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圧倒的な数の四面観音像のレリーフ像が残る、アンコール・トム遺跡のバイヨン寺院の紹介です。バイヨン寺院は、ヒンドゥー教と仏教が混交の寺院遺跡です。

2014春、カンボジア旅行記2(32/47):3月22日(3):アンコール・トム、バイヨン寺院、中央祠堂、石塔、四面観音像、デヴァター像

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2014/03/18 - 2014/03/23

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旅人のくまさん

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圧倒的な数の四面観音像のレリーフ像が残る、アンコール・トム遺跡のバイヨン寺院の紹介です。バイヨン寺院は、ヒンドゥー教と仏教が混交の寺院遺跡です。

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  • バイヨン寺院の中央祠堂に刻まれた、四面観音像のズームアップ光景です。実在の人物をモデルにしたとの説もあり、微妙に異なる表情ですから、時間の許す限り撮影を続けました。向かって右側の顔の部分が少し傷んだレリーフ像です。

    バイヨン寺院の中央祠堂に刻まれた、四面観音像のズームアップ光景です。実在の人物をモデルにしたとの説もあり、微妙に異なる表情ですから、時間の許す限り撮影を続けました。向かって右側の顔の部分が少し傷んだレリーフ像です。

  • 幾つもの出入口や窓が開けられた中央祠堂の石塔光景です。かつては、礼拝のために多くの人が出入りしていた気配が残っていました。アンコール王朝の最盛期には、現在のアンコール遺跡全体では20万人ほどの人口だったようです。

    幾つもの出入口や窓が開けられた中央祠堂の石塔光景です。かつては、礼拝のために多くの人が出入りしていた気配が残っていました。アンコール王朝の最盛期には、現在のアンコール遺跡全体では20万人ほどの人口だったようです。

  • 『クメールの微笑』の表現がぴったりの四面観音像のズームアップ光景です。観音菩薩の起源は、中国への仏教伝来よりも古いものと考えられています。ゾロアスター教における最高神のアフラ・マズダーの娘とされる女神のアナーヒターや、スプンタ・アールマティ説などがあります。

    『クメールの微笑』の表現がぴったりの四面観音像のズームアップ光景です。観音菩薩の起源は、中国への仏教伝来よりも古いものと考えられています。ゾロアスター教における最高神のアフラ・マズダーの娘とされる女神のアナーヒターや、スプンタ・アールマティ説などがあります。

  • 塔の頭に、花開いた蓮の彫刻が乗る、四面観音像が刻まれた石塔の光景です。中央祠堂には、49基の塔があるとされます。ほぼ定型化した様式の塔ですが、四面観音像の表情が異なるところが一つの見所です。

    イチオシ

    塔の頭に、花開いた蓮の彫刻が乗る、四面観音像が刻まれた石塔の光景です。中央祠堂には、49基の塔があるとされます。ほぼ定型化した様式の塔ですが、四面観音像の表情が異なるところが一つの見所です。

