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アンコール遺跡群の主要な遺跡の一つ、アンコール・トムの紹介です。ほぼ正方形の一辺3キロの堀と、ラテライトで作られた8メートルの高さの城壁で囲まれた巨大な城塞都市遺跡です。

2014春、カンボジア旅行記2(31/47):3月22日(2):アンコール・トム、バイヨン寺院、涅槃像、四面観音像、デヴァター像

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2014/03/18 - 2014/03/23

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旅人のくまさん

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アンコール遺跡群の主要な遺跡の一つ、アンコール・トムの紹介です。ほぼ正方形の一辺3キロの堀と、ラテライトで作られた8メートルの高さの城壁で囲まれた巨大な城塞都市遺跡です。

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  • 南大門を潜った後、最初に向かったのは、アンコール・トム遺跡の中心にある。バイヨン寺院です。象に乗って向かうこともできます。そのバイヨン寺院が前方に見えてきました。

    南大門を潜った後、最初に向かったのは、アンコール・トム遺跡の中心にある。バイヨン寺院です。象に乗って向かうこともできます。そのバイヨン寺院が前方に見えてきました。

  • 南大門から、バイヨン寺院の中心地までは約1.5キロあります。アンコール・トムの中心に位置するバイヨン寺院は、二層の回廊に囲まれたピラミッド型構造を持ちます。

    南大門から、バイヨン寺院の中心地までは約1.5キロあります。アンコール・トムの中心に位置するバイヨン寺院は、二層の回廊に囲まれたピラミッド型構造を持ちます。

  • 東門のテラスにある後代の涅槃像です。人為的に壊されたような跡があります。顔が半分掛け、下半身も亡くなった、残念な姿の涅槃像です。

    東門のテラスにある後代の涅槃像です。人為的に壊されたような跡があります。顔が半分掛け、下半身も亡くなった、残念な姿の涅槃像です。

  • 東門のテラスにある後代の涅槃像です。人為的に壊されたような跡があります。顔が半分掛け、下半身も亡くなった、残念な姿の涅槃像です。

    東門のテラスにある後代の涅槃像です。人為的に壊されたような跡があります。顔が半分掛け、下半身も亡くなった、残念な姿の涅槃像です。

  • 先に第一回廊と、内側の第二回廊に刻まれたレリーフを紹介しておきます。第一回廊は、<br />?	チャンパ軍とクメール軍の行進<br />?	2.中国人の宴会<br />?	3.チャンパ軍とクメール軍の水上戦<br />?	4.戦いに負けた人が魚に食べられる<br />?	5.チャンパ軍との戦いの凱旋祝宴<br />?	6.虎から逃げるバラモン僧<br />?	7.クメール人同士の内戦<br />

    先に第一回廊と、内側の第二回廊に刻まれたレリーフを紹介しておきます。第一回廊は、
    ? チャンパ軍とクメール軍の行進
    ? 2.中国人の宴会
    ? 3.チャンパ軍とクメール軍の水上戦
    ? 4.戦いに負けた人が魚に食べられる
    ? 5.チャンパ軍との戦いの凱旋祝宴
    ? 6.虎から逃げるバラモン僧
    ? 7.クメール人同士の内戦

  • ?	8.曲芸をする人々<br />?	象を使った軍隊の戦い<br />の9場面です。続いて第二回廊は、<br />?	天地創造神話『乳海攪拌』<br />?	ガルーダにまたがるヴィシュヌ神<br />?	『ライ王の伝説』大蛇と戦う王<br />の3場面です。<br />

    ? 8.曲芸をする人々
    ? 象を使った軍隊の戦い
    の9場面です。続いて第二回廊は、
    ? 天地創造神話『乳海攪拌』
    ? ガルーダにまたがるヴィシュヌ神
    ? 『ライ王の伝説』大蛇と戦う王
    の3場面です。

  • 先に一覧で紹介した、回廊に刻まれたレリーフ像の紹介です。激しい戦いの場面です。象を戦力に使った地上戦です。

    先に一覧で紹介した、回廊に刻まれたレリーフ像の紹介です。激しい戦いの場面です。象を戦力に使った地上戦です。

  • 回廊に刻まれたレリーフ像の紹介です。見学時間の都合で、ほんの一部だけです。象を戦力に使った戦いのズームアップ光景です。象自体が戦力ですが、象の上からも弓が射られていました。

