2005北海道へ乗りつぶしに行く！

2005/09/05 - 2005/09/15

大学１年の夏、乗りつぶし（乗ったことのない区間に乗る）をするために北海道へ行きました。まだ写真に全く興味がなかったのですが、史実の記録として残しておきます。

きっぷ：青春１８きっぷ＋北海道東日本パス
旅程概要：
09.05　豊中〜大阪〜検見川浜
09.08　検見川浜〜船橋〜柏〜勝田
09.09　勝田〜仙台〜石巻〜盛〜宮古〜久慈〜長苗代
09.10　長苗代〜鮫〜大湊〜三厩〜江差〜函館
09.11　函館〜新札幌〜増毛〜旭川〜富良野〜上川
09.12　上川〜東釧路〜根室〜新得
09.13　新得〜滝川〜新十津川〜夕張〜新得〜苫小牧〜
09.14　青森〜中沢〜秋田〜酒田〜新庄〜米沢〜坂町〜新津〜直江津〜
09.15　大阪〜豊中

エリア 根室(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2005.09.07　蘇我
大阪を出て中継地点の千葉のおばの家に滞在。この日は一筆書きをして遊んでいたようだ。スカイブルーの１０３系。

2005.09.07　上野
北斗星の到着。当時はＥＦ８１牽引だった。

2005.09.07　上野
北斗星牽引用のＥＦ８１は流れ星が描かれている。

2005.09.09　いわき
前日の常磐線最終列車に乗るために東武野田線経由で柏から乗る。日付が変わる駅から使い始め勝田で３時間ほど待って夜を明かし、常磐線を北上する。現在と比べて長距離乗車しやすい車両だった。今となっては地震の影響で長期運休を強いられ乗車自体ができない区間も。

2005.09.09　宮古
この日は海岸線に沿う形で仙石線、石巻線、気仙沼線、大船渡線、三陸鉄道、山田線と乗り継ぎ夕暮れ時に宮古に着いた。１８きっぷを使っていたので三陸鉄道には半額で乗ることができた。キハ５２は国内定期列車から引退して久しい。

2005.09.09　宮古
山田線の普通列車に使用されるキハ５８。当時は日本じゅうまだそれなりに走っていたが、定期運用はやはり消滅。この後三陸鉄道（やはり半額）、八戸線で駅に泊まれそうな長苗代で寝る。

2005.09.10　鮫
長苗代で夜を明かし、下り始発で鮫へ。上りを迎えに行く。

2005.09.10　野辺地
水戸の漫遊が来ていた。大湊線、津軽線を往復し、いよいよ北海道へ向かう。

2005.09.10　函館
木古内から江差線を往復し、函館に到着。五稜郭駅近くの銭湯に浸かって函館に戻ると上り北斗星の時刻。現在では駅で待ちかまえる人、車内から降りてくる人で、ホームはとても写真が撮れたものではない。

2005.09.11　新札幌
北海道東日本パスのおかげで、追加料金なしではまなす自由席を利用できた。当駅から厚別まで“鉄の抜け道”がある。

2005.09.11　深川
厚別から旭川ゆきの普通列車に乗り継ぎ深川へ。特急ライラック。車両、名称ともに失われた。

2005.09.11　深川
この列車にあわせて千葉で日程調整をした。ＳＬすずらんで留萌線の終点の増毛へ。

2005.09.11　増毛
客車は北海道に残る旧型客車。

2005.09.11　ＳＬすずらん車内
車内はこのようなつくり。

2005.09.11　留萌
補機はＤＥ１５。シーズンは除雪用の機関車となる。この後、普通列車に乗り継いで深川に戻り、旭川から富良野を往復、上川から夜行のオホーツク９号に乗った。

2005.09.12　北浜
遠軽から始発の普通列車に乗り網走で乗り換え東釧路へ。オホーツク海を生れて初めて見た。

2005.09.12　東根室
東釧路から根室を目指す。帰り、釧路ゆき車内から日本最東端のしるしを見た。この日は新得まで行って夜行特急まりもの交換にあわせて駅寝。同じことを考えている旅行者が数名いた。かなり距離を稼いだ１日だった。

