を外から見たところ。
もう次のグループがいますね。

ごちそう様でした。

見学終了。
せっかくきれいな場所に来たので、さっさと帰るのは勿体ない。
最終バスまで粘ろう。
ちなみに平日と土日祝日は終バスの時間が違うので、要注意ですよ。
本日は祝日ですので17時が最終です。

まだ3時前だから2時間あるよー。
ここはやっぱ、生ビールでしょー。
レストランに戻ってスーパードライと枝豆で乾杯。
ぷはぁ。
スーパードライ、美味い！

ちょっと早いけど、晩御飯食べてから帰ることにしました。
牛肉はお昼に食べたので、今度は羊。
ひつじ年のスペシャルセット(2015円）と焼野菜を注文。
後はひたすらビール。

リアルに炭火なんですよ。

見学終わって食事をしている人が数組いましたが、女性は主に屋内で、外の席にいるのは試飲でいい気分になっているおじさんたちがメイン。
こっちに遠征してくる方々も。
こちらも同じようなモンなんで、楽しいプチ酔っ払いの会話が弾みました。

風が気持ちいいし、炭に火が熾っているのを見るのは楽しいし、ビールは美味しいし。
飲める人には楽しい時間でした。

炭火で焼くラムチョップと野菜は美味しかったですが、薄い肉はやっぱり火加減が難しくて、焼きすぎる。
結局、ビールと枝豆が一番おいしかった。

ビール工場で一番おいしいものは：
やっぱり生ビールだよ！

足柄山ですから、金太郎さんですね。

結構山の中なんだよなぁ。
17時ちょうどのバスに揺られて帰りました。
電車乗り継いで横浜まで。
お疲れ様でした〜。

本日のおみや

アップルハイボール。
サイダーかな？っと思って買ったんだけど、アップルジュース入りハイボールって感じだった。
「マッサンとリタの冬物語」って副題がついてるし、缶のデザインも「マッサン」を強力プッシュ。
3月までの限定出荷だったそうで、これは売れ残りちゃんかな。
残り2缶でした。
竹鶴さんは最初はリンゴ果汁の会社からスタートしたそうですね。

本日の歩数：11,528歩　頑張りました
交通費：
昼食:2500円/人程度
夕食：同上
お土産：期待してたビールはなかったけど、わさび漬けやら伊豆・箱根系のお土産買ってしまいましたわ。