    回廊に刻まれたレリーフ像の紹介です。見学時間の都合で、ほんの一部だけです。象を戦力に使った戦いのズームアップ光景です。象自体が戦力ですが、象の上からも弓が射られていました。

  • 回廊に刻まれたレリーフ像の紹介が続きます。隊列を組んで行進する兵士のレリーフです。クメール軍のようです。

    回廊に刻まれたレリーフ像の紹介が続きます。隊列を組んで行進する兵士のレリーフです。クメール軍のようです。

  • 同じく、回廊に刻まれたレリーフ像の紹介です。三段に分けて刻まれたレリーフ像は、屋外での展示に関わらず、見事な保存状態でした。

    同じく、回廊に刻まれたレリーフ像の紹介です。三段に分けて刻まれたレリーフ像は、屋外での展示に関わらず、見事な保存状態でした。

  • バイヨン寺院の廻廊に刻まれたレリーフの紹介は、残念ながらここまでです。半日いても見飽きないほどの情報が満載されたバイヨン寺院の見学でした。

    バイヨン寺院の廻廊に刻まれたレリーフの紹介は、残念ながらここまでです。半日いても見飽きないほどの情報が満載されたバイヨン寺院の見学でした。

  • バイヨン寺院の敷地内に建つ49基の祠堂には、巨大な観音菩薩が刻まれています。その観音菩薩像は、ブラフマー神、ジャヤー・ヴァルマン7世のモデル等の諸説もあります。

    イチオシ

    バイヨン寺院の敷地内に建つ49基の祠堂には、巨大な観音菩薩が刻まれています。その観音菩薩像は、ブラフマー神、ジャヤー・ヴァルマン7世のモデル等の諸説もあります。

  • バイヨン寺院の敷地内に建つ49塔の祠堂に刻まれた、巨大な観音菩薩のレリーフのズームアップ光景です。

    バイヨン寺院の敷地内に建つ49塔の祠堂に刻まれた、巨大な観音菩薩のレリーフのズームアップ光景です。

  • 同じく、バイヨン寺院の敷地内に建つ49塔の祠堂に刻まれた、巨大な観音菩薩のレリーフのズームアップ光景です。仏教寺院として建立されたことがよく理解できる光景でした。

    同じく、バイヨン寺院の敷地内に建つ49塔の祠堂に刻まれた、巨大な観音菩薩のレリーフのズームアップ光景です。仏教寺院として建立されたことがよく理解できる光景でした。

  • バイヨン寺院の祠堂群の光景です。アンコール・トム遺跡の中でも中心的な施設ですから、この後も紹介が続きます。

    バイヨン寺院の祠堂群の光景です。アンコール・トム遺跡の中でも中心的な施設ですから、この後も紹介が続きます。

  • 同じく、バイヨン寺院の祠堂群の光景です。日本のプロジェクトチームが補修を担当したのは、バイヨン人の東北と、東南角にある経蔵です。

    同じく、バイヨン寺院の祠堂群の光景です。日本のプロジェクトチームが補修を担当したのは、バイヨン人の東北と、東南角にある経蔵です。

  • 正面から眺めた、四面観音像の光景です。意志の強さを窺わせるようなお顔です。モデルを想像してみるのも一興ありそうです。

    正面から眺めた、四面観音像の光景です。意志の強さを窺わせるようなお顔です。モデルを想像してみるのも一興ありそうです。

  • 日本の足だけが残り、その上に頭部の一部らしいかけらが載せられていた光景です。足と頭の一部との関係も分かりません。どんな像だったのか、想像をたくましくする場面です。鳥の脚でしたら、真っ先に考えるのはガルーダ神です。

    日本の足だけが残り、その上に頭部の一部らしいかけらが載せられていた光景です。足と頭の一部との関係も分かりません。どんな像だったのか、想像をたくましくする場面です。鳥の脚でしたら、真っ先に考えるのはガルーダ神です。

  • 四面観音像の横顔です。目を閉じて瞑想する、静かなお顔の像です。

    イチオシ

    四面観音像の横顔です。目を閉じて瞑想する、静かなお顔の像です。

  • 正面から眺めた、四面観音像のお顔です。先ほどの像とは別の像です。バイヨン寺院の観音像は、なぜ四面なのか詳しい理由は分かりませんでしたが、東西南北の四方か四海、あるいは四界などと関連するのでしょうか。仏像にも、四面千手観音などがあります。

