2014/03/29 - 2014/03/29
101位(同エリア162件中)
まりも母さん
桜の前にこれを見なくちゃ!満開の古河桃まつりへ
http://4travel.jp/travelogue/10873012
の続きになります。
”古河総合公園”で桃の花のお花見を楽しんだ後、市街地へ移動しました。
古河市は歴史のある町で、古河宿であった旧日光街道沿いなど、歴史的な建物や古い商家造りの家、レトロな建物をたくさん見る事ができます。
文化財になっている”篆刻美術館”に建物見たさに入り、レトロな建物を探してあちこち町歩き。
古い商家の敷地を整備し、見学、買い物、食事ができる”坂長本店”で遅めのランチを取るまでを町歩き編 前半の旅行記に記載致します。
表紙画像は、”篆刻美術館”
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
車を移動して、古河駅西側へ来ました。
とりあえず、車を停められる場所を探し、”古河街角美術館”へ入ってみました。
煉瓦蔵のような建物ですが、古いものではなく、平成7年に開館した市民ギャラリーと古河市ゆかりの作家の作品が展示してある建物です。
入館は無料です。
通り向かいに駐車場(無料)があります。そこに車を停め、
ここに入って、展示作品を見て、観光マップも頂きました。 -
すぐ並びに”篆刻美術館”があります。
次はそちらへ。
篆刻美術館表蔵棟(旧平野表蔵棟)大正9年(1920) 国指定登録有形文化財
酒類の卸売業だった平野家の建物で、
大谷石の三階建ての石蔵
1階は洋間、3階は数奇屋風の座敷のある座敷蔵だったようです。
ここは、その石蔵や裏の蔵などを使って、日本で唯一の篆刻専門美術館として再生されました。
篆刻美術館公式webサイト
http://www.city.koga.ibaraki.jp/tenkoku/index.htm -
外から見ただけでは、建物が良く見えないので、中に入る事にします。
入館は一般200円。
今日は桃まつり期間中で、他の市営の博物館などとの共通入館券もいつもより安くなっていました。
受付のお姉さんに「建物が見たいので」とはっきり言っておきます。
で、作品は撮らないので、建物の写真を撮っても良いか、と訪ねますと、OKとの事。
入り口を入った右側が石蔵です。蔵の扉が開けてあり、中は篆刻の展示室になっています。 -
石蔵1階の天井。1階は洋間との事で、内装はきれいです。
天井は木目の美しい格天井。 -
展示室内は撮影禁止となっていましたが、作品は撮らずに建物を撮るのはOKを頂きました。
篆刻と言うのは、石に刻んだ篆書という古文字を、判子にして鑑賞しますが、
正直、まりも母、あまり興味がありません。
なので、作品の良し悪しなどさっぱりです。
だから、はっきり 建物見たくて来ましたと、言った方がいいかと思ったんですよ。
建物は文化財ですからね、そういう方も多いと思います。 -
床の寄木細工がすばらしいです。
美術館として使うにあたって、改築もあったと思いますが、これは元々のものだろうと思います。 -
中庭へ出ます。
表の石蔵の外に庭があり、その先にもうひとつ石蔵があります。 -
表蔵を裏側から見た所です。
-
こちらの裏蔵も大谷石ですが、表蔵より「倉庫」といった感じの造りです。
篆刻美術館裏蔵棟(旧平野家裏蔵棟)として、こちらも国指定登録有形文化財になっています。 -
裏蔵の大谷石は昔のものなので、手掘りのノミ跡が見られます。
-
裏蔵は1.2階共展示室になっています。
これは2階へ上がって、蔵の展示室への入り口。
建物の裏側にこの扉がありました。 -
2階の展示室からは屋根の小屋組みが見えます。
天井に棟札があります。
形も変っていますね。こんなの初めて見たけど、普通 天井の上にあるものだからあまり見る事もないものですしね。 -
篆刻はやはり、良く判らなかったけど、建物はそこそこ楽しく見られました。
ここからは 町歩きをします。
古河は城下町でもあり、それなりに古い建物も数多く残っています。
そんな古い建物や町並みを探しつつ歩こうと思います。
この履物店、大きな看板や「履物店」というあたりがレトロです。 -
歩く道はかなりテキトウです。
特に文化財でもなく、今も住居として使われているおうちだったりするのですが、
古くて見るべき点がありそうだと思うと写真を撮ったり、眺めたり。
最近、こんなりっぱな塀も見かけなくなりました。 -
この門構えもいいですね。
ちらりと見える入母屋の建物もりっぱそう。 -
角地だったので、脇から同じ家を見ます。
蔵のある家も多いです。
篆刻美術館のあった通りの北側あたりのエリアなのですが、このあたり古くて立派なおうちが多いです。 -
この建物は、石の門柱に「化学工業株式会社」の表札が。
レトロな建物だけど、お仕事はハイテクかも。 -
やはり、大谷石の蔵が多いのも栃木寄りの茨城県だから。
赤い鉄の扉が印象的な石蔵です。
このあたりで古そうな建物は無くなっているようなので引き返します。 -
東へ進み、ファミリーマートのある角に来ました。
このあたり、古そうな店蔵造りの建物が並んでいます。
ここは旧日光街道 古河宿のあった場所なので、商家も多い地区でしょう。 -
元は、お店か病院か?
