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アンコール遺跡群の一つ、タ・プロム遺跡の紹介です。巨大なガジュマルが生い茂るこの遺跡は、インド考古調査局による支援で保全作業に続く再建工事が進行中でした。

2014春、カンボジア旅行記2(36/47):3月22日(7):タ・プロム遺跡、マガジュマルの巨木、回廊、デヴァター像、中央祠堂

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2014/03/18 - 2014/03/23

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

アンコール遺跡群の一つ、タ・プロム遺跡の紹介です。巨大なガジュマルが生い茂るこの遺跡は、インド考古調査局による支援で保全作業に続く再建工事が進行中でした。

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  • タ・プロム遺跡の入口門付近の光景です。タ・プロム遺跡は、アンコール遺跡群の内の一つです。12世紀末に仏教寺院として建立され、後にヒンドゥー教寺院に改修されたと考えられている寺院遺跡です。巨大な樹木は、落葉していますから、ガジュマルではないようです。ガジュマルは、常緑高木です。

    タ・プロム遺跡の入口門付近の光景です。タ・プロム遺跡は、アンコール遺跡群の内の一つです。12世紀末に仏教寺院として建立され、後にヒンドゥー教寺院に改修されたと考えられている寺院遺跡です。巨大な樹木は、落葉していますから、ガジュマルではないようです。ガジュマルは、常緑高木です。

  • ガジュマルではない大木の枝先光景です。咲き終わった花殻が残っていました。枝には、蟻の巣らしいものも見えました。

    ガジュマルではない大木の枝先光景です。咲き終わった花殻が残っていました。枝には、蟻の巣らしいものも見えました。

  • 保存状態の良い回廊の光景です。西側三番回廊の北翼当たりのようです。インドとカンボジアの共同プロジェクトにより保全された回廊のようです。

    保存状態の良い回廊の光景です。西側三番回廊の北翼当たりのようです。インドとカンボジアの共同プロジェクトにより保全された回廊のようです。

  • 石塀を鷲掴みにしたような、ガジュマルの樹の迫力です。タ・プロムを創建したのは、クメール人の王朝、アンコール朝の王ジャヤー・ヴァルマン7世(1125〜1218年?/1220年?)とされます。

    イチオシ

    石塀を鷲掴みにしたような、ガジュマルの樹の迫力です。タ・プロムを創建したのは、クメール人の王朝、アンコール朝の王ジャヤー・ヴァルマン7世(1125〜1218年?/1220年?)とされます。

  • 先に紹介した、インドとカンボジアの共同プロジェクトにより保全された祠堂のように見えました。祠堂も、その周りも随分とすっきりとしていました。保存状態そのものが良かったのかも知れません。

    先に紹介した、インドとカンボジアの共同プロジェクトにより保全された祠堂のように見えました。祠堂も、その周りも随分とすっきりとしていました。保存状態そのものが良かったのかも知れません。

  • こちらの祠堂は近くにガジュマルの樹があり、足元が片付けられない状態のようでした。転がっている石でも、既にガジュマルに搦め取られているものがあるようです。

    こちらの祠堂は近くにガジュマルの樹があり、足元が片付けられない状態のようでした。転がっている石でも、既にガジュマルに搦め取られているものがあるようです。

  • タ・プノール遺跡の中でも特筆されるガジュマルの光景です。前回の見学の時には、記念撮影の人でごった返していました。ガジュマルの樹に侵食されたのは、13世紀後半にシャム軍に侵略を受け、また、内部分裂で、国が乱れたため、数百年に亘って熱帯雨林の中に放置されたためとされます。

    イチオシ

    タ・プノール遺跡の中でも特筆されるガジュマルの光景です。前回の見学の時には、記念撮影の人でごった返していました。ガジュマルの樹に侵食されたのは、13世紀後半にシャム軍に侵略を受け、また、内部分裂で、国が乱れたため、数百年に亘って熱帯雨林の中に放置されたためとされます。

  • タ・プノール遺跡の中でも特筆されるガジュマルの根の部分のズームアップ光景です。太く長く伸びた根が、植物ではなく、動物を連想させるほどです。

    タ・プノール遺跡の中でも特筆されるガジュマルの根の部分のズームアップ光景です。太く長く伸びた根が、植物ではなく、動物を連想させるほどです。

  • 更にズームアップした、ガジュマルの横に伸びた太い根の部分の光景です。

    更にズームアップした、ガジュマルの横に伸びた太い根の部分の光景です。

  • 見学者がほかにいませんでしたから、更に近寄って撮影したガジュマルの根の光景です。二回目の見学でも、その迫力には息を飲みました。

    イチオシ

    見学者がほかにいませんでしたから、更に近寄って撮影したガジュマルの根の光景です。二回目の見学でも、その迫力には息を飲みました。

  • こちらは回廊と、コーナー部分に建つ尖塔の光景です。その前には、まだ復旧工事が手に付かない石材が山になっていました。

    こちらは回廊と、コーナー部分に建つ尖塔の光景です。その前には、まだ復旧工事が手に付かない石材が山になっていました。

  • 大本の原因は、石材の間に食い込み、あるいは、持ち上げたガジュマルの根にあるようです。デヴァター像の全身に亀裂が入った痛ましい光景でした。

    大本の原因は、石材の間に食い込み、あるいは、持ち上げたガジュマルの根にあるようです。デヴァター像の全身に亀裂が入った痛ましい光景でした。

  • 精緻な彫刻が施された、回廊のコーナー部分の光景です。その角を飾る2体のデヴァター像です。足元付近は少し傷んでいますが、デヴァター像の保存状態は上々です。顔の表情も800年ほど前の像とは思えないほどの豊かさです。