    正面から眺めた、四面観音像のお顔です。先ほどの像とは別の像です。バイヨン寺院の観音像は、なぜ四面なのか詳しい理由は分かりませんでしたが、東西南北の四方か四海、あるいは四界などと関連するのでしょうか。仏像にも、四面千手観音などがあります。

  • 石段を登り詰めた上に石造の骨組みだけが残っていました。石柱の形や文様は異なりますが、単独で眺めたら、古代ギリシャやローマ建築などを始めとする西方の遺跡を連想します。

    石段を登り詰めた上に石造の骨組みだけが残っていました。石柱の形や文様は異なりますが、単独で眺めたら、古代ギリシャやローマ建築などを始めとする西方の遺跡を連想します。

  • バイヨン寺院のデヴァター像の紹介です。デヴァターは、固有名詞ではない『女神』ですから、多彩な実在の人がモデルらしいことで、その違いを見分ける楽しみがあります。

    バイヨン寺院のデヴァター像の紹介です。デヴァターは、固有名詞ではない『女神』ですから、多彩な実在の人がモデルらしいことで、その違いを見分ける楽しみがあります。

  • バイヨン寺院のデヴァター像の顔の部分のズームアップ光景です。少し硬いようにも感じる表情でした。少しつり上がった眉と、固く結んだ口元の印象かも知れません。

    バイヨン寺院のデヴァター像の顔の部分のズームアップ光景です。少し硬いようにも感じる表情でした。少しつり上がった眉と、固く結んだ口元の印象かも知れません。

  • 少し損傷が目立った、デヴァター像の光景です。口元に微かに微笑み湛えた、穏やかな表情の癒し系の像でした。

    少し損傷が目立った、デヴァター像の光景です。口元に微かに微笑み湛えた、穏やかな表情の癒し系の像でした。

  • デヴァター像の紹介が続きます。あまり保存状態は良くないものの表情などはよく見て取れました。彫の深いシャープな顔立ちでした。

    デヴァター像の紹介が続きます。あまり保存状態は良くないものの表情などはよく見て取れました。彫の深いシャープな顔立ちでした。

  • 同じく、デヴァター像の紹介です。残念ながら、あまり保存状態のよくない像でしたが、穏やかな顔付きであることは読み取れました。

    同じく、デヴァター像の紹介です。残念ながら、あまり保存状態のよくない像でしたが、穏やかな顔付きであることは読み取れました。

  • 49基とされる石塔は、それぞれに内部の部屋が利用されていたのでしょうか、出入口門がありました。仏教には、輪廻転生という考え方があり、命日から四十九日の間に、故人が次に生まれ変わる世界(来世)が決まるとされています。日本では、今でも四十九日は法事の決まり事として受け継がれています。仏塔の数は、その数字との関係があるのかもしれません。

    49基とされる石塔は、それぞれに内部の部屋が利用されていたのでしょうか、出入口門がありました。仏教には、輪廻転生という考え方があり、命日から四十九日の間に、故人が次に生まれ変わる世界(来世)が決まるとされています。日本では、今でも四十九日は法事の決まり事として受け継がれています。仏塔の数は、その数字との関係があるのかもしれません。

  • 石塔の出入口門のズームアップ光景です。塔の反対側がそのまま見通せました。その手前の左右に出入口らしいものがありました。

    石塔の出入口門のズームアップ光景です。塔の反対側がそのまま見通せました。その手前の左右に出入口らしいものがありました。

  • 斜め前から眺めた四面観音像が刻まれた石塔の光景です。このあと、左寄りの像のズームアップ光景を紹介します。

    斜め前から眺めた四面観音像が刻まれた石塔の光景です。このあと、左寄りの像のズームアップ光景を紹介します。

  • 傷が多いお顔ですが、凛とした感じを受けました。見開いた両目と、固く結ばれた唇、彫の深い顔立ちの像です。バイヨン寺院の四面観音像のモデルに、ジャヤー・ヴァルマン7世(在位:1181〜1219年頃)説があることも納得できます。

    イチオシ

    傷が多いお顔ですが、凛とした感じを受けました。見開いた両目と、固く結ばれた唇、彫の深い顔立ちの像です。バイヨン寺院の四面観音像のモデルに、ジャヤー・ヴァルマン7世(在位:1181〜1219年頃)説があることも納得できます。

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