2005.09.13　札幌
新得から滝川へ抜け、新十津川まで歩き札幌へ戻る。稚内ゆき特急サロベツが停車中。

2005.09.13　千歳
普通列車の主力７３１系。千歳で並ぶ。ここから夕張へ行き、石勝線経由で新得に戻っている。そしてまた苫小牧に戻り銭湯に浸かりはまなすで青森へ。ＪＲ北海道の未乗区間を集中的に攻めたが、それでもまだ宗谷本線、日高本線、室蘭本線の枝の部分が残った。

2005.09.14　青森
はまなすの回送風景は今も昔も変わらない。

2005.09.14　青森
青森からは津軽線の１番列車で往復。往復とも特急用の車両で運用される。

2005.09.14　秋田
青森に戻り快速で弘前、普通で大館まで行くと、急行よねしろの流れを汲む快速列車で秋田へ。こうした便利な列車も少なくなった。

2005.09.14　直江津
たしか遠回りをして北海道東日本パスの効力が及ぶ直江津まで行った気がする。雨が降っていたのか画像がかなりひどい。函館ゆき日本海１号。

2005.09.14　直江津
続いて上野ゆき北陸。

2005.09.15　直江津
日付が変わってやはり上野ゆき急行能登。このように当時はまだそれなりの量の夜行列車が走っていた。

2005.09.15　大阪
直江津からは普通乗車券を使わざるを得ないので急行きたぐにの自由席で大阪へ帰ってきた。

2005.09.15　大阪
夜行急行は便利な存在だった。

2005.09.15　大阪
当時福知山線で運用されていたと思われる阪和色の１１３系。

2005.09.15　大阪
ＥＦ６６牽引のあかつき・彗星併結列車がやってきた。ほかの撮影者に遠慮したのか知らないが、もう少しいいアングルで撮れたはずだ。

2005.09.15　大阪
１か月もしないうちに彗星はなくなってしまい、あかつきとなはの併結となった。当時朝から大阪駅に張り込んでいればそれなりの量の夜行列車を見ることができたのだが、今思い返してももう遅い。９年前の北海道旅行の記録だが、満足に写真がとれていなかったのが悔やまれる。

この旅行記へのコメント （2）

• Akrさん 2017/03/17 22:20:39

  この頃に戻りたい(笑)

  とのっち　さま
  
  おばんでございます。Akrでございます。
  風の噂に聞きましたが、いまリアルに移動中ですか？
  いいなあ連休。わたしは、20日だけお休みであとは仕事です。
  
  先日、グリーンライナーを振ってしまい、とのっちさまの古い旅行記を開いた次第です。
  わずか１２年前なのになにこの国鉄臭は。こんなに素晴らしい時代だったのですね2005年は。この頃は、「鉄」からは離れておった時代でして、いま、改めて見ると羨ましい(笑)
  
  たまに古い旅行記を拝見させていただきます！
  
  それでは楽しい旅となりますよう祈念しております。
  素敵な乗り鉄を！旅行記を首を長くしてお待ちしております。
  
  失礼致しました！
  
  　-Akr-

  とのっちさん からの返信 2017/03/18 00:02:11

  RE: この頃に戻りたい(笑)

  Ａｋrさま
  
  こんばんは。リアル移動中。鉄から離れ、雑魚寝ができる乗り物に乗ったところです。たった今動き始めたようです。
  
  １２年前がギリギリ写真が残っているリミットです。デジカメの普及があと１０年早ければなあと後悔しているところです。中学１年まで最寄り駅は６０ヘルツバージョンの４７５系の天下で、新幹線部分開業まで行き長らえました。朝課外の無い日は急行ボックス、ごくたまにグリーン格下げのふかふか座席で高校に通えました。
  
  古い旅行記、どなたかは喜んでいただけるだろうと思っておりました。国内外掘り出し物があるかもしれません。私もよく見返します。若輩者ゆえせいぜいこのくらいが限度ですが、急行はない、客車はない、夜行はない…の現代では夢のような顔ぶれです。
  
  とのっち