    精緻な彫刻が施された、回廊のコーナー部分の光景です。その角を飾る2体のデヴァター像です。足元付近は少し傷んでいますが、デヴァター像の保存状態は上々です。顔の表情も800年ほど前の像とは思えないほどの豊かさです。

  • 2007年の見学の時、現地ガイドさんが教えてくれたのは、ガジュマルに絞殺された樹木との説明でした。ガジュマルは、遺跡を壊すだけでなく、ほかの樹木も攻撃します。

    2007年の見学の時、現地ガイドさんが教えてくれたのは、ガジュマルに絞殺された樹木との説明でした。ガジュマルは、遺跡を壊すだけでなく、ほかの樹木も攻撃します。

  • 同じく、以前の見学の時に、ガジュマルに絞殺された樹木との説明聞いた記憶があった光景です。

    同じく、以前の見学の時に、ガジュマルに絞殺された樹木との説明聞いた記憶があった光景です。

  • 通路は綺麗に片付けられていましたが、損壊箇所も多い遺跡の間を潜り、先に進みました。この辺りは中央祠堂のエリアになるようです。

    通路は綺麗に片付けられていましたが、損壊箇所も多い遺跡の間を潜り、先に進みました。この辺りは中央祠堂のエリアになるようです。

  • 砂岩らしい壁に刻まれたデヴァター像です。固有名のない女神です。その分、モデルの女性が多様らしく、多彩な表情、肢体の像を見ることができます。隣り合わせの2体のデヴァター像です。

    砂岩らしい壁に刻まれたデヴァター像です。固有名のない女神です。その分、モデルの女性が多様らしく、多彩な表情、肢体の像を見ることができます。隣り合わせの2体のデヴァター像です。

  • 先程の2体のデヴァター像は、左手が上、右手が下のポーズでしたが、こちらのデヴァター像はその逆のポーズでした。被り物を頭に加えますと、3頭身半ほどの像です。1ブロックが欠落した可能性もあります。

    先程の2体のデヴァター像は、左手が上、右手が下のポーズでしたが、こちらのデヴァター像はその逆のポーズでした。被り物を頭に加えますと、3頭身半ほどの像です。1ブロックが欠落した可能性もあります。

  • 同じく、右手が上、左手が下のポーズのデヴァター像です。以上の二体は、体のバランスで少し違和感がありましたが、制作集団の伝統的な美意識の違いかもしれません。揃った足の向きが少し不安定で、長い左手が気になる像ですが、全体としては保存状態の良い綺麗な像です。

    同じく、右手が上、左手が下のポーズのデヴァター像です。以上の二体は、体のバランスで少し違和感がありましたが、制作集団の伝統的な美意識の違いかもしれません。揃った足の向きが少し不安定で、長い左手が気になる像ですが、全体としては保存状態の良い綺麗な像です。

  • 回廊のコーナー部分に建つ尖塔の光景です。回廊の壁や、尖塔の外壁は、黒色や薄緑色に変色していました。回廊の壁のレリーフ像も黒色になっていました。

    回廊のコーナー部分に建つ尖塔の光景です。回廊の壁や、尖塔の外壁は、黒色や薄緑色に変色していました。回廊の壁のレリーフ像も黒色になっていました。

  • 回廊の入口光景です。ガジュマルに痛めつけられて、通路は崩壊した石材で埋まっていました。

    回廊の入口光景です。ガジュマルに痛めつけられて、通路は崩壊した石材で埋まっていました。

  • コーナー部分に隣り合わせに彫刻されていた二体のデヴァター像です。デヴァター像も周りの装飾も保存状態は上々でした。

    コーナー部分に隣り合わせに彫刻されていた二体のデヴァター像です。デヴァター像も周りの装飾も保存状態は上々でした。

  • 別の場所にあったデヴァター像のズームアップ光景です。

    別の場所にあったデヴァター像のズームアップ光景です。

  • こちらも、別の場所にあったデヴァター像のズームアップ光景です。タ・プロム遺跡では、数多くのデヴァター像が撮影できました。

    こちらも、別の場所にあったデヴァター像のズームアップ光景です。タ・プロム遺跡では、数多くのデヴァター像が撮影できました。

  • 中央祠堂らしい建物光景です。創建したジャヤー・ヴァルマン7世(在位:1181〜1218年/1220年)は、クメール王朝最初の仏教徒の国王とされます。

    中央祠堂らしい建物光景です。創建したジャヤー・ヴァルマン7世(在位:1181〜1218年/1220年)は、クメール王朝最初の仏教徒の国王とされます。

  • 地元の人がお供えした品々のようです。ヒンドゥー教、仏教に土着のアミニズムも交じっていることがあるようです。

    地元の人がお供えした品々のようです。ヒンドゥー教、仏教に土着のアミニズムも交じっていることがあるようです。

  • 他の箇所に比べますと、保存状態がよさそうな回廊の出入口光景です。周りに、ガジュマルの樹がありませんでした。

    他の箇所に比べますと、保存状態がよさそうな回廊の出入口光景です。周りに、ガジュマルの樹がありませんでした。

  • 第二回廊の出入口光景です。ここはガジュマルにしっかりと抱え込まれています。その木の根に包まれたデヴァター(女神)像があります。

    第二回廊の出入口光景です。ここはガジュマルにしっかりと抱え込まれています。その木の根に包まれたデヴァター(女神)像があります。

  • 前の写真の右手に見えていた、木の根に包まれたデヴァター(女神)像のズームアップ光景です。

    前の写真の右手に見えていた、木の根に包まれたデヴァター(女神)像のズームアップ光景です。

  • 通り抜けもできるように見えた、第二回廊の出入口光景です。多少、足場は悪いものの、片付けられているようでした。

    通り抜けもできるように見えた、第二回廊の出入口光景です。多少、足場は悪いものの、片付けられているようでした。

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