蔵の建物の隣に洗い出しモルタルらしきレトロな建物が付属しています。
なかなか素敵な建物なんだけどなぁ。
看板などがない使っていないかもしれない建物が、かつて何だったのか?と想像するのも結構楽しいです。 -
もう少し進むとりっぱなうなぎ屋 ”武蔵屋” の建物。
江戸末期に茶屋 漆屋として開業し、明治44年に料理屋へ転業したお店だそうです。
建物は明治中期のもので、国指定登録有形文化財です。
このお店のある「よこまち柳通り」は、遊郭や旅籠屋などのあった場所だそうで、
そんな沢山あった茶屋のひとつがこの武蔵屋な訳です。 -
平成22年に建物の修復がされたようです。
昔の風情を残しつつ、きれいにお手入れ、模様替えがされたそう。
りっぱな鬼瓦には川越の店蔵の屋根の影盛りのような漆喰仕上げもついていました。 -
そのまま南下して進むとこんなレトロな店構えの店舗がいくつも並んだビルがありました。
残念ながら、どれも空き店舗のようですが、なんとも昭和テイストな入り口で、それぞれデザインが異なっている所もいいです!
この位のレトロさって、かなり危機的なレトロ感なんですよね・・・。
文化財には遠く及ばないし、中途半端で、いつ解体されてもおかしくない微妙さ・・・。
だけど、いまどき、こういうファサードを作る店舗デザイナーやオーナーさん・・・いないですよねぇ。
次回来た時は、「無い」かもしれないので、記録しておきます。 -
レトロテナントらしいビルの前の道はT字路でした。
なので、「匂い」にまかせて、左折です。
するとあるじゃ〜ありませんか。
”古河テクノビジネス専門学校 ”
新しい建物に右下に古そうな一部がくっついています。
この古い建物部分、旧古河役場 昭和3年(1928)竣工
最近、古い建物がありそ〜な匂いが判るようになってきた気がする・・・。 -
大通りに出て、また横道に入ります。
やはり、そんな昔からあるであろう横道には古い家が多く見られます。
これは大谷石を使った店蔵造りの建物。
現在燃料屋さんが店舗に使っているようです。
プロパンガスの看板が出ていますが、きっと昔から、木炭や石炭、燃料を扱っている商家なのでしょう。 -
午前中に桃まつり会場で、ステーキなんて食べてしまった私たちですが、
2時に近い時間なので、やっぱり軽くでもお昼を食べないと、変な時間にお腹が空きそう・・・
車で行かれる、カフェレストランや蔵っぽい飲食店もチェックしては来たのですが、車まで戻るのも面倒だし~と
丁度通りかかった、”坂長”のカフェでランチを取る事にしました。 -
まぁ、元々、ここは見ようと思っていました。
黒漆喰の蔵の建物のところから入ります。
”古河のお休み処 坂長”
江戸時代より両替商、その後酒問屋として栄えた商家の建物群がリノベーションされ 観光・市民の為のスポットとして使われています。
>敷地内には店蔵(旧古河城文庫蔵)、袖蔵(旧古河城乾蔵)、文庫蔵、石蔵、中蔵、主屋があり、店蔵は江戸時代より両替商後に酒問屋を営んだ坂長の店部分で旧古河城の文庫蔵を移築したと伝えられています。 -
中はかなりきれいに直され、一部 新しく増築もされているようですが、
5棟の建物は、国指定登録有形文化財です。
特に店蔵と袖蔵は 数少ない古河城遺構で、
古河城が明治6年(1874)の廃城令によって解体、売却された際 同家が買い取り移築した貴重な遺構です。
新しく増築されたっぽい場所にはおひなさまが飾ってありました。 -
とりあえず、カフェレストラン ”泉石亭”でランチにします。
大谷石を使ったカフェ部分は新しく、雰囲気をあわせて増築したものだと思います。
季節によっては、ガラスは開けて、テラスにも席が用意されます。
オープンカフェスタイルになったテラス席に座ります。
ダイニングは他のお部屋にあるようです。 -
セットメニューで1000円前後、デザート5種盛りをつけるとプラス450円位。
一応、オランダ料理のレストラン、とwebサイトには書かれていましたが、
どのメニューがオランダなのかは判らなかった・・・。
ダンナはパスタで、私は野菜のスープグラタンみたいなものを頼んだけど、
思い出しながらコメントを書いている5月中頃の時点で、
ベジタリアンぽいメニューなのか?と思った印象はあるんだけど、オランダっぽい感じは全く無く・・・。
また味は 野菜素材の味だったって感じで、いまいちピンと来なかった・・・。
お店はきれいだし、器も素敵で、女性客が殆どってのは、良く判りました。
画像のはオニオンスープだったと思う。 -
器は益子焼きを使っているようです。
水のグラスも切子で素敵。 -
煉瓦の塀は元々あったものだろう、と思います。
この脇にトイレがあります。トイレは違和感無い様に雰囲気あわせた建物になっています。 -
こちらの蔵は貸しスペースらしく中は空っぽでした。
-
坂長本店主屋 2階部分 明治前期の建物。
2階は貸しスペースとして使われています。 -
坂長本店店蔵(旧古河城文庫蔵)江戸後期
こちらは中に入る事ができます。 -
文庫蔵の1階は古河市の展示スペース
古河の花火大会では関東最大の二尺玉が打ち上げられるのだそうです。
その二尺玉の実物大模型がありました。 -
2階へあがると、ものすごい小屋組みが見えました。
相当な太さの二重梁。さすが、お城の建物だっただけあります。
廃城令の時 これを解体して、壊すのではなく、売却された訳も判ります。
これだけのりっぱな材です。もったいないと思ったでしょう。 -
でっかく安政五年とかかれた梁。
1858年です。 -
1階の展示室では、古河市や古河城のビデオが見られました。
知らなかったけど、古河城ってものすごく規模の大きなお城だったのですね。
坂長は他にお土産や市の名産品を売っているショップ
ギャラリースペースなどもあり、なかなか楽しい場所でした。
お腹もいっぱいになり、座って休めたので、ここから町歩きを再開します。
この続きは
レトロな建物を探して、古河宿町歩き編 後半 へ続きます。
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