  • 逆光での撮影になってしまいましたが、石塔の上部のズームアップ光景です。この石塔が、中央祠堂の中心的な祠堂だったかも知れません。

    逆光での撮影になってしまいましたが、石塔の上部のズームアップ光景です。この石塔が、中央祠堂の中心的な祠堂だったかも知れません。

  • 中央祠堂の周辺の石塔に刻まれた四面観音像の光景です。これらの観音像が多彩で、写実的とも思える表情を持っていました。

    中央祠堂の周辺の石塔に刻まれた四面観音像の光景です。これらの観音像が多彩で、写実的とも思える表情を持っていました。

  • 中央祠堂の周辺の石塔に刻まれた四面観音像の光景が続きます。基本的には、どの観音像も目を瞑り、口を閉じた、やや下向き加減の瞑想のお姿です。

    中央祠堂の周辺の石塔に刻まれた四面観音像の光景が続きます。基本的には、どの観音像も目を瞑り、口を閉じた、やや下向き加減の瞑想のお姿です。

  • 石材の質が要因になるのでしょうか、左側の四面観音像は、真っ黒な顔の色でした。

    石材の質が要因になるのでしょうか、左側の四面観音像は、真っ黒な顔の色でした。

  • 石塔の外面に刻まれた、四面観音像のお顔のズームアップ光景です。

    石塔の外面に刻まれた、四面観音像のお顔のズームアップ光景です。

  • 同じく、石塔の外面に刻まれた、四面観音像のお顔のズームアップ光景です。目を瞑るというより、半眼の表情を表しているようでした。

    イチオシ

    同じく、石塔の外面に刻まれた、四面観音像のお顔のズームアップ光景です。目を瞑るというより、半眼の表情を表しているようでした。

  • 右端に見えるのは、四面観音像の横顔です。柔らかな表情のメモと、口元や頬の膨らみに、クレールの微笑の表情がはっきりと見えていました。

    右端に見えるのは、四面観音像の横顔です。柔らかな表情のメモと、口元や頬の膨らみに、クレールの微笑の表情がはっきりと見えていました。

  • バイヨン寺院の中央祠堂での記念撮影の祖愉快です。古代の民族五粗油に身を包んだ、若い男性や女性の方が、有路ゆでの記念撮影に応じていました。

    バイヨン寺院の中央祠堂での記念撮影の祖愉快です。古代の民族五粗油に身を包んだ、若い男性や女性の方が、有路ゆでの記念撮影に応じていました。

  • 正面から撮影すると怒られそうでしたから、少し離れた、斜め前からの撮影です。クメール王朝時代らしい民族衣装に身を包んだ、地元の若い方達です。壁のレリーフ像が、カラフルになって飛び出してきたような光景です。

    イチオシ

    正面から撮影すると怒られそうでしたから、少し離れた、斜め前からの撮影です。クメール王朝時代らしい民族衣装に身を包んだ、地元の若い方達です。壁のレリーフ像が、カラフルになって飛び出してきたような光景です。

  • この写真も、離れた場所からのズームアップです。仏教国の方ではないのでしょうか、モデルの方から合掌の仕方を指導されていました。

    この写真も、離れた場所からのズームアップです。仏教国の方ではないのでしょうか、モデルの方から合掌の仕方を指導されていました。

  • 目を転じて、バイヨン寺院の石造遺跡群と、周りの樹林の光景です。今では遺跡となったアンコールですが、9世紀から15世紀にわたって、約600年の繁栄の時代がありました。

    目を転じて、バイヨン寺院の石造遺跡群と、周りの樹林の光景です。今では遺跡となったアンコールですが、9世紀から15世紀にわたって、約600年の繁栄の時代がありました。

  • 静かな瞑想姿の四面観音像のズームアップ光景です。『観音(かんのん)』によく似た発音の日本のメーカーの『キヤノン』の社名の話題です。キヤノンの前身は、昭和8年(1933年)に創立された精機光学研究所です。観音菩薩の慈悲にあやかりたいとの願いから昭和9年(1934年)に完成した国産初の精密小型カメラの試作機を『KWANON(カンノン)』、そのレンズを『KASYAPA(カシャパ)』と命名しました。カシャパは、お釈迦様の弟子の一人です。昭和10年(1935年)、世界で通用するカメラのブランド名として、『Canon(キヤノン)』が採用され、商標登録されました。英語の『Canon』は、聖典、規範、標準という意味があることもその理由です。日本語表記の『キヤノン』の『ヤ』の文字は、戦前から変わらず、今も大文字です。ただし、読み方は『キャノン』です。

    静かな瞑想姿の四面観音像のズームアップ光景です。『観音(かんのん)』によく似た発音の日本のメーカーの『キヤノン』の社名の話題です。キヤノンの前身は、昭和8年(1933年)に創立された精機光学研究所です。観音菩薩の慈悲にあやかりたいとの願いから昭和9年(1934年)に完成した国産初の精密小型カメラの試作機を『KWANON(カンノン)』、そのレンズを『KASYAPA(カシャパ)』と命名しました。カシャパは、お釈迦様の弟子の一人です。昭和10年(1935年)、世界で通用するカメラのブランド名として、『Canon(キヤノン)』が採用され、商標登録されました。英語の『Canon』は、聖典、規範、標準という意味があることもその理由です。日本語表記の『キヤノン』の『ヤ』の文字は、戦前から変わらず、今も大文字です。ただし、読み方は『キャノン』です。

  • 日本風に表現すれば、鎮守の杜をバックにした四面観音像の光景です。四面観音像以外の彫刻は、算盤風の連子窓と、頂部の蓮花だけのようでした。

    日本風に表現すれば、鎮守の杜をバックにした四面観音像の光景です。四面観音像以外の彫刻は、算盤風の連子窓と、頂部の蓮花だけのようでした。

  • バイヨン寺院の石塔と、周回路を巡る観光客の光景です。アンコール朝とも呼ばれるクメール朝の最盛期は、ジャヤー・ヴァルマン7世の治世の時代(在位:1181〜1218年/1220年)とされます。彼の死後、後継者争いが起き、国は弱体化の道を辿りました。

    バイヨン寺院の石塔と、周回路を巡る観光客の光景です。アンコール朝とも呼ばれるクメール朝の最盛期は、ジャヤー・ヴァルマン7世の治世の時代(在位:1181〜1218年/1220年)とされます。彼の死後、後継者争いが起き、国は弱体化の道を辿りました。

  • 生活空間か、修行の空間があったようにも思える石塔の光景です。入口が並び、部屋分けがされているようでした。

    生活空間か、修行の空間があったようにも思える石塔の光景です。入口が並び、部屋分けがされているようでした。

  • 石塔というより、険しい岩山を思わせる光景です。勝手な解釈ですが、聖なる山の須弥山(しゅみせん)をイメージしたのでしょうか。

    石塔というより、険しい岩山を思わせる光景です。勝手な解釈ですが、聖なる山の須弥山(しゅみせん)をイメージしたのでしょうか。

  • 四面観音像のズームアップ光景です。観音菩薩は、サンスクリット語では『アヴァローキテーシュヴァラ・ボーディサットヴァ』、漢字への意訳とされます。日本語読みの『カンノン』は、呉音読みとされます。

    四面観音像のズームアップ光景です。観音菩薩は、サンスクリット語では『アヴァローキテーシュヴァラ・ボーディサットヴァ』、漢字への意訳とされます。日本語読みの『カンノン』は、呉音読みとされます。

  • 出入りが自由な石塔もありました。この石塔にも大勢の人が入場して見学していました。中に祭壇でもあるのでしょうか、入場はしませんでした。

    出入りが自由な石塔もありました。この石塔にも大勢の人が入場して見学していました。中に祭壇でもあるのでしょうか、入場はしませんでした。

  • 四面観音像のお顔のズームアップ光景です。それぞれにモデルになった人を思い浮かべながらの撮影です。少し内向的で、優しそうな顔付きの像です。

    四面観音像のお顔のズームアップ光景です。それぞれにモデルになった人を思い浮かべながらの撮影です。少し内向的で、優しそうな顔付きの像です。

  • 保存状態の良いデヴァター像の光景です。全体にバランスの良い、ふくよかな感じの女神です。手にしているのは蛇(邪神)のように見えますが、見間違いかも知れません。別のデヴァター像では、蔓草を手にした像がありましたので、これも蔓草かも知れません。

    保存状態の良いデヴァター像の光景です。全体にバランスの良い、ふくよかな感じの女神です。手にしているのは蛇(邪神)のように見えますが、見間違いかも知れません。別のデヴァター像では、蔓草を手にした像がありましたので、これも蔓草かも知れません。

  • 下方に見えていた石塔の入口光景です。それを守るようはシンハ(獅子)の像がありました。一体だけでしたが、元々は二体あったかも知れません。

    下方に見えていた石塔の入口光景です。それを守るようはシンハ(獅子)の像がありました。一体だけでしたが、元々は二体あったかも知れません。

  • 側壁の一部になっていた、小さな石塔の光景です。右手奥には、お顔の半分以上が壊れてしまった四面観音像が見えました。

    側壁の一部になっていた、小さな石塔の光景です。右手奥には、お顔の半分以上が壊れてしまった四面観音像が見えました。

  • 斜め下から見上げた、四面観音像の光景です。この角度で眺めたお顔には、クメールの微笑はほとんど窺うことが出来ません。

    斜め下から見上げた、四面観音像の光景です。この角度で眺めたお顔には、クメールの微笑はほとんど窺うことが出来ません。

  • 同じく、石塔のズームアップ光景ですが、この塔には四面観音ではなく、小さな仏座像が幾つも刻まれていました。そのお顔がことごとく破壊されているのは、異教徒か、異民族による占領時代の名残のようです。

    同じく、石塔のズームアップ光景ですが、この塔には四面観音ではなく、小さな仏座像が幾つも刻まれていました。そのお顔がことごとく破壊されているのは、異教徒か、異民族による占領時代の名残のようです。

  • 中央祠堂の見学をしていますと、どれが一番高い祠堂か判断が付かなくなってしまいます。山登りの時の主峰の眺めのようでした。目の前の石塔で、その背後の高い石塔が隠されてしまいます。

    中央祠堂の見学をしていますと、どれが一番高い祠堂か判断が付かなくなってしまいます。山登りの時の主峰の眺めのようでした。目の前の石塔で、その背後の高い石塔が隠されてしまいます。

  • 開いた窓を額縁のようにして眺めた外の光景です。右手には四面観音像の横顔と石塔の周壁、奥にアンコール。・トムの周りの樹林が見えました。

    開いた窓を額縁のようにして眺めた外の光景です。右手には四面観音像の横顔と石塔の周壁、奥にアンコール。・トムの周りの樹林が見えました。

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